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第4話 最初の戦略的捕食
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洞窟の奥は、群れの生活圏とは明らかに空気が違った。湿り気はさらに増し、未知の菌類が放つ燐光が壁を青白く照らしている。俺は息を潜め、音のする方へと慎重に進んだ。
カサカサ、カサカサ。
その音は、無数の脚が岩を掻く音だとすぐに分かった。岩陰からそっと覗き込む。そこにいたのは、俺の予想を遥かに超える化け物だった。
百足だ。
だが、その大きさは異常だった。体長は二メートルを超え、胴回りは俺の身体ほどもある。毒々しい紫と黒の縞模様の甲殻が、燐光を浴びてぬらぬらと光っていた。頭部には鎌のような鋭い牙が二本生えており、そこから絶えず毒の雫が滴り落ちている。
巨大毒百足。
勝てる相手じゃない。直感的にそう悟った。素早さもパワーも、おそらくキバネズミ以上だろう。何よりあの牙の毒。一噛みでもされれば即死は免れない。
普通のゴブリンなら、ここで逃げ出すのが賢明な判断だ。だが俺の思考は違った。
リスクが高い。しかし、リターンも計り知れない。
あの毒牙。あの硬そうな甲殻。あれを食えば、間違いなく強力なスキルが手に入る。こいつを狩れれば、俺は大きく前進できる。
俺は静かにその場を離れ、後退した。巨大毒百足が縄張りにしているであろうエリアから、十分に距離を取る。そして、脳をフル回転させて狩りの計画を練り始めた。
正面戦闘は自殺行為。ならば、罠だ。先日思いついた落とし穴作戦を実行に移す時が来た。
まず場所の選定から始めた。百足が通りそうな通路で、かつ幅が狭い場所が理想的だ。幸い、このあたりの通路は複雑に入り組んでおり、条件に合う場所はすぐに見つかった。大人が一人やっと通れるくらいの幅しかない岩の回廊。ここに罠を仕掛ける。
俺は地面に狙いを定め、覚えたばかりのスキルを発動させた。
「溶解液」
口から吐き出された酸性の液体が、地面の土をジュッと溶かす。威力は低い。一度に溶かせるのは、土の表面を薄く一層削る程度だ。MPもすぐに尽きてしまう。俺はMPが回復するのを待ちながら、何度も何度も同じ場所に溶解液を吐きかけ続けた。
地味で、途方もない作業だった。時間だけが過ぎていく。焦りと疲労が蓄積するが、俺は歯を食いしばって作業を続けた。前世で死ぬほどやった、無意味な単純作業の繰り返し。それに比べれば、未来への投資であるこの作業は遥かにマシだった。
数時間が経過しただろうか。俺の目の前には、ついに直径一メートル、深さ二メートルほどの落とし穴が完成していた。MPは完全に底をつき、全身が鉛のように重い。
次に、偽装だ。薄い岩の板をいくつか拾ってきて穴に渡し、その上に土や砂をかけて巧妙に隠す。我ながら完璧な出来栄えだった。これなら、あの巨体で突っ込んできた百足の体重を支えきれず、確実に落下するだろう。
準備は整った。あとは、主役をこの舞台に招待するだけだ。
俺は再び百足の縄張りへと向かった。心臓が早鐘のように鳴っている。これからやるのは、虎の尾を踏むような危険な行為だ。一度でもしくじれば死ぬ。だが、このスリルが今の俺には心地よかった。生きていると、実感できた。
岩陰から、巨大毒百足の姿を確認する。奴は相変わらず、縄張りをゆっくりと徘徊していた。
俺は手頃な大きさの石を拾い、力いっぱい投げつけた。石は百足の硬い甲殻に当たり、カーンと甲高い音を立てて弾かれた。
瞬間、百足の動きが止まる。無数の複眼が一斉にこちらを向いた。明確な殺意が、洞窟の空気を震わせる。
「ギシャアアア」
耳障りな威嚇音を発し、巨大毒百足が俺に向かって突進してきた。凄まじい速度だ。無数の脚が岩を削り、火花を散らしている。
「こっちだ、化け物!」
俺は悪態をつきながら、一目散に逃げ出した。罠を仕掛けた回廊へと、全速力で駆ける。背後から迫る百足の気配が、肌を粟立たせる。絶対に捕まってはならない。振り返る余裕もない。ただひたすらに、前へ、前へと走った。
罠を仕掛けた回廊が見えてきた。あと少し。
俺は偽装した落とし穴の直前で、横の壁を蹴って跳躍した。ゴブリンの貧弱な身体能力でも、なんとか穴を飛び越える。すぐさま地面に着地し、振り返った。
巨大毒百足は、何の疑いもなく罠へと突っ込んできていた。
ズボッ、という鈍い音。続けて、岩板が砕ける派手な音が響き渡った。巨大な身体が、為すすべもなく穴の中へと飲み込まれていく。
「ギシャアアアア!」
百足が苦悶の絶叫を上げる。狭い穴の中で身動きが取れず、もがいている。
計画通りだ。
俺は勝利を確信し、穴の縁から内部を覗き込んだ。百足は逆さまに近い体勢で落ち、身を起こそうと必死にもがいているが、狭い穴がそれを許さない。
だが、まだ終わっていない。確実に息の根を止めなければ。
俺はあらかじめ用意しておいた、頭ほどの大きさの岩を両手で抱え上げた。そして、それを穴の中の百足めがけて、容赦なく叩き落とす。
ゴッ、という鈍い音が響き、百足の甲殻が砕けた。緑色の体液が飛び散る。百足はさらに激しく暴れた。鎌のような牙を振り回し、穴の壁をめちゃくちゃに削る。
俺は無心で岩を落とし続けた。一撃、また一撃と、確実にダメージを与えていく。
何度目かの岩を落とした時だった。追い詰められた百足が、最後の抵抗とばかりに口から紫色の液体を噴射した。毒液だ。それは凄まじい勢いで俺に向かって飛んできた。
「危ねえ!」
咄嗟に身を翻して回避する。毒液は俺がいた場所の壁に着弾し、ジュウウウと激しい音を立てて岩を溶かしていった。背筋が凍る。あれを食らっていたら、俺の身体など一瞬で溶かされていただろう。
だが、それが奴の最後の攻撃だった。毒液を吐き出した百足は、力を使い果たしたように動きを鈍らせていく。
俺は念入りに、さらに数個の岩を落とし、奴が完全に動かなくなったことを確認した。
勝った。
安堵と興奮で、膝が笑っていた。俺は、自分より遥かに格上の魔物を、たった一人で、知恵とスキルだけで狩ることに成功したのだ。
喜びも束の間、俺はすぐに次の段階へと移行した。この巨大な獲物を、食わなければならない。見た目は最悪だ。だが、強くなるためだ。
穴から百足の死体を引きずり出し、俺はその硬い甲殻にかじりついた。バキリ、と嫌な音がして歯が欠けそうになる。だが構わず食らいつく。甲殻を砕き、中の肉を貪る。味など分からない。ただ、この力を我が物にするという一心だった。
どれくらい食べただろうか。全身が緑の体液で汚れ、口の周りがベトベトになった頃、待ち望んでいた声が脳内に響いた。
【ユニークスキル『弱肉強食』が発動しました】
【巨大毒百足の捕食に成功】
【スキル『毒牙 Lv1』『硬質外皮 Lv1』を獲得しました】
【経験値を15獲得しました。レベルが2にアップしました】
レベルアップ。そして、二つの新しいスキル。
俺はすぐにステータスを確認した。
【毒牙 Lv1】:牙に弱い麻痺毒を付与する。噛みついた相手の動きを短時間鈍らせることができる。
【硬質外皮 Lv1】:皮膚の一部を一時的に硬化させる。物理的な攻撃に対する防御力がわずかに上昇する。
攻撃と防御。今の俺に最も必要だった二つの力を、同時に手に入れた。
俺は自分の腕を見つめ、【硬質外皮】の発動を念じた。すると、緑色の皮膚の表面が黒く変色し、まるで岩のような質感に変わった。近くの岩壁に腕を叩きつけてみる。ゴツン、と鈍い音がしたが、痛みはほとんど感じなかった。
これは、とんでもない力だ。
【毒牙】と【硬質外皮】。そしてレベルアップによる基礎能力の向上。スライムを狩った時とは比較にならない、明確な成長を実感する。
俺は薄暗い洞窟の中で、一人静かに笑みを浮かべた。その笑みは、もはや人間のそれではなく、獲物を見つけた捕食者の獰猛さを帯びていた。
これで、準備は整った。
あの理不尽な群れに、最底辺のゴブリンの逆襲が始まる。
カサカサ、カサカサ。
その音は、無数の脚が岩を掻く音だとすぐに分かった。岩陰からそっと覗き込む。そこにいたのは、俺の予想を遥かに超える化け物だった。
百足だ。
だが、その大きさは異常だった。体長は二メートルを超え、胴回りは俺の身体ほどもある。毒々しい紫と黒の縞模様の甲殻が、燐光を浴びてぬらぬらと光っていた。頭部には鎌のような鋭い牙が二本生えており、そこから絶えず毒の雫が滴り落ちている。
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勝てる相手じゃない。直感的にそう悟った。素早さもパワーも、おそらくキバネズミ以上だろう。何よりあの牙の毒。一噛みでもされれば即死は免れない。
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リスクが高い。しかし、リターンも計り知れない。
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俺は静かにその場を離れ、後退した。巨大毒百足が縄張りにしているであろうエリアから、十分に距離を取る。そして、脳をフル回転させて狩りの計画を練り始めた。
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まず場所の選定から始めた。百足が通りそうな通路で、かつ幅が狭い場所が理想的だ。幸い、このあたりの通路は複雑に入り組んでおり、条件に合う場所はすぐに見つかった。大人が一人やっと通れるくらいの幅しかない岩の回廊。ここに罠を仕掛ける。
俺は地面に狙いを定め、覚えたばかりのスキルを発動させた。
「溶解液」
口から吐き出された酸性の液体が、地面の土をジュッと溶かす。威力は低い。一度に溶かせるのは、土の表面を薄く一層削る程度だ。MPもすぐに尽きてしまう。俺はMPが回復するのを待ちながら、何度も何度も同じ場所に溶解液を吐きかけ続けた。
地味で、途方もない作業だった。時間だけが過ぎていく。焦りと疲労が蓄積するが、俺は歯を食いしばって作業を続けた。前世で死ぬほどやった、無意味な単純作業の繰り返し。それに比べれば、未来への投資であるこの作業は遥かにマシだった。
数時間が経過しただろうか。俺の目の前には、ついに直径一メートル、深さ二メートルほどの落とし穴が完成していた。MPは完全に底をつき、全身が鉛のように重い。
次に、偽装だ。薄い岩の板をいくつか拾ってきて穴に渡し、その上に土や砂をかけて巧妙に隠す。我ながら完璧な出来栄えだった。これなら、あの巨体で突っ込んできた百足の体重を支えきれず、確実に落下するだろう。
準備は整った。あとは、主役をこの舞台に招待するだけだ。
俺は再び百足の縄張りへと向かった。心臓が早鐘のように鳴っている。これからやるのは、虎の尾を踏むような危険な行為だ。一度でもしくじれば死ぬ。だが、このスリルが今の俺には心地よかった。生きていると、実感できた。
岩陰から、巨大毒百足の姿を確認する。奴は相変わらず、縄張りをゆっくりと徘徊していた。
俺は手頃な大きさの石を拾い、力いっぱい投げつけた。石は百足の硬い甲殻に当たり、カーンと甲高い音を立てて弾かれた。
瞬間、百足の動きが止まる。無数の複眼が一斉にこちらを向いた。明確な殺意が、洞窟の空気を震わせる。
「ギシャアアア」
耳障りな威嚇音を発し、巨大毒百足が俺に向かって突進してきた。凄まじい速度だ。無数の脚が岩を削り、火花を散らしている。
「こっちだ、化け物!」
俺は悪態をつきながら、一目散に逃げ出した。罠を仕掛けた回廊へと、全速力で駆ける。背後から迫る百足の気配が、肌を粟立たせる。絶対に捕まってはならない。振り返る余裕もない。ただひたすらに、前へ、前へと走った。
罠を仕掛けた回廊が見えてきた。あと少し。
俺は偽装した落とし穴の直前で、横の壁を蹴って跳躍した。ゴブリンの貧弱な身体能力でも、なんとか穴を飛び越える。すぐさま地面に着地し、振り返った。
巨大毒百足は、何の疑いもなく罠へと突っ込んできていた。
ズボッ、という鈍い音。続けて、岩板が砕ける派手な音が響き渡った。巨大な身体が、為すすべもなく穴の中へと飲み込まれていく。
「ギシャアアアア!」
百足が苦悶の絶叫を上げる。狭い穴の中で身動きが取れず、もがいている。
計画通りだ。
俺は勝利を確信し、穴の縁から内部を覗き込んだ。百足は逆さまに近い体勢で落ち、身を起こそうと必死にもがいているが、狭い穴がそれを許さない。
だが、まだ終わっていない。確実に息の根を止めなければ。
俺はあらかじめ用意しておいた、頭ほどの大きさの岩を両手で抱え上げた。そして、それを穴の中の百足めがけて、容赦なく叩き落とす。
ゴッ、という鈍い音が響き、百足の甲殻が砕けた。緑色の体液が飛び散る。百足はさらに激しく暴れた。鎌のような牙を振り回し、穴の壁をめちゃくちゃに削る。
俺は無心で岩を落とし続けた。一撃、また一撃と、確実にダメージを与えていく。
何度目かの岩を落とした時だった。追い詰められた百足が、最後の抵抗とばかりに口から紫色の液体を噴射した。毒液だ。それは凄まじい勢いで俺に向かって飛んできた。
「危ねえ!」
咄嗟に身を翻して回避する。毒液は俺がいた場所の壁に着弾し、ジュウウウと激しい音を立てて岩を溶かしていった。背筋が凍る。あれを食らっていたら、俺の身体など一瞬で溶かされていただろう。
だが、それが奴の最後の攻撃だった。毒液を吐き出した百足は、力を使い果たしたように動きを鈍らせていく。
俺は念入りに、さらに数個の岩を落とし、奴が完全に動かなくなったことを確認した。
勝った。
安堵と興奮で、膝が笑っていた。俺は、自分より遥かに格上の魔物を、たった一人で、知恵とスキルだけで狩ることに成功したのだ。
喜びも束の間、俺はすぐに次の段階へと移行した。この巨大な獲物を、食わなければならない。見た目は最悪だ。だが、強くなるためだ。
穴から百足の死体を引きずり出し、俺はその硬い甲殻にかじりついた。バキリ、と嫌な音がして歯が欠けそうになる。だが構わず食らいつく。甲殻を砕き、中の肉を貪る。味など分からない。ただ、この力を我が物にするという一心だった。
どれくらい食べただろうか。全身が緑の体液で汚れ、口の周りがベトベトになった頃、待ち望んでいた声が脳内に響いた。
【ユニークスキル『弱肉強食』が発動しました】
【巨大毒百足の捕食に成功】
【スキル『毒牙 Lv1』『硬質外皮 Lv1』を獲得しました】
【経験値を15獲得しました。レベルが2にアップしました】
レベルアップ。そして、二つの新しいスキル。
俺はすぐにステータスを確認した。
【毒牙 Lv1】:牙に弱い麻痺毒を付与する。噛みついた相手の動きを短時間鈍らせることができる。
【硬質外皮 Lv1】:皮膚の一部を一時的に硬化させる。物理的な攻撃に対する防御力がわずかに上昇する。
攻撃と防御。今の俺に最も必要だった二つの力を、同時に手に入れた。
俺は自分の腕を見つめ、【硬質外皮】の発動を念じた。すると、緑色の皮膚の表面が黒く変色し、まるで岩のような質感に変わった。近くの岩壁に腕を叩きつけてみる。ゴツン、と鈍い音がしたが、痛みはほとんど感じなかった。
これは、とんでもない力だ。
【毒牙】と【硬質外皮】。そしてレベルアップによる基礎能力の向上。スライムを狩った時とは比較にならない、明確な成長を実感する。
俺は薄暗い洞窟の中で、一人静かに笑みを浮かべた。その笑みは、もはや人間のそれではなく、獲物を見つけた捕食者の獰猛さを帯びていた。
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あの理不尽な群れに、最底辺のゴブリンの逆襲が始まる。
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