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第57話 絶望的な光景と引きこもりのティータイム
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地平線を、黒く、埋め尽くす、魔王軍の、大群。
その数は、もはや、十万を、優に、超えていた。
先頭に立つのは、漆黒の、馬に跨った、一人の、魔人。
その、美しくも、冷たい、顔立ち。
その、身から、放たれる、絶望的なまでの、魔力。
魔王、ゼノン。
彼が、ただ、そこに、存在するだけで、空は、淀み、大地は、その、生命力を、失っていく。
「……あれが、魔王……」
リビングの、ディスプレイで、その光景を見ていた、リリアが、ゴクリと、喉を鳴らした。
その、プレッシャーは、画面越しにすら、伝わってくる。
並の、人間であれば、その姿を、一目見ただけで、正気を、失うだろう。
「全軍、進め」
ゼノンの、静かな、しかし、絶対的な、命令が、響き渡った。
「「「うおおおおおおおおっ!」」」
十万の、魔族たちが、一斉に、鬨の声を上げ、津波のように、俺の家へと、殺到した。
地響きが、家全体を、揺らす。
それは、まさに、世界の、終わりを、告げる、光景。
だが。
「……さて、と」
俺は、そんな、世紀末的な、光景を、BGM代わりに、ソファに、深く、腰掛けた。
「モカ、紅茶。アールグレイで。リリア、そこの、クッキー、取ってくれ。フィー、お前は、この、歴史的瞬間を、しっかりと、記録しておけ。後で、ドキュメンタリー映画にでもして、上映会を開くからな」
俺の、あまりにも、のんきな、指示。
ヒロインたちは、一瞬、呆気に取られたが、すぐに、いつもの、調子を、取り戻した。
「はい、ご主人様!」
「もう、ユータ様ったら……!」
「ええ、お任せください。最高の、記録映像を、撮影してみせます」
彼女たちは、もはや、目の前の、絶望的な、光景に、動じることはない。
なぜなら、彼女たちは、知っているからだ。
この、家が、どれほど、異常で、どれほど、絶対的な、場所であるかを。
魔王軍の、第一波が、ついに、森へと、突入した。
その、瞬間。
フィーが、森全体に、張り巡らせていた、『絶対防衛網』が、作動した。
「ぐわあっ!?」
「道が、消えた!?」
「い、いつの間に、崖の上に……!?」
幻惑と、空間歪曲の、魔法が、魔族たちを、翻弄する。
だが、魔王軍の、数は、あまりにも、多すぎた。
次から、次へと、波のように、押し寄せ、力任せに、その、結界を、踏み潰し、突破してくる。
「ふん、小細工を」
ゼノンは、鼻で笑うと、軽く、手を、振るった。
ただ、それだけで、森全体を、覆っていた、フィーの、複雑な、魔法陣が、まるで、風に、吹き消される、蝋燭のように、一瞬で、消滅した。
「……! わたくしの、結界が……!」
フィーが、悔しそうに、唇を噛む。
「まあ、想定内だ。次だ」
俺は、クッキーを、かじりながら、次の、命令を下した。
「『自動迎撃システム』、起動。モード、『害獣駆除』、出力、最大」
俺の、家の、周囲の、地面から。
壁から。
木々から。
無数の、迎撃システムが、一斉に、その、牙を、剥いた。
大地が、裂け、巨大な、土の壁が、魔族たちを、圧し潰す。
川の水が、竜となり、彼らを、飲み込んでいく。
空からは、無数の、岩石が、隕石のように、降り注ぐ。
それは、先日、王国騎士団たちを、軽く、あしらった、天変地異の、フルコース。
だが。
「――無駄だ」
ゼノンの、一言。
その、言葉と、共に、彼から、放たれた、紫色の、衝撃波が、すべてを、薙ぎ払った。
土の壁は、砂と、なり。
水の竜は、霧と、消え。
空からの、岩石は、塵と、なって、消滅した。
魔王の、力は、この、星の、自然現象そのものを、支配下に、置いているかのようだった。
「……ちっ。さすがに、ラスボス。一筋縄では、いかないか」
俺は、少しだけ、感心した。
ついに、魔王軍は、我が家の、最後の、防衛ライン――不可視の、『絶対安全領域』の、壁の、目の前まで、たどり着いた。
「――全軍、総攻撃! あの、忌々しい、家を、この、地上から、消し去れ!」
ゼノンの、号令一下。
十万の、魔族たちが、ありとあらゆる、攻撃を、一斉に、俺の家に、叩きつけた。
炎、氷、雷、闇。
剣、槍、斧、魔法。
物理も、魔法も、世界の、あらゆる、破壊の、概念が、その、一点に、集中する。
凄まじい、轟音と、閃光が、世界を、包み込む。
それは、星そのものが、一つ、消滅しても、おかしくないほどの、エネルギーの、奔流。
数分後。
攻撃が、止み、爆煙が、晴れていく。
そこに、現れたのは。
「…………」
魔王ゼノンも、十万の、魔族たちも、言葉を、失った。
傷、一つ、ない。
それどころか、窓ガラス一枚、曇ってもいない、完璧な、無傷の、一軒家。
その、家の、バルコニーでは。
一人の、黒髪の、青年が、優雅に、ティーカップを、傾けている。
「…………」
「…………」
絶望的な、静寂が、戦場を、支配した。
自分たちの、全力が、全く、通用しない。
その、あまりにも、理不-171-尽な、事実。
それは、魔王軍の、兵士たちの、心を、根元から、へし折るには、十分すぎた。
「……あり、えん……」
「……我々は、一体、何と、戦っているのだ……」
兵士たちが、武器を、取り落とし、その場に、へたり込む。
戦意は、完全に、喪失していた。
「……ふむ。ようやく、静かになったか」
俺は、紅茶を、飲み干すと、満足げに、頷いた。
そして、バルコニーから、呆然と、立ち尽くす、魔王ゼノンに、向かって、声を、かけた。
「よう、魔王さん。お宅の、部下には、いつも、世話になってるぜ。ポチも、ザイードも、元気に、門番を、やってるぞ」
その、挑発的な、言葉に、ゼノンの、美しい、顔が、初めて、怒りに、歪んだ。
「……貴様……!」
「で、どうする? まだ、続けるか? それとも、うちの、門番の、仲間入りでも、するか?」
俺の、問いに、ゼノンは、深く、深く、息を吸い込み、そして、静かに、告げた。
「――よかろう。ならば、この、私が、直々に、その、亀の甲羅を、こじ開けてくれる」
ゼノンは、部下たちを、下がらせると、たった、一人で、ゆっくりと、結界へと、近づいてきた。
そして。
彼は、攻撃するのでは、なく。
ただ、そっと、その、見えない壁に、手を、触れた。
「……なるほど。これは、確かに、この世界の、理の外にある、力だ。だが――」
彼は、にやりと、笑った。
「――扉が、あるなら、そこから、入るのが、礼儀、というものだろう?」
彼は、そう言うと、俺が、先日、メフィストの、ために、出現させた、あの、『呼び鈴』の、前に、立った。
そして。
ピンポーン。
と、その、呼び鈴を、押した。
あまりにも、シュールで、そして、あまりにも、常識外れな、光景。
魔王が、敵の、家の、チャイムを、鳴らしている。
俺は、その、予想外の、行動に、思わず、噴き出してしまった。
「ははっ! なるほどな! そう来たか!」
こいつ、面白い。
今までの、馬鹿どもとは、訳が違う。
「――いいだろう。その、挑戦、受けてやる」
俺は、笑いを、収めると、家の、玄関へと、向かった。
「客人が、来たんだ。お茶くらい、出してやらないと、な」
俺の、その、言葉。
それが、この、世界の、運命を、賭けた、最後の、そして、最も、奇妙な、頂上決戦の、始まりを、告げる、ゴングの、音となった。
その数は、もはや、十万を、優に、超えていた。
先頭に立つのは、漆黒の、馬に跨った、一人の、魔人。
その、美しくも、冷たい、顔立ち。
その、身から、放たれる、絶望的なまでの、魔力。
魔王、ゼノン。
彼が、ただ、そこに、存在するだけで、空は、淀み、大地は、その、生命力を、失っていく。
「……あれが、魔王……」
リビングの、ディスプレイで、その光景を見ていた、リリアが、ゴクリと、喉を鳴らした。
その、プレッシャーは、画面越しにすら、伝わってくる。
並の、人間であれば、その姿を、一目見ただけで、正気を、失うだろう。
「全軍、進め」
ゼノンの、静かな、しかし、絶対的な、命令が、響き渡った。
「「「うおおおおおおおおっ!」」」
十万の、魔族たちが、一斉に、鬨の声を上げ、津波のように、俺の家へと、殺到した。
地響きが、家全体を、揺らす。
それは、まさに、世界の、終わりを、告げる、光景。
だが。
「……さて、と」
俺は、そんな、世紀末的な、光景を、BGM代わりに、ソファに、深く、腰掛けた。
「モカ、紅茶。アールグレイで。リリア、そこの、クッキー、取ってくれ。フィー、お前は、この、歴史的瞬間を、しっかりと、記録しておけ。後で、ドキュメンタリー映画にでもして、上映会を開くからな」
俺の、あまりにも、のんきな、指示。
ヒロインたちは、一瞬、呆気に取られたが、すぐに、いつもの、調子を、取り戻した。
「はい、ご主人様!」
「もう、ユータ様ったら……!」
「ええ、お任せください。最高の、記録映像を、撮影してみせます」
彼女たちは、もはや、目の前の、絶望的な、光景に、動じることはない。
なぜなら、彼女たちは、知っているからだ。
この、家が、どれほど、異常で、どれほど、絶対的な、場所であるかを。
魔王軍の、第一波が、ついに、森へと、突入した。
その、瞬間。
フィーが、森全体に、張り巡らせていた、『絶対防衛網』が、作動した。
「ぐわあっ!?」
「道が、消えた!?」
「い、いつの間に、崖の上に……!?」
幻惑と、空間歪曲の、魔法が、魔族たちを、翻弄する。
だが、魔王軍の、数は、あまりにも、多すぎた。
次から、次へと、波のように、押し寄せ、力任せに、その、結界を、踏み潰し、突破してくる。
「ふん、小細工を」
ゼノンは、鼻で笑うと、軽く、手を、振るった。
ただ、それだけで、森全体を、覆っていた、フィーの、複雑な、魔法陣が、まるで、風に、吹き消される、蝋燭のように、一瞬で、消滅した。
「……! わたくしの、結界が……!」
フィーが、悔しそうに、唇を噛む。
「まあ、想定内だ。次だ」
俺は、クッキーを、かじりながら、次の、命令を下した。
「『自動迎撃システム』、起動。モード、『害獣駆除』、出力、最大」
俺の、家の、周囲の、地面から。
壁から。
木々から。
無数の、迎撃システムが、一斉に、その、牙を、剥いた。
大地が、裂け、巨大な、土の壁が、魔族たちを、圧し潰す。
川の水が、竜となり、彼らを、飲み込んでいく。
空からは、無数の、岩石が、隕石のように、降り注ぐ。
それは、先日、王国騎士団たちを、軽く、あしらった、天変地異の、フルコース。
だが。
「――無駄だ」
ゼノンの、一言。
その、言葉と、共に、彼から、放たれた、紫色の、衝撃波が、すべてを、薙ぎ払った。
土の壁は、砂と、なり。
水の竜は、霧と、消え。
空からの、岩石は、塵と、なって、消滅した。
魔王の、力は、この、星の、自然現象そのものを、支配下に、置いているかのようだった。
「……ちっ。さすがに、ラスボス。一筋縄では、いかないか」
俺は、少しだけ、感心した。
ついに、魔王軍は、我が家の、最後の、防衛ライン――不可視の、『絶対安全領域』の、壁の、目の前まで、たどり着いた。
「――全軍、総攻撃! あの、忌々しい、家を、この、地上から、消し去れ!」
ゼノンの、号令一下。
十万の、魔族たちが、ありとあらゆる、攻撃を、一斉に、俺の家に、叩きつけた。
炎、氷、雷、闇。
剣、槍、斧、魔法。
物理も、魔法も、世界の、あらゆる、破壊の、概念が、その、一点に、集中する。
凄まじい、轟音と、閃光が、世界を、包み込む。
それは、星そのものが、一つ、消滅しても、おかしくないほどの、エネルギーの、奔流。
数分後。
攻撃が、止み、爆煙が、晴れていく。
そこに、現れたのは。
「…………」
魔王ゼノンも、十万の、魔族たちも、言葉を、失った。
傷、一つ、ない。
それどころか、窓ガラス一枚、曇ってもいない、完璧な、無傷の、一軒家。
その、家の、バルコニーでは。
一人の、黒髪の、青年が、優雅に、ティーカップを、傾けている。
「…………」
「…………」
絶望的な、静寂が、戦場を、支配した。
自分たちの、全力が、全く、通用しない。
その、あまりにも、理不-171-尽な、事実。
それは、魔王軍の、兵士たちの、心を、根元から、へし折るには、十分すぎた。
「……あり、えん……」
「……我々は、一体、何と、戦っているのだ……」
兵士たちが、武器を、取り落とし、その場に、へたり込む。
戦意は、完全に、喪失していた。
「……ふむ。ようやく、静かになったか」
俺は、紅茶を、飲み干すと、満足げに、頷いた。
そして、バルコニーから、呆然と、立ち尽くす、魔王ゼノンに、向かって、声を、かけた。
「よう、魔王さん。お宅の、部下には、いつも、世話になってるぜ。ポチも、ザイードも、元気に、門番を、やってるぞ」
その、挑発的な、言葉に、ゼノンの、美しい、顔が、初めて、怒りに、歪んだ。
「……貴様……!」
「で、どうする? まだ、続けるか? それとも、うちの、門番の、仲間入りでも、するか?」
俺の、問いに、ゼノンは、深く、深く、息を吸い込み、そして、静かに、告げた。
「――よかろう。ならば、この、私が、直々に、その、亀の甲羅を、こじ開けてくれる」
ゼノンは、部下たちを、下がらせると、たった、一人で、ゆっくりと、結界へと、近づいてきた。
そして。
彼は、攻撃するのでは、なく。
ただ、そっと、その、見えない壁に、手を、触れた。
「……なるほど。これは、確かに、この世界の、理の外にある、力だ。だが――」
彼は、にやりと、笑った。
「――扉が、あるなら、そこから、入るのが、礼儀、というものだろう?」
彼は、そう言うと、俺が、先日、メフィストの、ために、出現させた、あの、『呼び鈴』の、前に、立った。
そして。
ピンポーン。
と、その、呼び鈴を、押した。
あまりにも、シュールで、そして、あまりにも、常識外れな、光景。
魔王が、敵の、家の、チャイムを、鳴らしている。
俺は、その、予想外の、行動に、思わず、噴き出してしまった。
「ははっ! なるほどな! そう来たか!」
こいつ、面白い。
今までの、馬鹿どもとは、訳が違う。
「――いいだろう。その、挑戦、受けてやる」
俺は、笑いを、収めると、家の、玄関へと、向かった。
「客人が、来たんだ。お茶くらい、出してやらないと、な」
俺の、その、言葉。
それが、この、世界の、運命を、賭けた、最後の、そして、最も、奇妙な、頂上決戦の、始まりを、告げる、ゴングの、音となった。
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