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15. 令嬢、過去の出来事を知る2
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「まぁ、あの時の御令息はミハイル様だったのですね!その様な出来事があった事は覚えておりますわ!」
思いがけないミハイルの告白に、アイリーシャは大層驚いた。件の令息が誰であったか迄は覚えていなかったのだが、そういった出来事があった事はとても印象深く覚えていたからだ。
「覚えているのですね。本当に申し訳なかった。」
苦虫を噛み潰したような顔で謝罪するミハイルを見て、自分の中に辛い記憶としてこの件が残ってしまっていたと誤解されそうになっている事を察したアイリーシャは、慌てて説明を付け足した。
「あ、いえ。私がこの出来事を良く覚えているのは、兄の所為でして……。この絵本の話を兄にもしましたら、ミハイル様と同じような……いえ、ミハイル様よりももっと容赦のない正論……正確な史実を説き伏せられたのです……。むしろそちらの方が大泣きしましたと言うか……まぁ、その様なこともあって、印象的な出来事として覚えていたのですよ。」
そう、10年前のあの日。
家に帰ったアイリーシャは、お城で男の子に言われた事を泣きながら兄に報告していた。
聡明な兄ならば、男の子の言ったことは間違っていて、建国の絵本が正しいと言ってくれると思ったからだ。
しかし実際は、兄の口からも男の子と同じ、いやそれ以上に身も蓋もない正確な史実で反論されて、大好きな絵本を否定されたアイリーシャは、ただただ大泣きしたのだった。
「子供の頃の話ですし、それに、ミハイル様は私に正しい歴史を教えようとしてくれたんですもの。謝ることはございませんわ。」
ですので、この話はこれで終わりにしましょうとアイリーシャは柔かに言った。
それから紅茶を一口飲んで「美味しいですわね」と、ミハイルに微笑みかけたのだった。
「有難う。」
彼女のその言葉に、ミハイルは救われた気持ちになった。長年悔やんでいた事が赦されたのだ。
晴れやかな気持ちでアイリーシャに倣ってミハイルも紅茶を飲んでみると、普段飲んでいる紅茶と同じなのにそれはとても美味しい極上の物に感じられたのだ。
誰と、どの様な心情で飲むかによってこんなにも紅茶の味が違ってくるのかと、これは新しい発見だった。
薔薇を愛でながらお茶を飲み、二人は他愛もない話を続けた。
「しかし、話を聞く限りアイリーシャ様はお兄様と仲が良さそうですね。確か、アルバート様でしたっけ。」
ミハイルは、アイリーシャの話には度々兄という単語が出て来ていることに気づいて、彼女とその兄はそんなに仲が良いのかと、実は先ほどから少し気になっていたのだ。
「はい。兄はアルバートです。確かに兄妹仲は良い方だと思います。兄は現実主義者なので、私が信じてた絵空事を、ことごとく否定したので幼い頃は恨んでましたが、でも今は2人とも成長したので上手くやっておりますわ。」
絵本の件もそうだったが、アルバートは、例えば天使などと言った子供が信じる空想上の出来事を現実的に論破してはアイリーシャを泣かせるような子供だったのだ。
だからいつも兄に泣かされるので、子供の頃はアイリーシャはあまりアルバートに近づかなくなっていったが、お互いに成長してアイリーシャはアルバートの正論を理解する知識を身につけて、またアルバートの方も物事を他者に上手く伝える言い回し方というのを覚えた為、成長してからの二人の仲はとても良好だった。
「社交の場でも、噂に聞きますよ。マイヨール侯爵家のアルバート様を敵に回してはいけないと一部では囁かれてますしね。」
それは果たして良い噂なのだろうかとか、あの兄は社交の場で一体何をしたのだろうかだとか、疑問が湧いて出て来たがそれらは心の中に留め置いて、代わりにアイリーシャは出がけに兄から渡された手紙の事を思い出し、口にしたのだった。
「そうだわ、その兄からミハイル様に手紙を預かってきております。なんでも、ミハイル様と一度話してみたいそうです。」
そう言ってアイリーシャは兄の手紙をミハイルに渡した。
手紙を受け取ると、ミハイルが今ここでこの手紙を読んでも良いかとアイリーシャに訊ねたので、彼女はどうぞお読みになってくださいと促したのだった。
許可を貰いミハイルは渡された封書を開封し、その場で中を確かめ始めた。
すると、数行読んだところでミハイルは手で口元を覆い、手紙を全部読むとうなだれてしまったのだ。
「どうかなされました?!」
手紙を読んで急に挙動がおかしくなったミハイルを心配して、アイリーシャが声をかけた。
「あっ、いえ、なんでもないです。」
しかし、ミハイルはなんでもないと言ったのだ。
すぐに平然を装ったようだが、ミハイルが動揺している事は明らかであったのにも関わらず。
「あの……何か失礼な事でも書いてありましたか?」
アイリーシャはそんなミハイルの様子を見て、おずおずと訊ねた。
あの兄ならばそう言った事もやりかねないと思っていたので、彼の態度が不審な事に不安を覚えたのだ。
「いえ……ちょっと驚く様な内容だったので、少し動揺してしまいました。けどもう大丈夫です。」
まだ動揺しているので少しぎこちなくではあるが、ミハイルは笑顔を作って取り繕った。
「成程……貴女のお兄様は実に狡猾……失礼、賢明な方ですね。とても興味が湧きました。是非一度会って話がしてみたいですね。」
(言い直したけども、今確かに狡猾って言いましたよね……)
会ったこともないミハイルに手紙だけでそう言わせる程とは、一体兄がどんな内容の手紙を書いたのかとアイリーシャは気になったが、彼が手紙の内容には触れてほしくなさそうだったので深追いはせずに、代わりに別の話題を提案をしてみた。
「それでしたら、ミハイル様を我が家に招待しますわ。今度お茶の席を用意しますので、そこで兄を紹介しますわ。」
家を出る時にアルバートもミハイルと話をしてみたいと言っていたし、ミハイルも兄と話したいと言うのならば自分が二人を引き合わせようとアイリーシャは閃き、自宅への招待を申し入れたのだった。
その提案にミハイルは、大きく目を見開いて一瞬驚いたようだったが、直ぐに我にかえり、そしてアイリーシャからのこの提案を、快く受け入れたのだった。
「有難うアイリーシャ様。ぜひお願いしたい。」
それから二人は、薔薇を愛でながらお互いの予定を確認し合い、ミハイルのマイヨール公爵家訪問を七日後に仮決定とした。
後はアルバートの予定次第である。
思いがけないミハイルの告白に、アイリーシャは大層驚いた。件の令息が誰であったか迄は覚えていなかったのだが、そういった出来事があった事はとても印象深く覚えていたからだ。
「覚えているのですね。本当に申し訳なかった。」
苦虫を噛み潰したような顔で謝罪するミハイルを見て、自分の中に辛い記憶としてこの件が残ってしまっていたと誤解されそうになっている事を察したアイリーシャは、慌てて説明を付け足した。
「あ、いえ。私がこの出来事を良く覚えているのは、兄の所為でして……。この絵本の話を兄にもしましたら、ミハイル様と同じような……いえ、ミハイル様よりももっと容赦のない正論……正確な史実を説き伏せられたのです……。むしろそちらの方が大泣きしましたと言うか……まぁ、その様なこともあって、印象的な出来事として覚えていたのですよ。」
そう、10年前のあの日。
家に帰ったアイリーシャは、お城で男の子に言われた事を泣きながら兄に報告していた。
聡明な兄ならば、男の子の言ったことは間違っていて、建国の絵本が正しいと言ってくれると思ったからだ。
しかし実際は、兄の口からも男の子と同じ、いやそれ以上に身も蓋もない正確な史実で反論されて、大好きな絵本を否定されたアイリーシャは、ただただ大泣きしたのだった。
「子供の頃の話ですし、それに、ミハイル様は私に正しい歴史を教えようとしてくれたんですもの。謝ることはございませんわ。」
ですので、この話はこれで終わりにしましょうとアイリーシャは柔かに言った。
それから紅茶を一口飲んで「美味しいですわね」と、ミハイルに微笑みかけたのだった。
「有難う。」
彼女のその言葉に、ミハイルは救われた気持ちになった。長年悔やんでいた事が赦されたのだ。
晴れやかな気持ちでアイリーシャに倣ってミハイルも紅茶を飲んでみると、普段飲んでいる紅茶と同じなのにそれはとても美味しい極上の物に感じられたのだ。
誰と、どの様な心情で飲むかによってこんなにも紅茶の味が違ってくるのかと、これは新しい発見だった。
薔薇を愛でながらお茶を飲み、二人は他愛もない話を続けた。
「しかし、話を聞く限りアイリーシャ様はお兄様と仲が良さそうですね。確か、アルバート様でしたっけ。」
ミハイルは、アイリーシャの話には度々兄という単語が出て来ていることに気づいて、彼女とその兄はそんなに仲が良いのかと、実は先ほどから少し気になっていたのだ。
「はい。兄はアルバートです。確かに兄妹仲は良い方だと思います。兄は現実主義者なので、私が信じてた絵空事を、ことごとく否定したので幼い頃は恨んでましたが、でも今は2人とも成長したので上手くやっておりますわ。」
絵本の件もそうだったが、アルバートは、例えば天使などと言った子供が信じる空想上の出来事を現実的に論破してはアイリーシャを泣かせるような子供だったのだ。
だからいつも兄に泣かされるので、子供の頃はアイリーシャはあまりアルバートに近づかなくなっていったが、お互いに成長してアイリーシャはアルバートの正論を理解する知識を身につけて、またアルバートの方も物事を他者に上手く伝える言い回し方というのを覚えた為、成長してからの二人の仲はとても良好だった。
「社交の場でも、噂に聞きますよ。マイヨール侯爵家のアルバート様を敵に回してはいけないと一部では囁かれてますしね。」
それは果たして良い噂なのだろうかとか、あの兄は社交の場で一体何をしたのだろうかだとか、疑問が湧いて出て来たがそれらは心の中に留め置いて、代わりにアイリーシャは出がけに兄から渡された手紙の事を思い出し、口にしたのだった。
「そうだわ、その兄からミハイル様に手紙を預かってきております。なんでも、ミハイル様と一度話してみたいそうです。」
そう言ってアイリーシャは兄の手紙をミハイルに渡した。
手紙を受け取ると、ミハイルが今ここでこの手紙を読んでも良いかとアイリーシャに訊ねたので、彼女はどうぞお読みになってくださいと促したのだった。
許可を貰いミハイルは渡された封書を開封し、その場で中を確かめ始めた。
すると、数行読んだところでミハイルは手で口元を覆い、手紙を全部読むとうなだれてしまったのだ。
「どうかなされました?!」
手紙を読んで急に挙動がおかしくなったミハイルを心配して、アイリーシャが声をかけた。
「あっ、いえ、なんでもないです。」
しかし、ミハイルはなんでもないと言ったのだ。
すぐに平然を装ったようだが、ミハイルが動揺している事は明らかであったのにも関わらず。
「あの……何か失礼な事でも書いてありましたか?」
アイリーシャはそんなミハイルの様子を見て、おずおずと訊ねた。
あの兄ならばそう言った事もやりかねないと思っていたので、彼の態度が不審な事に不安を覚えたのだ。
「いえ……ちょっと驚く様な内容だったので、少し動揺してしまいました。けどもう大丈夫です。」
まだ動揺しているので少しぎこちなくではあるが、ミハイルは笑顔を作って取り繕った。
「成程……貴女のお兄様は実に狡猾……失礼、賢明な方ですね。とても興味が湧きました。是非一度会って話がしてみたいですね。」
(言い直したけども、今確かに狡猾って言いましたよね……)
会ったこともないミハイルに手紙だけでそう言わせる程とは、一体兄がどんな内容の手紙を書いたのかとアイリーシャは気になったが、彼が手紙の内容には触れてほしくなさそうだったので深追いはせずに、代わりに別の話題を提案をしてみた。
「それでしたら、ミハイル様を我が家に招待しますわ。今度お茶の席を用意しますので、そこで兄を紹介しますわ。」
家を出る時にアルバートもミハイルと話をしてみたいと言っていたし、ミハイルも兄と話したいと言うのならば自分が二人を引き合わせようとアイリーシャは閃き、自宅への招待を申し入れたのだった。
その提案にミハイルは、大きく目を見開いて一瞬驚いたようだったが、直ぐに我にかえり、そしてアイリーシャからのこの提案を、快く受け入れたのだった。
「有難うアイリーシャ様。ぜひお願いしたい。」
それから二人は、薔薇を愛でながらお互いの予定を確認し合い、ミハイルのマイヨール公爵家訪問を七日後に仮決定とした。
後はアルバートの予定次第である。
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