33 / 100
第三十三話 飛翔
しおりを挟む
地に堕ちたグリフォン。その瞳には、屈辱と怒りの炎が燃え盛っていた。もはや空を飛ぶことはできない。だが、獣としての獰猛さは、むしろ増しているようだった。
「グオオオオオ!」
咆哮と共に、グリフォンは地を蹴った。その俊敏さは、ライオンのそれを遥かに凌駕する。折れた翼を引きずりながらも、一直線にカエデへと襲いかかった。
「させん!」
カエデは冷静に迎え撃つ。レイピアの切っ先が、グリフォンの鉤爪と激しく火花を散らした。地上戦ならば、彼女に分がある。だが、相手はレベル50の伝説級モンスター。一撃の重みが、桁違いだった。
「くっ……!」
カエデは、グリフォンの猛攻を捌ききれず、じりじりと後退していく。
「援護します!ゴブ、足元を狙え!」
「承知!」
俺の指示で、ゴブが詠唱を開始する。地面から岩の槍を突き出す魔法『ストーンランス』。それが、グリフォンの足元から突き上げ、その体勢をわずかに崩した。
その隙を、カエデは見逃さない。
「はあっ!」
レイピアが、グリフォンの脇腹を深く切り裂く。確かな手応え。だが、グリフォンの反撃も速かった。鷲の嘴が、鞭のようにしなってカエデの肩を打ち据える。
「きゃっ!」
カエデのHPが、またしても大きく削られた。
「回復を!」
リオが、すかさずヒーリングポーションをカエデに投げ渡す。
一進一退の攻防。だが、地力で勝るのは、明らかにグリフォンの方だった。俺のスライムたちも、粘着や硬化で動きを止めようとするが、グリフォンはその圧倒的なパワーで全てを強引に引き剥がしてしまう。
このままでは、ジリ貧だ。いずれ、俺たちの集中力が切れたところで、勝負は決するだろう。
「マスター!奴の翼!スライムが付着したままです!」
ゴブが、何かを閃いたように叫んだ。
見れば、カエデが投げつけた超重量スライムは、墜落の衝撃にも耐え、今なおグリフォンの右翼に張り付いていた。それが、奴の動きをわずかに阻害している。
「あのスライム、まだ使えるかもしれません!」
ゴブの言葉に、俺ははっとした。そうだ。あのスライムは、ただ重いだけじゃない。ベースにしたのは、オリハルコンと重力石。どちらも、極めて硬質な素材だ。
俺は、一つの可能性に賭けた。
「カエデさん!奴を俺の近くまで引きつけてください!」
俺の意図を察したのか、カエデはグリフォンの攻撃をいなしながら、巧みに俺のいる方向へと誘導していく。
そして、グリフォンが俺の間合いに入った、その瞬間。
俺は、翼に付着したスライムに向かって、スキルを発動させた。
「変形しろ!」
俺の命令に応え、超重量スライムがその形を変え始めた。どろりとした不定形から、無数の鋭い棘を持つ、巨大な鉄球のような姿へと。
「グェ!?」
翼に、内側から突き出すような激痛が走り、グリフォンは苦悶の声を上げた。
「そして、硬化!」
スライムは、オリハルコンの硬度を再現し、鋼鉄の檻となってグリフォンの翼を完全に固定した。もはや、ただの重りではない。動きを封じ、継続的にダメージを与える、拘束具と化していた。
翼を封じられたグリフォンは、バランスを崩して大きくよろめく。
その、巨大な胴体が、がら空きになった。
「今です!」
俺とカエデの声が、完璧に重なった。
カエデは、残った全ての力を振り絞り、レイピアに聖なる光を纏わせる。
ゴブも、最大火力のファイアボールの詠唱を完了させていた。
「「いけええええええ!」」
白銀の閃光と、灼熱の火球。
二つの必殺の一撃が、グリフォンの胴体に、寸分の狂いもなく同時に着弾した。
「キエエエエエエエエ……!」
空の王者の、最後の断末魔が、鷲ノ巣山に木霊した。
グリフォンの巨体は、光の粒子となって、ゆっくりと雪景色の中へと溶けていく。
静寂。
後には、山のように積まれたドロップアイテムと、満身創痍の俺たちだけが残されていた。
「……やった」
誰かが、そう呟いた。
勝った。俺たちは、あの空の王者に、勝ったのだ。
俺たちは、互いの顔を見合わせると、疲労も忘れ、その場で抱き合って勝利を分かち合った。
戦利品の中から、俺は目的のものを探し出した。
それは、グリフォンの翼から抜け落ちた、一枚の巨大な羽根だった。白く輝き、その内には風の力が渦巻いているのが分かる。
【グリフォンの風切羽】
レア度:ユニーク
アイテム種別:モンスター素材
効果:飛行能力を持つモンスターの創造、及び進化の核となる。風属性の魔力を秘める。
「……これだ」
俺は、その羽根を強く握りしめた。多くの犠牲と、仲間たちの協力の末に、ようやく手に入れた、大空への切符。
俺たちは、アステリアへと帰還した。
そして、俺は再び、工房に籠もった。目の前には、グリフォンの風切羽。そして、道中で手に入れた『風の魔石』。
俺は、もう迷わない。
失敗を繰り返した、あの数日間のデータが、俺の頭の中には蓄積されている。足りなかった最後のピースは、今、この手の中にある。
「創造!」
俺の全ての想いを込めて、スキルを発動させる。
風切羽が核となり、風の魔石が魔力を与え、鳥の骨格データがその形を整えていく。
光が、工房を満たす。それは、今までで最も力強く、そして希望に満ちた光だった。
光が収まった時、作業台の上には、一体の雄大な鳥が、翼を広げて立っていた。
岩のようにゴツゴツとした体表。鋼鉄のように鋭い嘴と爪。そして、その背には、グリフォンにも劣らない、立派な翼が生えていた。
【ロックバード】
ランク:レア
スキル:飛翔、ウィングカッター、急降下
「……飛べ」
俺が、静かに命じる。
ロックバードは、一声高く鳴くと、その強靭な翼で力強く羽ばたいた。
工房の窓を突き破り、アステリアの青い空へと、一直線に舞い上がっていく。
俺は、工房のバルコニーから、その姿を見上げた。
カエデ、リオ、ゴブも、俺の隣で、空を指差して歓声を上げている。
ロックバードは、アステリアの上空を、気持ちよさそうに旋回している。
その背中に乗って、仲間と共に、まだ見ぬ世界へ。
そんな、新たな冒明の始まりを、俺は確かに予感していた。
俺の、そして俺たちの挑戦は、ついに大空へと、その翼を広げたのだ。
「グオオオオオ!」
咆哮と共に、グリフォンは地を蹴った。その俊敏さは、ライオンのそれを遥かに凌駕する。折れた翼を引きずりながらも、一直線にカエデへと襲いかかった。
「させん!」
カエデは冷静に迎え撃つ。レイピアの切っ先が、グリフォンの鉤爪と激しく火花を散らした。地上戦ならば、彼女に分がある。だが、相手はレベル50の伝説級モンスター。一撃の重みが、桁違いだった。
「くっ……!」
カエデは、グリフォンの猛攻を捌ききれず、じりじりと後退していく。
「援護します!ゴブ、足元を狙え!」
「承知!」
俺の指示で、ゴブが詠唱を開始する。地面から岩の槍を突き出す魔法『ストーンランス』。それが、グリフォンの足元から突き上げ、その体勢をわずかに崩した。
その隙を、カエデは見逃さない。
「はあっ!」
レイピアが、グリフォンの脇腹を深く切り裂く。確かな手応え。だが、グリフォンの反撃も速かった。鷲の嘴が、鞭のようにしなってカエデの肩を打ち据える。
「きゃっ!」
カエデのHPが、またしても大きく削られた。
「回復を!」
リオが、すかさずヒーリングポーションをカエデに投げ渡す。
一進一退の攻防。だが、地力で勝るのは、明らかにグリフォンの方だった。俺のスライムたちも、粘着や硬化で動きを止めようとするが、グリフォンはその圧倒的なパワーで全てを強引に引き剥がしてしまう。
このままでは、ジリ貧だ。いずれ、俺たちの集中力が切れたところで、勝負は決するだろう。
「マスター!奴の翼!スライムが付着したままです!」
ゴブが、何かを閃いたように叫んだ。
見れば、カエデが投げつけた超重量スライムは、墜落の衝撃にも耐え、今なおグリフォンの右翼に張り付いていた。それが、奴の動きをわずかに阻害している。
「あのスライム、まだ使えるかもしれません!」
ゴブの言葉に、俺ははっとした。そうだ。あのスライムは、ただ重いだけじゃない。ベースにしたのは、オリハルコンと重力石。どちらも、極めて硬質な素材だ。
俺は、一つの可能性に賭けた。
「カエデさん!奴を俺の近くまで引きつけてください!」
俺の意図を察したのか、カエデはグリフォンの攻撃をいなしながら、巧みに俺のいる方向へと誘導していく。
そして、グリフォンが俺の間合いに入った、その瞬間。
俺は、翼に付着したスライムに向かって、スキルを発動させた。
「変形しろ!」
俺の命令に応え、超重量スライムがその形を変え始めた。どろりとした不定形から、無数の鋭い棘を持つ、巨大な鉄球のような姿へと。
「グェ!?」
翼に、内側から突き出すような激痛が走り、グリフォンは苦悶の声を上げた。
「そして、硬化!」
スライムは、オリハルコンの硬度を再現し、鋼鉄の檻となってグリフォンの翼を完全に固定した。もはや、ただの重りではない。動きを封じ、継続的にダメージを与える、拘束具と化していた。
翼を封じられたグリフォンは、バランスを崩して大きくよろめく。
その、巨大な胴体が、がら空きになった。
「今です!」
俺とカエデの声が、完璧に重なった。
カエデは、残った全ての力を振り絞り、レイピアに聖なる光を纏わせる。
ゴブも、最大火力のファイアボールの詠唱を完了させていた。
「「いけええええええ!」」
白銀の閃光と、灼熱の火球。
二つの必殺の一撃が、グリフォンの胴体に、寸分の狂いもなく同時に着弾した。
「キエエエエエエエエ……!」
空の王者の、最後の断末魔が、鷲ノ巣山に木霊した。
グリフォンの巨体は、光の粒子となって、ゆっくりと雪景色の中へと溶けていく。
静寂。
後には、山のように積まれたドロップアイテムと、満身創痍の俺たちだけが残されていた。
「……やった」
誰かが、そう呟いた。
勝った。俺たちは、あの空の王者に、勝ったのだ。
俺たちは、互いの顔を見合わせると、疲労も忘れ、その場で抱き合って勝利を分かち合った。
戦利品の中から、俺は目的のものを探し出した。
それは、グリフォンの翼から抜け落ちた、一枚の巨大な羽根だった。白く輝き、その内には風の力が渦巻いているのが分かる。
【グリフォンの風切羽】
レア度:ユニーク
アイテム種別:モンスター素材
効果:飛行能力を持つモンスターの創造、及び進化の核となる。風属性の魔力を秘める。
「……これだ」
俺は、その羽根を強く握りしめた。多くの犠牲と、仲間たちの協力の末に、ようやく手に入れた、大空への切符。
俺たちは、アステリアへと帰還した。
そして、俺は再び、工房に籠もった。目の前には、グリフォンの風切羽。そして、道中で手に入れた『風の魔石』。
俺は、もう迷わない。
失敗を繰り返した、あの数日間のデータが、俺の頭の中には蓄積されている。足りなかった最後のピースは、今、この手の中にある。
「創造!」
俺の全ての想いを込めて、スキルを発動させる。
風切羽が核となり、風の魔石が魔力を与え、鳥の骨格データがその形を整えていく。
光が、工房を満たす。それは、今までで最も力強く、そして希望に満ちた光だった。
光が収まった時、作業台の上には、一体の雄大な鳥が、翼を広げて立っていた。
岩のようにゴツゴツとした体表。鋼鉄のように鋭い嘴と爪。そして、その背には、グリフォンにも劣らない、立派な翼が生えていた。
【ロックバード】
ランク:レア
スキル:飛翔、ウィングカッター、急降下
「……飛べ」
俺が、静かに命じる。
ロックバードは、一声高く鳴くと、その強靭な翼で力強く羽ばたいた。
工房の窓を突き破り、アステリアの青い空へと、一直線に舞い上がっていく。
俺は、工房のバルコニーから、その姿を見上げた。
カエデ、リオ、ゴブも、俺の隣で、空を指差して歓声を上げている。
ロックバードは、アステリアの上空を、気持ちよさそうに旋回している。
その背中に乗って、仲間と共に、まだ見ぬ世界へ。
そんな、新たな冒明の始まりを、俺は確かに予感していた。
俺の、そして俺たちの挑戦は、ついに大空へと、その翼を広げたのだ。
21
あなたにおすすめの小説
シスターヴレイヴ!~上司に捨て駒にされ会社をクビになり無職ニートになった俺が妹と異世界に飛ばされ妹が勇者になったけど何とか生きてます~
尾山塩之進
ファンタジー
鳴鐘 慧河(なるがね けいが)25歳は上司に捨て駒にされ会社をクビになってしまい世の中に絶望し無職ニートの引き籠りになっていたが、二人の妹、優羽花(ゆうか)と静里菜(せりな)に元気づけられて再起を誓った。
だがその瞬間、妹たち共々『魔力満ちる世界エゾン・レイギス』に異世界召喚されてしまう。
全ての人間を滅ぼそうとうごめく魔族の長、大魔王を倒す星剣の勇者として、セカイを護る精霊に召喚されたのは妹だった。
勇者である妹を討つべく襲い来る魔族たち。
そして慧河より先に異世界召喚されていた慧河の元上司はこの異世界の覇権を狙い暗躍していた。
エゾン・レイギスの人間も一枚岩ではなく、様々な思惑で持って動いている。
これは戦乱渦巻く異世界で、妹たちを護ると一念発起した、勇者ではない只の一人の兄の戦いの物語である。
…その果てに妹ハーレムが作られることになろうとは当人には知るよしも無かった。
妹とは血の繋がりであろうか?
妹とは魂の繋がりである。
兄とは何か?
妹を護る存在である。
かけがいの無い大切な妹たちとのセカイを護る為に戦え!鳴鐘 慧河!戦わなければ護れない!
日本国 召喚獣管理省 関東庁 召喚獣総合事案即応科。
wakaba1890
ファンタジー
召喚獣。
それは向こう側とされる所から、10歳を迎えた日本人の子供の下に召喚されるモンスターのことである。
初代天皇・神武天皇が日本を建国した際に書かれた絵画には彼は金鵄と呼ばれる金色に輝く鵄(とび)と契約したのが原初となっている。
そして、縄文、弥生、古墳、飛鳥、平安、戦国時代から近代から今に至るまで、時代を動かしてきた人物の側には確かに召喚獣は介在していた。
また、奇妙な事に、日本国に限り、齢10歳を迎えた日本在住の日本人にのみ体のどこかから多種多様な紋章が発現し、当人が念じると任意の場所から召喚陣が現れ、人ならざるモンスターを召喚される。
そして、彼らモンスターは主人である当人や心を許した者に対して忠実であった。
そのため、古来の日本から、彼ら召喚獣は農耕、治水、土木、科学技術、エネルギー、政治、経済、金融、戦争など国家の基盤となる柱から、ありとあらゆる分野において、今日に至るまで日本国とアジアの繁栄に寄与してきた。
そして、建国から今まで、国益の基盤たる彼ら数万種類以上をも及ぶ召喚獣を取り締まり管理し、2600年以上と脈々と受け継がれてきた名誉ある国家職がーーーーー国家召喚獣管理官である。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる