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第14話 神の視点と盤上の駒
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俺は、ソファに深く身を沈めたまま、目の前の光景を眺めていた。
右手には、モカが作ってくれた絶品のステーキ丼。左手には、キンキンに冷えた麦茶。
そして、正面の巨大ディスプレイには、複数のウィンドウが同時に表示されている。
メインウィンドウには、エルム村周辺の立体的な3Dマップ。リリアを示す青い光点が、ゴブリンを示す無数の赤い光点を、まるでダンスを踊るかのように蹂躙していく様子がリアルタイムで映し出されている。
サブウィンドウには、リリアの視界そのものが共有されている。彼女が今、何を見ているのか、手に取るように分かる。
「……リリア、右前方、三十メートル先の岩陰に二体。左の木の裏に一体。伏兵だ。お前から見て、一直線上に並んでいる。まとめて貫け」
俺は、分厚いステーキを頬張りながら、念話のイヤリングを通して、淡々と指示を送る。
『はい!』
リリアの、凛とした返事が脳内に響く。
彼女の視界がぐっと低くなり、疾風のように地を駆ける。そして、ユータの指示通り、一直線に剣を突き出した。
「ギッ!?」
「グェ!?」
「ガッ!?」
三体分の断末魔が、時間差で聞こえてくる。リリアの剣は、一体目のゴブリンの心臓を貫き、そのまま勢いを殺さずに二体目の喉を裂き、最後に木の裏に隠れていた三体目の眉間を正確に捉えていた。一撃で、三体を。もはや人間業ではない。
「上出来だ。魔力喰らいの効果で、消費した体力も即座に回復しているな。燃費もいい」
俺は満足げに頷くと、ステーキ丼を一口かきこんだ。うまい。半熟卵が濃厚なタレと絡み合い、肉の旨味を引き立てている。
「ユータさん、その指示、もはや未来予知の領域ですね」
隣で、フィーが興奮した様子でディスプレイを覗き込んでいた。その手には羊皮紙とペンが握られており、俺の戦闘指揮のデータを記録しているらしい。
「リリアさんの身体能力と、あなたの完璧な情報支援。この二つが組み合わさることで、戦闘効率は指数関数的に上昇しています。素晴らしい! この戦闘データは、今後のゴーレムの集団行動アルゴリズムに応用できます!」
「ご主人様、リリア様、がんばえー!」
俺の足元では、モカが小さな拳を握りしめ、ディスプレイの中のリリアを健気に応援している。
神の視点を持つ指揮官と、その指示を完璧に遂行する最強の駒。そして、それを分析する学者と、無邪気に応援するメイド。
エルム村で繰り広げられている死闘とは裏腹に、我が家のリビングは、どこまでもシュールで、平和な空気に満ちていた。
◇
リリアは、森の中を駆けていた。
ユータの指示は、絶対だ。彼の声は、まるで譜面のように、リリアの動きのすべてを規定していく。
『三歩前進、そこで止まれ。右足の先に、落とし穴の罠がある』
言われた通りに止まると、足元の枯れ葉の下に、巧妙に隠された落とし穴が確かに存在した。
『頭上注意。木の枝から、毒槍が降ってくる。二歩下がって、右に跳べ』
指示通りに動くと、リリアが先ほどまでいた場所に、数本の黒ずんだ槍が突き刺さった。
ゴブリンたちの狡猾な罠は、ユータの『神の視点』の前では、子供の遊びに等しかった。
リリアは、もはや自分の判断を挟むことをやめていた。ただ、ユータの声を聴き、その通りに体を動かす。そうすれば、道は開ける。敵は滅びる。
初めは、自らの手で命を奪うことに、わずかな抵抗があった。だが、村から聞こえてくる悲鳴、ユータの冷静な声、そして、この『静寂を護る剣』に込められた想いが、彼女の迷いを振り払った。
私は、彼の剣。彼の平穏を守るための、牙。
そう自覚した時、リリアの中で何かが変わった。
彼女は、姫騎士へと完全に覚醒したのだ。
茂みから飛び出してきたゴブリンの群れを、彼女は一切の躊躇なく斬り伏せる。
剣が閃くたびに、命が刈り取られていく。
舞うような剣技は、あまりにも美しく、そしてあまりにも無慈悲だった。
『敵の小隊、残り三。一体が逃走しようとしている。逃がすな』
「はい!」
リリアは地を蹴り、逃げるゴブリンの背中にあっという間に追いすがる。ゴブリンは恐怖に歪んだ顔で振り返るが、すでに手遅れだった。
リリアの剣が、煌めく一閃となって、その首を跳ね飛ばした。
自動浄化の魔法が、返り血を瞬時に霧散させる。純白の鎧は、血の一滴すら知らぬまま、その輝きを保ち続けていた。
◇
「報告! 報告!」
洞窟の奥深く、粗末な石の玉座にふんぞり返っていたゴブリン・チャンピオンは、血相を変えて駆け込んできた部下の声に、不機嫌そうに顔を上げた。
「騒々しいぞ! 何事だ!」
「に、西の警戒網が……全滅しました!」
「なんだと!?」
チャンピオンは玉座から立ち上がった。その体躯は、並のゴブリンの倍近くあり、全身が古傷で覆われている。その目には、歴戦の戦士だけが持つ、狡猾な光が宿っていた。
「敵は! 敵の数はどうなのだ!」
「そ、それが……たった一人、と……」
「一人だと!? 馬鹿を申せ! 我が精鋭部隊が、たった一人に敗れるものか!」
「し、しかし、生き残った者の話では……銀色の、幽霊のような騎士に、一瞬で皆殺しにされたと……」
報告するゴブリンは、恐怖に体をがたがたと震わせている。
ゴブリン・チャンピオンの脳裏に、嫌な予感がよぎる。この数刻、彼の張り巡らせた包囲網のあちこちで、部隊が次々と音信不通になっていた。最初は、村の残党によるゲリラ攻撃かと思っていた。だが、報告の内容は、どれも常軌を逸している。
罠はことごとく見破られ、伏兵は待ち構えていたかのように返り討ちに遭う。まるで、こちらの動きがすべて、天の上から見透かされているかのようだ。
「……何者だ。一体、何が起きている……」
チャンピオンは、得体の知れない恐怖に、ギリ、と歯を食いしばった。彼は、この戦いに、自分たちの理解を超えた、異質な何かが介入し始めていることを、肌で感じ取っていた。
◇
『よし、リリア。最後の警戒網を突破した。よくやった』
ユータの、労いの言葉が脳内に響く。
リリアは、ゴブリンの死体が転がる森の中で、静かに呼吸を整えていた。ここまで、一体何体のゴブリンを斬っただろうか。もはや、数える気にもならなかった。
だが、不思議と心は凪いでいた。
守るべきものがある。そして、信じるべき声がある。
それだけで、彼女はどこまでも強くあれた。
『目の前に見える洞窟が、敵の本拠地だ。お前の旅も、もうすぐ終わりだぞ』
ユータの言葉に、リリアは顔を上げた。
薄暗い森の奥、不気味な口をあんぐりと開けた洞窟が、確かにそこにあった。中からは、淀んだ空気と、血の匂いが漂ってくる。
ここが、すべての元凶の巣。
リリアは、静かに剣を構え直した。その瞳に宿るのは、姫騎士としての、揺るぎない覚悟の光だった。
『リリア、気を引き締めろ。中の奴は、今までの雑魚とはレベルが違う。お前が倒してきたゴブリンたちを統率していた、狡猾で強力なチャンピオンだ。それに、側近としてホブゴブリンが五体、常に周囲を固めている』
ユータの声に、わずかな緊張が混じる。
『ここからが、本当のボス戦だ。お前の本当の力が、試されるぞ』
その言葉に応えるかのように、洞窟の奥から、地の底を這うような、不気味な咆哮が響き渡った。
それは、好敵手の到来を歓迎する、王者の雄叫びだった。
リリアは、その咆哮を正面から受け止め、静かに、しかし力強く、一歩、洞窟へと足を踏み入れた。
彼女の背後で、森の木々の間から差し込んだ月光が、まるで彼女の勝利を祝福するかのように、その銀色の鎧をキラリと照らし出した。
決戦の舞台は、整った。
右手には、モカが作ってくれた絶品のステーキ丼。左手には、キンキンに冷えた麦茶。
そして、正面の巨大ディスプレイには、複数のウィンドウが同時に表示されている。
メインウィンドウには、エルム村周辺の立体的な3Dマップ。リリアを示す青い光点が、ゴブリンを示す無数の赤い光点を、まるでダンスを踊るかのように蹂躙していく様子がリアルタイムで映し出されている。
サブウィンドウには、リリアの視界そのものが共有されている。彼女が今、何を見ているのか、手に取るように分かる。
「……リリア、右前方、三十メートル先の岩陰に二体。左の木の裏に一体。伏兵だ。お前から見て、一直線上に並んでいる。まとめて貫け」
俺は、分厚いステーキを頬張りながら、念話のイヤリングを通して、淡々と指示を送る。
『はい!』
リリアの、凛とした返事が脳内に響く。
彼女の視界がぐっと低くなり、疾風のように地を駆ける。そして、ユータの指示通り、一直線に剣を突き出した。
「ギッ!?」
「グェ!?」
「ガッ!?」
三体分の断末魔が、時間差で聞こえてくる。リリアの剣は、一体目のゴブリンの心臓を貫き、そのまま勢いを殺さずに二体目の喉を裂き、最後に木の裏に隠れていた三体目の眉間を正確に捉えていた。一撃で、三体を。もはや人間業ではない。
「上出来だ。魔力喰らいの効果で、消費した体力も即座に回復しているな。燃費もいい」
俺は満足げに頷くと、ステーキ丼を一口かきこんだ。うまい。半熟卵が濃厚なタレと絡み合い、肉の旨味を引き立てている。
「ユータさん、その指示、もはや未来予知の領域ですね」
隣で、フィーが興奮した様子でディスプレイを覗き込んでいた。その手には羊皮紙とペンが握られており、俺の戦闘指揮のデータを記録しているらしい。
「リリアさんの身体能力と、あなたの完璧な情報支援。この二つが組み合わさることで、戦闘効率は指数関数的に上昇しています。素晴らしい! この戦闘データは、今後のゴーレムの集団行動アルゴリズムに応用できます!」
「ご主人様、リリア様、がんばえー!」
俺の足元では、モカが小さな拳を握りしめ、ディスプレイの中のリリアを健気に応援している。
神の視点を持つ指揮官と、その指示を完璧に遂行する最強の駒。そして、それを分析する学者と、無邪気に応援するメイド。
エルム村で繰り広げられている死闘とは裏腹に、我が家のリビングは、どこまでもシュールで、平和な空気に満ちていた。
◇
リリアは、森の中を駆けていた。
ユータの指示は、絶対だ。彼の声は、まるで譜面のように、リリアの動きのすべてを規定していく。
『三歩前進、そこで止まれ。右足の先に、落とし穴の罠がある』
言われた通りに止まると、足元の枯れ葉の下に、巧妙に隠された落とし穴が確かに存在した。
『頭上注意。木の枝から、毒槍が降ってくる。二歩下がって、右に跳べ』
指示通りに動くと、リリアが先ほどまでいた場所に、数本の黒ずんだ槍が突き刺さった。
ゴブリンたちの狡猾な罠は、ユータの『神の視点』の前では、子供の遊びに等しかった。
リリアは、もはや自分の判断を挟むことをやめていた。ただ、ユータの声を聴き、その通りに体を動かす。そうすれば、道は開ける。敵は滅びる。
初めは、自らの手で命を奪うことに、わずかな抵抗があった。だが、村から聞こえてくる悲鳴、ユータの冷静な声、そして、この『静寂を護る剣』に込められた想いが、彼女の迷いを振り払った。
私は、彼の剣。彼の平穏を守るための、牙。
そう自覚した時、リリアの中で何かが変わった。
彼女は、姫騎士へと完全に覚醒したのだ。
茂みから飛び出してきたゴブリンの群れを、彼女は一切の躊躇なく斬り伏せる。
剣が閃くたびに、命が刈り取られていく。
舞うような剣技は、あまりにも美しく、そしてあまりにも無慈悲だった。
『敵の小隊、残り三。一体が逃走しようとしている。逃がすな』
「はい!」
リリアは地を蹴り、逃げるゴブリンの背中にあっという間に追いすがる。ゴブリンは恐怖に歪んだ顔で振り返るが、すでに手遅れだった。
リリアの剣が、煌めく一閃となって、その首を跳ね飛ばした。
自動浄化の魔法が、返り血を瞬時に霧散させる。純白の鎧は、血の一滴すら知らぬまま、その輝きを保ち続けていた。
◇
「報告! 報告!」
洞窟の奥深く、粗末な石の玉座にふんぞり返っていたゴブリン・チャンピオンは、血相を変えて駆け込んできた部下の声に、不機嫌そうに顔を上げた。
「騒々しいぞ! 何事だ!」
「に、西の警戒網が……全滅しました!」
「なんだと!?」
チャンピオンは玉座から立ち上がった。その体躯は、並のゴブリンの倍近くあり、全身が古傷で覆われている。その目には、歴戦の戦士だけが持つ、狡猾な光が宿っていた。
「敵は! 敵の数はどうなのだ!」
「そ、それが……たった一人、と……」
「一人だと!? 馬鹿を申せ! 我が精鋭部隊が、たった一人に敗れるものか!」
「し、しかし、生き残った者の話では……銀色の、幽霊のような騎士に、一瞬で皆殺しにされたと……」
報告するゴブリンは、恐怖に体をがたがたと震わせている。
ゴブリン・チャンピオンの脳裏に、嫌な予感がよぎる。この数刻、彼の張り巡らせた包囲網のあちこちで、部隊が次々と音信不通になっていた。最初は、村の残党によるゲリラ攻撃かと思っていた。だが、報告の内容は、どれも常軌を逸している。
罠はことごとく見破られ、伏兵は待ち構えていたかのように返り討ちに遭う。まるで、こちらの動きがすべて、天の上から見透かされているかのようだ。
「……何者だ。一体、何が起きている……」
チャンピオンは、得体の知れない恐怖に、ギリ、と歯を食いしばった。彼は、この戦いに、自分たちの理解を超えた、異質な何かが介入し始めていることを、肌で感じ取っていた。
◇
『よし、リリア。最後の警戒網を突破した。よくやった』
ユータの、労いの言葉が脳内に響く。
リリアは、ゴブリンの死体が転がる森の中で、静かに呼吸を整えていた。ここまで、一体何体のゴブリンを斬っただろうか。もはや、数える気にもならなかった。
だが、不思議と心は凪いでいた。
守るべきものがある。そして、信じるべき声がある。
それだけで、彼女はどこまでも強くあれた。
『目の前に見える洞窟が、敵の本拠地だ。お前の旅も、もうすぐ終わりだぞ』
ユータの言葉に、リリアは顔を上げた。
薄暗い森の奥、不気味な口をあんぐりと開けた洞窟が、確かにそこにあった。中からは、淀んだ空気と、血の匂いが漂ってくる。
ここが、すべての元凶の巣。
リリアは、静かに剣を構え直した。その瞳に宿るのは、姫騎士としての、揺るぎない覚悟の光だった。
『リリア、気を引き締めろ。中の奴は、今までの雑魚とはレベルが違う。お前が倒してきたゴブリンたちを統率していた、狡猾で強力なチャンピオンだ。それに、側近としてホブゴブリンが五体、常に周囲を固めている』
ユータの声に、わずかな緊張が混じる。
『ここからが、本当のボス戦だ。お前の本当の力が、試されるぞ』
その言葉に応えるかのように、洞窟の奥から、地の底を這うような、不気味な咆哮が響き渡った。
それは、好敵手の到来を歓迎する、王者の雄叫びだった。
リリアは、その咆哮を正面から受け止め、静かに、しかし力強く、一歩、洞窟へと足を踏み入れた。
彼女の背後で、森の木々の間から差し込んだ月光が、まるで彼女の勝利を祝福するかのように、その銀色の鎧をキラリと照らし出した。
決戦の舞台は、整った。
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