14 / 89
第十三話 用心棒兼看板娘
しおりを挟む
店の裏庭で、クロエは深く頭を垂れたまま動かない。その燃えるような赤髪が、忠誠心の熱さを物語っているかのようだった。
「ちょ、ちょっと待ってくれ、クロエ。俺はそんな、様付けで呼ばれるような人間じゃない」
ノアは慌てて彼女を立たせようとするが、クロエは頑として動かない。
「いいえ。ノア様は私の恩人であり、新たな主です。この命に代えてもお守りします」
「いや、命まではいらないから……」
この状況をどうしたものか。ノアが困り果てていると、腕を組んで様子を見ていたルナが、やれやれといった風に口を挟んだ。
「まあ、待て。お前のその忠誠心は立派だが、少し落ち着け、赤髪」
ルナはクロエの前に立つと、契約書をひらひらとさせた。
「依頼は成功した。よって、成功報酬として金貨二十枚を支払ってもらう。今すぐ払えるのか?」
「はい! もちろんです!」
クロエは勢いよく立ち上がると、懐から革袋を取り出した。中には、彼女が今まで冒険者として稼いだ全財産が入っているのだろう。金貨がじゃらりと音を立てる。
だが、ルナはその金を受け取らずに、にやりと笑った。
「その金はしまっておけ。代わりに、お前には別の形で支払ってもらう」
「別の形、ですか?」
クロエが不思議そうに首を傾げる。
「そうだ。我々はこれから、この場所で『呪いの道具』を売る店を開く。だが、見ての通り我々は戦闘の素人だ。力自慢の冒険者や、面倒な連中が絡んでこないとも限らない」
ルナはそこで言葉を切ると、クロエの目をじっと見つめた。
「用心棒が必要だ。お前には、この店の用心棒として働いてもらう。それが報酬の代わりだ。どうだ、悪い話ではないだろう?」
それは、クロエにとっても、ノアたちにとっても渡りに船の提案だった。クロエはノアの側にいられる。ノアたちは、覚醒したばかりの強力な剣士を、仲間として迎え入れることができる。
「……! はい! 喜んでお受けします!」
クロエの顔が、ぱっと明るくなった。彼女は改めてノアに向き直り、今度は騎士の礼ではなく、嬉しそうな笑顔で言った。
「ノア様! これからよろしくお願いします!」
「あ、ああ。よろしく、クロエ」
ようやく普段の調子を取り戻した彼女に、ノアは安堵のため息をついた。こうして、店の従業員第一号が正式に決定した。
「さて、そうなれば話は早い」
ルナは計画的に動き出す。
「お前がただの剣士では、用心棒としての説得力に欠ける。まずは、お前のその力が本物だと、この街の連中に知らしめる必要がある」
「どうやって……?」
「決まっているだろう。冒険者ギルドだ。お前のランクを、一気に上げる」
ルナの提案に、三人は冒険者ギルドへと向かった。ギルドの中は、昼間から酒を飲む冒険者たちの熱気でむせ返っている。
クロエが中に入ると、すぐに周囲からひそひそ話と嘲笑が聞こえてきた。
「おい、見ろよ。『呪われクロエ』だぜ」
「またパーティを追い出されたらしいな。あの呪いの大剣を持ってる限り、誰も組んでくれねえよ」
その声に、クロエはびくりと肩を震わせ、俯いてしまう。ノアはそんな彼女の前に立ち、庇うように囁いた。
「気にするな。もう、お前は一人じゃない」
その一言が、クロエに勇気を与えた。彼女は顔を上げ、毅然としてカウンターへと向かう。
「昇格試験を受けたいのですが」
クロエの言葉に、受付嬢は面倒くさそうに顔を上げた。だが、彼女がクロエだと分かると、同情するような表情になる。
「クロエさん……。今のあなたのランクはD。一つ上のCランクに上がるには、ワイバーンの討伐任務を単独で成功させる必要があります。さすがに、それは無謀では……」
「やります」
クロエはきっぱりと答えた。その迷いのない態度に、ギルド内がざわつく。
「おいおい、正気か? あのクロエが、単独でワイバーン討伐だと?」
「死にに行くようなもんだぜ!」
嘲笑が大きくなる。その時、ひときわ大きな声が響いた。
「やめとけ、クロエ! お前にできるわけがねえだろうが!」
声の主は、以前クロエと同じパーティにいた金髪の魔術師だった。彼は仲間たちと共に、クロエを指さして笑っている。
「お前は足手まといなんだよ! 畑を荒らすくらいしか能のないお前が、ワイバーンに勝てるわけないだろ!」
その言葉は、刃物のようにクロエの心を抉った。だが、今の彼女は以前とは違う。隣には、ノアとルナがついていた。
クロエは何も言い返さず、ただ静かに振り返ると、大剣「ベルセルク」をゆっくりと鞘から抜いた。途端に、ギルド内の空気が変わる。以前の禍々しさとは違う、純粋で圧倒的な力のオーラが、クロエの体から放たれていた。
「……黙って見てなさい」
クロエはそれだけ言うと、ギルドの裏手にある訓練場へと向かった。そこには、昇格試験用に用意された魔法人形で動く騎士のゴーレムが一体置かれている。Cランク昇格試験の模擬戦用の的だ。
「あれを、一撃で壊せたら文句ないだろ」
クロエは訓練場の中心に立つと、大剣を静かに構えた。腕には、ノアが作った黒い紋様の腕輪が鈍く光っている。
ギルド中の冒険者たちが、固唾を飲んでその様子を見守っていた。
クロエは深く息を吸い、吐く。その一連の動作に、一切の無駄がない。
「はぁっ!」
一閃。
クロエの姿が霞んだかと思うと、次の瞬間にはゴーレムの背後に立っていた。何が起こったのか、誰にも理解できない。
数秒の静寂。
ギチギチ……と嫌な音を立てて、鋼鉄のゴーレムに一本の線が入る。そして、音もなく上半身と下半身が真っ二つに分かれ、派手な音を立てて崩れ落ちた。
「…………」
ギルドは、水を打ったように静まり返った。誰もが、目の前で起こったことが信じられない。
クロエを馬鹿にしていた魔術師は、口をあんぐりと開けたまま固まっている。受付嬢は、目を白黒させていた。
やがて、誰かがごくりと喉を鳴らす音を皮切りに、爆発的な歓声とどよめきがギルドを包んだ。
「すげえ……!」
「なんだ今の剣技は!?」
「あれが本当に、あのクロエなのか!?」
クロエは歓声には目もくれず、静かに大剣を鞘に納めると、呆然としているノアの元へ戻ってきた。そして、少し照れたようにはにかんだ。
「ノア様。私、やりました」
その姿は、先ほどの圧倒的な剣士の姿とはまるで違う、一人の少女の笑顔だった。ノアはただ、そのギャップに驚きながら、力なく頷くことしかできなかった。
この日、「呪われクロエ」の汚名は返上され、「赤髪の剣姫」という新たな伝説が、境界都市バザールに産声を上げたのだった。
「ちょ、ちょっと待ってくれ、クロエ。俺はそんな、様付けで呼ばれるような人間じゃない」
ノアは慌てて彼女を立たせようとするが、クロエは頑として動かない。
「いいえ。ノア様は私の恩人であり、新たな主です。この命に代えてもお守りします」
「いや、命まではいらないから……」
この状況をどうしたものか。ノアが困り果てていると、腕を組んで様子を見ていたルナが、やれやれといった風に口を挟んだ。
「まあ、待て。お前のその忠誠心は立派だが、少し落ち着け、赤髪」
ルナはクロエの前に立つと、契約書をひらひらとさせた。
「依頼は成功した。よって、成功報酬として金貨二十枚を支払ってもらう。今すぐ払えるのか?」
「はい! もちろんです!」
クロエは勢いよく立ち上がると、懐から革袋を取り出した。中には、彼女が今まで冒険者として稼いだ全財産が入っているのだろう。金貨がじゃらりと音を立てる。
だが、ルナはその金を受け取らずに、にやりと笑った。
「その金はしまっておけ。代わりに、お前には別の形で支払ってもらう」
「別の形、ですか?」
クロエが不思議そうに首を傾げる。
「そうだ。我々はこれから、この場所で『呪いの道具』を売る店を開く。だが、見ての通り我々は戦闘の素人だ。力自慢の冒険者や、面倒な連中が絡んでこないとも限らない」
ルナはそこで言葉を切ると、クロエの目をじっと見つめた。
「用心棒が必要だ。お前には、この店の用心棒として働いてもらう。それが報酬の代わりだ。どうだ、悪い話ではないだろう?」
それは、クロエにとっても、ノアたちにとっても渡りに船の提案だった。クロエはノアの側にいられる。ノアたちは、覚醒したばかりの強力な剣士を、仲間として迎え入れることができる。
「……! はい! 喜んでお受けします!」
クロエの顔が、ぱっと明るくなった。彼女は改めてノアに向き直り、今度は騎士の礼ではなく、嬉しそうな笑顔で言った。
「ノア様! これからよろしくお願いします!」
「あ、ああ。よろしく、クロエ」
ようやく普段の調子を取り戻した彼女に、ノアは安堵のため息をついた。こうして、店の従業員第一号が正式に決定した。
「さて、そうなれば話は早い」
ルナは計画的に動き出す。
「お前がただの剣士では、用心棒としての説得力に欠ける。まずは、お前のその力が本物だと、この街の連中に知らしめる必要がある」
「どうやって……?」
「決まっているだろう。冒険者ギルドだ。お前のランクを、一気に上げる」
ルナの提案に、三人は冒険者ギルドへと向かった。ギルドの中は、昼間から酒を飲む冒険者たちの熱気でむせ返っている。
クロエが中に入ると、すぐに周囲からひそひそ話と嘲笑が聞こえてきた。
「おい、見ろよ。『呪われクロエ』だぜ」
「またパーティを追い出されたらしいな。あの呪いの大剣を持ってる限り、誰も組んでくれねえよ」
その声に、クロエはびくりと肩を震わせ、俯いてしまう。ノアはそんな彼女の前に立ち、庇うように囁いた。
「気にするな。もう、お前は一人じゃない」
その一言が、クロエに勇気を与えた。彼女は顔を上げ、毅然としてカウンターへと向かう。
「昇格試験を受けたいのですが」
クロエの言葉に、受付嬢は面倒くさそうに顔を上げた。だが、彼女がクロエだと分かると、同情するような表情になる。
「クロエさん……。今のあなたのランクはD。一つ上のCランクに上がるには、ワイバーンの討伐任務を単独で成功させる必要があります。さすがに、それは無謀では……」
「やります」
クロエはきっぱりと答えた。その迷いのない態度に、ギルド内がざわつく。
「おいおい、正気か? あのクロエが、単独でワイバーン討伐だと?」
「死にに行くようなもんだぜ!」
嘲笑が大きくなる。その時、ひときわ大きな声が響いた。
「やめとけ、クロエ! お前にできるわけがねえだろうが!」
声の主は、以前クロエと同じパーティにいた金髪の魔術師だった。彼は仲間たちと共に、クロエを指さして笑っている。
「お前は足手まといなんだよ! 畑を荒らすくらいしか能のないお前が、ワイバーンに勝てるわけないだろ!」
その言葉は、刃物のようにクロエの心を抉った。だが、今の彼女は以前とは違う。隣には、ノアとルナがついていた。
クロエは何も言い返さず、ただ静かに振り返ると、大剣「ベルセルク」をゆっくりと鞘から抜いた。途端に、ギルド内の空気が変わる。以前の禍々しさとは違う、純粋で圧倒的な力のオーラが、クロエの体から放たれていた。
「……黙って見てなさい」
クロエはそれだけ言うと、ギルドの裏手にある訓練場へと向かった。そこには、昇格試験用に用意された魔法人形で動く騎士のゴーレムが一体置かれている。Cランク昇格試験の模擬戦用の的だ。
「あれを、一撃で壊せたら文句ないだろ」
クロエは訓練場の中心に立つと、大剣を静かに構えた。腕には、ノアが作った黒い紋様の腕輪が鈍く光っている。
ギルド中の冒険者たちが、固唾を飲んでその様子を見守っていた。
クロエは深く息を吸い、吐く。その一連の動作に、一切の無駄がない。
「はぁっ!」
一閃。
クロエの姿が霞んだかと思うと、次の瞬間にはゴーレムの背後に立っていた。何が起こったのか、誰にも理解できない。
数秒の静寂。
ギチギチ……と嫌な音を立てて、鋼鉄のゴーレムに一本の線が入る。そして、音もなく上半身と下半身が真っ二つに分かれ、派手な音を立てて崩れ落ちた。
「…………」
ギルドは、水を打ったように静まり返った。誰もが、目の前で起こったことが信じられない。
クロエを馬鹿にしていた魔術師は、口をあんぐりと開けたまま固まっている。受付嬢は、目を白黒させていた。
やがて、誰かがごくりと喉を鳴らす音を皮切りに、爆発的な歓声とどよめきがギルドを包んだ。
「すげえ……!」
「なんだ今の剣技は!?」
「あれが本当に、あのクロエなのか!?」
クロエは歓声には目もくれず、静かに大剣を鞘に納めると、呆然としているノアの元へ戻ってきた。そして、少し照れたようにはにかんだ。
「ノア様。私、やりました」
その姿は、先ほどの圧倒的な剣士の姿とはまるで違う、一人の少女の笑顔だった。ノアはただ、そのギャップに驚きながら、力なく頷くことしかできなかった。
この日、「呪われクロエ」の汚名は返上され、「赤髪の剣姫」という新たな伝説が、境界都市バザールに産声を上げたのだった。
1
あなたにおすすめの小説
外れスキル【アイテム錬成】でSランクパーティを追放された俺、実は神の素材で最強装備を創り放題だったので、辺境で気ままな工房を開きます
夏見ナイ
ファンタジー
Sランクパーティで「外れスキル」と蔑まれ、雑用係としてこき使われていた錬金術師のアルト。ある日、リーダーの身勝手な失敗の責任を全て押し付けられ、無一文でパーティから追放されてしまう。
絶望の中、流れ着いた辺境の町で、彼は偶然にも伝説の素材【神の涙】を発見。これまで役立たずと言われたスキル【アイテム錬成】が、実は神の素材を扱える唯一無二のチート能力だと知る。
辺境で小さな工房を開いたアルトの元には、彼の作る規格外のアイテムを求めて、なぜか聖女や竜王(美少女の姿)まで訪れるようになり、賑やかで幸せな日々が始まる。
一方、アルトを失った元パーティは没落の一途を辿り、今更になって彼に復帰を懇願してくるが――。「もう、遅いんです」
これは、不遇だった青年が本当の居場所を見つける、ほのぼの工房ライフ&ときどき追放ざまぁファンタジー!
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
スキル【収納】が実は無限チートだった件 ~追放されたけど、俺だけのダンジョンで伝説のアイテムを作りまくります~
みぃた
ファンタジー
地味なスキル**【収納】**しか持たないと馬鹿にされ、勇者パーティーを追放された主人公。しかし、その【収納】スキルは、ただのアイテム保管庫ではなかった!
無限にアイテムを保管できるだけでなく、内部の時間操作、さらには指定した素材から自動でアイテムを生成する機能まで備わった、規格外の無限チートスキルだったのだ。
追放された主人公は、このチートスキルを駆使し、収納空間の中に自分だけの理想のダンジョンを創造。そこで伝説級のアイテムを量産し、いずれ世界を驚かせる存在となる。そして、かつて自分を蔑み、追放した者たちへの爽快なざまぁが始まる。
スキル間違いの『双剣士』~一族の恥だと追放されたが、追放先でスキルが覚醒。気が付いたら最強双剣士に~
きょろ
ファンタジー
この世界では5歳になる全ての者に『スキル』が与えられる――。
洗礼の儀によってスキル『片手剣』を手にしたグリム・レオハートは、王国で最も有名な名家の長男。
レオハート家は代々、女神様より剣の才能を与えられる事が多い剣聖一族であり、グリムの父は王国最強と謳われる程の剣聖であった。
しかし、そんなレオハート家の長男にも関わらずグリムは全く剣の才能が伸びなかった。
スキルを手にしてから早5年――。
「貴様は一族の恥だ。最早息子でも何でもない」
突如そう父に告げられたグリムは、家族からも王国からも追放され、人が寄り付かない辺境の森へと飛ばされてしまった。
森のモンスターに襲われ絶対絶命の危機に陥ったグリム。ふと辺りを見ると、そこには過去に辺境の森に飛ばされたであろう者達の骨が沢山散らばっていた。
それを見つけたグリムは全てを諦め、最後に潔く己の墓を建てたのだった。
「どうせならこの森で1番派手にしようか――」
そこから更に8年――。
18歳になったグリムは何故か辺境の森で最強の『双剣士』となっていた。
「やべ、また力込め過ぎた……。双剣じゃやっぱ強すぎるな。こりゃ1本は飾りで十分だ」
最強となったグリムの所へ、ある日1体の珍しいモンスターが現れた。
そして、このモンスターとの出会いがグレイの運命を大きく動かす事となる――。
Sランクパーティを追放されたヒーラーの俺、禁忌スキル【完全蘇生】に覚醒する。俺を捨てたパーティがボスに全滅させられ泣きついてきたが、もう遅い
夏見ナイ
ファンタジー
Sランクパーティ【熾天の剣】で《ヒール》しか使えないアレンは、「無能」と蔑まれ追放された。絶望の淵で彼が覚醒したのは、死者さえ完全に蘇らせる禁忌のユニークスキル【完全蘇生】だった。
故郷の辺境で、心に傷を負ったエルフの少女や元女騎士といった“真の仲間”と出会ったアレンは、新パーティ【黎明の翼】を結成。回復魔法の常識を覆す戦術で「死なないパーティ」として名を馳せていく。
一方、アレンを失った元パーティは急速に凋落し、高難易度ダンジョンで全滅。泣きながら戻ってきてくれと懇願する彼らに、アレンは冷たく言い放つ。
「もう遅い」と。
これは、無能と蔑まれたヒーラーが最強の英雄となる、痛快な逆転ファンタジー!
《レベル∞》の万物創造スキルで追放された俺、辺境を開拓してたら気づけば神々の箱庭になっていた
夏見ナイ
ファンタジー
勇者パーティーの雑用係だったカイは、魔王討伐後「無能」の烙印を押され追放される。全てを失い、死を覚悟して流れ着いた「忘れられた辺境」。そこで彼のハズレスキルは真の姿《万物創造》へと覚醒した。
無から有を生み、世界の理すら書き換える神の如き力。カイはまず、生きるために快適な家を、豊かな畑を、そして清らかな川を創造する。荒れ果てた土地は、みるみるうちに楽園へと姿を変えていった。
やがて、彼の元には行き場を失った獣人の少女やエルフの賢者、ドワーフの鍛冶師など、心優しき仲間たちが集い始める。これは、追放された一人の青年が、大切な仲間たちと共に理想郷を築き、やがてその地が「神々の箱庭」と呼ばれるまでの物語。
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる