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第49話 陽動と本命、そしてチェックメイト
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「――城門、開けぇぇぇぇっ!」
ケネス伯爵の、魂の、叫びが、戦場に、響き渡った。
ギギギ……と、重い音を立てて、今まで、鉄壁の、守りを誇っていた、ティル・ナ・ログ市の、城門が、ゆっくりと、開かれていく。
その、光景に、討伐軍の、兵士たちも、そして、総大将の、ボルテス将軍も、一瞬、呆気に取られた。
「……何だと? この、タイミングで、打って、出てくるだと!? 馬鹿めが!」
ボルテスは、すぐに、それを、追い詰められた、反乱軍の、最後の、悪あがきだと、判断した。
「好都合だ! 全軍、迎え撃て! あの、生意気な、姫騎士を、捕らえた者には、望みのままの、褒美を、くれてやる!」
ボルテスの、檄が飛ぶ。
城門から、姿を現したのは、百騎ほどの、騎馬隊。
その、先頭に立つのは、陽光を浴びて、黄金に輝く鎧をまとった、『銀の姫騎士』リリア。
「――アルトリアの、兵(つわもの)たちよ! 我に、続け!」
リリアが、天に、剣を掲げると、騎兵たちは、「おおおおっ!」と、鬨の声を上げ、一斉に、討伐軍の、本陣へと、突撃を開始した。
その、勢いは、凄まじい。
まるで、一塊の、黄金の、槍となって、敵陣の、側面へと、深く、突き刺さろうとしていた。
「ふん! 百騎程度で、我が、五千の、大軍に、挑むとは、愚の骨頂!」
ボルテスは、鼻で笑い、即座に、迎撃の、指示を出す。
「左翼部隊、前へ! あの、騎馬隊を、包囲し、殲滅せよ!」
討伐軍の、左翼を、守っていた、千の兵士たちが、リリアの、騎馬隊を、迎え撃つべく、その、陣形を、大きく、動かした。
ボルテスの、意識も、そして、戦場にいる、全ての兵士の、意識も、今や、その、一点――黄金の、騎馬隊と、討伐軍左翼の、激突に、完全に、集中していた。
誰もが、固唾をのんで、その、勝敗の、行方を、見守っていた。
そして、誰も、気づいていなかった。
その、大混乱の、裏側で。
戦場の、喧騒から、切り離された、静かな、影の中を。
一人の、小さな、獣人の、少女が、音もなく、風のように、駆け抜けていたことなど。
◇
『――モカ、聞こえるか』
『はい、ご主人様。いつでも』
俺は、ソファの上から、モカの、視界を共有する、サブウィンドウを、見つめていた。
彼女の視界は、地面すれすれを、高速で、移動していく。その動きには、一切の、無駄がない。
『敵の本陣、兵士たちの、注意は、完全に、リリアの方に、向いている。お前の、存在に、気づいている者は、一人もいない。絶好の、チャンスだ』
俺の、言葉に、モカは、無言で、頷いた。
彼女の、目的地は、ただ、一つ。
丘の上に、陣取る、ボルテス将軍の、首。
リリアの、華々しい、突撃は、すべて、この、モカの、潜入を、成功させるための、壮大な、陽動に、過ぎなかった。
『――目標まで、あと、百メートル。敵の、親衛隊が、周囲を固めているが、問題ない。お前の、速さなら、誰にも、反応される前に、懐に、飛び込める』
俺は、淡々と、状況を、告げる。
モカは、最後の、茂みに、身を潜めると、その、呼吸を、極限まで、殺した。
そして、腰に差した、二振りの、『無音の短剣』を、ゆっくりと、引き抜く。
その、黒い、刀身は、光を、一切、反射せず、まるで、闇そのものを、切り取ったかのようだった。
『……行け』
俺の、短い、命令。
それを、合図に。
モカの、体が、地面を、蹴った。
シュッ、という、微かな、音すら、しない。
彼女は、もはや、生き物ではなかった。
ただ、純粋な、『死』を運ぶ、一陣の、風。
ボルテスの、周囲を固めていた、屈強な、親衛隊の、騎士たち。
彼らは、何も、感じなかった。
風が、頬を、撫でたような、気がした。
ただ、それだけ。
そして、次の、瞬間。
彼らの、首筋から、一斉に、血飛沫が、上がった。
「……が……?」
彼らは、自分が、斬られたことすら、理解できないまま、次々と、その場に、崩れ落ちていく。
モカは、その、死体の山を、一顧だにせず、ただ、まっすぐに、標的の、背後へと、迫っていた。
◇
「――どうした! 左翼は何をやっておるか! たかが、百騎の、騎馬隊に、なぜ、これほど、手間取る!」
ボルテス将軍は、丘の上から、戦況を、眺め、苛立ちの、声を上げていた。
リリアの、騎馬隊は、驚異的な、強さだった。
黄金の騎士は、神がかり的な、剣技で、討伐軍の兵士を、次々と、薙ぎ払い、その、部下たちも、まるで、不死身であるかのように、何度、斬られても、立ち上がってくる。
(これも、あの、賢者の、仕業か……!)
ボルテスが、歯噛みした、その時。
彼は、自分の、すぐ、背後に、ふわり、と、何かが、舞い降りる、気配を、感じた。
「……ん?」
彼が、ゆっくりと、振り返る。
そこに、立っていたのは。
ボロボロの、黒い、フードを、深く、かぶった、小さな、子供。
その、フードの、奥から、金色に輝く、猫のような、瞳が、じっと、彼を、見つめていた。
「……なんだ、貴様は……。どこから、入っ……」
ボルテスの、言葉は、途中で、途切れた。
彼の、喉元に、ひやり、と、冷たい、感触。
いつの間にか、その、子供の手に握られた、黒い、短剣が、彼の、首筋に、ぴたりと、突きつけられていた。
「…………」
ボルテスは、動けなかった。
全身の、血が、凍りつくような、感覚。
目の前の、子供から、放たれる、プレッシャーは、先ほどの、黄金の騎士とも、また、違う。
それは、純粋で、無垢で、そして、底なしの、『死』の、匂い。
「……牛さん」
子供が、初めて、口を開いた。
その声は、鈴が鳴るような、可愛らしい、声だった。
「……ご主人様が、もう、うるさいから、静かにして、って」
それが、彼の、聞いた、最後の、言葉と、なった。
ぷつり、と。
何かが、断ち切れる、微かな、音。
”猛牛”ボルテス将軍の、巨大な、首が、その、胴体から、滑り落ちた。
彼の、見開かれた、目には、最後まで、自分が、何に、殺されたのか、理解できない、という、色が、浮かんでいた。
◇
「――目標、沈黙」
モカの、淡々とした、報告。
俺は、リビングで、「よし」と、一つ、頷いた。
チェックメイトだ。
総大将を、失った、討伐軍は、もはや、ただの、烏合の衆。
リリアの、騎馬隊が、その、混乱した、軍勢を、思う存分、蹂躙し、やがて、彼らは、蜘蛛の子を散らすように、敗走を、始めた。
ティル・ナ・ログ市の、防衛戦は、反乱軍の、圧倒的な、勝利に、終わった。
死者は、討伐軍側に、数百。
対する、リリア軍の、損害は、ゼロ。
あまりにも、一方的な、戦いの、結果。
それは、アルトリア王国全土に、衝撃と共に、伝わった。
そして、同時に、二つの、新たな、伝説が、生まれた。
一つは、神がかり的な、強さで、敵軍を、蹂躙した、『黄金の姫騎士』の、武勇伝。
そして、もう一つは。
その、姫騎士の、影に、隠れ、敵の大将の、首を、誰にも、知られることなく、狩ったという、謎の、『影猫(シャドウキャット)』の、噂。
この、二つの、伝説が、今後の、戦いに、どのような、影響を、与えるのか。
俺は、ポテチの、最後の一枚を、口に運びながら、少しだけ、楽しみに、思うのだった。
ケネス伯爵の、魂の、叫びが、戦場に、響き渡った。
ギギギ……と、重い音を立てて、今まで、鉄壁の、守りを誇っていた、ティル・ナ・ログ市の、城門が、ゆっくりと、開かれていく。
その、光景に、討伐軍の、兵士たちも、そして、総大将の、ボルテス将軍も、一瞬、呆気に取られた。
「……何だと? この、タイミングで、打って、出てくるだと!? 馬鹿めが!」
ボルテスは、すぐに、それを、追い詰められた、反乱軍の、最後の、悪あがきだと、判断した。
「好都合だ! 全軍、迎え撃て! あの、生意気な、姫騎士を、捕らえた者には、望みのままの、褒美を、くれてやる!」
ボルテスの、檄が飛ぶ。
城門から、姿を現したのは、百騎ほどの、騎馬隊。
その、先頭に立つのは、陽光を浴びて、黄金に輝く鎧をまとった、『銀の姫騎士』リリア。
「――アルトリアの、兵(つわもの)たちよ! 我に、続け!」
リリアが、天に、剣を掲げると、騎兵たちは、「おおおおっ!」と、鬨の声を上げ、一斉に、討伐軍の、本陣へと、突撃を開始した。
その、勢いは、凄まじい。
まるで、一塊の、黄金の、槍となって、敵陣の、側面へと、深く、突き刺さろうとしていた。
「ふん! 百騎程度で、我が、五千の、大軍に、挑むとは、愚の骨頂!」
ボルテスは、鼻で笑い、即座に、迎撃の、指示を出す。
「左翼部隊、前へ! あの、騎馬隊を、包囲し、殲滅せよ!」
討伐軍の、左翼を、守っていた、千の兵士たちが、リリアの、騎馬隊を、迎え撃つべく、その、陣形を、大きく、動かした。
ボルテスの、意識も、そして、戦場にいる、全ての兵士の、意識も、今や、その、一点――黄金の、騎馬隊と、討伐軍左翼の、激突に、完全に、集中していた。
誰もが、固唾をのんで、その、勝敗の、行方を、見守っていた。
そして、誰も、気づいていなかった。
その、大混乱の、裏側で。
戦場の、喧騒から、切り離された、静かな、影の中を。
一人の、小さな、獣人の、少女が、音もなく、風のように、駆け抜けていたことなど。
◇
『――モカ、聞こえるか』
『はい、ご主人様。いつでも』
俺は、ソファの上から、モカの、視界を共有する、サブウィンドウを、見つめていた。
彼女の視界は、地面すれすれを、高速で、移動していく。その動きには、一切の、無駄がない。
『敵の本陣、兵士たちの、注意は、完全に、リリアの方に、向いている。お前の、存在に、気づいている者は、一人もいない。絶好の、チャンスだ』
俺の、言葉に、モカは、無言で、頷いた。
彼女の、目的地は、ただ、一つ。
丘の上に、陣取る、ボルテス将軍の、首。
リリアの、華々しい、突撃は、すべて、この、モカの、潜入を、成功させるための、壮大な、陽動に、過ぎなかった。
『――目標まで、あと、百メートル。敵の、親衛隊が、周囲を固めているが、問題ない。お前の、速さなら、誰にも、反応される前に、懐に、飛び込める』
俺は、淡々と、状況を、告げる。
モカは、最後の、茂みに、身を潜めると、その、呼吸を、極限まで、殺した。
そして、腰に差した、二振りの、『無音の短剣』を、ゆっくりと、引き抜く。
その、黒い、刀身は、光を、一切、反射せず、まるで、闇そのものを、切り取ったかのようだった。
『……行け』
俺の、短い、命令。
それを、合図に。
モカの、体が、地面を、蹴った。
シュッ、という、微かな、音すら、しない。
彼女は、もはや、生き物ではなかった。
ただ、純粋な、『死』を運ぶ、一陣の、風。
ボルテスの、周囲を固めていた、屈強な、親衛隊の、騎士たち。
彼らは、何も、感じなかった。
風が、頬を、撫でたような、気がした。
ただ、それだけ。
そして、次の、瞬間。
彼らの、首筋から、一斉に、血飛沫が、上がった。
「……が……?」
彼らは、自分が、斬られたことすら、理解できないまま、次々と、その場に、崩れ落ちていく。
モカは、その、死体の山を、一顧だにせず、ただ、まっすぐに、標的の、背後へと、迫っていた。
◇
「――どうした! 左翼は何をやっておるか! たかが、百騎の、騎馬隊に、なぜ、これほど、手間取る!」
ボルテス将軍は、丘の上から、戦況を、眺め、苛立ちの、声を上げていた。
リリアの、騎馬隊は、驚異的な、強さだった。
黄金の騎士は、神がかり的な、剣技で、討伐軍の兵士を、次々と、薙ぎ払い、その、部下たちも、まるで、不死身であるかのように、何度、斬られても、立ち上がってくる。
(これも、あの、賢者の、仕業か……!)
ボルテスが、歯噛みした、その時。
彼は、自分の、すぐ、背後に、ふわり、と、何かが、舞い降りる、気配を、感じた。
「……ん?」
彼が、ゆっくりと、振り返る。
そこに、立っていたのは。
ボロボロの、黒い、フードを、深く、かぶった、小さな、子供。
その、フードの、奥から、金色に輝く、猫のような、瞳が、じっと、彼を、見つめていた。
「……なんだ、貴様は……。どこから、入っ……」
ボルテスの、言葉は、途中で、途切れた。
彼の、喉元に、ひやり、と、冷たい、感触。
いつの間にか、その、子供の手に握られた、黒い、短剣が、彼の、首筋に、ぴたりと、突きつけられていた。
「…………」
ボルテスは、動けなかった。
全身の、血が、凍りつくような、感覚。
目の前の、子供から、放たれる、プレッシャーは、先ほどの、黄金の騎士とも、また、違う。
それは、純粋で、無垢で、そして、底なしの、『死』の、匂い。
「……牛さん」
子供が、初めて、口を開いた。
その声は、鈴が鳴るような、可愛らしい、声だった。
「……ご主人様が、もう、うるさいから、静かにして、って」
それが、彼の、聞いた、最後の、言葉と、なった。
ぷつり、と。
何かが、断ち切れる、微かな、音。
”猛牛”ボルテス将軍の、巨大な、首が、その、胴体から、滑り落ちた。
彼の、見開かれた、目には、最後まで、自分が、何に、殺されたのか、理解できない、という、色が、浮かんでいた。
◇
「――目標、沈黙」
モカの、淡々とした、報告。
俺は、リビングで、「よし」と、一つ、頷いた。
チェックメイトだ。
総大将を、失った、討伐軍は、もはや、ただの、烏合の衆。
リリアの、騎馬隊が、その、混乱した、軍勢を、思う存分、蹂躙し、やがて、彼らは、蜘蛛の子を散らすように、敗走を、始めた。
ティル・ナ・ログ市の、防衛戦は、反乱軍の、圧倒的な、勝利に、終わった。
死者は、討伐軍側に、数百。
対する、リリア軍の、損害は、ゼロ。
あまりにも、一方的な、戦いの、結果。
それは、アルトリア王国全土に、衝撃と共に、伝わった。
そして、同時に、二つの、新たな、伝説が、生まれた。
一つは、神がかり的な、強さで、敵軍を、蹂躙した、『黄金の姫騎士』の、武勇伝。
そして、もう一つは。
その、姫騎士の、影に、隠れ、敵の大将の、首を、誰にも、知られることなく、狩ったという、謎の、『影猫(シャドウキャット)』の、噂。
この、二つの、伝説が、今後の、戦いに、どのような、影響を、与えるのか。
俺は、ポテチの、最後の一枚を、口に運びながら、少しだけ、楽しみに、思うのだった。
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