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飛竜の里編
朝チュンではない!
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とりあえず状況を整理しよう。
俺はボア肉と蜜酒をいただいた。ここまでは間違いない。
問題はその後だ。全くもって記憶がない。
そして何故ミリアさんが裸で寝ているのだろうか? 可能性として挙げられるのは‥‥‥
①酔って口説き倒した
②逆に襲われた
③ヤッチャッタ
いや、どれも結局一緒じゃねーか!!
待て、まて、マテ‥‥‥。
全く覚えてないんだぞ。
俺ってば童貞喪失しちゃったのか?
大人の階段登っちゃった感じなの?
「あ、おはようございます」
「うぉっ!?」
背後から声を掛けられてビクッとした。
「を、オ、ヲ、おはよう‥‥‥」
キョドりながらも返事を返す。
ミリアさんが腕を絡めて背中に寄り掛かってきた。声も色っぽくなっている。
「‥‥‥勇者様、ありがとうございました」
あーあーあー‥‥‥やっちまった‥‥‥。
俺は両膝をつき、うなだれた。
そのまま頭を下げる。土下座だ。
「‥‥‥すみませんでした」
「‥‥‥? とても楽しかったですよ」
そ、そうなんだ‥‥‥。
俺ってば初めてなのに‥‥‥。
でも全く覚えてないんだよぉぉぉ!!
「早速父に報告してきますね?」
「いや、待って! マッテ!! まって!!! なんで報告すんのよ!?」
え、なんなの?
お義父さん、娘さんを僕にください的な展開までノンストップな感じ!?
「‥‥‥女エルフは男性と褥を共にした場合、家族に報告するのです。では行ってきます♪」
いや、待ってぇーーー!!!
俺が止めようとしたらベッドの角に足の小指をぶつけてしまった。
俺が痛くてうずくまっている内にミリアさんが出て行ってしまった。
程なくミリアさんと長老と他にも数名やってきた。
「ひぃぃ!! ご、ごめんなさい!!」
ジャンピング土下座が華麗に決まった。
長老はにこやかに微笑んで話しだす。
「‥‥‥勇者様。この度はこの里と契りを結んでいただきましてありがとうございます」
「‥‥‥って、この里と契り? どういう事ですか?」
「エルフの社会は『一人は皆のために、皆は一人のために』 助け合いが基本ですからな」
「いや、それでなんで!?」
「我が娘を手篭めにしてくれたそうですな? 勇者様」
「え? あ、それは‥‥‥」
全く動かない頭で考える俺。
何かなにかナニカ‥‥‥
「‥‥‥すみませんでした」
何も出てきませんでした。素直に謝罪する俺。
「娘も喜んでいたのでそれは良いのです。その話は置いておいて我々としては勇者様の保護がいただきたいのです」
「? ‥‥‥保護?」
「我らエルフ族は長命なため繁殖力が弱いのです。他種族との争いなどでどんどん数も減ってきております。勇者様のそのお力で我らを守っていただきたいのです」
「勇者様のお力があれば、他種族との争いにより我らが滅びる事もないでしょう」
「勇者様万歳!!!!」
「「「勇者様万歳!!!!」」」
あー、要するにエルフ族はミリアさんを人質として俺に捧げて代わりに自分たちの保護を求めている‥‥‥と。
その他種族とやらと仲良くは出来ないのかな?
「‥‥‥わかりました。何が出来るかはわかりませんが微力ながら協力させていただきます」
俺がそう言うとエルフのお偉いさん達が一堂に安心した表情になった。
「‥‥‥でも本当に微力ですからね?」
「またまたご謙遜を‥‥‥」
あー、信用されてないで信頼だけされてるやつだ。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
エルフの里に何かあった際にはミリアさんの転移魔法道具で駆けつけるという盟約を結んだ。
その代わりにミリアさんは好きにしていいと。
ミリアさんは見目麗しいエルフの中でも一際美しい。初めて会った時もあんな状況じゃなかったら一目惚れしていたかもしれない。
でも本当にミリアさんとヤッてしまったのだろうか? 全く覚えていないからかもしれないがどうもミリアさんの反応をみる限り未遂だったのではないかと。
「ミリアさん、一つ聞いてもいいかな?」
「‥‥‥その前に是非『ミリア』と呼び捨てくださいませ、アル様」
ア‥‥‥アル様、か。
「‥‥‥それでなんでしょうか?」
「あの時のことだけどさ。俺はキミと本当に‥‥‥こう、しちゃったのかなと」
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥ハイ」
思いっきり目を逸らしているから怪しいんだよな。
ソフィアが話に混じってきた。
「ミリアと言うたかの? ちょっと近う‥‥‥」
「はい‥‥‥」
ミリアがソフィアに呼ばれて内緒話をしていた。なんだろう、気になるな。
「ほう!! なるほどな!」
何か納得したらしい。
「アル殿、女同士の秘密の話じゃ。詮索するでないぞ。何も問題はないからどーんと構えておれ」
「‥‥‥‥‥‥わかった」
「ミリアはシルバーに乗ると良い。荷物は我が持とう」
「あ、それならワタシの空間魔法【ストレージ】に保管致しましょう。お供出来るように先日覚えました!」
そんなのまで使えるのか、ミリア。
アイテムバッグ不要だな。
「じゃあ街に戻ろうか‥‥‥。思ったより日数がかかってしまったし」
俺とミリアを乗せた飛竜二頭とソフィアは飛び立った。
俺はボア肉と蜜酒をいただいた。ここまでは間違いない。
問題はその後だ。全くもって記憶がない。
そして何故ミリアさんが裸で寝ているのだろうか? 可能性として挙げられるのは‥‥‥
①酔って口説き倒した
②逆に襲われた
③ヤッチャッタ
いや、どれも結局一緒じゃねーか!!
待て、まて、マテ‥‥‥。
全く覚えてないんだぞ。
俺ってば童貞喪失しちゃったのか?
大人の階段登っちゃった感じなの?
「あ、おはようございます」
「うぉっ!?」
背後から声を掛けられてビクッとした。
「を、オ、ヲ、おはよう‥‥‥」
キョドりながらも返事を返す。
ミリアさんが腕を絡めて背中に寄り掛かってきた。声も色っぽくなっている。
「‥‥‥勇者様、ありがとうございました」
あーあーあー‥‥‥やっちまった‥‥‥。
俺は両膝をつき、うなだれた。
そのまま頭を下げる。土下座だ。
「‥‥‥すみませんでした」
「‥‥‥? とても楽しかったですよ」
そ、そうなんだ‥‥‥。
俺ってば初めてなのに‥‥‥。
でも全く覚えてないんだよぉぉぉ!!
「早速父に報告してきますね?」
「いや、待って! マッテ!! まって!!! なんで報告すんのよ!?」
え、なんなの?
お義父さん、娘さんを僕にください的な展開までノンストップな感じ!?
「‥‥‥女エルフは男性と褥を共にした場合、家族に報告するのです。では行ってきます♪」
いや、待ってぇーーー!!!
俺が止めようとしたらベッドの角に足の小指をぶつけてしまった。
俺が痛くてうずくまっている内にミリアさんが出て行ってしまった。
程なくミリアさんと長老と他にも数名やってきた。
「ひぃぃ!! ご、ごめんなさい!!」
ジャンピング土下座が華麗に決まった。
長老はにこやかに微笑んで話しだす。
「‥‥‥勇者様。この度はこの里と契りを結んでいただきましてありがとうございます」
「‥‥‥って、この里と契り? どういう事ですか?」
「エルフの社会は『一人は皆のために、皆は一人のために』 助け合いが基本ですからな」
「いや、それでなんで!?」
「我が娘を手篭めにしてくれたそうですな? 勇者様」
「え? あ、それは‥‥‥」
全く動かない頭で考える俺。
何かなにかナニカ‥‥‥
「‥‥‥すみませんでした」
何も出てきませんでした。素直に謝罪する俺。
「娘も喜んでいたのでそれは良いのです。その話は置いておいて我々としては勇者様の保護がいただきたいのです」
「? ‥‥‥保護?」
「我らエルフ族は長命なため繁殖力が弱いのです。他種族との争いなどでどんどん数も減ってきております。勇者様のそのお力で我らを守っていただきたいのです」
「勇者様のお力があれば、他種族との争いにより我らが滅びる事もないでしょう」
「勇者様万歳!!!!」
「「「勇者様万歳!!!!」」」
あー、要するにエルフ族はミリアさんを人質として俺に捧げて代わりに自分たちの保護を求めている‥‥‥と。
その他種族とやらと仲良くは出来ないのかな?
「‥‥‥わかりました。何が出来るかはわかりませんが微力ながら協力させていただきます」
俺がそう言うとエルフのお偉いさん達が一堂に安心した表情になった。
「‥‥‥でも本当に微力ですからね?」
「またまたご謙遜を‥‥‥」
あー、信用されてないで信頼だけされてるやつだ。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
エルフの里に何かあった際にはミリアさんの転移魔法道具で駆けつけるという盟約を結んだ。
その代わりにミリアさんは好きにしていいと。
ミリアさんは見目麗しいエルフの中でも一際美しい。初めて会った時もあんな状況じゃなかったら一目惚れしていたかもしれない。
でも本当にミリアさんとヤッてしまったのだろうか? 全く覚えていないからかもしれないがどうもミリアさんの反応をみる限り未遂だったのではないかと。
「ミリアさん、一つ聞いてもいいかな?」
「‥‥‥その前に是非『ミリア』と呼び捨てくださいませ、アル様」
ア‥‥‥アル様、か。
「‥‥‥それでなんでしょうか?」
「あの時のことだけどさ。俺はキミと本当に‥‥‥こう、しちゃったのかなと」
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥ハイ」
思いっきり目を逸らしているから怪しいんだよな。
ソフィアが話に混じってきた。
「ミリアと言うたかの? ちょっと近う‥‥‥」
「はい‥‥‥」
ミリアがソフィアに呼ばれて内緒話をしていた。なんだろう、気になるな。
「ほう!! なるほどな!」
何か納得したらしい。
「アル殿、女同士の秘密の話じゃ。詮索するでないぞ。何も問題はないからどーんと構えておれ」
「‥‥‥‥‥‥わかった」
「ミリアはシルバーに乗ると良い。荷物は我が持とう」
「あ、それならワタシの空間魔法【ストレージ】に保管致しましょう。お供出来るように先日覚えました!」
そんなのまで使えるのか、ミリア。
アイテムバッグ不要だな。
「じゃあ街に戻ろうか‥‥‥。思ったより日数がかかってしまったし」
俺とミリアを乗せた飛竜二頭とソフィアは飛び立った。
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