100 / 100
第百話 僕たちのオンライン
しおりを挟む
凱旋パレードの熱狂から一夜明け、アステリアの街は大型アップデートへの期待感で新たな熱気に包まれていた。俺たちは久しぶりにパーティとしての休暇を取ることにした。
だが休暇といっても、やることはいつもとあまり変わらない。
俺たちはロックバードの背に乗り、あの思い出の場所へと向かっていた。
天空の浮遊島。
「やっぱり、ここは落ち着くなあ」
リオが光る苔の絨毯の上に大の字になって寝転がった。
「アステリアの喧騒が嘘みたい」
「ああ。ここは私たちにとって始まりの場所の一つだからな」
カエデも水晶の泉のほとりに腰を下ろし、穏やかな表情で水面を眺めている。
俺とゴブは二人で、島でしか採れない特殊な木の実を集めていた。これを配合すれば、ゴブの魔法の威力をさらに高めることができるのだ。
「マスター、あそこにたくさんあります!」
「ああ、本当だ。手伝ってくれ、ゴブ」
戦いも陰謀も何もない。
ただ気の置けない仲間たちと穏やかな時間を過ごす。
俺は、この何気ない日常こそが俺たちが命を懸けて守りたかったものなのだと改めて実感していた。
その日の夜。
俺たちは浮遊島の星空が一番よく見える崖の上で、焚き火を囲んでいた。
パチパチと薪がはぜる音。
眼下に広がる雲海。
そして頭上には、まるで宝石箱をひっくり返したかのような満天の星空。
「……綺麗だね」
リオがうっとりと呟いた。
「うん……」
俺たちは言葉もなく、ただその絶景に見入っていた。
どれくらいの時間が経っただろうか。
カエデが静かに口を開いた。
「……なあ、ユー。これからどうするのだ?」
その問いは俺たちの未来に向けられたものだった。
「どうするって……」
「パンデモニウムはいなくなった。お前の伝説級モンスターの創造も終わった。私たちの大きな目標は一度達成されたわけだ。だからこれから私たちはどこへ向かうのだろう、と」
彼女の言葉に俺は少しだけ考え込んだ。
そうだ。
俺たちはがむしゃらに走り続けてきた。
だがその旅は、一つの終着点にたどり着いたのだ。
俺は隣に座る仲間たちの顔を見渡した。
カエデ、リオ、ゴブ。
このかけがえのない仲間たち。
「……決まってませんよ」
俺は笑って答えた。
「どこへ行くかなんて、まだ何も。でも一つだけ決まっていることがあります」
「なんだ?」
「これからもこの四人で一緒に冒険を続ける。ただ、それだけです」
俺のそのあまりにも単純な答えに、カエデは一瞬きょとんとした顔をしたが、やがてふっと柔らかく微笑んだ。
「……そうか。そうだな。それで十分だ」
リオもゴブも嬉しそうに頷いている。
そうだ。
目的地なんてなくたっていい。
この仲間たちと一緒なら、どこへ行ったってそこが最高の冒険の舞台になるのだから。
俺たちがそんな話をしていると、俺の視界の隅にピロンと一通のメール受信通知が表示された。
こんな時間に誰からだろう。
俺は何気なくそのメールを開いた。
そしてその内容に息を呑んだ。
差出人は不明。『????』と表示されている。
件名もない。
ただ本文に短い一文だけが記されていた。
『世界の真実に、触れたくはないか?』
そしてその下には一つのファイルが添付されていた。
俺はごくりと喉を鳴らし、そのファイルを開いた。
表示されたのは一枚の地図データ。
それはM.M.O.の公式マップにはどこにも存在しない、未知の、そして広大な新大陸の座標データだった。
アップデートで実装される新大陸とは明らかに違う。
誰も知らない、誰も足を踏み入れたことのない禁断の領域。
そしてその地図データの最も奥。
大陸の中心に一つの禍々しい紋章が記されていた。
それは翼の生えた髑髏。
パンデモニウムの紋章。
だがそれはメフィストが使っていたものとは少しだけ違っていた。
より古く。
より邪悪な気配を放っていた。
『本当の敵は、私ではない』
『それは、この世界の……「外」に、いる』
俺の脳裏にメフィストが遺したあの謎の言葉が蘇る。
このメールは一体誰が。
そしてこの地図は一体何を意味するのか。
俺は何も言わずにその地図データを仲間たちに共有した。
三人はその不気味な地図を見て言葉を失った。
「……これって」
リオが震える声で言った。
「……新たな戦いの始まりか」
カエデがレイピアの柄を強く握りしめた。
ゴブは俺の隣で静かに杖を構えた。
俺は仲間たちの顔を見渡した。
その瞳には恐怖も絶望もない。
そこにあるのは未知への好奇心。
そしてまだ見ぬ強敵への揺るぎない闘志。
俺はふっと笑った。
そうだ。
やっぱり俺たちの旅はまだ終わらない。
いや、終わらせてはくれないらしい。
俺は立ち上がった。
そして夜明け前の東の空をまっすぐに見据えた。
地平線のその向こう側。
まだ誰も知らない新たな世界が、俺たちを待っている。
「……面白い」
俺は呟いた。
「やってやろうじゃないか」
俺は仲間たちと顔を見合わせ、そして共に強く頷いた。
「僕たちの冒険は、まだ始まったばかりだ」
その声は、この広大な世界に確かに響き渡っていた。
俺たちのオンラインはこれからも、どこまでも続いていく。
最高の仲間たちと共に。
(M.M.O. - Monster Maker Online 完)
だが休暇といっても、やることはいつもとあまり変わらない。
俺たちはロックバードの背に乗り、あの思い出の場所へと向かっていた。
天空の浮遊島。
「やっぱり、ここは落ち着くなあ」
リオが光る苔の絨毯の上に大の字になって寝転がった。
「アステリアの喧騒が嘘みたい」
「ああ。ここは私たちにとって始まりの場所の一つだからな」
カエデも水晶の泉のほとりに腰を下ろし、穏やかな表情で水面を眺めている。
俺とゴブは二人で、島でしか採れない特殊な木の実を集めていた。これを配合すれば、ゴブの魔法の威力をさらに高めることができるのだ。
「マスター、あそこにたくさんあります!」
「ああ、本当だ。手伝ってくれ、ゴブ」
戦いも陰謀も何もない。
ただ気の置けない仲間たちと穏やかな時間を過ごす。
俺は、この何気ない日常こそが俺たちが命を懸けて守りたかったものなのだと改めて実感していた。
その日の夜。
俺たちは浮遊島の星空が一番よく見える崖の上で、焚き火を囲んでいた。
パチパチと薪がはぜる音。
眼下に広がる雲海。
そして頭上には、まるで宝石箱をひっくり返したかのような満天の星空。
「……綺麗だね」
リオがうっとりと呟いた。
「うん……」
俺たちは言葉もなく、ただその絶景に見入っていた。
どれくらいの時間が経っただろうか。
カエデが静かに口を開いた。
「……なあ、ユー。これからどうするのだ?」
その問いは俺たちの未来に向けられたものだった。
「どうするって……」
「パンデモニウムはいなくなった。お前の伝説級モンスターの創造も終わった。私たちの大きな目標は一度達成されたわけだ。だからこれから私たちはどこへ向かうのだろう、と」
彼女の言葉に俺は少しだけ考え込んだ。
そうだ。
俺たちはがむしゃらに走り続けてきた。
だがその旅は、一つの終着点にたどり着いたのだ。
俺は隣に座る仲間たちの顔を見渡した。
カエデ、リオ、ゴブ。
このかけがえのない仲間たち。
「……決まってませんよ」
俺は笑って答えた。
「どこへ行くかなんて、まだ何も。でも一つだけ決まっていることがあります」
「なんだ?」
「これからもこの四人で一緒に冒険を続ける。ただ、それだけです」
俺のそのあまりにも単純な答えに、カエデは一瞬きょとんとした顔をしたが、やがてふっと柔らかく微笑んだ。
「……そうか。そうだな。それで十分だ」
リオもゴブも嬉しそうに頷いている。
そうだ。
目的地なんてなくたっていい。
この仲間たちと一緒なら、どこへ行ったってそこが最高の冒険の舞台になるのだから。
俺たちがそんな話をしていると、俺の視界の隅にピロンと一通のメール受信通知が表示された。
こんな時間に誰からだろう。
俺は何気なくそのメールを開いた。
そしてその内容に息を呑んだ。
差出人は不明。『????』と表示されている。
件名もない。
ただ本文に短い一文だけが記されていた。
『世界の真実に、触れたくはないか?』
そしてその下には一つのファイルが添付されていた。
俺はごくりと喉を鳴らし、そのファイルを開いた。
表示されたのは一枚の地図データ。
それはM.M.O.の公式マップにはどこにも存在しない、未知の、そして広大な新大陸の座標データだった。
アップデートで実装される新大陸とは明らかに違う。
誰も知らない、誰も足を踏み入れたことのない禁断の領域。
そしてその地図データの最も奥。
大陸の中心に一つの禍々しい紋章が記されていた。
それは翼の生えた髑髏。
パンデモニウムの紋章。
だがそれはメフィストが使っていたものとは少しだけ違っていた。
より古く。
より邪悪な気配を放っていた。
『本当の敵は、私ではない』
『それは、この世界の……「外」に、いる』
俺の脳裏にメフィストが遺したあの謎の言葉が蘇る。
このメールは一体誰が。
そしてこの地図は一体何を意味するのか。
俺は何も言わずにその地図データを仲間たちに共有した。
三人はその不気味な地図を見て言葉を失った。
「……これって」
リオが震える声で言った。
「……新たな戦いの始まりか」
カエデがレイピアの柄を強く握りしめた。
ゴブは俺の隣で静かに杖を構えた。
俺は仲間たちの顔を見渡した。
その瞳には恐怖も絶望もない。
そこにあるのは未知への好奇心。
そしてまだ見ぬ強敵への揺るぎない闘志。
俺はふっと笑った。
そうだ。
やっぱり俺たちの旅はまだ終わらない。
いや、終わらせてはくれないらしい。
俺は立ち上がった。
そして夜明け前の東の空をまっすぐに見据えた。
地平線のその向こう側。
まだ誰も知らない新たな世界が、俺たちを待っている。
「……面白い」
俺は呟いた。
「やってやろうじゃないか」
俺は仲間たちと顔を見合わせ、そして共に強く頷いた。
「僕たちの冒険は、まだ始まったばかりだ」
その声は、この広大な世界に確かに響き渡っていた。
俺たちのオンラインはこれからも、どこまでも続いていく。
最高の仲間たちと共に。
(M.M.O. - Monster Maker Online 完)
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
日本国 召喚獣管理省 関東庁 召喚獣総合事案即応科。
wakaba1890
ファンタジー
召喚獣。
それは向こう側とされる所から、10歳を迎えた日本人の子供の下に召喚されるモンスターのことである。
初代天皇・神武天皇が日本を建国した際に書かれた絵画には彼は金鵄と呼ばれる金色に輝く鵄(とび)と契約したのが原初となっている。
そして、縄文、弥生、古墳、飛鳥、平安、戦国時代から近代から今に至るまで、時代を動かしてきた人物の側には確かに召喚獣は介在していた。
また、奇妙な事に、日本国に限り、齢10歳を迎えた日本在住の日本人にのみ体のどこかから多種多様な紋章が発現し、当人が念じると任意の場所から召喚陣が現れ、人ならざるモンスターを召喚される。
そして、彼らモンスターは主人である当人や心を許した者に対して忠実であった。
そのため、古来の日本から、彼ら召喚獣は農耕、治水、土木、科学技術、エネルギー、政治、経済、金融、戦争など国家の基盤となる柱から、ありとあらゆる分野において、今日に至るまで日本国とアジアの繁栄に寄与してきた。
そして、建国から今まで、国益の基盤たる彼ら数万種類以上をも及ぶ召喚獣を取り締まり管理し、2600年以上と脈々と受け継がれてきた名誉ある国家職がーーーーー国家召喚獣管理官である。
シスターヴレイヴ!~上司に捨て駒にされ会社をクビになり無職ニートになった俺が妹と異世界に飛ばされ妹が勇者になったけど何とか生きてます~
尾山塩之進
ファンタジー
鳴鐘 慧河(なるがね けいが)25歳は上司に捨て駒にされ会社をクビになってしまい世の中に絶望し無職ニートの引き籠りになっていたが、二人の妹、優羽花(ゆうか)と静里菜(せりな)に元気づけられて再起を誓った。
だがその瞬間、妹たち共々『魔力満ちる世界エゾン・レイギス』に異世界召喚されてしまう。
全ての人間を滅ぼそうとうごめく魔族の長、大魔王を倒す星剣の勇者として、セカイを護る精霊に召喚されたのは妹だった。
勇者である妹を討つべく襲い来る魔族たち。
そして慧河より先に異世界召喚されていた慧河の元上司はこの異世界の覇権を狙い暗躍していた。
エゾン・レイギスの人間も一枚岩ではなく、様々な思惑で持って動いている。
これは戦乱渦巻く異世界で、妹たちを護ると一念発起した、勇者ではない只の一人の兄の戦いの物語である。
…その果てに妹ハーレムが作られることになろうとは当人には知るよしも無かった。
妹とは血の繋がりであろうか?
妹とは魂の繋がりである。
兄とは何か?
妹を護る存在である。
かけがいの無い大切な妹たちとのセカイを護る為に戦え!鳴鐘 慧河!戦わなければ護れない!
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
神典日月神示 真実の物語
蔵屋
歴史・時代
私は二人の方々の神憑りについて、今から25年前にその真実を知りました。
この方たちのお名前は
大本開祖•出口なお(でぐちなお)、
神典研究家で画家でもあった岡本天明(おかもとてんめい)です。
この日月神示(ひつきしんじ)または日尽神示(ひつくしんじ)は、神典研究家で画家でもあった岡本天明(おかもとてんめい)に「国常立尊(国之常立神)という高級神霊からの神示を自動書記によって記述したとされる書物のことです。
昭和19年から27年(昭和23・26年も無し)に一連の神示が降り、6年後の昭和33、34年に補巻とする1巻、さらに2年後に8巻の神示が降りたとされています。
その書物を纏めた書類です。
この書類は神国日本の未来の預言書なのだ。
私はこの日月神示(ひつきしんじ)に出会い、研究し始めてもう25年になります。
日月神示が降ろされた場所は麻賀多神社(まかたじんじゃ)です。日月神示の最初の第一帖と第二帖は第二次世界大戦中の昭和19年6月10日に、この神社の社務所で岡本天明が神憑りに合い自動書記さされたのです。
殆どが漢数字、独特の記号、若干のかな文字が混じった文体で構成され、抽象的な絵のみで書記されている「巻」もあります。
本巻38巻と補巻1巻の計39巻が既に発表されているが、他にも、神霊より発表を禁じられている「巻」が13巻あり、天明はこの未発表のものについて昭和36年に「或る時期が来れば発表を許されるものか、許されないのか、現在の所では不明であります」と語っています。
日月神示は、その難解さから、書記した天明自身も当初は、ほとんど読むことが出来なかったが、仲間の神典研究家や霊能者達の協力などで少しずつ解読が進み、天明亡き後も妻である岡本三典(1917年〈大正6年〉11月9日 ~2009年〈平成21年〉6月23日)の努力により、現在では一部を除きかなりの部分が解読されたと言われているます。しかし、一方では神示の中に「この筆示は8通りに読めるのであるぞ」と書かれていることもあり、解読法の一つに成功したという認識が関係者の間では一般的です。
そのために、仮訳という副題を添えての発表もありました。
なお、原文を解読して漢字仮名交じり文に書き直されたものは、特に「ひふみ神示」または「一二三神示」と呼ばれています。
縄文人の祝詞に「ひふみ祝詞(のりと)」という祝詞の歌があります。
日月神示はその登場以来、関係者や一部専門家を除きほとんど知られていなかったが、1990年代の初め頃より神典研究家で翻訳家の中矢伸一の著作などにより広く一般にも知られるようになってきたと言われています。
この小説は真実の物語です。
「神典日月神示(しんてんひつきしんじ)真実の物語」
どうぞ、お楽しみ下さい。
『神知りて 人の幸せ 祈るのみ
神の伝えし 愛善の道』
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる