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1 王女殿下の魔猫編
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お母さまと最後の会話を交わしてから半年後、私は七歳の私になった。なにせ今日は私の誕生日だ。
私の名前はエルシア・リーブル。
どこにでもいるような普通の七歳児だ。
あれから、お母さまとは会話どころか、姿を見ることすら、許可してもらえてない。
それでも。お父さまやお母さまにがっかりされないよう、頑張って勉強しないと!
そう思って毎日、頑張ってきた。
そして今日。お父さまが私をどこかに連れていってくれるらしい。
初めての外出!
七歳の私は朝から浮かれていた。
後から思うと、これがいけなかったのかもしれない。
私のお父さまは忙しい人だった。
顔を合わせるのは一年に数回だけ。そのうえ、私の黒髪を嫌っていて、いつも嫌な顔をされる。
私はそれがちょっと悲しかった。
お父さまはこの国で一番凄い魔術師だ、とマリネやジョアンが言っていた。
そう言えば、お母さまも昔の話の中で、そう言ってたかも。
マリネとジョアンは、いつも、私といっしょにいてくれる。この家では使用人という立場であるらしい。
私の身の回りのことや食事の世話、部屋の掃除などなど、私に関わることすべてこの二人がやってくれていた。
ともあれ、そんな凄い魔術師であるお父さまの娘である私も、髪の色が定まるまでは、魔術師としての才能があると、信じられていたらしい。
つまり、凄く凄く期待されていたのだ。
なのに、私はお父さまの期待を裏切ってしまった。
私の髪は黒に定まったから。
それは五歳の誕生日のことだった。五歳の私は髪が黒くなり、それから私の世話はマリネ一人になった。
ジョアンはお母さまの担当になったそうだ。
私に手間をかけるより、身体の弱いお母さまを大事にした方がいいと、お父さまが判断したみたい。
五歳の私はさらにさらに悲しくなった。
三歳の私にはいろいろな勉強を教えてくれている先生が一人ついていた。
フィリンナ先生というその女性の先生は、魔塔出身の実力派と言われる魔術師で、お父さまも実力を認めるほどの人だった。
もちろん、フィリンナ先生から髪と眼の色の話も聞かされていた。
この世界では、みんな、生まれたばかりのときは茶色の髪と茶色の眼。それが五歳頃に自分の能力に応じた色に変わるんだそう。
色が茶色のままの場合は、魔力がなく、魔術にも適性がないそうで、赤は魔力がある場合とない場合、両方あるんだとか。
フィリンナ先生の話はおもしろい。
さらに先生はいろいろなことを教えてくれた。
魔術師に向いている髪色は、金、茶金、銀、だという話とか。あと、赤で魔力持ちの場合は火魔法が得意な魔術師になるだとか。
残念なことに、私の黒髪が向いているのは魔剣士だとのこと。
魔剣士は魔法が使える剣術使いのことだ。実際は、魔法と剣などの武術、両方得意な人のことをひっくるめているらしい。
先生によると、魔剣士が広く知られているだけで、剣以外に、槍、弓といった武具使いの他、拳闘士のような体術使いも含むそうだ。
だから、黒髪の私は、本当なら剣術など武術ができないといけないんだろうけど、私は運動神経がいいとは言い難い。
とてもじゃないが、魔剣士にはなれそうもなかった。
ちなみに、お父さまは銀髪碧眼、お母さまは金髪金眼。私はというと、黒髪金眼という風貌になってしまって。
私が黒くなったとき、私はお父さまから、それまで見たこともないような顔をされた。
「王国一の魔術師である僕の娘が、黒髪だなんて」
お父さまは吐き捨てるように言う。
加えて、まるで汚いものでも見るような態度。
対して、お母さまは私の髪を綺麗な白い手で優しく撫でてくれた。
「黒だって素敵な色よ」
お母さまの手はとても温かくて。
お父さまの言葉で凍えそうになった私の心まで温めてくれた。
でも、そう言って慰めてくれたお母さまには、もう半年も会わせてもらってない。
お母さまに会いたい。私はその一心で、ひたすら勉強をした。
黒髪だって、お父さまみたいな立派な魔術師になれるんだと、しっかりした恥ずかしくない娘なんだと、認めてもらいたくて。
私の力を認めてもらえれば、またお父さまから大事にしてもらえるんじゃないか。お母さまにたくさん会わせてもらえるんじゃないか。
私はそう思って、フィリンナ先生について頑張って勉強していた。
黒髪に変わって、ジョアンは私のそばから離されてしまったけれど。
ありがたいことに、フィリンナ先生は私の先生のまま。勉強だけはたくさんすることができた。
勉強といえば、四歳の私が誕生日のときにお父さまからもらったのは、とても分厚い本だった。
「王国一の魔術師である僕の娘なんだから、このくらいの本は読めないとな」
四歳の私では、両手でも持てないような重い本だった。
フィリンナ先生が複雑そうな表情をした意味が分からなくて、最初は凄い本をもらったと、とても喜んだ。
ニコニコ笑顔の私に対して、
「読んでみろ」と言うお父さま。
「はい!」と明るく答える四歳の私。
当時のことを覚えていたフィリンナ先生が、この時の出来事を後から話してくれたけど。
私のニコニコ笑顔が、次の瞬間、ポロポロと、今にも涙がこぼれそうな顔に変わっていったそうだ。
お父さまからのプレゼントは、大人が読むような魔術書だったらしく、開いてもページをめくっても、分からないところばかり。
読んでみろと言われたのに、読めない。
「このくらいの本も読めないんじゃ、僕の娘だと名乗れないな」
呆れたようなお父さまの口調だけが、耳に嫌に残っている。
この時から二年かけ、フィリンナ先生のおかげで全部読めるようになったけれど。
あの時のお父さまのことは七歳の私でも、未だにハッキリと覚えていた。
黒髪になる前の四歳の私も、こんな嫌がらせをされるほど、お父さまから嫌われていたのかな。
「エルシアお嬢さまの年齢で、ここまで読み書きができれば立派ですよ」
フィリンナ先生の言葉がどれだけ励みになったことだろうか。
そして、今日。
「エルシアお嬢さま。いっしょに外出するから支度をするようにと、旦那さまが仰せですよ」
マリネから言われて、とても嬉しくなった。
このときの私は、お父さまという人間を未だに理解できていなかったんだ。
この外出先で、私にどんな運命が待ちかまえているのかも、まったく考えてもいなかった。
外出に浮かれて喜んでいただなんて、私はどうして、こんな浅はかな子どもだったんだろう。
そしてお父さまが、運命の恋に落ちた主人公その人であることを、改めて思い知らされることになるとは。
さらには外出先で、
「お前は今日からエルシアだ」
と、訳の分からないことをお父さまから言われることになろうとは、これっぽっちも思っていなかった。
私は、ただただ、ポカンとした顔でお父さまを見つめるだけで。
お父さまはお父さまで、そんな私を興味のない顔で眺めるだけで。
今日は私の誕生日で、楽しい初めての外出のはずなのに。楽しさで胸が膨らむどころか、悲しさで胸がシュンと萎むだけ。
そしてこれが、私と『お父さま』の最後の会話だったということを理解したのは、すべてが終わった後だった。
こんな話じゃ、何がなんだか分からないよね。
当の本人である私が一番分からない。なんでこうなったのか。
ただ分かるのは、これを境に私は今まで住んでいたところから離れ、知らない場所で生活するようになったということ。
その場所は、親や身寄りのない魔力の強い孤児が暮らす魔塔孤児院と呼ばれる場所だということ。
つまり。
七歳の私は、誕生日に実の父から捨てられたのだった。
私の名前はエルシア・リーブル。
どこにでもいるような普通の七歳児だ。
あれから、お母さまとは会話どころか、姿を見ることすら、許可してもらえてない。
それでも。お父さまやお母さまにがっかりされないよう、頑張って勉強しないと!
そう思って毎日、頑張ってきた。
そして今日。お父さまが私をどこかに連れていってくれるらしい。
初めての外出!
七歳の私は朝から浮かれていた。
後から思うと、これがいけなかったのかもしれない。
私のお父さまは忙しい人だった。
顔を合わせるのは一年に数回だけ。そのうえ、私の黒髪を嫌っていて、いつも嫌な顔をされる。
私はそれがちょっと悲しかった。
お父さまはこの国で一番凄い魔術師だ、とマリネやジョアンが言っていた。
そう言えば、お母さまも昔の話の中で、そう言ってたかも。
マリネとジョアンは、いつも、私といっしょにいてくれる。この家では使用人という立場であるらしい。
私の身の回りのことや食事の世話、部屋の掃除などなど、私に関わることすべてこの二人がやってくれていた。
ともあれ、そんな凄い魔術師であるお父さまの娘である私も、髪の色が定まるまでは、魔術師としての才能があると、信じられていたらしい。
つまり、凄く凄く期待されていたのだ。
なのに、私はお父さまの期待を裏切ってしまった。
私の髪は黒に定まったから。
それは五歳の誕生日のことだった。五歳の私は髪が黒くなり、それから私の世話はマリネ一人になった。
ジョアンはお母さまの担当になったそうだ。
私に手間をかけるより、身体の弱いお母さまを大事にした方がいいと、お父さまが判断したみたい。
五歳の私はさらにさらに悲しくなった。
三歳の私にはいろいろな勉強を教えてくれている先生が一人ついていた。
フィリンナ先生というその女性の先生は、魔塔出身の実力派と言われる魔術師で、お父さまも実力を認めるほどの人だった。
もちろん、フィリンナ先生から髪と眼の色の話も聞かされていた。
この世界では、みんな、生まれたばかりのときは茶色の髪と茶色の眼。それが五歳頃に自分の能力に応じた色に変わるんだそう。
色が茶色のままの場合は、魔力がなく、魔術にも適性がないそうで、赤は魔力がある場合とない場合、両方あるんだとか。
フィリンナ先生の話はおもしろい。
さらに先生はいろいろなことを教えてくれた。
魔術師に向いている髪色は、金、茶金、銀、だという話とか。あと、赤で魔力持ちの場合は火魔法が得意な魔術師になるだとか。
残念なことに、私の黒髪が向いているのは魔剣士だとのこと。
魔剣士は魔法が使える剣術使いのことだ。実際は、魔法と剣などの武術、両方得意な人のことをひっくるめているらしい。
先生によると、魔剣士が広く知られているだけで、剣以外に、槍、弓といった武具使いの他、拳闘士のような体術使いも含むそうだ。
だから、黒髪の私は、本当なら剣術など武術ができないといけないんだろうけど、私は運動神経がいいとは言い難い。
とてもじゃないが、魔剣士にはなれそうもなかった。
ちなみに、お父さまは銀髪碧眼、お母さまは金髪金眼。私はというと、黒髪金眼という風貌になってしまって。
私が黒くなったとき、私はお父さまから、それまで見たこともないような顔をされた。
「王国一の魔術師である僕の娘が、黒髪だなんて」
お父さまは吐き捨てるように言う。
加えて、まるで汚いものでも見るような態度。
対して、お母さまは私の髪を綺麗な白い手で優しく撫でてくれた。
「黒だって素敵な色よ」
お母さまの手はとても温かくて。
お父さまの言葉で凍えそうになった私の心まで温めてくれた。
でも、そう言って慰めてくれたお母さまには、もう半年も会わせてもらってない。
お母さまに会いたい。私はその一心で、ひたすら勉強をした。
黒髪だって、お父さまみたいな立派な魔術師になれるんだと、しっかりした恥ずかしくない娘なんだと、認めてもらいたくて。
私の力を認めてもらえれば、またお父さまから大事にしてもらえるんじゃないか。お母さまにたくさん会わせてもらえるんじゃないか。
私はそう思って、フィリンナ先生について頑張って勉強していた。
黒髪に変わって、ジョアンは私のそばから離されてしまったけれど。
ありがたいことに、フィリンナ先生は私の先生のまま。勉強だけはたくさんすることができた。
勉強といえば、四歳の私が誕生日のときにお父さまからもらったのは、とても分厚い本だった。
「王国一の魔術師である僕の娘なんだから、このくらいの本は読めないとな」
四歳の私では、両手でも持てないような重い本だった。
フィリンナ先生が複雑そうな表情をした意味が分からなくて、最初は凄い本をもらったと、とても喜んだ。
ニコニコ笑顔の私に対して、
「読んでみろ」と言うお父さま。
「はい!」と明るく答える四歳の私。
当時のことを覚えていたフィリンナ先生が、この時の出来事を後から話してくれたけど。
私のニコニコ笑顔が、次の瞬間、ポロポロと、今にも涙がこぼれそうな顔に変わっていったそうだ。
お父さまからのプレゼントは、大人が読むような魔術書だったらしく、開いてもページをめくっても、分からないところばかり。
読んでみろと言われたのに、読めない。
「このくらいの本も読めないんじゃ、僕の娘だと名乗れないな」
呆れたようなお父さまの口調だけが、耳に嫌に残っている。
この時から二年かけ、フィリンナ先生のおかげで全部読めるようになったけれど。
あの時のお父さまのことは七歳の私でも、未だにハッキリと覚えていた。
黒髪になる前の四歳の私も、こんな嫌がらせをされるほど、お父さまから嫌われていたのかな。
「エルシアお嬢さまの年齢で、ここまで読み書きができれば立派ですよ」
フィリンナ先生の言葉がどれだけ励みになったことだろうか。
そして、今日。
「エルシアお嬢さま。いっしょに外出するから支度をするようにと、旦那さまが仰せですよ」
マリネから言われて、とても嬉しくなった。
このときの私は、お父さまという人間を未だに理解できていなかったんだ。
この外出先で、私にどんな運命が待ちかまえているのかも、まったく考えてもいなかった。
外出に浮かれて喜んでいただなんて、私はどうして、こんな浅はかな子どもだったんだろう。
そしてお父さまが、運命の恋に落ちた主人公その人であることを、改めて思い知らされることになるとは。
さらには外出先で、
「お前は今日からエルシアだ」
と、訳の分からないことをお父さまから言われることになろうとは、これっぽっちも思っていなかった。
私は、ただただ、ポカンとした顔でお父さまを見つめるだけで。
お父さまはお父さまで、そんな私を興味のない顔で眺めるだけで。
今日は私の誕生日で、楽しい初めての外出のはずなのに。楽しさで胸が膨らむどころか、悲しさで胸がシュンと萎むだけ。
そしてこれが、私と『お父さま』の最後の会話だったということを理解したのは、すべてが終わった後だった。
こんな話じゃ、何がなんだか分からないよね。
当の本人である私が一番分からない。なんでこうなったのか。
ただ分かるのは、これを境に私は今まで住んでいたところから離れ、知らない場所で生活するようになったということ。
その場所は、親や身寄りのない魔力の強い孤児が暮らす魔塔孤児院と呼ばれる場所だということ。
つまり。
七歳の私は、誕生日に実の父から捨てられたのだった。
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