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トーナメント地方予選編
準決勝第一試合②
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ガキィィィン!!!!
ウォーレンの剣とソフィアの拳がぶつかり合う度に金属を打ち合わせたような音が響き渡った。
ウォーレンは必死の形相だがソフィアは涼しげな表情だ。
「ほれほれ、こちらはペースを上げていくぞい?」
「くっ‥‥‥!」
ウォーレンが両手剣の全力振りなのに対してソフィアは若干の溜めがあるとは言え左右どちらかの拳で弾いているからだ。ソフィアは何かを狙っている目をしている。
「うぉぉぉ!!!!」
ウォーレンの全振りを今まで真っ向に弾いていたのをソフィアは逆方向に弾いた。ウォーレンがバランスを崩す。
「‥‥‥確かこうじゃったかの?」
ガガガガンッ!!!!
「ぐっ‥‥‥!!」
アランの連続攻撃《ラッシュ》のように何発もの拳がウォーレンに入った。だが護符は砕けなかった。
「ふぅむ。相当硬いのぅ、お主」
「‥‥‥当たり前だ、こんなところでは負けられん」
ウォーレンは一呼吸すると再度大剣を構えた。
「うむ、その意気や良し! ならば我ももう一段階ギアを上げるとしよう」
ソフィアも一呼吸して再度魔力を纏い直した。
しかし先程までの魔力と少し違う。まるで炎に包まれているかのような‥‥‥。
「我本来の魔力を纏わせるとこうなるわけじゃ」
「‥‥‥相手にとって不足なし。真剣勝負は武人の誉れ‥‥‥参る!」
「奥義‥‥‥音速剣!」
ウォーレンの気合の一撃が空気を裂き、斬撃が飛んでいく。
ソフィアは両腕をクロスして斬撃をガードした。竜の腕の部分が少し傷ついている。
「うむ‥‥‥まさに武の高み、見事じゃ。こちらも参るぞ!」
ソフィアの炎が一層激しく燃え盛りウォーレンに向かって突っ込む。
「ドラゴンファング!!」
ソフィアの周りの炎が竜のようになり、火の竜がウォーレンに噛み付いたように見えた。まともに食らったウォーレンに炎が移り燃え上がる。
「ぐぁぁぁ!!」
と思ったら身体の炎が消え、燃えているのは護符だけとなり燃え尽きた。
「護符の破損を確認! ソフィア選手の勝利!!」
審判の判定によりソフィアの勝ちが確定した。
ウォーレンの剣とソフィアの拳がぶつかり合う度に金属を打ち合わせたような音が響き渡った。
ウォーレンは必死の形相だがソフィアは涼しげな表情だ。
「ほれほれ、こちらはペースを上げていくぞい?」
「くっ‥‥‥!」
ウォーレンが両手剣の全力振りなのに対してソフィアは若干の溜めがあるとは言え左右どちらかの拳で弾いているからだ。ソフィアは何かを狙っている目をしている。
「うぉぉぉ!!!!」
ウォーレンの全振りを今まで真っ向に弾いていたのをソフィアは逆方向に弾いた。ウォーレンがバランスを崩す。
「‥‥‥確かこうじゃったかの?」
ガガガガンッ!!!!
「ぐっ‥‥‥!!」
アランの連続攻撃《ラッシュ》のように何発もの拳がウォーレンに入った。だが護符は砕けなかった。
「ふぅむ。相当硬いのぅ、お主」
「‥‥‥当たり前だ、こんなところでは負けられん」
ウォーレンは一呼吸すると再度大剣を構えた。
「うむ、その意気や良し! ならば我ももう一段階ギアを上げるとしよう」
ソフィアも一呼吸して再度魔力を纏い直した。
しかし先程までの魔力と少し違う。まるで炎に包まれているかのような‥‥‥。
「我本来の魔力を纏わせるとこうなるわけじゃ」
「‥‥‥相手にとって不足なし。真剣勝負は武人の誉れ‥‥‥参る!」
「奥義‥‥‥音速剣!」
ウォーレンの気合の一撃が空気を裂き、斬撃が飛んでいく。
ソフィアは両腕をクロスして斬撃をガードした。竜の腕の部分が少し傷ついている。
「うむ‥‥‥まさに武の高み、見事じゃ。こちらも参るぞ!」
ソフィアの炎が一層激しく燃え盛りウォーレンに向かって突っ込む。
「ドラゴンファング!!」
ソフィアの周りの炎が竜のようになり、火の竜がウォーレンに噛み付いたように見えた。まともに食らったウォーレンに炎が移り燃え上がる。
「ぐぁぁぁ!!」
と思ったら身体の炎が消え、燃えているのは護符だけとなり燃え尽きた。
「護符の破損を確認! ソフィア選手の勝利!!」
審判の判定によりソフィアの勝ちが確定した。
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