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第52話 将軍たちの受難
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リリア軍の、王都への進軍は、破竹の勢いだった。
その戦いぶりは、もはや、伝説として、吟遊詩人たちが、歌にするほど、劇的で、そして、あまりにも、一方的だった。
第一の砦、『猛牛の砦』。
指揮官は、グレン公爵軍の、猛将、バルト将軍。
彼は、リリア軍が、砦に、迫っているとの、報を、聞き、いつものように、上等な、酒を、あおりながら、豪快に、笑った。
「はっはっは! 姫様のごっこ遊びに、集まった、烏合の衆どもめ! この、俺が、まとめて、踏み潰してくれるわ!」
彼は、作戦会議も、そこそこに、勝利の、前祝いだと、称して、酒宴を、始めた。
だが、彼が、その、最高級の、葡萄酒を、喉に、流し込んだ、数分後。
彼の、屈強な、はずの、腹部に、未曾有の、激震が、走った。
「……ぐ、ぐふっ!? な、なんだ、この、腹の、痛みは……!?」
彼の、顔色は、みるみるうちに、土気色に変わり、その場に、崩れ落ちた。
猛将バルトは、その日、生涯で、最も、壮絶な、戦いを、便器の上で、繰り広げることになった。
指揮官を、失った、砦の、兵士たちは、混乱し、あっという間に、戦意を喪失。
リリア軍は、ほとんど、戦闘を、行うことなく、第一の砦を、無血で、占領した。
後に、この戦いは、『猛牛将軍、腹を下す』として、不名誉な、逸話と共に、歴史に、刻まれることになる。
第二の砦、『氷の心臓』。
指揮官は、冷徹な、策略家として、知られる、アイザック将軍。
彼は、バルト将軍の、あまりにも、情けない、敗北の報を、聞き、眉一つ、動かさなかった。
「……愚か者め。油断こそが、最大の敵だということを、知らんのか」
彼は、自らの、砦の、守りを、完璧に固め、リリア軍を、待ち受けた。
彼の、戦術は、鉄壁。
いかなる、攻撃も、彼の、計算し尽くされた、防御陣形の、前では、無意味なはずだった。
だが、彼が、予想だにしなかった、攻撃が、空から、降ってきた。
ヒュルルル……という、奇妙な、音と共に、砦の中に、降り注いできたのは、無数の、粘液質の、塊。
それは、着弾と同時に、破裂し、周囲に、強烈な、異臭を、まき散らした。
「な、なんだ、これは!?」
「く、臭い! 目が、目がぁ!」
それは、フィーが、錬金術で、特別に、生成した、『ゲロ以下の臭いがする、ネバネバスライム爆弾』。
アイザック将軍の、潔癖症を、狙い撃ちした、あまりにも、悪趣味な、兵器だった。
砦の中は、瞬く間に、阿鼻叫喚の、地獄絵図と化した。
兵士たちは、武器を捨て、ただ、その、耐え難い、悪臭と、不快な、粘液から、逃げ惑うだけ。
そして、総大将である、アイザック将軍。
彼は、自らの、純白の、軍服が、汚泥色の、粘液で、汚された、瞬間。
「……ああ……ああああ……汚い……汚らわしい……!」
完全に、理性の、箍が、外れ、その場で、気を失って、しまった。
こうして、鉄壁を誇った、第二の砦もまた、一滴の血も、流れることなく、陥落した。
この戦いは、後に、『史上最も、臭い、戦い』として、兵士たちの、心に、深い、トラウマを、刻みつけた。
◇
「……ひ、ひどい……。ひどすぎますわ、ユータ様……」
リリアは、ディスプレイに映る、第二の砦の、惨状を、見ながら、顔を、引きつらせていた。
『なんだよ。死人が、一人も、出てないんだ。平和的で、いいじゃないか』
俺は、ソファで、漫画を読みながら、気のない、返事をした。
『それに、お前の、手も、汚れない。感謝してほしい、くらいだぜ?』
「……それは、そうですけれど……。敵将に、同情したのは、初めてですわ……」
リリアは、心底、うんざりした、溜息をついた。
彼女の、理想とする、『騎士道精神に則った、正々堂々たる、戦い』は、俺の、引きこもり式、合理主義の、前では、無力だった。
「さて、と」
俺は、漫画の、次のページを、めくりながら、言った。
「前座は、終わりだ。いよいよ、メインディッシュだぞ、リリア」
俺の、視線は、ディスプレイの、マップ上、最後の、砦――『鉄槌の砦』へと、向けられていた。
「――第三の砦、攻略作戦を、開始する」
◇
第三の砦、『鉄槌の砦』。
そこは、王都を、守る、最後の、防衛線。
一万の、精鋭が、駐留し、その、守りは、前の、二つの砦とは、比較にならないほど、強固だった。
指揮官は、グレン公爵の、腹心中の、腹心、”影の手”の、異名を持つ、ザルツバーグ将軍。彼は、これまでの、二人の将軍の、あまりにも、情けない、敗北の報を、聞き、ただ、冷たく、笑っていた。
「……愚か者どもが。姫様と、その背後にいる、賢者とやらを、侮りすぎたな」
彼は、すでに、この砦の、地下に、必殺の、罠を、仕掛けていた。
砦の、地下、全体に、張り巡らせた、巨大な、魔力爆薬。
リリア軍が、砦の、中へと、おびき寄せられた、瞬間、すべてを、吹き飛ばし、殲滅する。
兵士も、砦も、すべて、使い捨て。
勝利のためなら、いかなる、犠牲も、厭わない。それこそが、ザルツバーグの、やり方だった。
「……来たか」
リリア軍が、砦の、前に、姿を現したのを、確認し、ザルツバーグは、不気味に、口角を、吊り上げた。
彼は、部下に、命令する。
「――わざと、負けろ。城門を、あっさりと、開け、敵を、砦の、中央広場まで、誘い込むのだ。そして、合図と共に――」
すべては、彼の、シナリオ通りに、進む、はずだった。
リリア軍は、猛然と、砦に、襲いかかる。
砦の、兵士たちは、形だけの、抵抗をし、やがて、敗走を、装い、城門を、開け放った。
「かかったな、愚か者め!」
ザルツバーグは、勝利を、確信した。
リリア軍が、砦の、中央広場に、到達する。
まさに、彼が、起爆の、スイッチに、手を、かけようとした、その瞬間だった。
リリア軍の、兵士たちが、突然、その場から、一斉に、掻き消えた。
「……なっ!?」
ザルツバーグは、自分の、目を、疑った。
集団、転移。
ありえない。これほどの、大人数を、一度に、転移させるなど、神の、御業でもなければ、不可能だ。
だが、現実に、兵士たちは、消えた。
そして、次の、瞬間。
彼の、足元、砦の、地下深くに、仕掛けられていたはずの、魔力爆薬が、全く、別の場所で、起動した。
その、場所とは。
王都、グレン公爵が、住まう、城の、ど真ん中。
『――さよなら、だ。影の手、さんよ』
俺が、仕掛けた、座標指定型の、強制転移魔法陣が、作動したのだ。
砦の、地下の、爆薬は、起爆の、寸前に、すべて、王都の、城の、地下へと、転送されていた。
ザルツバーグは、もはや、何も、できなかった。
ただ、遥か、東の、王都の、方角から、立ち上る、巨大な、火柱と、轟音を、呆然と、見つめるだけ。
自分の、仕掛けた、罠が。
自分の、主君を、葬り去った、という、皮肉な、結末を、受け入れることもできずに。
第三の砦もまた、陥落した。
いや、戦う前に、その、存在意義を、失った。
引きこもり軍師の、悪魔的な、一手。
それは、一つの、砦だけでなく、敵の、本拠地そのものを、壊滅させる、あまりにも、完璧な、チェックメイトだった。
その戦いぶりは、もはや、伝説として、吟遊詩人たちが、歌にするほど、劇的で、そして、あまりにも、一方的だった。
第一の砦、『猛牛の砦』。
指揮官は、グレン公爵軍の、猛将、バルト将軍。
彼は、リリア軍が、砦に、迫っているとの、報を、聞き、いつものように、上等な、酒を、あおりながら、豪快に、笑った。
「はっはっは! 姫様のごっこ遊びに、集まった、烏合の衆どもめ! この、俺が、まとめて、踏み潰してくれるわ!」
彼は、作戦会議も、そこそこに、勝利の、前祝いだと、称して、酒宴を、始めた。
だが、彼が、その、最高級の、葡萄酒を、喉に、流し込んだ、数分後。
彼の、屈強な、はずの、腹部に、未曾有の、激震が、走った。
「……ぐ、ぐふっ!? な、なんだ、この、腹の、痛みは……!?」
彼の、顔色は、みるみるうちに、土気色に変わり、その場に、崩れ落ちた。
猛将バルトは、その日、生涯で、最も、壮絶な、戦いを、便器の上で、繰り広げることになった。
指揮官を、失った、砦の、兵士たちは、混乱し、あっという間に、戦意を喪失。
リリア軍は、ほとんど、戦闘を、行うことなく、第一の砦を、無血で、占領した。
後に、この戦いは、『猛牛将軍、腹を下す』として、不名誉な、逸話と共に、歴史に、刻まれることになる。
第二の砦、『氷の心臓』。
指揮官は、冷徹な、策略家として、知られる、アイザック将軍。
彼は、バルト将軍の、あまりにも、情けない、敗北の報を、聞き、眉一つ、動かさなかった。
「……愚か者め。油断こそが、最大の敵だということを、知らんのか」
彼は、自らの、砦の、守りを、完璧に固め、リリア軍を、待ち受けた。
彼の、戦術は、鉄壁。
いかなる、攻撃も、彼の、計算し尽くされた、防御陣形の、前では、無意味なはずだった。
だが、彼が、予想だにしなかった、攻撃が、空から、降ってきた。
ヒュルルル……という、奇妙な、音と共に、砦の中に、降り注いできたのは、無数の、粘液質の、塊。
それは、着弾と同時に、破裂し、周囲に、強烈な、異臭を、まき散らした。
「な、なんだ、これは!?」
「く、臭い! 目が、目がぁ!」
それは、フィーが、錬金術で、特別に、生成した、『ゲロ以下の臭いがする、ネバネバスライム爆弾』。
アイザック将軍の、潔癖症を、狙い撃ちした、あまりにも、悪趣味な、兵器だった。
砦の中は、瞬く間に、阿鼻叫喚の、地獄絵図と化した。
兵士たちは、武器を捨て、ただ、その、耐え難い、悪臭と、不快な、粘液から、逃げ惑うだけ。
そして、総大将である、アイザック将軍。
彼は、自らの、純白の、軍服が、汚泥色の、粘液で、汚された、瞬間。
「……ああ……ああああ……汚い……汚らわしい……!」
完全に、理性の、箍が、外れ、その場で、気を失って、しまった。
こうして、鉄壁を誇った、第二の砦もまた、一滴の血も、流れることなく、陥落した。
この戦いは、後に、『史上最も、臭い、戦い』として、兵士たちの、心に、深い、トラウマを、刻みつけた。
◇
「……ひ、ひどい……。ひどすぎますわ、ユータ様……」
リリアは、ディスプレイに映る、第二の砦の、惨状を、見ながら、顔を、引きつらせていた。
『なんだよ。死人が、一人も、出てないんだ。平和的で、いいじゃないか』
俺は、ソファで、漫画を読みながら、気のない、返事をした。
『それに、お前の、手も、汚れない。感謝してほしい、くらいだぜ?』
「……それは、そうですけれど……。敵将に、同情したのは、初めてですわ……」
リリアは、心底、うんざりした、溜息をついた。
彼女の、理想とする、『騎士道精神に則った、正々堂々たる、戦い』は、俺の、引きこもり式、合理主義の、前では、無力だった。
「さて、と」
俺は、漫画の、次のページを、めくりながら、言った。
「前座は、終わりだ。いよいよ、メインディッシュだぞ、リリア」
俺の、視線は、ディスプレイの、マップ上、最後の、砦――『鉄槌の砦』へと、向けられていた。
「――第三の砦、攻略作戦を、開始する」
◇
第三の砦、『鉄槌の砦』。
そこは、王都を、守る、最後の、防衛線。
一万の、精鋭が、駐留し、その、守りは、前の、二つの砦とは、比較にならないほど、強固だった。
指揮官は、グレン公爵の、腹心中の、腹心、”影の手”の、異名を持つ、ザルツバーグ将軍。彼は、これまでの、二人の将軍の、あまりにも、情けない、敗北の報を、聞き、ただ、冷たく、笑っていた。
「……愚か者どもが。姫様と、その背後にいる、賢者とやらを、侮りすぎたな」
彼は、すでに、この砦の、地下に、必殺の、罠を、仕掛けていた。
砦の、地下、全体に、張り巡らせた、巨大な、魔力爆薬。
リリア軍が、砦の、中へと、おびき寄せられた、瞬間、すべてを、吹き飛ばし、殲滅する。
兵士も、砦も、すべて、使い捨て。
勝利のためなら、いかなる、犠牲も、厭わない。それこそが、ザルツバーグの、やり方だった。
「……来たか」
リリア軍が、砦の、前に、姿を現したのを、確認し、ザルツバーグは、不気味に、口角を、吊り上げた。
彼は、部下に、命令する。
「――わざと、負けろ。城門を、あっさりと、開け、敵を、砦の、中央広場まで、誘い込むのだ。そして、合図と共に――」
すべては、彼の、シナリオ通りに、進む、はずだった。
リリア軍は、猛然と、砦に、襲いかかる。
砦の、兵士たちは、形だけの、抵抗をし、やがて、敗走を、装い、城門を、開け放った。
「かかったな、愚か者め!」
ザルツバーグは、勝利を、確信した。
リリア軍が、砦の、中央広場に、到達する。
まさに、彼が、起爆の、スイッチに、手を、かけようとした、その瞬間だった。
リリア軍の、兵士たちが、突然、その場から、一斉に、掻き消えた。
「……なっ!?」
ザルツバーグは、自分の、目を、疑った。
集団、転移。
ありえない。これほどの、大人数を、一度に、転移させるなど、神の、御業でもなければ、不可能だ。
だが、現実に、兵士たちは、消えた。
そして、次の、瞬間。
彼の、足元、砦の、地下深くに、仕掛けられていたはずの、魔力爆薬が、全く、別の場所で、起動した。
その、場所とは。
王都、グレン公爵が、住まう、城の、ど真ん中。
『――さよなら、だ。影の手、さんよ』
俺が、仕掛けた、座標指定型の、強制転移魔法陣が、作動したのだ。
砦の、地下の、爆薬は、起爆の、寸前に、すべて、王都の、城の、地下へと、転送されていた。
ザルツバーグは、もはや、何も、できなかった。
ただ、遥か、東の、王都の、方角から、立ち上る、巨大な、火柱と、轟音を、呆然と、見つめるだけ。
自分の、仕掛けた、罠が。
自分の、主君を、葬り去った、という、皮肉な、結末を、受け入れることもできずに。
第三の砦もまた、陥落した。
いや、戦う前に、その、存在意義を、失った。
引きこもり軍師の、悪魔的な、一手。
それは、一つの、砦だけでなく、敵の、本拠地そのものを、壊滅させる、あまりにも、完璧な、チェックメイトだった。
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