16 / 100
第十六話:領内の無法者
しおりを挟む
岩盤崩落の現場から村へ戻る道は、行きよりもさらに重苦しい空気に満ちていた。ボルグとその仲間たちは、誰一人として口を開かなかった。彼らの感情は、「絶望:85」「無力感:90」という暗い数値に染まりきっている。希望を求めて踏み出した先で、さらに巨大な絶望の壁に突き当たったのだ。その衝撃は、彼らの心をへし折るのに十分だった。
館に戻ると、ボルグはアッシュの前に立ち、吐き捨てるように言った。
「見たかよ、領主様。あれが俺たちの現実だ。あんたの言う『温室』とやらでちまちま野菜を育てたところで、何になる。水がなけりゃ、この村はいずれ干上がって終わりだ」
その言葉には、もはや敵意や嘲笑はなかった。ただ、全てを諦めきった者の、乾いた響きがあるだけだった。
「だから、まずは目の前のことから片付ける」
アッシュは冷静に答えた。
「治水は巨大な事業だ。準備も計画も必要になる。今は、賭けの対象である温室を完成させ、食料を確保することに集中する。一つずつ、できることからやらなければ、何も始まらない」
アッシュの落ち着き払った態度は、ボルグには理解できなかった。だが、今の彼には反論する気力さえ残っていないようだった。彼は仲間たちと共に、力なく自分たちの住処へと帰っていった。
その日から、村の空気は再び澱み始めた。温室建設を手伝う者たちの間にも、治水問題の絶望感が伝染し、作業の効率は目に見えて落ちていった。誰もが、自分たちのやっていることが無意味な延命措置に過ぎないのではないかと感じ始めていた。
そんな重苦しい雰囲気を切り裂いたのは、文明の光ではなく、暴力の炎だった。
その夜。人々が寝静まった頃、けたたましい犬の鳴き声と、男たちの怒声、そして女性の悲鳴が静寂を破った。
「何事だ!」
館で仮眠をとっていたサイモンが、即座に剣を掴んで飛び起きた。アッシュもまた、音もなくベッドから起き上がり、窓の隙間から丘の下の様子を窺った。
村の中心部で、複数の松明の光が乱暴に揺れていた。二十人ほどの男たちが、村の家々に押し入り、住民たちを引きずり出している。その手には錆びた剣や手斧が握られていた。盗賊団だ。
「食料を出しやがれ!隠しても無駄だぞ!」
リーダー格らしき大柄な男が、老人の胸ぐらを掴んで吼えている。彼の感情は「強欲:90」「残虐性:70」「油断:60」。この村を完全に見下しきっている。
領民たちは、なすすべもなく恐怖に震えていた。「恐怖:95」「絶望:80」。武器を持った暴力の前では、彼らはあまりにも無力だった。盗賊たちは、わずかな干し肉や黒パンを奪い、抵抗しようとした者を容赦なく殴りつけた。
「アッシュ殿!ご指示を!」
サイモンがアッシュを振り返る。彼の瞳には、騎士としての怒りと、戦いへの覚悟が燃えていた。「義憤:85」。
「待て」
アッシュは彼を制した。
「お前一人で飛び出しても、返り討ちに遭うだけだ。敵の数と力量を見極めろ」
「しかし、村人たちが!」
「今は耐えるしかない」
アッシュの声は、氷のように冷たかった。彼の視線は、村で起きている惨状ではなく、スキルが示す感情の数値の動きだけを追っていた。
丘の下では、ボルグが数人の若者と共に、農具を手に盗賊たちと対峙していた。
「てめえら、いい加減にしやがれ!」
ボルグは大きな鍬を構え、威嚇するように叫ぶ。彼の感情は「怒り:90」と仲間を守ろうとする「責任感:80」、そして自らの無力さへの「恐怖:50」で乱れていた。
「ああ?なんだ、この村にもまだ威勢のいいのが残ってたか」
盗賊のリーダーが、下卑た笑みを浮かべてボルグに近づく。
「その鍬で何ができる?畑でも耕すのか?」
次の瞬間、リーダーの剣が一閃した。ボルグは咄嗟に鍬で受け止めるが、金属と木がぶつかる鈍い音と共に、鍬の柄は真っ二つに折れた。ボルグは衝撃で尻餅をつき、呆然とリーダーを見上げる。
「分かったか、ガキ。これが現実だ」
リーダーはボルグを見下ろし、その仲間たちが若者たちを取り囲む。絶対的な力の差。ボルグの感情から「怒り」が消え、「屈辱:95」「無力感:90」という暗い数値が彼の心を塗りつぶした。
その時だった。
「そこまでだ、下衆共!」
鋭い声と共に、一体の影が丘の上から駆け下りてきた。サイモンだ。アッシュの制止を振り切り、彼は単身で飛び出していったのだ。
「誰だてめえは!」
盗賊の一人がサイモンに斬りかかるが、サイモンの剣はそれを容易く弾き返し、逆に相手の腕を切り裂いた。帝国騎士としての剣技は、ならず者のそれとは次元が違う。サイモンは一人で数人の盗賊を相手に、一歩も引かない攻防を繰り広げた。
「ほう、こいつは手応えがありそうだ!」
盗賊のリーダーが、面白そうにサイモンへと向かっていく。多勢に無勢。サイモンがどれだけ腕が立とうと、いずれは体力を消耗し、追い詰められるのは時間の問題だった。
アッシュは、館の窓からその全てを冷静に観察していた。ジョセフが、心配そうに彼の横顔を見つめている。
「アッシュ様……よろしいのですか?」
「ああ」
アッシュは静かに頷いた。
「これでいい。これで、奴らは思い知ったはずだ。自分たちの無力さを。そして、本当の安全とは、誰かが与えてくれるものではなく、自分たちの手で勝ち取るしかないということを」
アッシュの言葉通り、領民たちの感情は「恐怖」と「絶望」の中で、静かに変質し始めていた。自分たちを守ろうと戦うサイモンの姿。なすすべもなく打ちのめされたボルグの姿。その光景は、彼らの心に巣食っていた「諦観」という名の病を、暴力的に治療していた。
やがて、盗賊たちは満足したのか、あるいは手負いのサイモンを相手にするのが面倒になったのか、奪った食料を抱えて引き上げていった。リーダーは去り際に、丘の上の館を指差した。
「次は、あの館の備蓄をいただきに来るぜ。楽しみに待ってな!」
嵐が去った後、村には静寂と、うめき声だけが残された。数人が怪我を負い、ほとんどの家がけちな食料を奪われた。サイモンも肩に浅い傷を負い、悔しげに唇を噛んでいた。ボルグは、折れた鍬を握りしめたまま、地面に座り込んで動かなかった。
翌朝、広場に集まった領民たちの顔には、昨夜の恐怖と絶望が色濃く残っていた。彼らの視線は、ただ一点、丘の上から下りてくるアッシュに集中していた。その視線には、非難と、疑念と、そして僅かな、最後の望みが混じっていた。
一人の老人が、震える声でアッシュに問いかけた。
「領主様……あんたは、俺たちに安全を約束したじゃねえか……。あれは、嘘だったのか……?」
その問いは、全員の心の声だった。一度は信じかけた希望が、一夜にして打ち砕かれたのだ。彼らのアッシュに対する「信頼」の数値は、ほぼゼロに戻っていた。
アッシュは、集まった領民たちをゆっくりと見渡した。そして、静かに、しかし力強く言い放った。
「ああ、昨日の約束は守れなかった。すまない」
彼は、まず自らの非を認めた。その意外な言葉に、領民たちはどよめいた。
「だから、約束を一つ追加する」
アッシュは、盗賊たちが去っていった北西の渓谷を指差した。
「奪われたものは、奪い返す。やられたら、やり返す。次は、俺たちが奴らの根城に乗り込む番だ」
その宣言は、あまりにも無謀に響いた。だが、その声には、領民たちの心を再び揺さぶる、不思議な力が込められていた。絶望の底に突き落とされた彼らの心に、復讐という名の、新たな炎が灯ろうとしていた。
館に戻ると、ボルグはアッシュの前に立ち、吐き捨てるように言った。
「見たかよ、領主様。あれが俺たちの現実だ。あんたの言う『温室』とやらでちまちま野菜を育てたところで、何になる。水がなけりゃ、この村はいずれ干上がって終わりだ」
その言葉には、もはや敵意や嘲笑はなかった。ただ、全てを諦めきった者の、乾いた響きがあるだけだった。
「だから、まずは目の前のことから片付ける」
アッシュは冷静に答えた。
「治水は巨大な事業だ。準備も計画も必要になる。今は、賭けの対象である温室を完成させ、食料を確保することに集中する。一つずつ、できることからやらなければ、何も始まらない」
アッシュの落ち着き払った態度は、ボルグには理解できなかった。だが、今の彼には反論する気力さえ残っていないようだった。彼は仲間たちと共に、力なく自分たちの住処へと帰っていった。
その日から、村の空気は再び澱み始めた。温室建設を手伝う者たちの間にも、治水問題の絶望感が伝染し、作業の効率は目に見えて落ちていった。誰もが、自分たちのやっていることが無意味な延命措置に過ぎないのではないかと感じ始めていた。
そんな重苦しい雰囲気を切り裂いたのは、文明の光ではなく、暴力の炎だった。
その夜。人々が寝静まった頃、けたたましい犬の鳴き声と、男たちの怒声、そして女性の悲鳴が静寂を破った。
「何事だ!」
館で仮眠をとっていたサイモンが、即座に剣を掴んで飛び起きた。アッシュもまた、音もなくベッドから起き上がり、窓の隙間から丘の下の様子を窺った。
村の中心部で、複数の松明の光が乱暴に揺れていた。二十人ほどの男たちが、村の家々に押し入り、住民たちを引きずり出している。その手には錆びた剣や手斧が握られていた。盗賊団だ。
「食料を出しやがれ!隠しても無駄だぞ!」
リーダー格らしき大柄な男が、老人の胸ぐらを掴んで吼えている。彼の感情は「強欲:90」「残虐性:70」「油断:60」。この村を完全に見下しきっている。
領民たちは、なすすべもなく恐怖に震えていた。「恐怖:95」「絶望:80」。武器を持った暴力の前では、彼らはあまりにも無力だった。盗賊たちは、わずかな干し肉や黒パンを奪い、抵抗しようとした者を容赦なく殴りつけた。
「アッシュ殿!ご指示を!」
サイモンがアッシュを振り返る。彼の瞳には、騎士としての怒りと、戦いへの覚悟が燃えていた。「義憤:85」。
「待て」
アッシュは彼を制した。
「お前一人で飛び出しても、返り討ちに遭うだけだ。敵の数と力量を見極めろ」
「しかし、村人たちが!」
「今は耐えるしかない」
アッシュの声は、氷のように冷たかった。彼の視線は、村で起きている惨状ではなく、スキルが示す感情の数値の動きだけを追っていた。
丘の下では、ボルグが数人の若者と共に、農具を手に盗賊たちと対峙していた。
「てめえら、いい加減にしやがれ!」
ボルグは大きな鍬を構え、威嚇するように叫ぶ。彼の感情は「怒り:90」と仲間を守ろうとする「責任感:80」、そして自らの無力さへの「恐怖:50」で乱れていた。
「ああ?なんだ、この村にもまだ威勢のいいのが残ってたか」
盗賊のリーダーが、下卑た笑みを浮かべてボルグに近づく。
「その鍬で何ができる?畑でも耕すのか?」
次の瞬間、リーダーの剣が一閃した。ボルグは咄嗟に鍬で受け止めるが、金属と木がぶつかる鈍い音と共に、鍬の柄は真っ二つに折れた。ボルグは衝撃で尻餅をつき、呆然とリーダーを見上げる。
「分かったか、ガキ。これが現実だ」
リーダーはボルグを見下ろし、その仲間たちが若者たちを取り囲む。絶対的な力の差。ボルグの感情から「怒り」が消え、「屈辱:95」「無力感:90」という暗い数値が彼の心を塗りつぶした。
その時だった。
「そこまでだ、下衆共!」
鋭い声と共に、一体の影が丘の上から駆け下りてきた。サイモンだ。アッシュの制止を振り切り、彼は単身で飛び出していったのだ。
「誰だてめえは!」
盗賊の一人がサイモンに斬りかかるが、サイモンの剣はそれを容易く弾き返し、逆に相手の腕を切り裂いた。帝国騎士としての剣技は、ならず者のそれとは次元が違う。サイモンは一人で数人の盗賊を相手に、一歩も引かない攻防を繰り広げた。
「ほう、こいつは手応えがありそうだ!」
盗賊のリーダーが、面白そうにサイモンへと向かっていく。多勢に無勢。サイモンがどれだけ腕が立とうと、いずれは体力を消耗し、追い詰められるのは時間の問題だった。
アッシュは、館の窓からその全てを冷静に観察していた。ジョセフが、心配そうに彼の横顔を見つめている。
「アッシュ様……よろしいのですか?」
「ああ」
アッシュは静かに頷いた。
「これでいい。これで、奴らは思い知ったはずだ。自分たちの無力さを。そして、本当の安全とは、誰かが与えてくれるものではなく、自分たちの手で勝ち取るしかないということを」
アッシュの言葉通り、領民たちの感情は「恐怖」と「絶望」の中で、静かに変質し始めていた。自分たちを守ろうと戦うサイモンの姿。なすすべもなく打ちのめされたボルグの姿。その光景は、彼らの心に巣食っていた「諦観」という名の病を、暴力的に治療していた。
やがて、盗賊たちは満足したのか、あるいは手負いのサイモンを相手にするのが面倒になったのか、奪った食料を抱えて引き上げていった。リーダーは去り際に、丘の上の館を指差した。
「次は、あの館の備蓄をいただきに来るぜ。楽しみに待ってな!」
嵐が去った後、村には静寂と、うめき声だけが残された。数人が怪我を負い、ほとんどの家がけちな食料を奪われた。サイモンも肩に浅い傷を負い、悔しげに唇を噛んでいた。ボルグは、折れた鍬を握りしめたまま、地面に座り込んで動かなかった。
翌朝、広場に集まった領民たちの顔には、昨夜の恐怖と絶望が色濃く残っていた。彼らの視線は、ただ一点、丘の上から下りてくるアッシュに集中していた。その視線には、非難と、疑念と、そして僅かな、最後の望みが混じっていた。
一人の老人が、震える声でアッシュに問いかけた。
「領主様……あんたは、俺たちに安全を約束したじゃねえか……。あれは、嘘だったのか……?」
その問いは、全員の心の声だった。一度は信じかけた希望が、一夜にして打ち砕かれたのだ。彼らのアッシュに対する「信頼」の数値は、ほぼゼロに戻っていた。
アッシュは、集まった領民たちをゆっくりと見渡した。そして、静かに、しかし力強く言い放った。
「ああ、昨日の約束は守れなかった。すまない」
彼は、まず自らの非を認めた。その意外な言葉に、領民たちはどよめいた。
「だから、約束を一つ追加する」
アッシュは、盗賊たちが去っていった北西の渓谷を指差した。
「奪われたものは、奪い返す。やられたら、やり返す。次は、俺たちが奴らの根城に乗り込む番だ」
その宣言は、あまりにも無謀に響いた。だが、その声には、領民たちの心を再び揺さぶる、不思議な力が込められていた。絶望の底に突き落とされた彼らの心に、復讐という名の、新たな炎が灯ろうとしていた。
13
あなたにおすすめの小説
隠して忘れていたギフト『ステータスカスタム』で能力を魔改造 〜自由自在にカスタマイズしたら有り得ないほど最強になった俺〜
桜井正宗
ファンタジー
能力(スキル)を隠して、その事を忘れていた帝国出身の錬金術師スローンは、無能扱いで大手ギルド『クレセントムーン』を追放された。追放後、隠していた能力を思い出しスキルを習得すると『ステータスカスタム』が発現する。これは、自身や相手のステータスを魔改造【カスタム】できる最強の能力だった。
スローンは、偶然出会った『大聖女フィラ』と共にステータスをいじりまくって最強のステータスを手に入れる。その後、超高難易度のクエストを難なくクリア、無双しまくっていく。その噂が広がると元ギルドから戻って来いと頭を下げられるが、もう遅い。
真の仲間と共にスローンは、各地で暴れ回る。究極のスローライフを手に入れる為に。
大器晩成エンチャンター~Sランク冒険者パーティから追放されてしまったが、追放後の成長度合いが凄くて世界最強になる
遠野紫
ファンタジー
「な、なんでだよ……今まで一緒に頑張って来たろ……?」
「頑張って来たのは俺たちだよ……お前はお荷物だ。サザン、お前にはパーティから抜けてもらう」
S級冒険者パーティのエンチャンターであるサザンは或る時、パーティリーダーから追放を言い渡されてしまう。
村の仲良し四人で結成したパーティだったが、サザンだけはなぜか実力が伸びなかったのだ。他のメンバーに追いつくために日々努力を重ねたサザンだったが結局報われることは無く追放されてしまった。
しかしサザンはレアスキル『大器晩成』を持っていたため、ある時突然その強さが解放されたのだった。
とてつもない成長率を手にしたサザンの最強エンチャンターへの道が今始まる。
(完結)魔王討伐後にパーティー追放されたFランク魔法剣士は、超レア能力【全スキル】を覚えてゲスすぎる勇者達をザマアしつつ世界を救います
しまうま弁当
ファンタジー
魔王討伐直後にクリードは勇者ライオスからパーティーから出て行けといわれるのだった。クリードはパーティー内ではつねにFランクと呼ばれ戦闘にも参加させてもらえず場美雑言は当たり前でクリードはもう勇者パーティーから出て行きたいと常々考えていたので、いい機会だと思って出て行く事にした。だがラストダンジョンから脱出に必要なリアーの羽はライオス達は分けてくれなかったので、仕方なく一階層づつ上っていく事を決めたのだった。だがなぜか後ろから勇者パーティー内で唯一のヒロインであるミリーが追いかけてきて一緒に脱出しようと言ってくれたのだった。切羽詰まっていると感じたクリードはミリーと一緒に脱出を図ろうとするが、後ろから追いかけてきたメンバーに石にされてしまったのだった。
世界最強の賢者、勇者パーティーを追放される~いまさら帰ってこいと言われてももう遅い俺は拾ってくれた最強のお姫様と幸せに過ごす~
aoi
ファンタジー
「なぁ、マギそろそろこのパーティーを抜けてくれないか?」
勇者パーティーに勤めて数年、いきなりパーティーを戦闘ができずに女に守られてばかりだからと追放された賢者マギ。王都で新しい仕事を探すにも勇者パーティーが邪魔をして見つからない。そんな時、とある国のお姫様がマギに声をかけてきて......?
お姫様の為に全力を尽くす賢者マギが無双する!?
貴族に無茶苦茶なことを言われたのでやけくそな行動をしたら、戦争賠償として引き抜かれました。
詰んだ
ファンタジー
エルクス王国の魔法剣士で重鎮のキースは、うんざりしていた。
王国とは名ばかりで、元老院の貴族が好き勝手なこと言っている。
そしてついに国力、戦力、人材全てにおいて圧倒的な戦力を持つヴォルクス皇国に、戦争を仕掛けるという暴挙に出た。
勝てるわけのない戦争に、「何とか勝て!」と言われたが、何もできるはずもなく、あっという間に劣勢になった。
日を追うごとに悪くなる戦況に、キースへのあたりがひどくなった。
むしゃくしゃしたキースは、一つの案を思いついた。
その案を実行したことによって、あんなことになるなんて、誰も想像しなかった。
チートスキル【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得&スローライフ!?
桜井正宗
ファンタジー
「アウルム・キルクルスお前は勇者ではない、追放だ!!」
その後、第二勇者・セクンドスが召喚され、彼が魔王を倒した。俺はその日に聖女フルクと出会い、レベル0ながらも【レベル投げ】を習得した。レベル0だから投げても魔力(MP)が減らないし、無限なのだ。
影響するステータスは『運』。
聖女フルクさえいれば運が向上され、俺は幸運に恵まれ、スキルの威力も倍増した。
第二勇者が魔王を倒すとエンディングと共に『EXダンジョン』が出現する。その隙を狙い、フルクと共にダンジョンの所有権をゲット、独占する。ダンジョンのレアアイテムを入手しまくり売却、やがて莫大な富を手に入れ、最強にもなる。
すると、第二勇者がEXダンジョンを返せとやって来る。しかし、先に侵入した者が所有権を持つため譲渡は不可能。第二勇者を拒絶する。
より強くなった俺は元ギルドメンバーや世界の国中から戻ってこいとせがまれるが、もう遅い!!
真の仲間と共にダンジョン攻略スローライフを送る。
【簡単な流れ】
勇者がボコボコにされます→元勇者として活動→聖女と出会います→レベル投げを習得→EXダンジョンゲット→レア装備ゲットしまくり→元パーティざまぁ
【原題】
『お前は勇者ではないとギルドを追放され、第二勇者が魔王を倒しエンディングの最中レベル0の俺は出現したEXダンジョンを独占~【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得~戻って来いと言われても、もう遅いんだが』
防御力を下げる魔法しか使えなかった俺は勇者パーティから追放されたけど俺の魔法に強制脱衣の追加効果が発現したので世界中で畏怖の対象になりました
かにくくり
ファンタジー
魔法使いクサナギは国王の命により勇者パーティの一員として魔獣討伐の任務を続けていた。
しかし相手の防御力を下げる魔法しか使う事ができないクサナギは仲間達からお荷物扱いをされてパーティから追放されてしまう。
しかし勇者達は今までクサナギの魔法で魔物の防御力が下がっていたおかげで楽に戦えていたという事実に全く気付いていなかった。
勇者パーティが没落していく中、クサナギは追放された地で彼の本当の力を知る新たな仲間を加えて一大勢力を築いていく。
そして防御力を下げるだけだったクサナギの魔法はいつしか次のステップに進化していた。
相手の身に着けている物を強制的に剥ぎ取るという究極の魔法を習得したクサナギの前に立ち向かえる者は誰ひとりいなかった。
※小説家になろうにも掲載しています。
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる