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第16話 戦いの終わりと伝説の始まり
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洞窟内に満ちていた血と獣の匂いは、勝利の後の静寂にゆっくりと溶けていく。
リリアは、絶命したゴブリン・チャンピオンの巨体から『静寂を護る剣』を引き抜くと、ふぅ、と長い息を吐いた。剣身に付着した怪物の血は、エンチャントの効果で玉のように弾かれ、一滴たりともその輝きを汚すことはない。
『――お疲れさん、リリア。見事な戦いぶりだった』
頭の中に響くユータの声は、いつも通りの気怠げなものだったが、その奥に、ほんの少しだけ労いの響きが感じられた。
「あなたのおかげですわ、ユータ様。わたくし一人では、ここまで来る事すらできなかったでしょう」
リリアは、心からの感謝を込めて答えた。
『まあ、俺の指示も完璧だったが、それに応えたお前の腕も確かだったということだ。これでゲームクリア。さっさと帰ってこい。モカがお前の分の祝勝会のご馳走を用意して待ってるぞ』
「ご馳走……」
その言葉に、リリアの口元が自然と綻んだ。そうだ、私には帰る場所がある。温かい食事と、仲間たちが待つ、あの家が。
彼女が踵を返し、洞窟の入り口へと向かおうとした、その時だった。
「あ……あ……」
入り口付近の暗がりから、か細い声が聞こえた。
見ると、そこには数人の村人たちが立っていた。手には鍬や棍棒を握りしめているが、その顔は恐怖よりも、畏敬と、信じられないものを見るような驚愕に染まっている。彼らは、松明の明かりに照らされたリリアと、その足元に転がる巨大な怪物の死骸を、交互に見比べていた。
「て、天使様……」
一人の老人が、震える声でそう呟き、その場にへたり込んだ。
「ゴブリンの王を、たったお一人で……! まさしく、女神様がお遣わしになった救世主様だ!」
その言葉を皮切りに、他の村人たちも次々と膝をつき、祈るようにリリアに向かって頭を下げ始めた。
「ありがとうございます! ありがとうございます、救世主様!」
「このご恩は、生涯忘れません!」
突然の、あまりにも熱狂的な歓迎に、リリアは完全に戸惑ってしまった。
「ち、違います! わたくしは天使などでは……!」
『おいリリア、面倒なことになったな』
ユータの、どこか面白がっているような声が聞こえる。ディスプレイで、こちらの様子を見ているのだろう。
『まあ、適当にあしらっておけ。正体を明かす必要はない。名乗らず、報酬も受け取らず、風のように去る。その方が、後腐れがなくていい』
「りょ、了解しましたわ……」
リリアは、ユータの指示に従い、威厳のある(ように見える)態度を取り繕って、村人たちに告げた。
「顔を上げなさい。わたくしは、ただ邪を滅しに来ただけ。あなたたちの祈りが、天に通じたのでしょう。残りのゴブリンは、統率者を失い、もはや烏合の衆。あなたたちの力だけでも、十分に追い払えるはずです」
その凛とした声と、神々しいまでの姿に、村人たちの信仰心はますます燃え上がった。
「おお……! なんと慈悲深い……!」
「声までお美しい……!」
村長と思しき老人が、這うようにしてリリアの元へとにじり寄り、深々と頭を下げた。
「救世主様! どうか、お名前だけでもお聞かせください! 我らは、あなた様を祀る祠を建て、末代までこのご恩を語り継ぎたいのです!」
『断れ』と、ユータの即答。
「……わたくしに、名はありません。ただ、通りすがりの者です」
リリアがそう言うと、村人たちは「なんと謙虚な……」「ますます神々しい……」と、勝手に感動して涙ぐんでいる。もはや、何を言っても無駄なようだった。
リリアは、この場の空気に耐えきれなくなり、足早に洞窟を後にした。村人たちが、後ろから「お待ちください、救世主様ー!」と叫んでいるが、振り返ることはしなかった。
◇
「……というわけで、今、村人たちから全力で逃げているところですわ」
森の中を、名馬『韋駄天』を駆りながら、リリアは溜息混じりに報告した。
『くくく……ご苦労なこったな。英雄ってのも、楽じゃないらしい』
俺は、リビングのソファに寝転がって、ディスプレイに映るリリアの逃走劇を眺めながら笑っていた。彼女の背後から、松明を持った村人の集団が「お待ちをー!」と必死に追いかけてくる様子は、なかなかシュールで面白い。
「笑いごとではありませんわ! このままだと、日が暮れるまで追いかけてきそうです!」
『まあ、その馬なら、本気を出せばすぐに振り切れるだろ。それより、戦いの感想はどうだ? 初めての実戦にしては、上出来すぎたが』
俺の問いに、リリアは少しだけ、考えるように間を置いた。
「……正直、まだ実感がありません。まるで、長い夢を見ていたかのようです。あなたの声に導かれるままに剣を振るっていたら、いつの間にか、すべてが終わっていました」
その言葉には、偽らざる本音がこもっていた。
「ですが、一つだけ、はっきりと分かりました。わたくしは、あの剣と共に、あなたの手足となって戦うことができる。その力が、誰かを救うことに繋がるのなら……わたくしは、これからも戦えます」
『……そうか』
俺は、それ以上何も言わなかった。
彼女がどう考えようと、俺のやることは変わらない。俺は、俺の平穏が脅かされない限り、何もしない。ただ、今回のように、退屈しのぎのゲームとしてなら、また付き合ってやってもいい。それだけだ。
「ユータさん、リリアさんの戦闘データ、まとめ終わりましたよ!」
そこへ、フィーが大量の羊皮紙を抱えて、目を輝かせながらやってきた。
「驚異的です! あなたの指揮と彼女の戦闘能力が組み合わさった時の戦闘力指数は、理論上、Aランク冒険者パーティの一個小隊にも匹敵します! このデータを元に、防衛用ゴーレムの思考ルーチンを組めば、我が家のセキュリティは鉄壁になります!」
「それは何よりだ」
「ご主人様! リリア様のお祝いのご飯、もうすぐできますよ! 赤毛牛のスペシャルローストビーフです!」
キッチンから、モカがひょっこりと顔を出して、嬉しそうに報告する。
我が家は、いつも通りの、平和で賑やかな空気に満ちていた。
ディスプレイの向こう側で繰り広げられた死闘など、まるで別世界の出来事のようだ。
『リリア。こっちはもう、祝勝会の準備が始まってる。早く帰ってこい』
「はい。今すぐにでも!」
リリアは、嬉しそうな声を出すと、馬の速度をさらに上げた。村人たちの姿は、もうすっかり見えなくなっていた。
◇
夕暮れ時。
リリアは、見慣れた森の奥、静かに佇む一軒家へと帰ってきた。
馬から降り、玄関のドアを開けると、温かい光と、美味しそうな匂い、そして、三人の仲間たちが彼女を出迎えた。
「おかえりなさい、リリア様!」
「おかえり、リリアさん。無事で何よりです」
モカとフィーが、駆け寄ってくる。
そして、リビングの奥のソファには、いつも通りの体勢で、俺が寝転がっていた。
「……おう、おかえり。遅かったな」
その、いつもと変わらない光景。いつもと変わらない言葉。
それらが、リリアの心を、じんわりと温めた。
ここが、私の居場所。
戦場から帰ってきた彼女を、優しく包み込む、絶対的な安息の地。
リリアは、ふっと、心の底から安堵した笑みを浮かべた。
「ただいま戻りました。皆様」
その夜、エルム村では、村人たちが祝杯をあげていた。
彼らの口に上るのは、ゴブリンの脅威をたった一人で退けた、謎の『銀の姫騎士』の伝説。その姿は、尾ひれがつき、あっという間に神格化されていった。
その噂が、風に乗って、旅の商人や吟遊詩人の口を通して、アルトリア王国の各地へと広まっていくのは、もう少しだけ先の話。
そして、その伝説の中心人物が今、引きこもりの家で、美味しいローストビーフを頬張りながら、「このソース、絶品ですわ!」などと満面の笑みを浮かべていることなど、世界の誰も、まだ知る由もなかった。
リリアは、絶命したゴブリン・チャンピオンの巨体から『静寂を護る剣』を引き抜くと、ふぅ、と長い息を吐いた。剣身に付着した怪物の血は、エンチャントの効果で玉のように弾かれ、一滴たりともその輝きを汚すことはない。
『――お疲れさん、リリア。見事な戦いぶりだった』
頭の中に響くユータの声は、いつも通りの気怠げなものだったが、その奥に、ほんの少しだけ労いの響きが感じられた。
「あなたのおかげですわ、ユータ様。わたくし一人では、ここまで来る事すらできなかったでしょう」
リリアは、心からの感謝を込めて答えた。
『まあ、俺の指示も完璧だったが、それに応えたお前の腕も確かだったということだ。これでゲームクリア。さっさと帰ってこい。モカがお前の分の祝勝会のご馳走を用意して待ってるぞ』
「ご馳走……」
その言葉に、リリアの口元が自然と綻んだ。そうだ、私には帰る場所がある。温かい食事と、仲間たちが待つ、あの家が。
彼女が踵を返し、洞窟の入り口へと向かおうとした、その時だった。
「あ……あ……」
入り口付近の暗がりから、か細い声が聞こえた。
見ると、そこには数人の村人たちが立っていた。手には鍬や棍棒を握りしめているが、その顔は恐怖よりも、畏敬と、信じられないものを見るような驚愕に染まっている。彼らは、松明の明かりに照らされたリリアと、その足元に転がる巨大な怪物の死骸を、交互に見比べていた。
「て、天使様……」
一人の老人が、震える声でそう呟き、その場にへたり込んだ。
「ゴブリンの王を、たったお一人で……! まさしく、女神様がお遣わしになった救世主様だ!」
その言葉を皮切りに、他の村人たちも次々と膝をつき、祈るようにリリアに向かって頭を下げ始めた。
「ありがとうございます! ありがとうございます、救世主様!」
「このご恩は、生涯忘れません!」
突然の、あまりにも熱狂的な歓迎に、リリアは完全に戸惑ってしまった。
「ち、違います! わたくしは天使などでは……!」
『おいリリア、面倒なことになったな』
ユータの、どこか面白がっているような声が聞こえる。ディスプレイで、こちらの様子を見ているのだろう。
『まあ、適当にあしらっておけ。正体を明かす必要はない。名乗らず、報酬も受け取らず、風のように去る。その方が、後腐れがなくていい』
「りょ、了解しましたわ……」
リリアは、ユータの指示に従い、威厳のある(ように見える)態度を取り繕って、村人たちに告げた。
「顔を上げなさい。わたくしは、ただ邪を滅しに来ただけ。あなたたちの祈りが、天に通じたのでしょう。残りのゴブリンは、統率者を失い、もはや烏合の衆。あなたたちの力だけでも、十分に追い払えるはずです」
その凛とした声と、神々しいまでの姿に、村人たちの信仰心はますます燃え上がった。
「おお……! なんと慈悲深い……!」
「声までお美しい……!」
村長と思しき老人が、這うようにしてリリアの元へとにじり寄り、深々と頭を下げた。
「救世主様! どうか、お名前だけでもお聞かせください! 我らは、あなた様を祀る祠を建て、末代までこのご恩を語り継ぎたいのです!」
『断れ』と、ユータの即答。
「……わたくしに、名はありません。ただ、通りすがりの者です」
リリアがそう言うと、村人たちは「なんと謙虚な……」「ますます神々しい……」と、勝手に感動して涙ぐんでいる。もはや、何を言っても無駄なようだった。
リリアは、この場の空気に耐えきれなくなり、足早に洞窟を後にした。村人たちが、後ろから「お待ちください、救世主様ー!」と叫んでいるが、振り返ることはしなかった。
◇
「……というわけで、今、村人たちから全力で逃げているところですわ」
森の中を、名馬『韋駄天』を駆りながら、リリアは溜息混じりに報告した。
『くくく……ご苦労なこったな。英雄ってのも、楽じゃないらしい』
俺は、リビングのソファに寝転がって、ディスプレイに映るリリアの逃走劇を眺めながら笑っていた。彼女の背後から、松明を持った村人の集団が「お待ちをー!」と必死に追いかけてくる様子は、なかなかシュールで面白い。
「笑いごとではありませんわ! このままだと、日が暮れるまで追いかけてきそうです!」
『まあ、その馬なら、本気を出せばすぐに振り切れるだろ。それより、戦いの感想はどうだ? 初めての実戦にしては、上出来すぎたが』
俺の問いに、リリアは少しだけ、考えるように間を置いた。
「……正直、まだ実感がありません。まるで、長い夢を見ていたかのようです。あなたの声に導かれるままに剣を振るっていたら、いつの間にか、すべてが終わっていました」
その言葉には、偽らざる本音がこもっていた。
「ですが、一つだけ、はっきりと分かりました。わたくしは、あの剣と共に、あなたの手足となって戦うことができる。その力が、誰かを救うことに繋がるのなら……わたくしは、これからも戦えます」
『……そうか』
俺は、それ以上何も言わなかった。
彼女がどう考えようと、俺のやることは変わらない。俺は、俺の平穏が脅かされない限り、何もしない。ただ、今回のように、退屈しのぎのゲームとしてなら、また付き合ってやってもいい。それだけだ。
「ユータさん、リリアさんの戦闘データ、まとめ終わりましたよ!」
そこへ、フィーが大量の羊皮紙を抱えて、目を輝かせながらやってきた。
「驚異的です! あなたの指揮と彼女の戦闘能力が組み合わさった時の戦闘力指数は、理論上、Aランク冒険者パーティの一個小隊にも匹敵します! このデータを元に、防衛用ゴーレムの思考ルーチンを組めば、我が家のセキュリティは鉄壁になります!」
「それは何よりだ」
「ご主人様! リリア様のお祝いのご飯、もうすぐできますよ! 赤毛牛のスペシャルローストビーフです!」
キッチンから、モカがひょっこりと顔を出して、嬉しそうに報告する。
我が家は、いつも通りの、平和で賑やかな空気に満ちていた。
ディスプレイの向こう側で繰り広げられた死闘など、まるで別世界の出来事のようだ。
『リリア。こっちはもう、祝勝会の準備が始まってる。早く帰ってこい』
「はい。今すぐにでも!」
リリアは、嬉しそうな声を出すと、馬の速度をさらに上げた。村人たちの姿は、もうすっかり見えなくなっていた。
◇
夕暮れ時。
リリアは、見慣れた森の奥、静かに佇む一軒家へと帰ってきた。
馬から降り、玄関のドアを開けると、温かい光と、美味しそうな匂い、そして、三人の仲間たちが彼女を出迎えた。
「おかえりなさい、リリア様!」
「おかえり、リリアさん。無事で何よりです」
モカとフィーが、駆け寄ってくる。
そして、リビングの奥のソファには、いつも通りの体勢で、俺が寝転がっていた。
「……おう、おかえり。遅かったな」
その、いつもと変わらない光景。いつもと変わらない言葉。
それらが、リリアの心を、じんわりと温めた。
ここが、私の居場所。
戦場から帰ってきた彼女を、優しく包み込む、絶対的な安息の地。
リリアは、ふっと、心の底から安堵した笑みを浮かべた。
「ただいま戻りました。皆様」
その夜、エルム村では、村人たちが祝杯をあげていた。
彼らの口に上るのは、ゴブリンの脅威をたった一人で退けた、謎の『銀の姫騎士』の伝説。その姿は、尾ひれがつき、あっという間に神格化されていった。
その噂が、風に乗って、旅の商人や吟遊詩人の口を通して、アルトリア王国の各地へと広まっていくのは、もう少しだけ先の話。
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