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第29話 新たな仲間
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松明の炎が、血溜まりに濡れた石の床を不気味に照らし出す。大広間には死の匂いが満ち、無数の死体が転がっていた。その惨状の中心に立つ三人は、しかし誰一人として息を乱してはいなかった。
「……終わったか」
ソフィアは剣についた血を振り払うと、鞘に納めた。彼女の顔には、激戦を終えた高揚感と、わずかな疲労が浮かんでいる。
「ああ。だが、まだやることは残っている」
アレンはそう言うと、広間の奥にある、ひときわ頑丈そうな扉を指さした。
「カイが言っていた、幹部の部屋だ。ソフィアを陥れた証拠が残っているかもしれない」
三人は、死体を踏み越えてその部屋へと向かった。扉には厳重な鍵がかけられていたが、カイが懐から取り出した針金で鍵穴を探ると、いとも簡単に開いてしまった。
「……あんた、盗賊の真似事までできるのか」
ソフィアが呆れたように言うと、カイは「生きるための技術だ」と短く答えただけだった。
部屋の中は、下品な暗殺者たちのアジトとは思えないほど、整然としていた。豪華なデスクの上には書類が山と積まれ、壁際には帳簿がぎっしりと詰まった本棚が置かれている。部屋の主は、ここで組織の事務的な作業を一手に引き受けていたのだろう。
「手分けして探すぞ。バルドルという名前、あるいは公爵家の紋章が入った書類を探せ」
アレンの指示で、三人は部屋の中をくまなく調べ始めた。
ソフィアは、書類の山を一つ一つ確認していく。その目は、騎士団で培った書類仕事への慣れを感じさせた。カイは、獣のような鋭い感覚で、隠された引き出しや床下の隠しスペースがないかを探っている。
アレンは、デスクの上に置かれていた一冊の分厚い帳簿を手に取った。それは、組織の金の流れを記録した会計帳簿のようだった。パラパラとページをめくっていくと、彼の目が一つの項目に釘付けになった。
「……見つけたぞ」
アレンの低い声に、二人が振り向く。
彼は、帳簿の一行を指さした。そこには、こう記されていた。
『アグニオン公爵家より、資金提供。名目:ソフィア・ヴァレンティン監視および処理費用』
「……!!」
ソフィアは息を呑んだ。それは、彼女を陥れたバルドルが、この暗殺者集団『蛇の手』のパトロンの一人であったことを示す、動かぬ証拠だった。
さらに、デスクの引き出しの奥からは、バルドルの署名と公爵家の封蝋が押された密書が数通見つかった。そこには、ソフィアの行動を逐一報告させ、好機を見て始末するようにという、明確な殺害指示が記されていた。
「これで、あんたの無実は証明できる」
アレンは、それらの証拠を慎重に革袋にしまうと、ソフィアに向かって言った。
ソフィアは、唇を強く噛みしめていた。その瞳には、怒りと、そして長年の呪縛から解放されることへの、わずかな安堵が入り混じっていた。
目的を果たし、アジトを後にしようとした時、アレンは足を止め、黙って死体を見つめているカイに声をかけた。
「カイ。これからどうする?」
カイは、アレンの問いにすぐには答えなかった。彼は自分の復讐の対象である『蛇の手』の構成員たちの亡骸を、複雑な表情で見下ろしている。一族の仇を討った。だが、彼の心は晴れない。この者たちは、巨大な組織の末端に過ぎない。本当の復讐は、まだ始まったばかりなのだ。
「……また、奴らの匂いを追うだけだ。一人でな」
カイは、アレンたちに背を向けたまま、そう答えた。
「そうか」
アレンは静かに頷いた。そして、ゆっくりと彼に近づくと、こう続けた。
「復讐は、一人でやるより、仲間がいた方がいい」
その言葉に、カイの肩が微かに震えた。
「馴れ合いはごめんだと言ったはずだ」
「馴れ合いじゃない。効率の話だ」
アレンは、カイの横に並び立つと、静かな口調で語り始めた。
「あんたの隠密能力と戦闘技術は、素晴らしい。だが、万能じゃない。もし、今日の襲撃があんた一人だったら、罠を突破し、この人数を相手に無傷でいられたか?」
「……」
カイは反論できなかった。確かに、一人ではもっと危険な戦いになっていただろう。
「ソフィアの剣は、どんな敵の大群が相手でも正面から道を切り開く力がある。そして俺は、あんたたちがどんな深手を負っても、死ぬことさえ許さない」
アレンは、自分の胸を指さした。
「俺たち三人が組めば、できることの幅は格段に広がる。復讐という目的にたどり着くための、最短ルートになると思わないか?」
合理的な提案だった。カイも、頭ではそれを理解していた。だが、彼の心が、他人と深く関わることを拒絶していた。一族を失ったあの日から、彼は自分の心を固く閉ざして生きてきたのだ。
「……俺は、復讐のためなら、いつ死んでもいいと思っている。あんたたちを巻き込むわけにはいかない」
それが、彼の最後の抵抗だった。
その言葉を聞いたアレンは、ふっと息を吐くと、少しだけ悲しそうな顔をした。
「そうか。なら、俺はあんたを仲間にはできない」
意外な言葉に、カイだけでなくソフィアも驚いてアレンを見た。
「俺のパーティの仲間になる条件は、一つだけだ。何があっても、生きることを諦めないこと。自分の命を、仲間の命を、何よりも大切にすることだ」
アレンは、カイの金色の瞳をまっすぐに見つめた。
「復讐を否定はしない。そのために戦うことも止めない。だが、そのために死のうとする奴は、俺の仲間じゃない。俺は、仲間が死ぬのを黙って見ているつもりはないからな」
その言葉は、カイの心の最も深い場所に突き刺さった。
彼は、アレンという男の器の大きさに、そしてその不思議な魅力に、抗いがたく惹きつけられている自分に気づいていた。
この男となら。この男たちとなら。
あるいは、復讐の果てに、何か違う未来が見えるのかもしれない。
死ぬためではなく、生きるために戦う。そんな道が、あるのかもしれない。
長い沈黙の後、カイは深く、深く息を吐いた。そして、まるで重い枷を外すかのように、呟いた。
「……分かった」
彼はアレンから視線を逸らし、ぼそりと付け加えた。
「俺の復讐が終わるまで、という条件付きだが……あんたたちに同行してやる」
それは、彼の精一杯の降伏宣言だった。
「ああ、それでいい」
アレンは、満足そうに微笑んだ。
ソフィアは、やれやれというように肩をすくめたが、その口元には、かすかな笑みが浮かんでいた。
「言っておくが、足手まといになったら、俺が斬るからな」
「……あんたこそ」
軽口を叩き合う二人を見て、アレンは静かに頷いた。
こうして、心に傷を負った三人の冒険者が、一つの場所に集った。
彼らは廃坑の暗闇から、朝焼けに染まる外の世界へと歩き出す。それは、彼らの新しい物語の始まりを告げる、夜明けの光のようだった。
「……終わったか」
ソフィアは剣についた血を振り払うと、鞘に納めた。彼女の顔には、激戦を終えた高揚感と、わずかな疲労が浮かんでいる。
「ああ。だが、まだやることは残っている」
アレンはそう言うと、広間の奥にある、ひときわ頑丈そうな扉を指さした。
「カイが言っていた、幹部の部屋だ。ソフィアを陥れた証拠が残っているかもしれない」
三人は、死体を踏み越えてその部屋へと向かった。扉には厳重な鍵がかけられていたが、カイが懐から取り出した針金で鍵穴を探ると、いとも簡単に開いてしまった。
「……あんた、盗賊の真似事までできるのか」
ソフィアが呆れたように言うと、カイは「生きるための技術だ」と短く答えただけだった。
部屋の中は、下品な暗殺者たちのアジトとは思えないほど、整然としていた。豪華なデスクの上には書類が山と積まれ、壁際には帳簿がぎっしりと詰まった本棚が置かれている。部屋の主は、ここで組織の事務的な作業を一手に引き受けていたのだろう。
「手分けして探すぞ。バルドルという名前、あるいは公爵家の紋章が入った書類を探せ」
アレンの指示で、三人は部屋の中をくまなく調べ始めた。
ソフィアは、書類の山を一つ一つ確認していく。その目は、騎士団で培った書類仕事への慣れを感じさせた。カイは、獣のような鋭い感覚で、隠された引き出しや床下の隠しスペースがないかを探っている。
アレンは、デスクの上に置かれていた一冊の分厚い帳簿を手に取った。それは、組織の金の流れを記録した会計帳簿のようだった。パラパラとページをめくっていくと、彼の目が一つの項目に釘付けになった。
「……見つけたぞ」
アレンの低い声に、二人が振り向く。
彼は、帳簿の一行を指さした。そこには、こう記されていた。
『アグニオン公爵家より、資金提供。名目:ソフィア・ヴァレンティン監視および処理費用』
「……!!」
ソフィアは息を呑んだ。それは、彼女を陥れたバルドルが、この暗殺者集団『蛇の手』のパトロンの一人であったことを示す、動かぬ証拠だった。
さらに、デスクの引き出しの奥からは、バルドルの署名と公爵家の封蝋が押された密書が数通見つかった。そこには、ソフィアの行動を逐一報告させ、好機を見て始末するようにという、明確な殺害指示が記されていた。
「これで、あんたの無実は証明できる」
アレンは、それらの証拠を慎重に革袋にしまうと、ソフィアに向かって言った。
ソフィアは、唇を強く噛みしめていた。その瞳には、怒りと、そして長年の呪縛から解放されることへの、わずかな安堵が入り混じっていた。
目的を果たし、アジトを後にしようとした時、アレンは足を止め、黙って死体を見つめているカイに声をかけた。
「カイ。これからどうする?」
カイは、アレンの問いにすぐには答えなかった。彼は自分の復讐の対象である『蛇の手』の構成員たちの亡骸を、複雑な表情で見下ろしている。一族の仇を討った。だが、彼の心は晴れない。この者たちは、巨大な組織の末端に過ぎない。本当の復讐は、まだ始まったばかりなのだ。
「……また、奴らの匂いを追うだけだ。一人でな」
カイは、アレンたちに背を向けたまま、そう答えた。
「そうか」
アレンは静かに頷いた。そして、ゆっくりと彼に近づくと、こう続けた。
「復讐は、一人でやるより、仲間がいた方がいい」
その言葉に、カイの肩が微かに震えた。
「馴れ合いはごめんだと言ったはずだ」
「馴れ合いじゃない。効率の話だ」
アレンは、カイの横に並び立つと、静かな口調で語り始めた。
「あんたの隠密能力と戦闘技術は、素晴らしい。だが、万能じゃない。もし、今日の襲撃があんた一人だったら、罠を突破し、この人数を相手に無傷でいられたか?」
「……」
カイは反論できなかった。確かに、一人ではもっと危険な戦いになっていただろう。
「ソフィアの剣は、どんな敵の大群が相手でも正面から道を切り開く力がある。そして俺は、あんたたちがどんな深手を負っても、死ぬことさえ許さない」
アレンは、自分の胸を指さした。
「俺たち三人が組めば、できることの幅は格段に広がる。復讐という目的にたどり着くための、最短ルートになると思わないか?」
合理的な提案だった。カイも、頭ではそれを理解していた。だが、彼の心が、他人と深く関わることを拒絶していた。一族を失ったあの日から、彼は自分の心を固く閉ざして生きてきたのだ。
「……俺は、復讐のためなら、いつ死んでもいいと思っている。あんたたちを巻き込むわけにはいかない」
それが、彼の最後の抵抗だった。
その言葉を聞いたアレンは、ふっと息を吐くと、少しだけ悲しそうな顔をした。
「そうか。なら、俺はあんたを仲間にはできない」
意外な言葉に、カイだけでなくソフィアも驚いてアレンを見た。
「俺のパーティの仲間になる条件は、一つだけだ。何があっても、生きることを諦めないこと。自分の命を、仲間の命を、何よりも大切にすることだ」
アレンは、カイの金色の瞳をまっすぐに見つめた。
「復讐を否定はしない。そのために戦うことも止めない。だが、そのために死のうとする奴は、俺の仲間じゃない。俺は、仲間が死ぬのを黙って見ているつもりはないからな」
その言葉は、カイの心の最も深い場所に突き刺さった。
彼は、アレンという男の器の大きさに、そしてその不思議な魅力に、抗いがたく惹きつけられている自分に気づいていた。
この男となら。この男たちとなら。
あるいは、復讐の果てに、何か違う未来が見えるのかもしれない。
死ぬためではなく、生きるために戦う。そんな道が、あるのかもしれない。
長い沈黙の後、カイは深く、深く息を吐いた。そして、まるで重い枷を外すかのように、呟いた。
「……分かった」
彼はアレンから視線を逸らし、ぼそりと付け加えた。
「俺の復讐が終わるまで、という条件付きだが……あんたたちに同行してやる」
それは、彼の精一杯の降伏宣言だった。
「ああ、それでいい」
アレンは、満足そうに微笑んだ。
ソフィアは、やれやれというように肩をすくめたが、その口元には、かすかな笑みが浮かんでいた。
「言っておくが、足手まといになったら、俺が斬るからな」
「……あんたこそ」
軽口を叩き合う二人を見て、アレンは静かに頷いた。
こうして、心に傷を負った三人の冒険者が、一つの場所に集った。
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