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4 聖魔術師の幻影編
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お披露目会の方は淡々と進んでいく。
開会の辞から始まり、国王の挨拶、聖魔術師長による金冠の歴史の説明、なんだか趣旨の分からない祝辞と続いていった。
眠い。眠すぎる。
それでも私が寝落ちしなかったのは、目の前の光景のおかげというか。
「リュリュ先輩が寝てる。完全に寝てる」
前列に座るリュリュ先輩、睡魔に襲われ完全にやられてしまった。
ときおり、隣に座るリンクス隊長がつつくけど起きる気配なし。ある意味、大物だ。
まったく動かず、静かにすーすーと寝ている。そしてたまに、頭がかくんとなる。
うん。これはダメだ。静かなだけで、周りから見れば完全に眠りこけてる人だ。
そーっと周りを窺うと、ところどころにリュリュ先輩同様、睡魔に襲われている人たちがいた。
立っている騎士もときおり膝がかくんとなっている。
ヤバい。
睡魔の威力、半端ない。
これはなんだろう。
ストレートにガツンとくるグレイの殺気や威圧と違って、周りからジワジワとゆっくり締め付けられるような感覚。
スローナスで懐柔してくる王太子殿下の惹力よりも、強力なような気がする。
いや、絶対、こっちの方が強い。
「まさか、精神魔法?」
「それなら、魔法抵抗力がずば抜けて高いエルシアがかかるはずないと思いますわ」
隣から的確な指摘があった。
「なんだ、ただ、話がつまらないだけか」
「エルシアはおとなしくしてましょうね」
隣から再び指摘が入る。まぁ、そうしておこう。
「それでは、国家魔導具主の選定会に移ります」
ふーっと、会場全体に安堵のため息が漏れた。眠かったのは私だけではなかったようで、私も安心した気持ちになる。
寝ていた人たちも、今のため息に何事かと目を覚ましたようで、全員の目が台座の隣に立つ人に集中した。
注目を集めたその人は聖魔術師長のメッサリーナ殿。
「国内選考では、残念ながら主となる人物は見つかりませんでした」
国内からの参席者からは、はーっと吐息が漏れる。残念ながら、というメッサリーナ殿の言葉通りの心境だろう。
国内の大勢の中で見つからないのに、国外からの少数の中から見つかるのか。
彼らの心に不安が押し寄せるのが、見えたような気がした。
それだけ、金冠は新リテラ王国にとって大事な魔導具なんだと改めて実感する。
しかし、メッサリーナ殿の話はそこで終わりではなく続きがあった。
「入国時の審査では、グラディア王国の五名の方が、主候補となる基準を満たしておりました」
シュンと沈み込んだ参席者の間から、小さなざわめきが起きる。
主候補が見つかった? しかも五人も?
残念な報告の後に、一筋の光明のような知らせ。
わずかな期待を抱きながらメッサリーナ殿の方を見る、新リテラ王国の人々。国王陛下や王太子殿下たちも同様な目で、メッサリーナ殿の次の言葉を待っていた。
メッサリーナ殿はそんな彼らの表情を見て、小さく頷き、先を続ける。
「中には、基準を遥かに超える方もいらっしゃいましたので、素晴らしい方が国家魔導具の主になっていただけると、聖魔術師一同期待を寄せております」
小さな期待は徐々に膨れ上がり、あっという間に大きく成長していって、会場内は歓声が飛び交う場所と化した。
期待に胸を膨らませているのは新リテラ王国の人だけで、他国からの参席者にはどうでもいい話なわけで、グラディアの私たちの反応も三者三様となる。
「え、主候補なんて話じゃなかったよねー 適性があるって言われて、講習会聞いただけだしー」
とリュリュ先輩。金冠なんてどーでもいい派。
「ホホホホホホ。皆様、慌てなくても心配ありませんわ。基準を遥かに超えているのは、おそらく、わたくしのことでしょうから」
これは言わずと知れたダイアナ嬢。私こそが主役派。
「凄い前向き」
「あれだけの情報で、よくご自分のことだと判断できましたわね」
呆れる私とソニアの目の前で、フォセル嬢が感心の声をあげた。
「セイクリウス先輩、凄いですね! そんなことまで分かるんですか!」
「ホホホホホホ。わたくしくらいの魔術師ともなれば、自然と分かるものですわ。
なにしろ、金冠を初めて手にしたときのしっくりする感じ、すっと入っていくというか、抜けていくというか、あの感覚。
適性が高くないと分からないものでしょう」
「凄い、凄いですね! さすが次期筆頭と言われている人は違いますね!」
フォセル嬢に褒め称えられて、ダイアナ嬢は高笑いが止まらない。
ところがフォセル嬢が急に黙り込む。
次に真剣な顔でダイアナ嬢に話しかけた。
「でも、金冠の主になったら、新リテラ王国に留まるようなんですよね?」
まぁ、そうだよね。金冠は新リテラ王国の守護魔導具みたいなものだしね。
これは初日に、レティーティア殿から説明があった。
「は? そんな話は聞いていませんわ」
けど、ダイアナ嬢は聞いてなかったらしい。
「講習会で説明がありましたよね!」
うん。けっこう最初の方で説明されたと思う。大事な内容だからと。それすら、聞いてなかったとは。
「ま、まぁ、わたくし、引く手あまたですから。それでも、筆頭魔術師は二番手の方がおりますけど。国家杖主は適性ある選ばれた人間のみですから」
うん。誤魔化したよ。
「国のために、こちらに残るとおっしゃられるんですね」
いや、きっと違う。というか、逆だ。
魔導具の主になりたいから、国=グラディアを捨てるつもりなんだよ、この人。
「凄いです、セイクリウス先輩。感動しました」
呆れすぎて出てきた言葉が確認の言葉。
「どの辺が感動なの?」
「あの凄い自信かなー?」
「へー」
リュリュ先輩なんて、呆れ顔を通り越してバカバカしそうな顔をしている。
こそこそと会話を交わす私たちにソニアが声をかけてきた。
「エルシアもリュリュ先輩も、移動しますわよ」
そうだった、これからが本番だ。
主になるための契約の儀。間違えるとこはないと思うけど、少し緊張する。
私の杖もまだ戻ってきていない。
一人だと思うと余計に緊張するような気がしてきた。
目の前にはフォセル嬢。
クラウドに手を取られて、仲良く歩いていくのが見える。
一言二言、クラウドと微笑みあいながら楽しそうにしている様は、恋人同士にしか見えない。
イケメンで凛々しい感じの騎士と白いドレスの可憐な女性。とてもとてもお似合いだった。
そして私は一人ポツンと取り残された気分になる。緊張している上に一人ぼっちだなんて、最悪だ。
気分が沈みかけた私の肩に、手が置かれた。ポンポンと。おおきくて温かい手。
手が置かれた肩の方を向くと、簡易兜で顔の上半分が隠れたグレイがいる。
見えている下半分はいつものむすっとした凶悪に無愛想な顔。いつものグレイで少し安心。
そうだ、私にはグレイがいる。
そう思うとなんだか緊張も解れてくる。
「じゃ、よろしく。グレイ」
「任せておけ」
グレイの力強い声が私に力をあたえてくれるようだった。
さぁ、偽金冠との対決だ。
私は気合いを入れ直した。
開会の辞から始まり、国王の挨拶、聖魔術師長による金冠の歴史の説明、なんだか趣旨の分からない祝辞と続いていった。
眠い。眠すぎる。
それでも私が寝落ちしなかったのは、目の前の光景のおかげというか。
「リュリュ先輩が寝てる。完全に寝てる」
前列に座るリュリュ先輩、睡魔に襲われ完全にやられてしまった。
ときおり、隣に座るリンクス隊長がつつくけど起きる気配なし。ある意味、大物だ。
まったく動かず、静かにすーすーと寝ている。そしてたまに、頭がかくんとなる。
うん。これはダメだ。静かなだけで、周りから見れば完全に眠りこけてる人だ。
そーっと周りを窺うと、ところどころにリュリュ先輩同様、睡魔に襲われている人たちがいた。
立っている騎士もときおり膝がかくんとなっている。
ヤバい。
睡魔の威力、半端ない。
これはなんだろう。
ストレートにガツンとくるグレイの殺気や威圧と違って、周りからジワジワとゆっくり締め付けられるような感覚。
スローナスで懐柔してくる王太子殿下の惹力よりも、強力なような気がする。
いや、絶対、こっちの方が強い。
「まさか、精神魔法?」
「それなら、魔法抵抗力がずば抜けて高いエルシアがかかるはずないと思いますわ」
隣から的確な指摘があった。
「なんだ、ただ、話がつまらないだけか」
「エルシアはおとなしくしてましょうね」
隣から再び指摘が入る。まぁ、そうしておこう。
「それでは、国家魔導具主の選定会に移ります」
ふーっと、会場全体に安堵のため息が漏れた。眠かったのは私だけではなかったようで、私も安心した気持ちになる。
寝ていた人たちも、今のため息に何事かと目を覚ましたようで、全員の目が台座の隣に立つ人に集中した。
注目を集めたその人は聖魔術師長のメッサリーナ殿。
「国内選考では、残念ながら主となる人物は見つかりませんでした」
国内からの参席者からは、はーっと吐息が漏れる。残念ながら、というメッサリーナ殿の言葉通りの心境だろう。
国内の大勢の中で見つからないのに、国外からの少数の中から見つかるのか。
彼らの心に不安が押し寄せるのが、見えたような気がした。
それだけ、金冠は新リテラ王国にとって大事な魔導具なんだと改めて実感する。
しかし、メッサリーナ殿の話はそこで終わりではなく続きがあった。
「入国時の審査では、グラディア王国の五名の方が、主候補となる基準を満たしておりました」
シュンと沈み込んだ参席者の間から、小さなざわめきが起きる。
主候補が見つかった? しかも五人も?
残念な報告の後に、一筋の光明のような知らせ。
わずかな期待を抱きながらメッサリーナ殿の方を見る、新リテラ王国の人々。国王陛下や王太子殿下たちも同様な目で、メッサリーナ殿の次の言葉を待っていた。
メッサリーナ殿はそんな彼らの表情を見て、小さく頷き、先を続ける。
「中には、基準を遥かに超える方もいらっしゃいましたので、素晴らしい方が国家魔導具の主になっていただけると、聖魔術師一同期待を寄せております」
小さな期待は徐々に膨れ上がり、あっという間に大きく成長していって、会場内は歓声が飛び交う場所と化した。
期待に胸を膨らませているのは新リテラ王国の人だけで、他国からの参席者にはどうでもいい話なわけで、グラディアの私たちの反応も三者三様となる。
「え、主候補なんて話じゃなかったよねー 適性があるって言われて、講習会聞いただけだしー」
とリュリュ先輩。金冠なんてどーでもいい派。
「ホホホホホホ。皆様、慌てなくても心配ありませんわ。基準を遥かに超えているのは、おそらく、わたくしのことでしょうから」
これは言わずと知れたダイアナ嬢。私こそが主役派。
「凄い前向き」
「あれだけの情報で、よくご自分のことだと判断できましたわね」
呆れる私とソニアの目の前で、フォセル嬢が感心の声をあげた。
「セイクリウス先輩、凄いですね! そんなことまで分かるんですか!」
「ホホホホホホ。わたくしくらいの魔術師ともなれば、自然と分かるものですわ。
なにしろ、金冠を初めて手にしたときのしっくりする感じ、すっと入っていくというか、抜けていくというか、あの感覚。
適性が高くないと分からないものでしょう」
「凄い、凄いですね! さすが次期筆頭と言われている人は違いますね!」
フォセル嬢に褒め称えられて、ダイアナ嬢は高笑いが止まらない。
ところがフォセル嬢が急に黙り込む。
次に真剣な顔でダイアナ嬢に話しかけた。
「でも、金冠の主になったら、新リテラ王国に留まるようなんですよね?」
まぁ、そうだよね。金冠は新リテラ王国の守護魔導具みたいなものだしね。
これは初日に、レティーティア殿から説明があった。
「は? そんな話は聞いていませんわ」
けど、ダイアナ嬢は聞いてなかったらしい。
「講習会で説明がありましたよね!」
うん。けっこう最初の方で説明されたと思う。大事な内容だからと。それすら、聞いてなかったとは。
「ま、まぁ、わたくし、引く手あまたですから。それでも、筆頭魔術師は二番手の方がおりますけど。国家杖主は適性ある選ばれた人間のみですから」
うん。誤魔化したよ。
「国のために、こちらに残るとおっしゃられるんですね」
いや、きっと違う。というか、逆だ。
魔導具の主になりたいから、国=グラディアを捨てるつもりなんだよ、この人。
「凄いです、セイクリウス先輩。感動しました」
呆れすぎて出てきた言葉が確認の言葉。
「どの辺が感動なの?」
「あの凄い自信かなー?」
「へー」
リュリュ先輩なんて、呆れ顔を通り越してバカバカしそうな顔をしている。
こそこそと会話を交わす私たちにソニアが声をかけてきた。
「エルシアもリュリュ先輩も、移動しますわよ」
そうだった、これからが本番だ。
主になるための契約の儀。間違えるとこはないと思うけど、少し緊張する。
私の杖もまだ戻ってきていない。
一人だと思うと余計に緊張するような気がしてきた。
目の前にはフォセル嬢。
クラウドに手を取られて、仲良く歩いていくのが見える。
一言二言、クラウドと微笑みあいながら楽しそうにしている様は、恋人同士にしか見えない。
イケメンで凛々しい感じの騎士と白いドレスの可憐な女性。とてもとてもお似合いだった。
そして私は一人ポツンと取り残された気分になる。緊張している上に一人ぼっちだなんて、最悪だ。
気分が沈みかけた私の肩に、手が置かれた。ポンポンと。おおきくて温かい手。
手が置かれた肩の方を向くと、簡易兜で顔の上半分が隠れたグレイがいる。
見えている下半分はいつものむすっとした凶悪に無愛想な顔。いつものグレイで少し安心。
そうだ、私にはグレイがいる。
そう思うとなんだか緊張も解れてくる。
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