45 / 118
第46話:『魔導科学』の提唱
しおりを挟む
王立アカデミー。それは、この国の知の最高学府だった。
歴史、法律、天文学、そして錬金術。あらゆる学問が、ここで研究されている。その壮麗な白亜の建物は、王城に次ぐ王都の象徴とも言える存在だった。
だが、その門は、限られた者にしか開かれていない。入学できるのは、貴族の子弟か、あるいはよほど類いまれなる才能を認められた者だけ。平民にとっては、縁のない世界だった。
俺たちが、そのアカデミーの地下書庫に忍び込むのは、至難の業だと思われた。
だが、エリアーナの手腕は、またしても俺の想像を超えていた。
彼女は、俺がグライフ軍を退けた「辺境の若き英雄」という評判を、最大限に利用したのだ。
彼女はアカデミーの学長宛に、一通の丁寧な手紙を送った。
『我が主、リオ・アシュフォードは、その戦いの折、神の啓示により、古の戦術と共に、いくつかの未知の知識を授かりました。彼は、その知識が王国全体の発展に繋がるものと信じ、アカデミーの賢者の方々と、ぜひ意見を交わしたいと願っております』
この申し出に、アカデミー側は飛びついた。
好奇心旺盛な学者たちにとって、噂の英雄が持つ「未知の知識」は、何よりも魅力的な響きを持っていたのだ。
こうして俺は、「特別聴講生」という名目で、王立アカデミーへの自由な出入りを公式に許可されることになった。もちろん、エリアーナも俺の「研究助手」として同行が許された。
アカデミーの内部は、静かな熱気に満ちていた。
学者たちは、俺の姿を見つけると、遠巻きに、しかし興味津々な視線を向けてくる。俺は、彼らとの議論の場で、当たり障りのない範囲で、農業改革や衛生管理の基礎的な理論を披露した。
輪作の重要性や、目に見えない病原体の存在。俺にとっては常識の範疇だが、この世界の学者たちにとっては、どれもが斬新で、常識を覆すような発見だった。
俺は、アカデミー内での信用を、着実に築き上げていった。
そして、全ての準備が整った日。
俺は、エリアーナと、そして人目につかないようにフードを深く被ったシルフィを連れて、ついに目的の場所へと足を踏み入れた。
地下書庫。
そこは、埃と、古い羊皮紙の匂いが充満する、薄暗い空間だった。天井まで届く本棚には、膨大な数の古文書が、誰に読まれることもなく、静かに眠っている。
俺たちは、買収した書記官の手引きで、最も奥にある「禁書」の棚へとたどり着いた。そこには、古代文明の遺物とされる、魔法に関する文献が収められていた。
羊皮紙や、パピルス、中には石板に刻まれたものまである。
だが、そのほとんどは、現代では使われていない古代語で書かれており、解読は不可能に近い状態だった。
「これでは、何が書いてあるか……」
エリアーナが、解読不能な文字を前に、途方に暮れた声を上げた。
だが、俺の隣にいたシルフィは、違った。
彼女は、ある一つの羊皮紙を手に取ると、その翡翠色の瞳を、驚きに見開いた。
「……読める」
「え?」
「これ、私たちの言葉だ。エルフの、古い言葉……」
シルフィの言葉に、俺の全身に鳥肌が立った。
そうか。古代文明とは、かつてこの大陸で栄華を誇った、エルフの文明のことだったのだ。
俺は、逸る心を抑えながら、シルフィにその羊皮紙を読んでもらうことにした。
シルフィは、少し辿々しいながらも、そこに書かれた内容を、一言一言、丁寧に読み上げていく。
それは、俺たちの魔法に対する認識を、根底から覆す、驚くべき内容だった。
『……万物は、魂の息吹(マナ)より成り。魂の息吹は、天と地を満たし、形を変え、巡り続ける。賢者は、自らの魂と、世界の魂を共鳴させることで、その流れを操る。火を生み、水を操り、風を呼び、大地を揺るがす。これを、我らは魔法と呼ぶ……』
書かれていたのは、オカルト的な呪文や、神への祈りの言葉ではなかった。
それは、驚くほど体系的で、哲学的な、世界の法則に関する記述だったのだ。
マナは、特別な力ではない。この世界を構成する、基本的なエネルギーそのものである。
魔法とは、そのエネルギーの「流れ」を、術者の意思によって「制御」し、「変換」させる技術である。
「……やっぱりだ」
俺は、確信を持って呟いた。
魔法は、血筋や才能といった、曖昧なものではない。それは、明確な法則性と再現性を持つ、一つの「科学」なのだ。
だが、この世界の人間たちは、その本質を理解できず、ただの奇跡や呪いとして、恐れ、遠ざけてきた。その結果、体系的な知識は失われ、一部の人間が感覚的に使えるだけの、断片的な技術へと成り下がってしまったのだ。
「エリアーナ、シルフィ。俺は、この失われた技術を、新しい学問として蘇らせることに決めた」
俺は、二人の顔を見て、力強く宣言した。
「魔法を、神や悪魔の領域から、人間の知性が及ぶ科学の領域へと引きずり下ろす。そして、その名をこう名付ける」
俺は、羊皮紙の余白に、新たな時代の始まりを告げる言葉を書き記した。
『魔導科学(Magitechnology)』と。
「魔法の『魔』、導きの『導』、そして科学の『科学』だ。マナという未知のエネルギーを、科学的なアプローチで解き明かし、人々の暮らしを豊かにするために導く学問。それが、俺たちがこれから創り上げる、魔導科学だ」
エリアーナは、その言葉の持つ、途方もないスケールに、ただ息を飲んでいた。
シルフィは、自分の持つ力が、「呪い」ではなく、「科学」という名誉ある名前を与えられたことに、瞳を輝かせていた。彼女の種族が遺した偉大な知識が、今、目の前の人間によって、新しい形で蘇ろうとしている。その事実に、彼女は魂が震えるような感動を覚えていた。
その日から、俺たちの研究は、新たな次元へと突入した。
俺は、アカデミーの学者たちとの議論の場で、魔導科学の概念を、少しずつ、しかし意図的に提唱し始めた。
「魔法とは、未知のエネルギー変換現象ではないでしょうか?」
「もし、そのエネルギー量を測定し、制御することができれば、それは安定した動力源になりうるかもしれません」
俺の提唱は、初めは学者たちから一笑に付された。
「馬鹿な。魔法は神の領域だ。人間のちっぽけな知性で解き明かせるものではない」
だが、俺がシルフィとの実験で得た、具体的なデータや仮説を示していくうちに、一部の若い、頭の柔らかい学者たちの目の色が変わっていった。
特に、錬金術を研究していた学者たちは、俺の理論に強い興味を示した。彼らもまた、経験則的に、特定の物質が魔法的な現象を引き起こすことを知っていたからだ。
俺の周りには、徐々にではあるが、魔導科学という新しい学問の可能性に魅せられた、小さなコミュニティが形成され始めていた。
それは、まだ小さなさざ波に過ぎなかった。
だが、このさざ波が、やがて王国の、いや、この世界の知のあり方を根底から揺るがす、巨大な津波となることを、俺は確信していた。
古い権威や、既成概念に対する、俺たちの静かなる宣戦布告。
魔導科学の提唱は、その狼煙だったのだ。
歴史、法律、天文学、そして錬金術。あらゆる学問が、ここで研究されている。その壮麗な白亜の建物は、王城に次ぐ王都の象徴とも言える存在だった。
だが、その門は、限られた者にしか開かれていない。入学できるのは、貴族の子弟か、あるいはよほど類いまれなる才能を認められた者だけ。平民にとっては、縁のない世界だった。
俺たちが、そのアカデミーの地下書庫に忍び込むのは、至難の業だと思われた。
だが、エリアーナの手腕は、またしても俺の想像を超えていた。
彼女は、俺がグライフ軍を退けた「辺境の若き英雄」という評判を、最大限に利用したのだ。
彼女はアカデミーの学長宛に、一通の丁寧な手紙を送った。
『我が主、リオ・アシュフォードは、その戦いの折、神の啓示により、古の戦術と共に、いくつかの未知の知識を授かりました。彼は、その知識が王国全体の発展に繋がるものと信じ、アカデミーの賢者の方々と、ぜひ意見を交わしたいと願っております』
この申し出に、アカデミー側は飛びついた。
好奇心旺盛な学者たちにとって、噂の英雄が持つ「未知の知識」は、何よりも魅力的な響きを持っていたのだ。
こうして俺は、「特別聴講生」という名目で、王立アカデミーへの自由な出入りを公式に許可されることになった。もちろん、エリアーナも俺の「研究助手」として同行が許された。
アカデミーの内部は、静かな熱気に満ちていた。
学者たちは、俺の姿を見つけると、遠巻きに、しかし興味津々な視線を向けてくる。俺は、彼らとの議論の場で、当たり障りのない範囲で、農業改革や衛生管理の基礎的な理論を披露した。
輪作の重要性や、目に見えない病原体の存在。俺にとっては常識の範疇だが、この世界の学者たちにとっては、どれもが斬新で、常識を覆すような発見だった。
俺は、アカデミー内での信用を、着実に築き上げていった。
そして、全ての準備が整った日。
俺は、エリアーナと、そして人目につかないようにフードを深く被ったシルフィを連れて、ついに目的の場所へと足を踏み入れた。
地下書庫。
そこは、埃と、古い羊皮紙の匂いが充満する、薄暗い空間だった。天井まで届く本棚には、膨大な数の古文書が、誰に読まれることもなく、静かに眠っている。
俺たちは、買収した書記官の手引きで、最も奥にある「禁書」の棚へとたどり着いた。そこには、古代文明の遺物とされる、魔法に関する文献が収められていた。
羊皮紙や、パピルス、中には石板に刻まれたものまである。
だが、そのほとんどは、現代では使われていない古代語で書かれており、解読は不可能に近い状態だった。
「これでは、何が書いてあるか……」
エリアーナが、解読不能な文字を前に、途方に暮れた声を上げた。
だが、俺の隣にいたシルフィは、違った。
彼女は、ある一つの羊皮紙を手に取ると、その翡翠色の瞳を、驚きに見開いた。
「……読める」
「え?」
「これ、私たちの言葉だ。エルフの、古い言葉……」
シルフィの言葉に、俺の全身に鳥肌が立った。
そうか。古代文明とは、かつてこの大陸で栄華を誇った、エルフの文明のことだったのだ。
俺は、逸る心を抑えながら、シルフィにその羊皮紙を読んでもらうことにした。
シルフィは、少し辿々しいながらも、そこに書かれた内容を、一言一言、丁寧に読み上げていく。
それは、俺たちの魔法に対する認識を、根底から覆す、驚くべき内容だった。
『……万物は、魂の息吹(マナ)より成り。魂の息吹は、天と地を満たし、形を変え、巡り続ける。賢者は、自らの魂と、世界の魂を共鳴させることで、その流れを操る。火を生み、水を操り、風を呼び、大地を揺るがす。これを、我らは魔法と呼ぶ……』
書かれていたのは、オカルト的な呪文や、神への祈りの言葉ではなかった。
それは、驚くほど体系的で、哲学的な、世界の法則に関する記述だったのだ。
マナは、特別な力ではない。この世界を構成する、基本的なエネルギーそのものである。
魔法とは、そのエネルギーの「流れ」を、術者の意思によって「制御」し、「変換」させる技術である。
「……やっぱりだ」
俺は、確信を持って呟いた。
魔法は、血筋や才能といった、曖昧なものではない。それは、明確な法則性と再現性を持つ、一つの「科学」なのだ。
だが、この世界の人間たちは、その本質を理解できず、ただの奇跡や呪いとして、恐れ、遠ざけてきた。その結果、体系的な知識は失われ、一部の人間が感覚的に使えるだけの、断片的な技術へと成り下がってしまったのだ。
「エリアーナ、シルフィ。俺は、この失われた技術を、新しい学問として蘇らせることに決めた」
俺は、二人の顔を見て、力強く宣言した。
「魔法を、神や悪魔の領域から、人間の知性が及ぶ科学の領域へと引きずり下ろす。そして、その名をこう名付ける」
俺は、羊皮紙の余白に、新たな時代の始まりを告げる言葉を書き記した。
『魔導科学(Magitechnology)』と。
「魔法の『魔』、導きの『導』、そして科学の『科学』だ。マナという未知のエネルギーを、科学的なアプローチで解き明かし、人々の暮らしを豊かにするために導く学問。それが、俺たちがこれから創り上げる、魔導科学だ」
エリアーナは、その言葉の持つ、途方もないスケールに、ただ息を飲んでいた。
シルフィは、自分の持つ力が、「呪い」ではなく、「科学」という名誉ある名前を与えられたことに、瞳を輝かせていた。彼女の種族が遺した偉大な知識が、今、目の前の人間によって、新しい形で蘇ろうとしている。その事実に、彼女は魂が震えるような感動を覚えていた。
その日から、俺たちの研究は、新たな次元へと突入した。
俺は、アカデミーの学者たちとの議論の場で、魔導科学の概念を、少しずつ、しかし意図的に提唱し始めた。
「魔法とは、未知のエネルギー変換現象ではないでしょうか?」
「もし、そのエネルギー量を測定し、制御することができれば、それは安定した動力源になりうるかもしれません」
俺の提唱は、初めは学者たちから一笑に付された。
「馬鹿な。魔法は神の領域だ。人間のちっぽけな知性で解き明かせるものではない」
だが、俺がシルフィとの実験で得た、具体的なデータや仮説を示していくうちに、一部の若い、頭の柔らかい学者たちの目の色が変わっていった。
特に、錬金術を研究していた学者たちは、俺の理論に強い興味を示した。彼らもまた、経験則的に、特定の物質が魔法的な現象を引き起こすことを知っていたからだ。
俺の周りには、徐々にではあるが、魔導科学という新しい学問の可能性に魅せられた、小さなコミュニティが形成され始めていた。
それは、まだ小さなさざ波に過ぎなかった。
だが、このさざ波が、やがて王国の、いや、この世界の知のあり方を根底から揺るがす、巨大な津波となることを、俺は確信していた。
古い権威や、既成概念に対する、俺たちの静かなる宣戦布告。
魔導科学の提唱は、その狼煙だったのだ。
88
あなたにおすすめの小説
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
《完結》当て馬悪役令息のツッコミ属性が強すぎて、物語の仕事を全くしないんですが?!
犬丸大福
ファンタジー
ユーディリア・エアトルは母親からの折檻を受け、そのまま意識を失った。
そして夢をみた。
日本で暮らし、平々凡々な日々の中、友人が命を捧げるんじゃないかと思うほどハマっている漫画の推しの顔。
その顔を見て目が覚めた。
なんと自分はこのまま行けば破滅まっしぐらな友人の最推し、当て馬悪役令息であるエミリオ・エアトルの双子の妹ユーディリア・エアトルである事に気がついたのだった。
数ある作品の中から、読んでいただきありがとうございます。
幼少期、最初はツラい状況が続きます。
作者都合のゆるふわご都合設定です。
日曜日以外、1日1話更新目指してます。
エール、お気に入り登録、いいね、コメント、しおり、とても励みになります。
お楽しみ頂けたら幸いです。
***************
2024年6月25日 お気に入り登録100人達成 ありがとうございます!
100人になるまで見捨てずに居て下さった99人の皆様にも感謝を!!
2024年9月9日 お気に入り登録200人達成 感謝感謝でございます!
200人になるまで見捨てずに居て下さった皆様にもこれからも見守っていただける物語を!!
2025年1月6日 お気に入り登録300人達成 感涙に咽び泣いております!
ここまで見捨てずに読んで下さった皆様、頑張って書ききる所存でございます!これからもどうぞよろしくお願いいたします!
2025年3月17日 お気に入り登録400人達成 驚愕し若干焦っております!
こんなにも多くの方に呼んでいただけるとか、本当に感謝感謝でございます。こんなにも長くなった物語でも、ここまで見捨てずに居てくださる皆様、ありがとうございます!!
2025年6月10日 お気に入り登録500人達成 ひょえぇぇ?!
なんですと?!完結してからも登録してくださる方が?!ありがとうございます、ありがとうございます!!
こんなに多くの方にお読み頂けて幸せでございます。
どうしよう、欲が出て来た?
…ショートショートとか書いてみようかな?
2025年7月8日 お気に入り登録600人達成?! うそぉん?!
欲が…欲が…ック!……うん。減った…皆様ごめんなさい、欲は出しちゃいけないらしい…
2025年9月21日 お気に入り登録700人達成?!
どうしよう、どうしよう、何をどう感謝してお返ししたら良いのだろう…
なんだって? 俺を追放したSS級パーティーが落ちぶれたと思ったら、拾ってくれたパーティーが超有名になったって?
名無し
ファンタジー
「ラウル、追放だ。今すぐ出ていけ!」
「えっ? ちょっと待ってくれ。理由を教えてくれないか?」
「それは貴様が無能だからだ!」
「そ、そんな。俺が無能だなんて。こんなに頑張ってるのに」
「黙れ、とっととここから消えるがいい!」
それは突然の出来事だった。
SSパーティーから総スカンに遭い、追放されてしまった治癒使いのラウル。
そんな彼だったが、とあるパーティーに拾われ、そこで認められることになる。
「治癒魔法でモンスターの群れを殲滅だと!?」
「え、嘘!? こんなものまで回復できるの!?」
「この男を追放したパーティー、いくらなんでも見る目がなさすぎだろう!」
ラウルの神がかった治癒力に驚愕するパーティーの面々。
その凄さに気が付かないのは本人のみなのであった。
「えっ? 俺の治癒魔法が凄いって? おいおい、冗談だろ。こんなの普段から当たり前にやってることなのに……」
赤ん坊なのに【試練】がいっぱい! 僕は【試練】で大きくなれました
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕の名前はジーニアス
優しい両親のもとで生まれた僕は小さな村で暮らすこととなりました
お父さんは村の村長みたいな立場みたい
お母さんは病弱で家から出れないほど
二人を助けるとともに僕は異世界を楽しんでいきます
ーーーーー
この作品は大変楽しく書けていましたが
49話で終わりとすることにいたしました
完結はさせようと思いましたが次をすぐに書きたい
そんな欲求に屈してしまいましたすみません
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
14歳までレベル1..なので1ルークなんて言われていました。だけど何でかスキルが自由に得られるので製作系スキルで楽して暮らしたいと思います
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕はルーク
普通の人は15歳までに3~5レベルになるはずなのに僕は14歳で1のまま、なので村の同い年のジグとザグにはいじめられてました。
だけど15歳の恩恵の儀で自分のスキルカードを得て人生が一転していきました。
洗濯しか取り柄のなかった僕が何とか楽して暮らしていきます。
------
この子のおかげで作家デビューできました
ありがとうルーク、いつか日の目を見れればいいのですが
【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。
才がないと伯爵家を追放された僕は、神様からのお詫びチートで、異世界のんびりスローライフ!!
にのまえ
ファンタジー
剣や魔法に才能がないカストール伯爵家の次男、ノエール・カストールは家族から追放され、辺境の別荘へ送られることになる。しかしノエールは追放を喜ぶ、それは彼に異世界の神様から、お詫びにとして貰ったチートスキルがあるから。
そう、ノエールは転生者だったのだ。
そのスキルを駆使して、彼の異世界のんびりスローライフが始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる