16 / 97
第16話 買い物と初めての贈り物、あるいは未来の再現
しおりを挟む
映画館の薄暗がりから解放され、俺たちは昼食のためにショッピングモールのレストラン街へと向かった。
隣を歩く雪城さんは、すっかりいつものクールな仮面を取り戻している。映画館でのパニックなどまるでなかったかのように、その背筋はピンと伸び、歩き方にも一切の乱れがない。
だが、俺には分かっていた。時折、俺の左腕にちらりと視線を送り、すぐに逸らす、その些細な仕草。彼女は、俺の腕にしがみついてしまったことを、間違いなく意識している。その事実が、なぜか俺の心をくすぐった。
「こちらです。予約していた雪城です」
彼女が案内されたのは、白を基調としたお洒落なイタリアンレストランだった。未来の俺が絶賛したというだけあって、店内はほぼ満席。予約なしでは入れなかっただろう。彼女の完璧なプランニングに、俺は内心舌を巻いた。
窓際の席に案内され、メニューを開く。
「あなたはいつも、ペスカトーレを頼んでいました。魚介のエキスが凝縮されたソースが好みだと」
「……お前、俺の食生活データ、全部インプットされてるのか?」
「はい。あなたの食生活、睡眠サイクル、健康状態、バイタルデータに至るまで、全て私の管理下にあります」
「プライバシーって知ってるか?」
「未来では、それら全てを共有し、お互いを管理し合うことが、最高の愛情表現であるとされていました」
とんでもない未来だ。
俺は諦めて、彼女の言う通りペスカトーレを注文した。もちろん、彼女が頼んだボンゴレビアンコも、未来の彼女の定番メニューなのだろう。
運ばれてきたパスタは、文句のつけようがないほど美味かった。
新鮮な魚介の旨味が溶け込んだトマトソースが、絶妙なアルデンテのパスタに絡みつく。俺は夢中でフォークを進めた。
「映画、どうだった?」
俺が何気なく尋ねると、彼女はパスタを口に運びながら、少しだけ間を置いて答えた。
「……音響設計に問題がありました。低周波を不必要に強調し、観客の不安を煽る手法は時代遅れです。ストーリー構成も、伏線の回収がやや強引でしたね。総評としては、72点といったところでしょうか」
完璧な評論家のような口ぶり。だが、俺はニヤリと笑って突っ込む。
「へえ、そんなに冷静に分析できてたんだ。俺の腕にしがみつきながら」
「……っ!」
彼女のフォークを持つ手が、ピタリと止まった。顔が、みるみるうちに赤く染まっていく。
「あれは、不可抗力です! あなたの心拍数が異常に上昇したのを感知したため、緊急時に備えて体を支えていただけです!」
「俺のせいにするなよ!」
「と、とにかく! あれは私の本意ではありません! あなたの安全確保という、業務の一環です!」
しどろもどろになりながら、必死に言い訳を並べる彼女。その姿は、いつものクールな彼女からは想像もつかないほど人間味にあふれていて、可愛らしくて。
俺は思わず、声を上げて笑ってしまった。
「ははっ、わかったよ。業務ご苦労さま」
「……笑わないでください」
唇を尖らせて、拗ねたように俺を睨む彼女。その表情すら、俺の目には魅力的に映った。
このデートは、俺が思っていたよりも、ずっとずっと楽しいのかもしれない。
昼食を終え、俺たちはショッピングモールの中を散策し始めた。
これもデートプランの一環なのだろう。彼女は特に目的があるわけでもなさそうに、様々なショップを覗いて回る。
洋服屋で、彼女はマネキンが着ているワンピースをじっと見つめていた。
「未来のあなたなら、『その服も似合うけど、俺は白い方が好きだな』と言うでしょうね」
本屋では、平積みにされた恋愛小説を手に取り、
「あなたは、こういうベタなハッピーエンドが好きでした。私も、好きです」
と、俺にだけ聞こえる声で呟く。
彼女の口から語られる未来の俺は、なんだかすごく格好良くて、そして彼女にベタ惚れな男だった。それが少し気恥ずかしいような、誇らしいような、不思議な気持ちになる。
俺たちは、まるで普通のカップルのように、ウィンドウショッピングを楽しんでいた。この時間が、永遠に続けばいいのに。柄にもなく、そんなことまで考えてしまった。
しばらく歩いていると、ふと、彼女の足が止まった。
視線の先にあるのは、ガラス張りの、きらびやかなアクセサリーショップだった。ショーケースの中には、ネックレスやピアス、指輪などが、宝石のように輝いている。
彼女は、何かに引き寄せられるように、その店の中へと入っていった。俺も、その後を追う。
彼女は、ショーケースの中の一点を、じっと見つめていた。その瞳は、今まで見たことがないくらい、真剣で、そしてどこか懐かしむような色を帯びている。
俺は彼女の隣に立ち、その視線の先を追った。
そこにあったのは、一つのネックレスだった。
華奢なシルバーのチェーンに、小さな雪の結晶をモチーフにしたペンダントトップ。中央には、控えめながらもキラリと光る、小さな石が埋め込まれている。
派手さはない。だが、繊細で、上品で、彼女の持つ透明感のある美しさに、驚くほどマッチしているデザインだった。
「どうしたんだ? それが気になるのか?」
俺が声をかけると、彼女はゆっくりとこちらを振り返った。その顔は、少し照れているようで、それでいて、どうしようもなく嬉しそうだった。
「……これ」
彼女が、白い指先でショーケースを指さす。
「未来で、あなたが私に初めてプレゼントしてくれたものと、全く同じデザインです」
その言葉に、俺の心臓がドクンと大きく跳ねた。「初めてのプレゼント」という言葉の重みが、ずしりと俺にのしかかってきた。
彼女は、遠い昔を懐かしむような、夢見るような瞳で語り始めた。
「高校を卒業して、あなたが初めてのアルバイト代を貰った日でした。私の誕生日でもない、何でもない日に、あなたは私を呼び出して、小さな箱を差し出したんです」
彼女の声は、少しだけ震えている。
「あなたは、すごく照れながら、『冬花のイメージにぴったりだと思ったから』って……。その時のあなたの顔、今でもはっきりと覚えています」
「……」
「すごく、すごく嬉しかった。もらったアクセサリーよりも、私のことを想って、これを選んでくれたあなたの気持ちが、何よりも嬉しかった。私は、それを一生の宝物にしようと誓ったんです」
その時の情景が、目に浮かぶようだった。未来の俺と、目の前の彼女。二人の間には、間違いなく、温かくて幸せな時間が流れていたのだろう。
彼女の瞳が、きらりと潤んだ。それは、悲しみの涙ではない。幸福な記憶からくる、愛おしさに満ちた涙だった。
そして、彼女は潤んだ瞳で、俺を真っ直ぐに見上げた。
未来の事実を語る時の、クールな彼女ではない。
映画館で、俺の腕にしがみついていた、か弱い彼女でもない。
ただ、一人の恋する乙女の顔で。
少し恥ずかしそうに、頬を染めながら、しかし、はっきりと、彼女は告げた。
「……欲しい、です」
その一言は、どんな理屈よりも、どんな未来の事実よりも、強く、深く、俺の心のど真ん中に突き刺さった。
これは、未来の再現などではない。
今、目の前にいる雪城冬花が、今の俺に、心から願っている、たった一つの、可愛いわがままだった。
隣を歩く雪城さんは、すっかりいつものクールな仮面を取り戻している。映画館でのパニックなどまるでなかったかのように、その背筋はピンと伸び、歩き方にも一切の乱れがない。
だが、俺には分かっていた。時折、俺の左腕にちらりと視線を送り、すぐに逸らす、その些細な仕草。彼女は、俺の腕にしがみついてしまったことを、間違いなく意識している。その事実が、なぜか俺の心をくすぐった。
「こちらです。予約していた雪城です」
彼女が案内されたのは、白を基調としたお洒落なイタリアンレストランだった。未来の俺が絶賛したというだけあって、店内はほぼ満席。予約なしでは入れなかっただろう。彼女の完璧なプランニングに、俺は内心舌を巻いた。
窓際の席に案内され、メニューを開く。
「あなたはいつも、ペスカトーレを頼んでいました。魚介のエキスが凝縮されたソースが好みだと」
「……お前、俺の食生活データ、全部インプットされてるのか?」
「はい。あなたの食生活、睡眠サイクル、健康状態、バイタルデータに至るまで、全て私の管理下にあります」
「プライバシーって知ってるか?」
「未来では、それら全てを共有し、お互いを管理し合うことが、最高の愛情表現であるとされていました」
とんでもない未来だ。
俺は諦めて、彼女の言う通りペスカトーレを注文した。もちろん、彼女が頼んだボンゴレビアンコも、未来の彼女の定番メニューなのだろう。
運ばれてきたパスタは、文句のつけようがないほど美味かった。
新鮮な魚介の旨味が溶け込んだトマトソースが、絶妙なアルデンテのパスタに絡みつく。俺は夢中でフォークを進めた。
「映画、どうだった?」
俺が何気なく尋ねると、彼女はパスタを口に運びながら、少しだけ間を置いて答えた。
「……音響設計に問題がありました。低周波を不必要に強調し、観客の不安を煽る手法は時代遅れです。ストーリー構成も、伏線の回収がやや強引でしたね。総評としては、72点といったところでしょうか」
完璧な評論家のような口ぶり。だが、俺はニヤリと笑って突っ込む。
「へえ、そんなに冷静に分析できてたんだ。俺の腕にしがみつきながら」
「……っ!」
彼女のフォークを持つ手が、ピタリと止まった。顔が、みるみるうちに赤く染まっていく。
「あれは、不可抗力です! あなたの心拍数が異常に上昇したのを感知したため、緊急時に備えて体を支えていただけです!」
「俺のせいにするなよ!」
「と、とにかく! あれは私の本意ではありません! あなたの安全確保という、業務の一環です!」
しどろもどろになりながら、必死に言い訳を並べる彼女。その姿は、いつものクールな彼女からは想像もつかないほど人間味にあふれていて、可愛らしくて。
俺は思わず、声を上げて笑ってしまった。
「ははっ、わかったよ。業務ご苦労さま」
「……笑わないでください」
唇を尖らせて、拗ねたように俺を睨む彼女。その表情すら、俺の目には魅力的に映った。
このデートは、俺が思っていたよりも、ずっとずっと楽しいのかもしれない。
昼食を終え、俺たちはショッピングモールの中を散策し始めた。
これもデートプランの一環なのだろう。彼女は特に目的があるわけでもなさそうに、様々なショップを覗いて回る。
洋服屋で、彼女はマネキンが着ているワンピースをじっと見つめていた。
「未来のあなたなら、『その服も似合うけど、俺は白い方が好きだな』と言うでしょうね」
本屋では、平積みにされた恋愛小説を手に取り、
「あなたは、こういうベタなハッピーエンドが好きでした。私も、好きです」
と、俺にだけ聞こえる声で呟く。
彼女の口から語られる未来の俺は、なんだかすごく格好良くて、そして彼女にベタ惚れな男だった。それが少し気恥ずかしいような、誇らしいような、不思議な気持ちになる。
俺たちは、まるで普通のカップルのように、ウィンドウショッピングを楽しんでいた。この時間が、永遠に続けばいいのに。柄にもなく、そんなことまで考えてしまった。
しばらく歩いていると、ふと、彼女の足が止まった。
視線の先にあるのは、ガラス張りの、きらびやかなアクセサリーショップだった。ショーケースの中には、ネックレスやピアス、指輪などが、宝石のように輝いている。
彼女は、何かに引き寄せられるように、その店の中へと入っていった。俺も、その後を追う。
彼女は、ショーケースの中の一点を、じっと見つめていた。その瞳は、今まで見たことがないくらい、真剣で、そしてどこか懐かしむような色を帯びている。
俺は彼女の隣に立ち、その視線の先を追った。
そこにあったのは、一つのネックレスだった。
華奢なシルバーのチェーンに、小さな雪の結晶をモチーフにしたペンダントトップ。中央には、控えめながらもキラリと光る、小さな石が埋め込まれている。
派手さはない。だが、繊細で、上品で、彼女の持つ透明感のある美しさに、驚くほどマッチしているデザインだった。
「どうしたんだ? それが気になるのか?」
俺が声をかけると、彼女はゆっくりとこちらを振り返った。その顔は、少し照れているようで、それでいて、どうしようもなく嬉しそうだった。
「……これ」
彼女が、白い指先でショーケースを指さす。
「未来で、あなたが私に初めてプレゼントしてくれたものと、全く同じデザインです」
その言葉に、俺の心臓がドクンと大きく跳ねた。「初めてのプレゼント」という言葉の重みが、ずしりと俺にのしかかってきた。
彼女は、遠い昔を懐かしむような、夢見るような瞳で語り始めた。
「高校を卒業して、あなたが初めてのアルバイト代を貰った日でした。私の誕生日でもない、何でもない日に、あなたは私を呼び出して、小さな箱を差し出したんです」
彼女の声は、少しだけ震えている。
「あなたは、すごく照れながら、『冬花のイメージにぴったりだと思ったから』って……。その時のあなたの顔、今でもはっきりと覚えています」
「……」
「すごく、すごく嬉しかった。もらったアクセサリーよりも、私のことを想って、これを選んでくれたあなたの気持ちが、何よりも嬉しかった。私は、それを一生の宝物にしようと誓ったんです」
その時の情景が、目に浮かぶようだった。未来の俺と、目の前の彼女。二人の間には、間違いなく、温かくて幸せな時間が流れていたのだろう。
彼女の瞳が、きらりと潤んだ。それは、悲しみの涙ではない。幸福な記憶からくる、愛おしさに満ちた涙だった。
そして、彼女は潤んだ瞳で、俺を真っ直ぐに見上げた。
未来の事実を語る時の、クールな彼女ではない。
映画館で、俺の腕にしがみついていた、か弱い彼女でもない。
ただ、一人の恋する乙女の顔で。
少し恥ずかしそうに、頬を染めながら、しかし、はっきりと、彼女は告げた。
「……欲しい、です」
その一言は、どんな理屈よりも、どんな未来の事実よりも、強く、深く、俺の心のど真ん中に突き刺さった。
これは、未来の再現などではない。
今、目の前にいる雪城冬花が、今の俺に、心から願っている、たった一つの、可愛いわがままだった。
1
あなたにおすすめの小説
小さい頃「お嫁さんになる!」と妹系の幼馴染みに言われて、彼女は今もその気でいる!
竜ヶ崎彰
恋愛
「いい加減大人の階段上ってくれ!!」
俺、天道涼太には1つ年下の可愛い幼馴染みがいる。
彼女の名前は下野ルカ。
幼少の頃から俺にベッタリでかつては将来"俺のお嫁さんになる!"なんて事も言っていた。
俺ももう高校生になったと同時にルカは中学3年生。
だけど、ルカはまだ俺のお嫁さんになる!と言っている!
堅物真面目少年と妹系ゆるふわ天然少女による拗らせ系ラブコメ開幕!!
クラスで一番人気者の女子が構ってくるのだが、そろそろ僕がコミュ障だとわかってもらいたい
みずがめ
恋愛
学生にとって、席替えはいつだって大イベントである。
それはカースト最下位のぼっちである鈴本克巳も同じことであった。せめて穏やかな学生生活をを求める克巳は陽キャグループに囲まれないようにと願っていた。
願いが届いたのか、克巳は窓際の後ろから二番目の席を獲得する。しかし喜んでいたのも束の間、彼の後ろの席にはクラスで一番の人気者の女子、篠原渚が座っていた。
スクールカーストでの格差がありすぎる二人。席が近いとはいえ、関わることはあまりないのだろうと思われていたのだが、渚の方から克巳にしょっちゅう話しかけてくるのであった。
ぼっち男子×のほほん女子のほのぼのラブコメです。
※あっきコタロウさんのフリーイラストを使用しています。
昔好きだったお姉さんが不倫されたので落としに行ったら後輩からも好かれていた
九戸政景
恋愛
高校三年生の柴代大和は、小学校一年生の頃からの付き合いである秋田泰希の姉である夕希に恋心を抱いていたが、夕希の結婚をきっかけに恋心を諦めていた。
そして小学生の頃の夢を見た日、泰希から大和は夕希の離婚を伝えられ、それと同時にある頼みをされる。
バイト先の先輩ギャルが実はクラスメイトで、しかも推しが一緒だった件
沢田美
恋愛
「きょ、今日からお世話になります。有馬蓮です……!」
高校二年の有馬蓮は、人生初のアルバイトで緊張しっぱなし。
そんな彼の前に現れたのは、銀髪ピアスのギャル系先輩――白瀬紗良だった。
見た目は派手だけど、話してみるとアニメもゲームも好きな“同類”。
意外な共通点から意気投合する二人。
だけどその日の帰り際、店長から知らされたのは――
> 「白瀬さん、今日で最後のシフトなんだよね」
一期一会の出会い。もう会えないと思っていた。
……翌日、学校で再会するまでは。
実は同じクラスの“白瀬さん”だった――!?
オタクな少年とギャルな少女の、距離ゼロから始まる青春ラブコメ。
友達の妹が、入浴してる。
つきのはい
恋愛
「交換してみない?」
冴えない高校生の藤堂夏弥は、親友のオシャレでモテまくり同級生、鈴川洋平にバカげた話を持ちかけられる。
それは、お互い現在同居中の妹達、藤堂秋乃と鈴川美咲を交換して生活しようというものだった。
鈴川美咲は、美男子の洋平に勝るとも劣らない美少女なのだけれど、男子に嫌悪感を示し、夏弥とも形式的な会話しかしなかった。
冴えない男子と冷めがちな女子の距離感が、二人暮らしのなかで徐々に変わっていく。
そんなラブコメディです。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
元おっさんの幼馴染育成計画
みずがめ
恋愛
独身貴族のおっさんが逆行転生してしまった。結婚願望がなかったわけじゃない、むしろ強く思っていた。今度こそ人並みのささやかな夢を叶えるために彼女を作るのだ。
だけど結婚どころか彼女すらできたことのないような日陰ものの自分にそんなことができるのだろうか? 軟派なことをできる自信がない。ならば幼馴染の女の子を作ってそのままゴールインすればいい。という考えのもと始まる元おっさんの幼馴染育成計画。
※この作品は小説家になろうにも掲載しています。
※【挿絵あり】の話にはいただいたイラストを載せています。表紙はチャーコさんが依頼して、まるぶち銀河さんに描いていただきました。
学園の美人三姉妹に告白して断られたけど、わたしが義妹になったら溺愛してくるようになった
白藍まこと
恋愛
主人公の花野明莉は、学園のアイドル 月森三姉妹を崇拝していた。
クールな長女の月森千夜、おっとり系な二女の月森日和、ポジティブ三女の月森華凛。
明莉は遠くからその姿を見守ることが出来れば満足だった。
しかし、その情熱を恋愛感情と捉えられたクラスメイトによって、明莉は月森三姉妹に告白を強いられてしまう。結果フラれて、クラスの居場所すらも失うことに。
そんな絶望に拍車をかけるように、親の再婚により明莉は月森三姉妹と一つ屋根の下で暮らす事になってしまう。義妹としてスタートした新生活は最悪な展開になると思われたが、徐々に明莉は三姉妹との距離を縮めていく。
三姉妹に溺愛されていく共同生活が始まろうとしていた。
※他サイトでも掲載中です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる