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第36話 我が家のセキュリティは万全です
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『自動迎撃システム』が起動した瞬間、家の内外で、世界は二つに分かれた。
家の中は、いつも通りの、穏やかな静寂。
そして、家の外は、理不尽なまでの、絶対的な拒絶。
東。アルトリア王国の騎士団。
「――止まれ! この先に、強大な結界が張られている!」
先頭を行く騎士団長が、馬を止め、鋭く叫んだ。彼の歴戦の勘が、目には見えない、しかし、絶対的な『壁』の存在を告げていた。
御料車の中から、威厳のある声が響く。
「ふむ。ここが、噂の『賢者の家』か。して、団長よ。この結界、破れそうか?」
「はっ。我が隊の魔術師に解析させておりますが、構造が全くの未知であり、干渉の糸口すら掴めない、との報告です。物理的な攻撃も、おそらくは……」
騎士団長が、言い淀んだ、その時だった。
彼らの目の前の地面が、突然、何の前触れもなく、垂直に、数十メートルの高さまで、せり上がった。
それは、あまりにも、巨大で、滑らかな、土の壁。まるで、大地そのものが、彼らの行く手を、拒絶しているかのようだった。
「なっ……!?」
「ひ、ひいいっ! 地面が……!」
騎士たちは、突然出現した、巨大な壁を前に、言葉を失った。馬は、その異常な光景に怯え、いななき、暴れ出す。
「うろたえるな! 全員、退避! 退避ーっ!」
騎士団長の怒号が響く。
だが、彼らの悲劇は、それだけでは終わらなかった。
土の壁は、彼らが退避するよりも早く、今度は、まるで、巨大な手で、ハエでも払うかのように、横薙ぎに、なぎ倒されてきた。
「うわあああああっ!」
騎士団も、豪奢な御料車も、その、あまりにも、圧倒的な『物理』の前には、為す術もなかった。
彼らは、土砂の奔流に飲み込まれ、まるで、おもちゃのように、森の奥へと、押し流されていった。
西。聖教会の『聖遺物捜索隊』。
「……おお。なんと、清浄な気に満ちた、聖域か」
隊長である、白髪の司教は、恍惚とした表情で、森の空気の中に、微かに感じられる、神聖な魔力を感じ取っていた。
「間違いありません。この奥にこそ、我らが求める、新たな『聖遺物』が、眠っているのです!」
「「「おお、神よ!」」」
聖職者たちは、一斉に、祈りを捧げた。
「全隊、前進! 神の奇跡を、その目に焼き付けなさい!」
司教の号令一下、彼らが、結界に向かって、一歩、足を踏み出そうとした、その瞬間。
彼らの頭上に、突如として、巨大な、水球が出現した。
それは、近くの川から、強制的に、汲み上げられた、大量の水。
「……これは、神の、試練か?」
司教が、呆然と、空を見上げた、次の瞬間。
水球は、弾け、滝のような、凄まじい量の水が、彼らの頭上へと、降り注いだ。
「ぐぼっ……!?」
「こ、これは、聖なる洗礼……! ぶはっ!」
聖職者たちは、あっという間に、濁流に飲み込まれた。手にした聖印も、大事な聖書も、すべて、泥水の中に消えていく。
彼らは、なすすべなく、川の下流へと、一直線に、流されていった。その姿は、もはや、敬虔な聖職者ではなく、川遊びに失敗した、哀れな子供たちのようだった。
南。王立魔法学院の調査団。
「……やはり、この一帯の空間法則は、明らかに、歪んでいる。素晴らしい! これほどの規模の、安定した特異空間は、文献でしか見たことがない!」
調査団のリーダーである、年老いた魔法学者が、興奮した様子で、観測用の水晶を覗き込んでいる。
「教授! 前方の空間に、高密度の、魔力障壁を確認!」
「ふむ。では、解析を開始する。全員、術式解明の準備にかかれ! この謎を解き明かせば、学会での、我々の名声は、不動のものと……」
教授が、自信満々に、指示を出した、その時。
彼らの周囲の、空間そのものが、ぐにゃり、と、飴のように、歪み始めた。
「なっ!? こ、これは、強制転移の前兆!?」
「いかん! 座標が、固定できない!」
「どこへ、飛ばされるんだーっ!」
ベテランの学者たちが、パニックに陥る。
だが、彼らの抵抗は、無意味だった。
次の瞬間、彼らの姿は、その場から、掻き消えていた。
そして、数秒後。
遥か上空、雲の上で、彼らの姿が、再び、出現した。
「……あれ?」
「……なんで、俺たち、空に……?」
「……重力って、知ってるか?」
「……ああああああああああ!」
悲鳴と共に、彼らは、自由落下を開始した。
幸い、落下地点には、フィーが、こっそり、巨大なクッション代わりの、風の魔法陣を用意しておいたため、死者は出なかった。
だが、泥だらけ、葉っぱまみれになりながら、地面に叩きつけられた彼らの、学者としてのプライドは、ズタズタに引き裂かれたに違いなかった。
北。魔王軍の斥候部隊。
「……隊長。やはり、噂通り、ただの家では、ないようですな」
オークの隊長は、他の三方向で、同時に巻き起こった、天変地異のような現象を、冷静に観察していた。
「うむ。炎も、氷も、物理も、魔法も、そして、空間干渉すらも、通用しない、ということか。厄介極まりない」
「して、我々は、どうしますか? このまま、突撃を?」
「馬鹿を言え。無駄死にするだけだ」
隊長は、首を横に振った。
「我らの任務は、偵察と、情報収集。今、ここで、貴重な情報を得られた。賢者の家の迎撃方法は、多岐にわたり、そして、無慈悲である、と。この情報を、次なる、あの方へと、持ち帰るのだ」
隊長は、そう言うと、部下たちに、撤退の合図を出した。
彼らは、今回の四組の中で、唯一、無傷で、そして、最も、厄介な『お土産』を持って、帰還することになった。
◇
「……はい、終了」
俺は、リビングのソファで、紅茶を飲みながら、ディスプレイに映る、それぞれの集団の、無様な撤退劇を、高みの見物を決め込んでいた。
土砂に流される騎士。
川に流される神父。
空から降ってくる学者。
どれもこれも、なかなかに、見応えのある、スペクタクルだった。
「……ユータ様。わたくしの父上が……騎士団が……」
リリアが、少し、青い顔で、呟いている。
「心配するな。誰も、死んじゃいない。せいぜい、数日、筋肉痛で寝込むくらいだ」
俺は、慰めるように言った。自動迎撃システムは、あくまで『排除』が目的だ。殺傷能力は、最低限に設定してある。
「それにしても……」
フィーが、感嘆のため息をついた。
「これが、この家の、本当の力……。もはや、一個の生命体、あるいは、半神とでも言うべき、存在ですね」
「俺の家は、俺の体の一部みたいなもんだからな。無断で触ろうとする奴には、相応の、しっぺ返しをする。当然だろ?」
俺は、こともなげに、そう言った。
これで、ようやく、本当の、静寂が訪れる。
世界中の、誰であろうと、もはや、この家に、手出しはできまい。
俺は、完璧な、セキュリティを手に入れたのだ。
「さて、と。面倒事は、全部、片付いた。中断してた、オムライス、食べるとするか」
俺は、すっかり、日常モードに戻り、キッチンから漂ってくる、美味しそうな匂いに、鼻をひくつかせた。
だが、その時、俺は、まだ、気づいていなかった。
無傷で撤退していった、魔王軍の部隊。
彼らが、持ち帰った、あまりにも、正確で、詳細な、『賢者の家の迎撃能力』に関する情報。
それが、魔王軍、最後の、そして、最強の四天王を、ついに、この地へと、向かわせる、最後の引き金になったことを。
本当の、戦いは。
まだ、始まっても、いなかったのだ。
家の中は、いつも通りの、穏やかな静寂。
そして、家の外は、理不尽なまでの、絶対的な拒絶。
東。アルトリア王国の騎士団。
「――止まれ! この先に、強大な結界が張られている!」
先頭を行く騎士団長が、馬を止め、鋭く叫んだ。彼の歴戦の勘が、目には見えない、しかし、絶対的な『壁』の存在を告げていた。
御料車の中から、威厳のある声が響く。
「ふむ。ここが、噂の『賢者の家』か。して、団長よ。この結界、破れそうか?」
「はっ。我が隊の魔術師に解析させておりますが、構造が全くの未知であり、干渉の糸口すら掴めない、との報告です。物理的な攻撃も、おそらくは……」
騎士団長が、言い淀んだ、その時だった。
彼らの目の前の地面が、突然、何の前触れもなく、垂直に、数十メートルの高さまで、せり上がった。
それは、あまりにも、巨大で、滑らかな、土の壁。まるで、大地そのものが、彼らの行く手を、拒絶しているかのようだった。
「なっ……!?」
「ひ、ひいいっ! 地面が……!」
騎士たちは、突然出現した、巨大な壁を前に、言葉を失った。馬は、その異常な光景に怯え、いななき、暴れ出す。
「うろたえるな! 全員、退避! 退避ーっ!」
騎士団長の怒号が響く。
だが、彼らの悲劇は、それだけでは終わらなかった。
土の壁は、彼らが退避するよりも早く、今度は、まるで、巨大な手で、ハエでも払うかのように、横薙ぎに、なぎ倒されてきた。
「うわあああああっ!」
騎士団も、豪奢な御料車も、その、あまりにも、圧倒的な『物理』の前には、為す術もなかった。
彼らは、土砂の奔流に飲み込まれ、まるで、おもちゃのように、森の奥へと、押し流されていった。
西。聖教会の『聖遺物捜索隊』。
「……おお。なんと、清浄な気に満ちた、聖域か」
隊長である、白髪の司教は、恍惚とした表情で、森の空気の中に、微かに感じられる、神聖な魔力を感じ取っていた。
「間違いありません。この奥にこそ、我らが求める、新たな『聖遺物』が、眠っているのです!」
「「「おお、神よ!」」」
聖職者たちは、一斉に、祈りを捧げた。
「全隊、前進! 神の奇跡を、その目に焼き付けなさい!」
司教の号令一下、彼らが、結界に向かって、一歩、足を踏み出そうとした、その瞬間。
彼らの頭上に、突如として、巨大な、水球が出現した。
それは、近くの川から、強制的に、汲み上げられた、大量の水。
「……これは、神の、試練か?」
司教が、呆然と、空を見上げた、次の瞬間。
水球は、弾け、滝のような、凄まじい量の水が、彼らの頭上へと、降り注いだ。
「ぐぼっ……!?」
「こ、これは、聖なる洗礼……! ぶはっ!」
聖職者たちは、あっという間に、濁流に飲み込まれた。手にした聖印も、大事な聖書も、すべて、泥水の中に消えていく。
彼らは、なすすべなく、川の下流へと、一直線に、流されていった。その姿は、もはや、敬虔な聖職者ではなく、川遊びに失敗した、哀れな子供たちのようだった。
南。王立魔法学院の調査団。
「……やはり、この一帯の空間法則は、明らかに、歪んでいる。素晴らしい! これほどの規模の、安定した特異空間は、文献でしか見たことがない!」
調査団のリーダーである、年老いた魔法学者が、興奮した様子で、観測用の水晶を覗き込んでいる。
「教授! 前方の空間に、高密度の、魔力障壁を確認!」
「ふむ。では、解析を開始する。全員、術式解明の準備にかかれ! この謎を解き明かせば、学会での、我々の名声は、不動のものと……」
教授が、自信満々に、指示を出した、その時。
彼らの周囲の、空間そのものが、ぐにゃり、と、飴のように、歪み始めた。
「なっ!? こ、これは、強制転移の前兆!?」
「いかん! 座標が、固定できない!」
「どこへ、飛ばされるんだーっ!」
ベテランの学者たちが、パニックに陥る。
だが、彼らの抵抗は、無意味だった。
次の瞬間、彼らの姿は、その場から、掻き消えていた。
そして、数秒後。
遥か上空、雲の上で、彼らの姿が、再び、出現した。
「……あれ?」
「……なんで、俺たち、空に……?」
「……重力って、知ってるか?」
「……ああああああああああ!」
悲鳴と共に、彼らは、自由落下を開始した。
幸い、落下地点には、フィーが、こっそり、巨大なクッション代わりの、風の魔法陣を用意しておいたため、死者は出なかった。
だが、泥だらけ、葉っぱまみれになりながら、地面に叩きつけられた彼らの、学者としてのプライドは、ズタズタに引き裂かれたに違いなかった。
北。魔王軍の斥候部隊。
「……隊長。やはり、噂通り、ただの家では、ないようですな」
オークの隊長は、他の三方向で、同時に巻き起こった、天変地異のような現象を、冷静に観察していた。
「うむ。炎も、氷も、物理も、魔法も、そして、空間干渉すらも、通用しない、ということか。厄介極まりない」
「して、我々は、どうしますか? このまま、突撃を?」
「馬鹿を言え。無駄死にするだけだ」
隊長は、首を横に振った。
「我らの任務は、偵察と、情報収集。今、ここで、貴重な情報を得られた。賢者の家の迎撃方法は、多岐にわたり、そして、無慈悲である、と。この情報を、次なる、あの方へと、持ち帰るのだ」
隊長は、そう言うと、部下たちに、撤退の合図を出した。
彼らは、今回の四組の中で、唯一、無傷で、そして、最も、厄介な『お土産』を持って、帰還することになった。
◇
「……はい、終了」
俺は、リビングのソファで、紅茶を飲みながら、ディスプレイに映る、それぞれの集団の、無様な撤退劇を、高みの見物を決め込んでいた。
土砂に流される騎士。
川に流される神父。
空から降ってくる学者。
どれもこれも、なかなかに、見応えのある、スペクタクルだった。
「……ユータ様。わたくしの父上が……騎士団が……」
リリアが、少し、青い顔で、呟いている。
「心配するな。誰も、死んじゃいない。せいぜい、数日、筋肉痛で寝込むくらいだ」
俺は、慰めるように言った。自動迎撃システムは、あくまで『排除』が目的だ。殺傷能力は、最低限に設定してある。
「それにしても……」
フィーが、感嘆のため息をついた。
「これが、この家の、本当の力……。もはや、一個の生命体、あるいは、半神とでも言うべき、存在ですね」
「俺の家は、俺の体の一部みたいなもんだからな。無断で触ろうとする奴には、相応の、しっぺ返しをする。当然だろ?」
俺は、こともなげに、そう言った。
これで、ようやく、本当の、静寂が訪れる。
世界中の、誰であろうと、もはや、この家に、手出しはできまい。
俺は、完璧な、セキュリティを手に入れたのだ。
「さて、と。面倒事は、全部、片付いた。中断してた、オムライス、食べるとするか」
俺は、すっかり、日常モードに戻り、キッチンから漂ってくる、美味しそうな匂いに、鼻をひくつかせた。
だが、その時、俺は、まだ、気づいていなかった。
無傷で撤退していった、魔王軍の部隊。
彼らが、持ち帰った、あまりにも、正確で、詳細な、『賢者の家の迎撃能力』に関する情報。
それが、魔王軍、最後の、そして、最強の四天王を、ついに、この地へと、向かわせる、最後の引き金になったことを。
本当の、戦いは。
まだ、始まっても、いなかったのだ。
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