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第4話 庭いじりのついでに厄介払いです
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俺の気怠げな一言は、張り詰めていた森の空気を奇妙な形で弛緩させた。
兵士たちは一瞬、何を言われたのか理解できないという顔で互いを見合わせる。そりゃそうだろう。命のやり取りをしている緊迫した状況の真っ只中に、パジャマ姿の眠そうな男がふらりと現れて「迷惑だ」と言い放ったのだ。常識的に考えて、理解の範疇を超えている。
「……き、貴様、何者だ!」
最初に我に返ったのは、隊長格の男だった。剣の切っ先を震わせながら、俺に向けて怒鳴りつけてくる。その声には、怒りよりもむしろ困惑の色が強く滲んでいた。
「リリアーナ様の反逆に加担するつもりか! そうでないなら、その女を我々に引き渡せ! さすれば、貴様の罪は見逃してやらんでもない!」
「反逆? 罪? なんの話だ?」
俺は心底面倒くさそうに眉をひそめた。政治的なゴタゴタなど、前世の会社の派閥争いと同じくらいどうでもいい。関わりたくもない。
「あんたたちの事情なんて知ったこっちゃないんだよ。俺はただ、静かに眠りたいだけだ。わかるか? 俺の安眠を妨害するなと言っているんだ。だから、とっとと帰ってくれ」
俺の要求は至ってシンプルだ。静かにしてくれ。それだけである。
しかし、そのあまりにも自分本位な物言いは、兵士たちのプライドをいたく傷つけたらしい。隊長の顔がみるみるうちに怒りで赤く染まっていく。
「ふ、ふざけるなあっ! 我らは公爵様の命を受け、国家の反逆者を追っているのだ! それを、一介の平民が……いや、魔術の使い手か何か知らんが、我らを侮辱するにも程があるぞ!」
「そうだそうだ!」「その女を渡せ!」
他の兵士たちも口々に騒ぎ立てる。ああ、もう、本当にうるさい。なぜ俺のシンプルな要求が通じないのか。会話が成立しない相手というのは、どうしてこうも疲れるのか。
「……はあ。話が通じないなら仕方ないな」
俺の呟きを、降参の意思表示と勘違いしたのだろう。隊長がにやりと下卑た笑みを浮かべた。
「ようやく理解したか! さあ、その女をこっちへ!」
「いや、そうじゃなくて」
俺は隊長の言葉を遮り、やれやれと首を振った。
「あんたたちがどかないなら、俺がどかすしかないってことだ。言っておくが、俺はこれ以上、俺の平穏を邪魔されるのは我慢ならん」
その言葉が、最後の引き金になった。
「――全員、構え! あの男ごと、女を捕らえよ! 抵抗するなら殺しても構わん!」
隊長の号令一下、兵士たちが一斉に殺気を放つ。一人は弓をつがえ、二人は剣を構えて突撃の体勢に入り、残りの一人は何やら呪文の詠唱を始めた。
敷地の境界線を挟んだ、わずか数メートルの距離。彼らの放つ殺気は本物で、常人ならば腰を抜かしていただろう。
俺の後ろで息をのむ気配がした。地に伏していた金髪の少女――リリアーナが、絶望的な表情で俺を見上げている。
「だ、だめです! 逃げて……!」
悲鳴のような声でそう叫ぶが、俺は一歩も動かない。いや、動く必要がない。
なぜなら、ここは俺の『絶対安全領域(マイホーム)』だからだ。
ヒュッ、と風を切る音。
弓兵が放った矢が、一直線に俺の眉間へと迫る。
リリアーナが「あ……」と小さな悲鳴を上げた、その瞬間。
キィン、という澄んだ音と共に、矢は俺の数センチ手前の空間で、まるで透明なガラスに弾かれたかのように軌道を変え、力なく地面に落ちた。
「なっ!?」
弓兵が驚愕の声を上げる。
それと同時に、詠唱を終えた魔術師らしき兵士の手のひらから、業火の塊が放たれた。
「食らえ、ファイアボール!」
ゴウ、と音を立てて迫る灼熱の塊。しかし、それも矢と同じだった。俺に届く寸前で、シャボン玉が弾けるように、ぱちん、と音もなく消滅した。熱風すら、こちらには届かない。
「ば、馬鹿な! 俺の魔法が……!?」
「何が起きているんだ……!」
兵士たちが動揺にざわめく。その様子を、俺は欠伸を噛み殺しながら眺めていた。
(やっぱりな。自動防御機能、完璧だ)
この領域内では、あらゆる攻撃は俺に届かない。それがこのスキルの大前提だ。彼らが何をしようと、すべては無駄な足掻きに過ぎない。
「さて、と」
俺は呆然とする彼らを尻目に、くるりと背を向け、家の壁に寄りかけてあった一本のクワを手に取った。これは先ほど、暇つぶしに家庭菜園でも始めようかと思って生成しておいたものだ。
「ちょうどいい。庭の土、少し耕しておくか」
俺はそう独り言ちると、ずかずかと庭の隅へ歩いていき、何でもない動作でクワを土に突き立てた。ざくり、と小気味良い音がして、柔らかい土が掘り返される。
俺のあまりにマイペースな行動に、兵士たちは完全に思考が停止しているようだった。リリアーナも、口を半開きにして俺の背中を見つめている。
俺はそんな視線など気にも留めず、淡々と作業を続けた。
「よっ、と」
クワを振り上げ、土を掘り返す。その拍子に、こぶし大の石ころがぽーんと宙を舞い、放物線を描いて兵士たちの方へ飛んでいった。
「ぐえっ!?」
石ころは、運悪く弓兵の兜のど真ん中にゴツンと命中。鐘が鳴るような鈍い音を響かせ、弓兵は白目を剥いてその場に崩れ落ちた。
「え?」
俺は自分の手元を見て、首を傾げる。今の、俺がやったのか? まあ、偶然だろう。
「ほっ」
再びクワを振るう。今度は、掘り返した土くれが大きな塊となって、魔術師の顔面にべちゃりと張り付いた。
「むぐっ……!」
視界を塞がれた魔術師は、バランスを崩して派手に転倒した。
「……」
さすがに二度続くと、偶然ではないかもしれない。どうやら、この領域内での俺の行動は、俺が思っている以上のエネルギーを生み出すらしい。まあ、いい。結果的に、騒音源が減って静かになるなら大歓迎だ。
俺は意図的に、少しだけ力を込めてクワを振るった。
「せいっ」
掘り返された土と小石が、散弾銃のように兵士たちに向かって飛んでいく。
「ぎゃあっ!」「痛っ!」「目が、目がぁ!」
残っていた二人の剣士が、雨あられと降り注ぐ土石に為す術もなく打ちのめされ、地面を転げ回る。もはや戦闘どころではない。
これで残るは隊長一人。彼は目の前で起きた超常現象の数々に、顔を真っ青にして震えていた。
「ひ、ひい……! ば、化け物……!」
腰を抜かし、尻餅をついたまま、じりじりと後ずさる。その姿は、先ほどまでの威勢が嘘のように哀れだった。
「さて、と。これで粗方片付いたかな」
俺はクワを肩に担ぎ、隊長の方へ向き直った。
「あんたも、もう帰るだろ? 俺は別に、あんたたちを殺したいわけじゃない。ただ、静かにしてほしいだけなんだ」
俺の言葉に、隊長は恐怖に歪んだ顔で必死に頷いた。
「わ、わかった! 帰る! 今すぐここから立ち去る!」
「ああ、そうしてくれ。……ああ、そうだ。ついでに庭の水やりもしとかないとな」
俺はふと思いついて、そう呟いた。
「自動スプリンクラー、起動」
俺がそう念じた瞬間。
庭のあちこちの地面から、ニョキニョキと金属製のノズルが出現した。そして次の瞬間、すべてのノズルから、凄まじい勢いで水が噴射された。
「ぐおおっ!?」
隊長の悲鳴は、大量の水の音にかき消された。スプリンクラーから放たれた水は、消防車の放水もかくやというほどの水圧で、隊長だけでなく、気絶していたり転げ回っていたりした他の兵士たちをもまとめて飲み込み、あっという間に森の奥へと押し流していった。
断末魔のような叫び声が、水の音と共に遠ざかっていく。
やがて、水の噴射が止まると、後には嘘のような静寂だけが残った。スプリンクラーのノズルは、何事もなかったかのように地面へと収納されていく。
濡れた土の匂いが、森の空気に混じる。
「ふう。これでようやく静かになった」
俺は満足げに頷くと、使ったクワを光の粒子に変えて消し、家の中に戻ろうとした。これでようやく、中断された至高の引きこもりタイムを再開できる。二度寝にはちょうどいい時間だ。
俺が玄関のドアに手をかけた、その時。
「あ、あの……!」
か細く、しかし凛とした声が、俺の背中に投げかけられた。
振り返ると、泥だらけのドレスの少女――リリアーナが、まだ状況が飲み込めていないような、それでいて確かな感謝と畏敬の念を宿した瞳で、俺のことを見上げていた。
その瞳に、俺はこれから始まるであろう更なる面倒事の気配を、確かに感じ取っていた。
兵士たちは一瞬、何を言われたのか理解できないという顔で互いを見合わせる。そりゃそうだろう。命のやり取りをしている緊迫した状況の真っ只中に、パジャマ姿の眠そうな男がふらりと現れて「迷惑だ」と言い放ったのだ。常識的に考えて、理解の範疇を超えている。
「……き、貴様、何者だ!」
最初に我に返ったのは、隊長格の男だった。剣の切っ先を震わせながら、俺に向けて怒鳴りつけてくる。その声には、怒りよりもむしろ困惑の色が強く滲んでいた。
「リリアーナ様の反逆に加担するつもりか! そうでないなら、その女を我々に引き渡せ! さすれば、貴様の罪は見逃してやらんでもない!」
「反逆? 罪? なんの話だ?」
俺は心底面倒くさそうに眉をひそめた。政治的なゴタゴタなど、前世の会社の派閥争いと同じくらいどうでもいい。関わりたくもない。
「あんたたちの事情なんて知ったこっちゃないんだよ。俺はただ、静かに眠りたいだけだ。わかるか? 俺の安眠を妨害するなと言っているんだ。だから、とっとと帰ってくれ」
俺の要求は至ってシンプルだ。静かにしてくれ。それだけである。
しかし、そのあまりにも自分本位な物言いは、兵士たちのプライドをいたく傷つけたらしい。隊長の顔がみるみるうちに怒りで赤く染まっていく。
「ふ、ふざけるなあっ! 我らは公爵様の命を受け、国家の反逆者を追っているのだ! それを、一介の平民が……いや、魔術の使い手か何か知らんが、我らを侮辱するにも程があるぞ!」
「そうだそうだ!」「その女を渡せ!」
他の兵士たちも口々に騒ぎ立てる。ああ、もう、本当にうるさい。なぜ俺のシンプルな要求が通じないのか。会話が成立しない相手というのは、どうしてこうも疲れるのか。
「……はあ。話が通じないなら仕方ないな」
俺の呟きを、降参の意思表示と勘違いしたのだろう。隊長がにやりと下卑た笑みを浮かべた。
「ようやく理解したか! さあ、その女をこっちへ!」
「いや、そうじゃなくて」
俺は隊長の言葉を遮り、やれやれと首を振った。
「あんたたちがどかないなら、俺がどかすしかないってことだ。言っておくが、俺はこれ以上、俺の平穏を邪魔されるのは我慢ならん」
その言葉が、最後の引き金になった。
「――全員、構え! あの男ごと、女を捕らえよ! 抵抗するなら殺しても構わん!」
隊長の号令一下、兵士たちが一斉に殺気を放つ。一人は弓をつがえ、二人は剣を構えて突撃の体勢に入り、残りの一人は何やら呪文の詠唱を始めた。
敷地の境界線を挟んだ、わずか数メートルの距離。彼らの放つ殺気は本物で、常人ならば腰を抜かしていただろう。
俺の後ろで息をのむ気配がした。地に伏していた金髪の少女――リリアーナが、絶望的な表情で俺を見上げている。
「だ、だめです! 逃げて……!」
悲鳴のような声でそう叫ぶが、俺は一歩も動かない。いや、動く必要がない。
なぜなら、ここは俺の『絶対安全領域(マイホーム)』だからだ。
ヒュッ、と風を切る音。
弓兵が放った矢が、一直線に俺の眉間へと迫る。
リリアーナが「あ……」と小さな悲鳴を上げた、その瞬間。
キィン、という澄んだ音と共に、矢は俺の数センチ手前の空間で、まるで透明なガラスに弾かれたかのように軌道を変え、力なく地面に落ちた。
「なっ!?」
弓兵が驚愕の声を上げる。
それと同時に、詠唱を終えた魔術師らしき兵士の手のひらから、業火の塊が放たれた。
「食らえ、ファイアボール!」
ゴウ、と音を立てて迫る灼熱の塊。しかし、それも矢と同じだった。俺に届く寸前で、シャボン玉が弾けるように、ぱちん、と音もなく消滅した。熱風すら、こちらには届かない。
「ば、馬鹿な! 俺の魔法が……!?」
「何が起きているんだ……!」
兵士たちが動揺にざわめく。その様子を、俺は欠伸を噛み殺しながら眺めていた。
(やっぱりな。自動防御機能、完璧だ)
この領域内では、あらゆる攻撃は俺に届かない。それがこのスキルの大前提だ。彼らが何をしようと、すべては無駄な足掻きに過ぎない。
「さて、と」
俺は呆然とする彼らを尻目に、くるりと背を向け、家の壁に寄りかけてあった一本のクワを手に取った。これは先ほど、暇つぶしに家庭菜園でも始めようかと思って生成しておいたものだ。
「ちょうどいい。庭の土、少し耕しておくか」
俺はそう独り言ちると、ずかずかと庭の隅へ歩いていき、何でもない動作でクワを土に突き立てた。ざくり、と小気味良い音がして、柔らかい土が掘り返される。
俺のあまりにマイペースな行動に、兵士たちは完全に思考が停止しているようだった。リリアーナも、口を半開きにして俺の背中を見つめている。
俺はそんな視線など気にも留めず、淡々と作業を続けた。
「よっ、と」
クワを振り上げ、土を掘り返す。その拍子に、こぶし大の石ころがぽーんと宙を舞い、放物線を描いて兵士たちの方へ飛んでいった。
「ぐえっ!?」
石ころは、運悪く弓兵の兜のど真ん中にゴツンと命中。鐘が鳴るような鈍い音を響かせ、弓兵は白目を剥いてその場に崩れ落ちた。
「え?」
俺は自分の手元を見て、首を傾げる。今の、俺がやったのか? まあ、偶然だろう。
「ほっ」
再びクワを振るう。今度は、掘り返した土くれが大きな塊となって、魔術師の顔面にべちゃりと張り付いた。
「むぐっ……!」
視界を塞がれた魔術師は、バランスを崩して派手に転倒した。
「……」
さすがに二度続くと、偶然ではないかもしれない。どうやら、この領域内での俺の行動は、俺が思っている以上のエネルギーを生み出すらしい。まあ、いい。結果的に、騒音源が減って静かになるなら大歓迎だ。
俺は意図的に、少しだけ力を込めてクワを振るった。
「せいっ」
掘り返された土と小石が、散弾銃のように兵士たちに向かって飛んでいく。
「ぎゃあっ!」「痛っ!」「目が、目がぁ!」
残っていた二人の剣士が、雨あられと降り注ぐ土石に為す術もなく打ちのめされ、地面を転げ回る。もはや戦闘どころではない。
これで残るは隊長一人。彼は目の前で起きた超常現象の数々に、顔を真っ青にして震えていた。
「ひ、ひい……! ば、化け物……!」
腰を抜かし、尻餅をついたまま、じりじりと後ずさる。その姿は、先ほどまでの威勢が嘘のように哀れだった。
「さて、と。これで粗方片付いたかな」
俺はクワを肩に担ぎ、隊長の方へ向き直った。
「あんたも、もう帰るだろ? 俺は別に、あんたたちを殺したいわけじゃない。ただ、静かにしてほしいだけなんだ」
俺の言葉に、隊長は恐怖に歪んだ顔で必死に頷いた。
「わ、わかった! 帰る! 今すぐここから立ち去る!」
「ああ、そうしてくれ。……ああ、そうだ。ついでに庭の水やりもしとかないとな」
俺はふと思いついて、そう呟いた。
「自動スプリンクラー、起動」
俺がそう念じた瞬間。
庭のあちこちの地面から、ニョキニョキと金属製のノズルが出現した。そして次の瞬間、すべてのノズルから、凄まじい勢いで水が噴射された。
「ぐおおっ!?」
隊長の悲鳴は、大量の水の音にかき消された。スプリンクラーから放たれた水は、消防車の放水もかくやというほどの水圧で、隊長だけでなく、気絶していたり転げ回っていたりした他の兵士たちをもまとめて飲み込み、あっという間に森の奥へと押し流していった。
断末魔のような叫び声が、水の音と共に遠ざかっていく。
やがて、水の噴射が止まると、後には嘘のような静寂だけが残った。スプリンクラーのノズルは、何事もなかったかのように地面へと収納されていく。
濡れた土の匂いが、森の空気に混じる。
「ふう。これでようやく静かになった」
俺は満足げに頷くと、使ったクワを光の粒子に変えて消し、家の中に戻ろうとした。これでようやく、中断された至高の引きこもりタイムを再開できる。二度寝にはちょうどいい時間だ。
俺が玄関のドアに手をかけた、その時。
「あ、あの……!」
か細く、しかし凛とした声が、俺の背中に投げかけられた。
振り返ると、泥だらけのドレスの少女――リリアーナが、まだ状況が飲み込めていないような、それでいて確かな感謝と畏敬の念を宿した瞳で、俺のことを見上げていた。
その瞳に、俺はこれから始まるであろう更なる面倒事の気配を、確かに感じ取っていた。
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