41 / 62
第41話 最強の矛 vs 最強の盾(物理)
しおりを挟む
空に浮かぶ、我が家――『マイホーム・フォートレス』から放たれた、究極の破壊光線、『我が家バスターキャノン』。
それは、純粋なエネルギーの奔流となって、地上に立つ、竜将軍バハムートへと、降り注いだ。
世界が、白く、染まる。
衝撃で、大地は、揺れ、空は、泣き、周囲の、森や、山々は、その存在そのものが、光の中に、掻き消えていく。
それは、まさに、神の、怒り。
天罰とでも、呼ぶべき、光景だった。
「……やったか?」
リビングの、ソファの上で、俺は、静かに、呟いた。
これほどの、エネルギーを、まともに、喰らって、無事でいられる、生物など、存在するはずがない。
四天王最強と、いえども、さすがに、これで、終わりだろう。
光が、収まり、巨大な、爆煙が、晴れていく。
後に、残されていたのは、巨大な、クレーター。
その中心には、何も、残ってはいなかった。
「……目標、完全に、消滅しました」
フィーが、冷静に、観測結果を、報告する。
「やりましたわ、ユータ様! これで、魔王軍も、もう……!」
リリアが、歓喜の声を上げる。
モカも、安堵したように、胸を撫で下ろしていた。
だが。
俺だけが、ディスプレイに映る、その、何もないはずの、クレーターの中心を、鋭い目で、見つめていた。
違和感が、ある。
俺の、『神の視点』が、告げている。
まだ、終わって、いない、と。
「――くくく」
その、静寂を、破るように。
クレーターの中心から、地響きのような、笑い声が、響き渡った。
煙の中から、ゆっくりと、姿を現したのは、漆黒の、巨人。
竜将軍・バハムート。
その、巨大な、戦斧を、盾にするように、前に構え、彼は、立っていた。
その、漆黒の鎧には、無数の、ひびが入り、一部は、砕け散っている。だが、その体躯は、健在。その瞳は、先ほどよりも、さらに、爛々と、狂戦士の、輝きを、宿している。
「……はーはっはっは! すごいな、賢者よ! この、俺に、膝をつかせるどころか、傷を、負わせるとは! まさしく、天晴れ!」
バハムートは、高らかに、笑った。
「……嘘……。あの、直撃を、受けて、立っている……!?」
リリアが、信じられない、という顔で、絶句する。
「彼の、あの、巨大な戦斧……。あれが、全てのエネルギーを、受け止め、拡散させたようです。素材は、おそらく、神話の時代にしか存在しなかったという、超高密度の、魔導金属『グラビティウム』。とんでもない、代物です」
フィーが、冷静に、しかし、その声には、わずかな、戦慄を滲ませて、分析した。
「だが、さすがの、奴も、無傷ではない。鎧は、半壊。魔力も、大幅に、消耗しているはずだ。……主砲、第二射、準備。次で、仕留める」
俺は、冷静に、次の、指示を出した。
だが、バハムートは、俺たちに、その、時間的猶予を、与えるつもりは、なかった。
「――次は、俺の番だ!」
彼が、そう、叫ぶと、同時に。
その、巨大な、体躯が、地面を、蹴った。
いや、違う。
地面が、彼の、足によって、砕け、その、反動で、彼の体は、まるで、砲弾のように、空中に、射出されたのだ。
向かう先は、ただ、一つ。
空に浮かぶ、我が家。
「なっ!? 跳んだ……!?」
「ユータさん! 敵、急速接近!」
ヒロインたちが、悲鳴を上げる。
凄まじい、速度で、迫り来る、漆黒の、弾丸。
俺は、舌打ちをしながら、即座に、命令を下した。
「全方位、迎撃ミサイル、発射! バリア、最大出力!」
家の、壁面から、無数の、小型ミサイルが、発射され、バハムートへと、殺到する。
同時に、家の周囲に、何重もの、多重防御結界が、展開された。
だが。
「――無駄だ!」
バハムートは、迫り来る、ミサイルの雨を、その、巨大な、戦斧の一振りで、全て、薙ぎ払う。
そして、その勢いのまま、多重防御結界へと、激突した。
バギィン! バギィン! バギィン!
悲鳴のような、音を立てて、俺が張った、絶対のはずの、結界が、一枚、また、一枚と、まるで、薄いガラスのように、砕け散っていく。
純粋な、物理的な、質量と、パワー。
それは、いかなる、魔法理論も、常識も、粉々に、打ち砕く。
「くっ……! このままでは……!」
ついに、最後の、防御結界が、砕け散った、その瞬間。
バハムートは、空中で、その、巨大な、戦斧を、大きく、振りかぶった。
狙うは、我が家の、リビングの、窓。
「――砕けろおおおおおっ!」
咆哮と、共に、振り下ろされる、破壊の、一撃。
それは、我が家の、『絶対安全領域』が、初めて、その、内側への、侵入を、許す、瞬間と、なるはずだった。
――その、攻撃が、当たる、寸前。
「――お待ちなさい」
凛とした、しかし、どこまでも、冷たい、声が、響き渡った。
声の主は、リリア。
彼女は、いつの間にか、家の、バルコニー――かつて、庭だった場所に、立っていた。
その手には、白銀の盾。
彼女は、その盾を、ただ、静かに、迫り来る、バハムートの、戦斧の前に、かざした。
「リリア!?」
俺が、叫ぶよりも、早く。
戦斧と、盾が、激突した。
ゴッ!!!!
という、今までとは、比較にならない、重く、鈍い、衝撃音。
世界が、一瞬、無音になったかと、錯覚するほどの、衝突。
そして。
信じられない、光景が、起こった。
バハムートの、山脈すらも砕く、渾身の、一撃。
それが、リリアの、その、小さな、白銀の盾によって、完全に、完璧に、受け止められていた。
いや、違う。
受け止めた、のではない。
『無効化』した、のだ。
盾に、触れた、戦斧の、運動エネルギー、そのものが、まるで、存在しなかったかのように、綺麗さっぱり、消滅していた。
「……な……に……?」
バハムートの、兜の奥の目が、生まれて初めて、本物の、『理解不能』という、感情に、染まった。
「……これが、ユータ様から、授かった、わたくしの、力。『王域の守護(ロイヤル・プロテクション)』。その、本当の、能力です」
リリアは、静かに、告げた。
「この盾は、あらゆる、攻撃を、『無かったこと』にする。あなたの、その、自慢の力も、この盾の前では、意味を、成しません」
その、盾の、能力。
それは、フィーが、後で、こう、分析した。
『因果律干渉。攻撃が、命中した、という、結果そのものを、遡及して、消去する、神の領域の、魔法』、だと。
俺が、リリアの盾に、無意識のうちに、与えていた、力。
それは、俺の、『絶対安全領域』の、防御性能の、ミニチュア版だったのだ。
「……ありえん」
バハムートは、呆然と、呟いた。
空中で、全ての、勢いを、失った、彼の、巨大な、体躯。
もはや、そこに、滞空する、術は、ない。
「――終わりです」
リリアの、その、言葉を、合図に。
彼女の、背後――家の、あちこちから、無数の、アームが、伸びてきた。
それは、俺が、家の、メンテナンス用に、設置しておいた、家庭菜園用、ゴーレムアーム。
その、無数の、アームが、空中で、無防備になった、バハムートの、体を、がっしりと、捕らえた。
「なっ!? 離せ! この、ガラクタどもが!」
バハムートは、暴れるが、アームの、一本一本が、オリハルコン以上の、強度を、持っており、びくともしない。
そして。
その、アームたちが、一斉に、彼を、家の、壁――もとい、城壁に、叩きつけた。
ドゴオオオオオオオン!
という、凄まじい、音。
そして、そのまま、アームたちは、彼を、壁に、縫い付けたまま、その、関節という、関節を、ありえない、方向へと、締め上げ始めた。
「ぐ……ぎ……ぎぎぎぎぎぎ……!?」
最強の、竜将軍が、まるで、捕らえられた、虫けらのように、みっともない、悲鳴を上げる。
「……さて、と」
俺は、その、一部始終を、リビングの、ソファから、眺め、そして、静かに、立ち上がった。
そして、バルコニーへと、歩いていく。
壁に、磔にされ、もはや、意識も、朦朧としている、バハムートの、目の前に。
俺は、立った。
「……よう。最強の、矛、さんよ」
俺は、彼を、見下ろし、にやりと、笑った。
「俺の、家の、壁の、寝心地は、どうだ?」
最強の矛 vs 最強の盾。
その、勝負の、決着は、あまりにも、一方的な、そして、情けない、形で、幕を、閉じたのだった。
それは、純粋なエネルギーの奔流となって、地上に立つ、竜将軍バハムートへと、降り注いだ。
世界が、白く、染まる。
衝撃で、大地は、揺れ、空は、泣き、周囲の、森や、山々は、その存在そのものが、光の中に、掻き消えていく。
それは、まさに、神の、怒り。
天罰とでも、呼ぶべき、光景だった。
「……やったか?」
リビングの、ソファの上で、俺は、静かに、呟いた。
これほどの、エネルギーを、まともに、喰らって、無事でいられる、生物など、存在するはずがない。
四天王最強と、いえども、さすがに、これで、終わりだろう。
光が、収まり、巨大な、爆煙が、晴れていく。
後に、残されていたのは、巨大な、クレーター。
その中心には、何も、残ってはいなかった。
「……目標、完全に、消滅しました」
フィーが、冷静に、観測結果を、報告する。
「やりましたわ、ユータ様! これで、魔王軍も、もう……!」
リリアが、歓喜の声を上げる。
モカも、安堵したように、胸を撫で下ろしていた。
だが。
俺だけが、ディスプレイに映る、その、何もないはずの、クレーターの中心を、鋭い目で、見つめていた。
違和感が、ある。
俺の、『神の視点』が、告げている。
まだ、終わって、いない、と。
「――くくく」
その、静寂を、破るように。
クレーターの中心から、地響きのような、笑い声が、響き渡った。
煙の中から、ゆっくりと、姿を現したのは、漆黒の、巨人。
竜将軍・バハムート。
その、巨大な、戦斧を、盾にするように、前に構え、彼は、立っていた。
その、漆黒の鎧には、無数の、ひびが入り、一部は、砕け散っている。だが、その体躯は、健在。その瞳は、先ほどよりも、さらに、爛々と、狂戦士の、輝きを、宿している。
「……はーはっはっは! すごいな、賢者よ! この、俺に、膝をつかせるどころか、傷を、負わせるとは! まさしく、天晴れ!」
バハムートは、高らかに、笑った。
「……嘘……。あの、直撃を、受けて、立っている……!?」
リリアが、信じられない、という顔で、絶句する。
「彼の、あの、巨大な戦斧……。あれが、全てのエネルギーを、受け止め、拡散させたようです。素材は、おそらく、神話の時代にしか存在しなかったという、超高密度の、魔導金属『グラビティウム』。とんでもない、代物です」
フィーが、冷静に、しかし、その声には、わずかな、戦慄を滲ませて、分析した。
「だが、さすがの、奴も、無傷ではない。鎧は、半壊。魔力も、大幅に、消耗しているはずだ。……主砲、第二射、準備。次で、仕留める」
俺は、冷静に、次の、指示を出した。
だが、バハムートは、俺たちに、その、時間的猶予を、与えるつもりは、なかった。
「――次は、俺の番だ!」
彼が、そう、叫ぶと、同時に。
その、巨大な、体躯が、地面を、蹴った。
いや、違う。
地面が、彼の、足によって、砕け、その、反動で、彼の体は、まるで、砲弾のように、空中に、射出されたのだ。
向かう先は、ただ、一つ。
空に浮かぶ、我が家。
「なっ!? 跳んだ……!?」
「ユータさん! 敵、急速接近!」
ヒロインたちが、悲鳴を上げる。
凄まじい、速度で、迫り来る、漆黒の、弾丸。
俺は、舌打ちをしながら、即座に、命令を下した。
「全方位、迎撃ミサイル、発射! バリア、最大出力!」
家の、壁面から、無数の、小型ミサイルが、発射され、バハムートへと、殺到する。
同時に、家の周囲に、何重もの、多重防御結界が、展開された。
だが。
「――無駄だ!」
バハムートは、迫り来る、ミサイルの雨を、その、巨大な、戦斧の一振りで、全て、薙ぎ払う。
そして、その勢いのまま、多重防御結界へと、激突した。
バギィン! バギィン! バギィン!
悲鳴のような、音を立てて、俺が張った、絶対のはずの、結界が、一枚、また、一枚と、まるで、薄いガラスのように、砕け散っていく。
純粋な、物理的な、質量と、パワー。
それは、いかなる、魔法理論も、常識も、粉々に、打ち砕く。
「くっ……! このままでは……!」
ついに、最後の、防御結界が、砕け散った、その瞬間。
バハムートは、空中で、その、巨大な、戦斧を、大きく、振りかぶった。
狙うは、我が家の、リビングの、窓。
「――砕けろおおおおおっ!」
咆哮と、共に、振り下ろされる、破壊の、一撃。
それは、我が家の、『絶対安全領域』が、初めて、その、内側への、侵入を、許す、瞬間と、なるはずだった。
――その、攻撃が、当たる、寸前。
「――お待ちなさい」
凛とした、しかし、どこまでも、冷たい、声が、響き渡った。
声の主は、リリア。
彼女は、いつの間にか、家の、バルコニー――かつて、庭だった場所に、立っていた。
その手には、白銀の盾。
彼女は、その盾を、ただ、静かに、迫り来る、バハムートの、戦斧の前に、かざした。
「リリア!?」
俺が、叫ぶよりも、早く。
戦斧と、盾が、激突した。
ゴッ!!!!
という、今までとは、比較にならない、重く、鈍い、衝撃音。
世界が、一瞬、無音になったかと、錯覚するほどの、衝突。
そして。
信じられない、光景が、起こった。
バハムートの、山脈すらも砕く、渾身の、一撃。
それが、リリアの、その、小さな、白銀の盾によって、完全に、完璧に、受け止められていた。
いや、違う。
受け止めた、のではない。
『無効化』した、のだ。
盾に、触れた、戦斧の、運動エネルギー、そのものが、まるで、存在しなかったかのように、綺麗さっぱり、消滅していた。
「……な……に……?」
バハムートの、兜の奥の目が、生まれて初めて、本物の、『理解不能』という、感情に、染まった。
「……これが、ユータ様から、授かった、わたくしの、力。『王域の守護(ロイヤル・プロテクション)』。その、本当の、能力です」
リリアは、静かに、告げた。
「この盾は、あらゆる、攻撃を、『無かったこと』にする。あなたの、その、自慢の力も、この盾の前では、意味を、成しません」
その、盾の、能力。
それは、フィーが、後で、こう、分析した。
『因果律干渉。攻撃が、命中した、という、結果そのものを、遡及して、消去する、神の領域の、魔法』、だと。
俺が、リリアの盾に、無意識のうちに、与えていた、力。
それは、俺の、『絶対安全領域』の、防御性能の、ミニチュア版だったのだ。
「……ありえん」
バハムートは、呆然と、呟いた。
空中で、全ての、勢いを、失った、彼の、巨大な、体躯。
もはや、そこに、滞空する、術は、ない。
「――終わりです」
リリアの、その、言葉を、合図に。
彼女の、背後――家の、あちこちから、無数の、アームが、伸びてきた。
それは、俺が、家の、メンテナンス用に、設置しておいた、家庭菜園用、ゴーレムアーム。
その、無数の、アームが、空中で、無防備になった、バハムートの、体を、がっしりと、捕らえた。
「なっ!? 離せ! この、ガラクタどもが!」
バハムートは、暴れるが、アームの、一本一本が、オリハルコン以上の、強度を、持っており、びくともしない。
そして。
その、アームたちが、一斉に、彼を、家の、壁――もとい、城壁に、叩きつけた。
ドゴオオオオオオオン!
という、凄まじい、音。
そして、そのまま、アームたちは、彼を、壁に、縫い付けたまま、その、関節という、関節を、ありえない、方向へと、締め上げ始めた。
「ぐ……ぎ……ぎぎぎぎぎぎ……!?」
最強の、竜将軍が、まるで、捕らえられた、虫けらのように、みっともない、悲鳴を上げる。
「……さて、と」
俺は、その、一部始終を、リビングの、ソファから、眺め、そして、静かに、立ち上がった。
そして、バルコニーへと、歩いていく。
壁に、磔にされ、もはや、意識も、朦朧としている、バハムートの、目の前に。
俺は、立った。
「……よう。最強の、矛、さんよ」
俺は、彼を、見下ろし、にやりと、笑った。
「俺の、家の、壁の、寝心地は、どうだ?」
最強の矛 vs 最強の盾。
その、勝負の、決着は、あまりにも、一方的な、そして、情けない、形で、幕を、閉じたのだった。
168
あなたにおすすめの小説
俺しか使えない『アイテムボックス』がバグってる
十本スイ
ファンタジー
俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈をしていたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。
インターネットで異世界無双!?
kryuaga
ファンタジー
世界アムパトリに転生した青年、南宮虹夜(ミナミヤコウヤ)は女神様にいくつものチート能力を授かった。
その中で彼の目を一番引いたのは〈電脳網接続〉というギフトだ。これを駆使し彼は、ネット通販で日本の製品を仕入れそれを売って大儲けしたり、日本の企業に建物の設計依頼を出して異世界で技術無双をしたりと、やりたい放題の異世界ライフを送るのだった。
これは剣と魔法の異世界アムパトリが、コウヤがもたらした日本文化によって徐々に浸食を受けていく変革の物語です。
備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ
ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。
見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は?
異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。
鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。
最強賢者の最強メイド~主人もメイドもこの世界に敵がいないようです~
津ヶ谷
ファンタジー
綾瀬樹、都内の私立高校に通う高校二年生だった。
ある日、樹は交通事故で命を落としてしまう。
目覚めた樹の前に現れたのは神を名乗る人物だった。
その神により、チートな力を与えられた樹は異世界へと転生することになる。
その世界での樹の功績は認められ、ほんの数ヶ月で最強賢者として名前が広がりつつあった。
そこで、褒美として、王都に拠点となる屋敷をもらい、執事とメイドを派遣してもらうことになるのだが、このメイドも実は元世界最強だったのだ。
これは、世界最強賢者の樹と世界最強メイドのアリアの異世界英雄譚。
異世界転生した俺は、産まれながらに最強だった。
桜花龍炎舞
ファンタジー
主人公ミツルはある日、不慮の事故にあい死んでしまった。
だが目がさめると見知らぬ美形の男と見知らぬ美女が目の前にいて、ミツル自身の身体も見知らぬ美形の子供に変わっていた。
そして更に、恐らく転生したであろうこの場所は剣や魔法が行き交うゲームの世界とも思える異世界だったのである。
異世界転生 × 最強 × ギャグ × 仲間。
チートすぎる俺が、神様より自由に世界をぶっ壊す!?
“真面目な展開ゼロ”の爽快異世界バカ旅、始動!
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
第2の人生は、『男』が希少種の世界で
赤金武蔵
ファンタジー
日本の高校生、久我一颯(くがいぶき)は、気が付くと見知らぬ土地で、女山賊たちから貞操を奪われる危機に直面していた。
あと一歩で襲われかけた、その時。白銀の鎧を纏った女騎士・ミューレンに救われる。
ミューレンの話から、この世界は地球ではなく、別の世界だということを知る。
しかも──『男』という存在が、超希少な世界だった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる