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第1話 クラスの片隅の君
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ありふれた高校二年生の春。俺、相田航の日常は退屈という名のレールの上を走っていた。朝起きて学校へ行く。可もなく不可もない授業を受ける。昼休みは親友の健太と馬鹿話をして、放課後は適当に時間を潰して家に帰る。そんな毎日だ。
「なあ航。うちのクラスの女子ランキング、最新版が発表されたらしいぜ」
昼休みの喧騒の中、焼きそばパンを頬張る健太がニヤニヤしながら言った。こいつ、鈴木健太はサッカー部のエースで、快活な性格からクラスの人気者だ。俺とは中学からの付き合いになる。
「またその話かよ。誰がそんなもん決めてんだ」
「主に男子の総意だよ。で、不動の一位はやっぱり天野さん」
健太の視線の先には、クラスの中心で笑う天野莉奈がいた。明るい茶髪にぱっちりとした目。流行りのメイクも完璧で、誰に対しても気さくな彼女は、まさにスクールカーストの頂点に君臨する女王だ。非の打ち所がない『クラスで1番可愛い子』。異論はない。
「二位は白石さんで確定だな」
「ああ、図書委員の」
天野さんとは対照的に、白石楓は物静かな文学少女だ。黒縁メガネの奥の瞳は知的で、透き通るような白い肌が印象的。休み時間も大抵本を読んでいる。その儚げな雰囲気が一部の男子に絶大な人気を誇っていた。これもまあ、納得の人選だろう。
「で、だ。問題は三位だよ」
「三位?」
俺は特に興味もなさそうに、弁当の卵焼きを口に運んだ。一位と二位は鉄板だ。三位なんて誰でもいいだろう。
健太は声を潜め、意味ありげに顎で教室の隅を示した。窓際の一番後ろの席。そこに、彼女はいた。
月宮雫。
外の景色を眺めているのか、本を読んでいるのか。長い黒髪が横顔を隠していて、表情は窺えない。ただ、窓から差し込む春の陽光が、彼女の輪郭を淡く縁取っていた。その姿はまるで、一枚の絵画のようだ。
「月宮さんか。まあ、綺麗だよな」
俺の呟きに、健太は「だろ?」と大げさに頷いた。
月宮雫は、確かに美少女だ。艶のある黒髪は背中まで伸び、小さな顔には人形のように整ったパーツが配置されている。肌は白く、少し陽に当たっただけで赤くなってしまいそうなほど繊細に見えた。
黙って座っているだけで、周囲の空気を変えてしまうような存在感がある。
では、なぜ彼女が一位や二位ではなく「三番目」なのか。
理由は単純明快だった。彼女は、笑わない。話さない。誰とも関わろうとしない。俺はこのクラスになって一ヶ月以上経つが、彼女の声を一度も聞いたことがなかった。クラスメイトと会話している姿も、もちろん見たことがない。
「愛想があれば余裕で一位なのになぁ。もったいない」
「仕方ないだろ。ああいう性格なんだろ」
「それにしても鉄壁すぎる。プリント渡しても無言で会釈するだけだぜ? 俺のメンタルじゃもう無理」
健太が嘆く通りだった。彼女は常に一人で、休み時間も移動教室も、決して誰かと連れ立つことはない。分厚い文庫本が唯一の友達であるかのように、いつも静かにページをめくっている。
そのミステリアスな雰囲気が、かえって彼女の美しさを際立たせているのかもしれない。だが、同時に近寄りがたい壁にもなっていた。
だからこその『クラスで3番目に可愛い子』。それは、誰もが認める美貌を持ちながら、その内面に誰も触れることができない彼女への、男子たちの複雑な評価の現れだった。ある種の畏怖と、少しの諦めが混じった絶妙な称号。
午後の授業が始まる。今日は古典で、教師の抑揚のない声が眠気を誘った。俺は欠伸を噛み殺しながら、無意識に月宮さんの席に視線を送る。
彼女は背筋を伸ばし、真面目に黒板を見つめていた。教科書に視線を落とす長い睫毛。時折、さらりと揺れる黒髪。その一つ一つの動作が、やけに洗練されて見えた。何を考えているのか、全く分からない。彼女の周りだけ、時間がゆっくり流れているような錯覚に陥る。
もし、彼女が天野さんのように笑い、白石さんのように穏やかに話したら、一体どんな感じなのだろう。そんなあり得ない想像をして、俺は小さく首を振った。あり得ない。彼女は月宮雫だ。クラスの片隅に咲く、触れることのできない高嶺の花。俺のような平凡な男が関わることなど、未来永劫ないだろう。
授業終了のチャイムが鳴り、教室は再び騒がしさを取り戻した。女子たちは次の移動教室の準備をしながら、週末の予定を楽しそうに話している。健太は「部活行ってくるわ」と、早々に教室を飛び出していった。
俺は日直の仕事があったため、教室に残って日誌を書く。がやがやとした喧騒が少しずつ遠ざかり、人の気配がまばらになっていく。やがて、教室には俺と、まだ帰る準備をしている数人だけが残された。その中にはもちろん、月宮さんもいた。
彼女は慌てるでもなく、ゆっくりとした動作で教科書を鞄にしまっている。その仕草すら、どこか優雅に見えてしまうのだから不思議だ。俺は日誌を書く手を動かしながら、横目で彼女を盗み見る。
彼女が何を考えているのか知りたい、なんて大それたことは思わない。ただ、少しだけ気になっていた。彼女は、この賑やかな教室で一人きりでいることを、どう感じているのだろうか。寂しいのか、それとも心地良いのか。
全ての荷物を鞄に詰め終えた月宮さんは、静かに椅子を引いて立ち上がった。そして、俺の方に一瞥もくれることなく、静かな足取りで教室のドアに向かう。
「……お疲れ」
喉まで出かかった言葉を、俺は飲み込んだ。言えるはずがない。言ったところで、彼女は驚いたように少し目を見開いて、無言で会釈して去っていくだけだろう。それだけのことに、なぜか途方もない勇気が必要な気がした。
パタン、と静かにドアが閉まる。彼女がいなくなった教室は、まるで祭りの後のような静けさに包まれていた。俺は書き終えた日誌を閉じ、大きくため息をついた。
窓の外では、太陽が傾き始めている。オレンジ色の光が差し込む教室は、どこか非日常的な空間に見えた。
月宮雫。
クラスで3番目に可愛い、無口な女の子。
彼女と俺の世界が交わることはない。今はまだ、そう思っていた。この平凡な日常が、彼女の存在によって、思いもよらない色に染まっていくことなど、知る由もなかった。
「なあ航。うちのクラスの女子ランキング、最新版が発表されたらしいぜ」
昼休みの喧騒の中、焼きそばパンを頬張る健太がニヤニヤしながら言った。こいつ、鈴木健太はサッカー部のエースで、快活な性格からクラスの人気者だ。俺とは中学からの付き合いになる。
「またその話かよ。誰がそんなもん決めてんだ」
「主に男子の総意だよ。で、不動の一位はやっぱり天野さん」
健太の視線の先には、クラスの中心で笑う天野莉奈がいた。明るい茶髪にぱっちりとした目。流行りのメイクも完璧で、誰に対しても気さくな彼女は、まさにスクールカーストの頂点に君臨する女王だ。非の打ち所がない『クラスで1番可愛い子』。異論はない。
「二位は白石さんで確定だな」
「ああ、図書委員の」
天野さんとは対照的に、白石楓は物静かな文学少女だ。黒縁メガネの奥の瞳は知的で、透き通るような白い肌が印象的。休み時間も大抵本を読んでいる。その儚げな雰囲気が一部の男子に絶大な人気を誇っていた。これもまあ、納得の人選だろう。
「で、だ。問題は三位だよ」
「三位?」
俺は特に興味もなさそうに、弁当の卵焼きを口に運んだ。一位と二位は鉄板だ。三位なんて誰でもいいだろう。
健太は声を潜め、意味ありげに顎で教室の隅を示した。窓際の一番後ろの席。そこに、彼女はいた。
月宮雫。
外の景色を眺めているのか、本を読んでいるのか。長い黒髪が横顔を隠していて、表情は窺えない。ただ、窓から差し込む春の陽光が、彼女の輪郭を淡く縁取っていた。その姿はまるで、一枚の絵画のようだ。
「月宮さんか。まあ、綺麗だよな」
俺の呟きに、健太は「だろ?」と大げさに頷いた。
月宮雫は、確かに美少女だ。艶のある黒髪は背中まで伸び、小さな顔には人形のように整ったパーツが配置されている。肌は白く、少し陽に当たっただけで赤くなってしまいそうなほど繊細に見えた。
黙って座っているだけで、周囲の空気を変えてしまうような存在感がある。
では、なぜ彼女が一位や二位ではなく「三番目」なのか。
理由は単純明快だった。彼女は、笑わない。話さない。誰とも関わろうとしない。俺はこのクラスになって一ヶ月以上経つが、彼女の声を一度も聞いたことがなかった。クラスメイトと会話している姿も、もちろん見たことがない。
「愛想があれば余裕で一位なのになぁ。もったいない」
「仕方ないだろ。ああいう性格なんだろ」
「それにしても鉄壁すぎる。プリント渡しても無言で会釈するだけだぜ? 俺のメンタルじゃもう無理」
健太が嘆く通りだった。彼女は常に一人で、休み時間も移動教室も、決して誰かと連れ立つことはない。分厚い文庫本が唯一の友達であるかのように、いつも静かにページをめくっている。
そのミステリアスな雰囲気が、かえって彼女の美しさを際立たせているのかもしれない。だが、同時に近寄りがたい壁にもなっていた。
だからこその『クラスで3番目に可愛い子』。それは、誰もが認める美貌を持ちながら、その内面に誰も触れることができない彼女への、男子たちの複雑な評価の現れだった。ある種の畏怖と、少しの諦めが混じった絶妙な称号。
午後の授業が始まる。今日は古典で、教師の抑揚のない声が眠気を誘った。俺は欠伸を噛み殺しながら、無意識に月宮さんの席に視線を送る。
彼女は背筋を伸ばし、真面目に黒板を見つめていた。教科書に視線を落とす長い睫毛。時折、さらりと揺れる黒髪。その一つ一つの動作が、やけに洗練されて見えた。何を考えているのか、全く分からない。彼女の周りだけ、時間がゆっくり流れているような錯覚に陥る。
もし、彼女が天野さんのように笑い、白石さんのように穏やかに話したら、一体どんな感じなのだろう。そんなあり得ない想像をして、俺は小さく首を振った。あり得ない。彼女は月宮雫だ。クラスの片隅に咲く、触れることのできない高嶺の花。俺のような平凡な男が関わることなど、未来永劫ないだろう。
授業終了のチャイムが鳴り、教室は再び騒がしさを取り戻した。女子たちは次の移動教室の準備をしながら、週末の予定を楽しそうに話している。健太は「部活行ってくるわ」と、早々に教室を飛び出していった。
俺は日直の仕事があったため、教室に残って日誌を書く。がやがやとした喧騒が少しずつ遠ざかり、人の気配がまばらになっていく。やがて、教室には俺と、まだ帰る準備をしている数人だけが残された。その中にはもちろん、月宮さんもいた。
彼女は慌てるでもなく、ゆっくりとした動作で教科書を鞄にしまっている。その仕草すら、どこか優雅に見えてしまうのだから不思議だ。俺は日誌を書く手を動かしながら、横目で彼女を盗み見る。
彼女が何を考えているのか知りたい、なんて大それたことは思わない。ただ、少しだけ気になっていた。彼女は、この賑やかな教室で一人きりでいることを、どう感じているのだろうか。寂しいのか、それとも心地良いのか。
全ての荷物を鞄に詰め終えた月宮さんは、静かに椅子を引いて立ち上がった。そして、俺の方に一瞥もくれることなく、静かな足取りで教室のドアに向かう。
「……お疲れ」
喉まで出かかった言葉を、俺は飲み込んだ。言えるはずがない。言ったところで、彼女は驚いたように少し目を見開いて、無言で会釈して去っていくだけだろう。それだけのことに、なぜか途方もない勇気が必要な気がした。
パタン、と静かにドアが閉まる。彼女がいなくなった教室は、まるで祭りの後のような静けさに包まれていた。俺は書き終えた日誌を閉じ、大きくため息をついた。
窓の外では、太陽が傾き始めている。オレンジ色の光が差し込む教室は、どこか非日常的な空間に見えた。
月宮雫。
クラスで3番目に可愛い、無口な女の子。
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