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第二章
第6話『ギルドへようこそ』
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霧が現れてから体感五分は経っただろうか。白い景色は突如無くなり草原へと出た。前方には人々が出入りする街がある。漸く森から出られたか、と安堵して森の方へと振り返る。ところが振り返っても森どころか木一つ無い。えっ、と声を出して驚いた。幻を見ていたのかと考えるが、しっかりシェーラから受け取ったマジックバッグがある。魔女の森だからなのか…?いや、どちらにせよ引き返すつもりはない。むしろ帰り道が絶たれてよかったかもしれない。再び前を向き、街へと歩いていった。
このアルガード王国という国がギルドを作った国らしく、昔から多くの国と交流がある。一方で昔から他国と戦争したという歴史が少なく、史料によると迎撃戦・防衛戦でしか戦いをしなかったらしい。
街の入口にたどり着くとガタイの良い番人のような男性が二人いた。やはり魔物が生息するこの世界では街でも見張りが必要なのか。一人の男性は私を見ると、こんにちは、と挨拶をしてきた。私も、こんにちは、と返すとうんうんと気分良さそうに頷いた。特に通行証などが必要なわけでもなさそうだ。私は安心して街の中へと入っていった。
街の中は店などが建ち並ぶ繁華街であった。宿屋に出入りする旅人のような人たち、武具屋で立ち往生する人たち、鍛冶屋から出てきて握っている武器に見惚れている人たち。通りでの人々の往来はわくわくさせるものがある。正にゲームの世界のようだ。
その店の中で、入口に一番近い建物に「ギルド」の看板があった。じっくり店を見て回るのもいいが、まずはお金を稼ぐ用意をしないといけない。私はすぐにその建物へと入っていった。
建物に入ると中は旅人がそこそこの数いた。剣を背負っている人もいれば、杖を両手で握っている人もいる。
その中で受付の場所と、そこで仕事をしているスタッフの女性を見つけた。そこまで近づいていったが、その間周りの視線が私に向いているのが分かった。無理もない。見る限り皆二十歳以上の大人である。私のようなまだ幺さい子供はかえって目立つ。多少気になるけど、そのうち慣れるだろう。
女性のスタッフは青色のロングヘアーでメガネを掛けている。戦闘服というより学生服のような見た目で真面目そうな雰囲気だ。
「すみません。ギルドに入りたいのですが」
私が話しかけると、スタッフは目を見開いて驚いていた。しかし、すぐに平静を装った。
「ギルド入会ですか。失礼ですがお名前は?」
「レインと言います」
「畏まりました、レインさん。奥の部屋でこちらの入会書をお書きになってお待ちください」
そう言って受付の女性は二枚の紙を渡してきた。一枚は入会書、もう一枚には「ギルド規約」と書かれたものだった。
奥の扉を開けると中は応接室であった。窓などはなく、引き出しが壁際にずらりと並んでいる。引き出しの上には宝石や石板の他に剣や盾などもある。そして真ん中にはガラステーブルが一つ、それを挟んで横長のソファーが二つある。
私は手前のソファーに座った。クッションのように柔らかく心地が良い。このまま寝転がったらぐっすり寝てしまいそうだ。
勿論そんなことはせず、先程渡されたギルド規約を読み進める。ギルドの存在意義、依頼についての注意事項など重要なことが書かれている。とりあえず気になるところはなく一度最後まで読んだが、後でまた読んだほうがいいかもしれない。
まだ誰も来ないので、入会書を書き始めた。名前、希望職業、ギルド外実績といった欄がある。私は字を間違えないように丁寧に書き始めた。
入会書を書き終えると後ろから扉を開ける音がした。振り返るとヒゲを生やした黒髪の中年の男性がいた。男性は、どうも、と会釈して反対側のソファーに座った。
「はじめまして。アルガード王国のギルドマスターを務めている、アポロンだ」
アポロンと名乗る男性は私に目を合わせてゆっくりとした口調で話す。ギルドマスターと言う割にはワンポイントすらない地味な服装をしている。
「レインと言います」
私も粗相がないように話そうとゆっくりと自己紹介をする。面接のような気分である。
「さて、ギルドに入りたいということらしいが、その前に君にやってもらいたいことがある」
アポロンさんはそう言うと水のような液体が入ったガラス管を私の前に置いた。なんだろう、と不思議がっているとアポロンは、身体に害するものじゃないよ、と言ってきた。それでもいきなりこんなことをするなんて怪しすぎる。
そこで私は液体を分析してみた。
【名称】聖水
【成分】純水/ユーリの花弁
【属性】水/光
【破損】0%
【効果】異常回復
どうやらこれは聖水ってやつらしい。ユーリの花弁…は聞いたことがないけど、異常回復って効果があるなら毒ではないだろう。
どうしてこんなものを飲む必要があるのか。ギルドに入るためのしきたりなのか、入会祝なのか。もしかして、私に悪霊がついているとか…。
どちらにせよ、飲んで悪影響を及ぼすものではなさそうだ。私はそれを飲み干した。
「…なるほど」
ガラスの中身が空になったとき、小声でアポロンさんは呟いていた。やっぱり、何かを試していたのか。
「…で、これは何ですか?」
「いや、すまない。君が魔物や悪魔でないことを確かめたかっただけだ」
「はぁ。どうしてそんなことを?」
「君のその目、左右で色が違うだろう。そんな人間みたことなかったからな」
…そういえば私の目はオッドアイだった。未だに理由はよくわからないが、これを見て人間ではないと疑われるのも無理もないのかもしれない。
「だから聖水っていうことですね」
「そういうことだ。疑ってすまない」
魔物の疑いのある人にはこうして聖水を呑ませるのだろうか。単純だが合理的な判断方法だ。
「さて、本題に入ろう」
アポロンさんはテーブルに置かれた私の入会書を手に取りそれを黙読し始めた。ちょっとした緊張感が走る。
「魔法使い希望か。魔法についての知識はあるのか?」
「一応、あります」
魔法使いの他には戦士、治癒師、商人などがあった。どれもファンタジーによくある職業だ。ただ私の今の身体では前線で戦うのは無理だろう。今持ってるスキルを鑑みても魔法使いが一番適している。
「ギルドに入りたいと思った理由は?」
「お金を稼ぐためです」
「お金を稼ぐだけならこんな危険なところに飛び込む必要がないじゃないか。他に理由はないのか?」
私は少し考えた。アポロンさんの指摘は真っ当である。私がまだ子供の身であるなら尚更。さて、どこまで言おうか。
「…世界を観て回りたいからです」
「好奇心旺盛だな。因みに入会するのは君一人だけのようだ。女の子一人で世界を回るなんて尚更危険だと思うんだが、本当に一人で入会するのか?」
「…はい」
少し返事が遅れて変な間ができた。
本来ならアポロンさんの言う通り私一人で旅をするなんて危険すぎる。しかし私の本来の目的は、私が転生した理由を知ること。その目的のために仲間を作るのは、ちょっと薄情に感じる。
それに、もし仲間ができたとして、私が転生者ということを隠し続けるのは__私が辛い。
「…わかった。ただしランクが上がるまではうちのギルドメンバーとともに行動すること。ついでにそいつらからギルドについて教えてもらえ」
アポロンさんは今の間を変に思っていそうだったが、特にそれ以上聞かれなかった。
「お気遣い感謝します」
私はまだこの世界や街、ギルドについて知識がない。一人で歩き回るより、誰かに付いていてもらったほうが助かる。
「あぁ、あとこれは個人的なお願いだが、俺に敬語はナシだ。堅っ苦しいのは苦手でな」
「…わかった」
「よし、んじゃ、誰か呼んでくるからちょっと待ってろ」
そう言ってアポロンは入ってきた扉から帰っていった。口数の少ない人だったけど、いい人そうだ。ギルドマスターというから、少し威圧的な人が出てくると思ったけど、安心した。
間もなくまた部屋に新しい人が入ってきた。
「こんにちは!あなたが新しいメンバーさんね?」
入ってきたのは茶髪でツインテールの女性だった。腰には所謂ダガーと呼ばれる短剣を装備している。しかし最も目につくのは服装である。陸軍のような淡い緑色の服を着て先程のアポロンよりもギルドマスターのような雰囲気だ。
「こんにちは。レインです」
「あたしはパトリシア・ローレンツよ。パトリシアでもトリッシュでも、好きなように呼んでね」
彼女が手を差し出した。私もそれに応えようと手を出して握手をした。
「わかった。よろしくねトリッシュ」
服装のイメージとは違い、なかなか気さくそうな人だ。もっと強面の人だったらこうもいかなかっただろう。
するとトリッシュは私の目をじっと見た。
「へぇ。これが左右色が違う目かぁ」
あまりにじっと見られるものだから、段々恥ずかしくなってきた。
「あの、トリッシュ、近い…」
「あぁ、ごめんごめん、珍しいからついね。それにしても本当に珍しいね。産まれたときから?」
どうだろう、産まれたときからオッドアイなのか。シェーラの家で起きたときからこうだったのは確かだけど…。
「分からない。あんまり幼少期の記憶がないから…」
そもそも幼少期が私にあったのかさえ怪しいが、どちらにせよ記憶がないのは確かだ。
「でもどっちも綺麗な目ね。宝石みたい」
またトリッシュが目を見てくる。トリッシュの目に私の目が映っている。鏡で見たオッドアイだ。自分で見ても不思議だ。
そういえば、シェーラは私の目について何も言わなかった。どうしてだろう。
一旦満足したのか、トリッシュは近づいた顔を引いた。
「うふふ、これからよろしくね!で、暫くは付き添いになるんだけど、何か聞きたいことはある?」
アポロンはギルドについて聞きたい事があれば、と言ってた。しかしまだ規約を噛み砕いて読んでいないから、質問も思いつかない。
折角なら街を巡ってみるのもいいかもしれない。
「ギルドに関係ないことでもいい?街を見てみたい」
そう言うとトリッシュは親指を立てた。
「おっけー。それじゃあ外に出ましょうか!」
このアルガード王国という国がギルドを作った国らしく、昔から多くの国と交流がある。一方で昔から他国と戦争したという歴史が少なく、史料によると迎撃戦・防衛戦でしか戦いをしなかったらしい。
街の入口にたどり着くとガタイの良い番人のような男性が二人いた。やはり魔物が生息するこの世界では街でも見張りが必要なのか。一人の男性は私を見ると、こんにちは、と挨拶をしてきた。私も、こんにちは、と返すとうんうんと気分良さそうに頷いた。特に通行証などが必要なわけでもなさそうだ。私は安心して街の中へと入っていった。
街の中は店などが建ち並ぶ繁華街であった。宿屋に出入りする旅人のような人たち、武具屋で立ち往生する人たち、鍛冶屋から出てきて握っている武器に見惚れている人たち。通りでの人々の往来はわくわくさせるものがある。正にゲームの世界のようだ。
その店の中で、入口に一番近い建物に「ギルド」の看板があった。じっくり店を見て回るのもいいが、まずはお金を稼ぐ用意をしないといけない。私はすぐにその建物へと入っていった。
建物に入ると中は旅人がそこそこの数いた。剣を背負っている人もいれば、杖を両手で握っている人もいる。
その中で受付の場所と、そこで仕事をしているスタッフの女性を見つけた。そこまで近づいていったが、その間周りの視線が私に向いているのが分かった。無理もない。見る限り皆二十歳以上の大人である。私のようなまだ幺さい子供はかえって目立つ。多少気になるけど、そのうち慣れるだろう。
女性のスタッフは青色のロングヘアーでメガネを掛けている。戦闘服というより学生服のような見た目で真面目そうな雰囲気だ。
「すみません。ギルドに入りたいのですが」
私が話しかけると、スタッフは目を見開いて驚いていた。しかし、すぐに平静を装った。
「ギルド入会ですか。失礼ですがお名前は?」
「レインと言います」
「畏まりました、レインさん。奥の部屋でこちらの入会書をお書きになってお待ちください」
そう言って受付の女性は二枚の紙を渡してきた。一枚は入会書、もう一枚には「ギルド規約」と書かれたものだった。
奥の扉を開けると中は応接室であった。窓などはなく、引き出しが壁際にずらりと並んでいる。引き出しの上には宝石や石板の他に剣や盾などもある。そして真ん中にはガラステーブルが一つ、それを挟んで横長のソファーが二つある。
私は手前のソファーに座った。クッションのように柔らかく心地が良い。このまま寝転がったらぐっすり寝てしまいそうだ。
勿論そんなことはせず、先程渡されたギルド規約を読み進める。ギルドの存在意義、依頼についての注意事項など重要なことが書かれている。とりあえず気になるところはなく一度最後まで読んだが、後でまた読んだほうがいいかもしれない。
まだ誰も来ないので、入会書を書き始めた。名前、希望職業、ギルド外実績といった欄がある。私は字を間違えないように丁寧に書き始めた。
入会書を書き終えると後ろから扉を開ける音がした。振り返るとヒゲを生やした黒髪の中年の男性がいた。男性は、どうも、と会釈して反対側のソファーに座った。
「はじめまして。アルガード王国のギルドマスターを務めている、アポロンだ」
アポロンと名乗る男性は私に目を合わせてゆっくりとした口調で話す。ギルドマスターと言う割にはワンポイントすらない地味な服装をしている。
「レインと言います」
私も粗相がないように話そうとゆっくりと自己紹介をする。面接のような気分である。
「さて、ギルドに入りたいということらしいが、その前に君にやってもらいたいことがある」
アポロンさんはそう言うと水のような液体が入ったガラス管を私の前に置いた。なんだろう、と不思議がっているとアポロンは、身体に害するものじゃないよ、と言ってきた。それでもいきなりこんなことをするなんて怪しすぎる。
そこで私は液体を分析してみた。
【名称】聖水
【成分】純水/ユーリの花弁
【属性】水/光
【破損】0%
【効果】異常回復
どうやらこれは聖水ってやつらしい。ユーリの花弁…は聞いたことがないけど、異常回復って効果があるなら毒ではないだろう。
どうしてこんなものを飲む必要があるのか。ギルドに入るためのしきたりなのか、入会祝なのか。もしかして、私に悪霊がついているとか…。
どちらにせよ、飲んで悪影響を及ぼすものではなさそうだ。私はそれを飲み干した。
「…なるほど」
ガラスの中身が空になったとき、小声でアポロンさんは呟いていた。やっぱり、何かを試していたのか。
「…で、これは何ですか?」
「いや、すまない。君が魔物や悪魔でないことを確かめたかっただけだ」
「はぁ。どうしてそんなことを?」
「君のその目、左右で色が違うだろう。そんな人間みたことなかったからな」
…そういえば私の目はオッドアイだった。未だに理由はよくわからないが、これを見て人間ではないと疑われるのも無理もないのかもしれない。
「だから聖水っていうことですね」
「そういうことだ。疑ってすまない」
魔物の疑いのある人にはこうして聖水を呑ませるのだろうか。単純だが合理的な判断方法だ。
「さて、本題に入ろう」
アポロンさんはテーブルに置かれた私の入会書を手に取りそれを黙読し始めた。ちょっとした緊張感が走る。
「魔法使い希望か。魔法についての知識はあるのか?」
「一応、あります」
魔法使いの他には戦士、治癒師、商人などがあった。どれもファンタジーによくある職業だ。ただ私の今の身体では前線で戦うのは無理だろう。今持ってるスキルを鑑みても魔法使いが一番適している。
「ギルドに入りたいと思った理由は?」
「お金を稼ぐためです」
「お金を稼ぐだけならこんな危険なところに飛び込む必要がないじゃないか。他に理由はないのか?」
私は少し考えた。アポロンさんの指摘は真っ当である。私がまだ子供の身であるなら尚更。さて、どこまで言おうか。
「…世界を観て回りたいからです」
「好奇心旺盛だな。因みに入会するのは君一人だけのようだ。女の子一人で世界を回るなんて尚更危険だと思うんだが、本当に一人で入会するのか?」
「…はい」
少し返事が遅れて変な間ができた。
本来ならアポロンさんの言う通り私一人で旅をするなんて危険すぎる。しかし私の本来の目的は、私が転生した理由を知ること。その目的のために仲間を作るのは、ちょっと薄情に感じる。
それに、もし仲間ができたとして、私が転生者ということを隠し続けるのは__私が辛い。
「…わかった。ただしランクが上がるまではうちのギルドメンバーとともに行動すること。ついでにそいつらからギルドについて教えてもらえ」
アポロンさんは今の間を変に思っていそうだったが、特にそれ以上聞かれなかった。
「お気遣い感謝します」
私はまだこの世界や街、ギルドについて知識がない。一人で歩き回るより、誰かに付いていてもらったほうが助かる。
「あぁ、あとこれは個人的なお願いだが、俺に敬語はナシだ。堅っ苦しいのは苦手でな」
「…わかった」
「よし、んじゃ、誰か呼んでくるからちょっと待ってろ」
そう言ってアポロンは入ってきた扉から帰っていった。口数の少ない人だったけど、いい人そうだ。ギルドマスターというから、少し威圧的な人が出てくると思ったけど、安心した。
間もなくまた部屋に新しい人が入ってきた。
「こんにちは!あなたが新しいメンバーさんね?」
入ってきたのは茶髪でツインテールの女性だった。腰には所謂ダガーと呼ばれる短剣を装備している。しかし最も目につくのは服装である。陸軍のような淡い緑色の服を着て先程のアポロンよりもギルドマスターのような雰囲気だ。
「こんにちは。レインです」
「あたしはパトリシア・ローレンツよ。パトリシアでもトリッシュでも、好きなように呼んでね」
彼女が手を差し出した。私もそれに応えようと手を出して握手をした。
「わかった。よろしくねトリッシュ」
服装のイメージとは違い、なかなか気さくそうな人だ。もっと強面の人だったらこうもいかなかっただろう。
するとトリッシュは私の目をじっと見た。
「へぇ。これが左右色が違う目かぁ」
あまりにじっと見られるものだから、段々恥ずかしくなってきた。
「あの、トリッシュ、近い…」
「あぁ、ごめんごめん、珍しいからついね。それにしても本当に珍しいね。産まれたときから?」
どうだろう、産まれたときからオッドアイなのか。シェーラの家で起きたときからこうだったのは確かだけど…。
「分からない。あんまり幼少期の記憶がないから…」
そもそも幼少期が私にあったのかさえ怪しいが、どちらにせよ記憶がないのは確かだ。
「でもどっちも綺麗な目ね。宝石みたい」
またトリッシュが目を見てくる。トリッシュの目に私の目が映っている。鏡で見たオッドアイだ。自分で見ても不思議だ。
そういえば、シェーラは私の目について何も言わなかった。どうしてだろう。
一旦満足したのか、トリッシュは近づいた顔を引いた。
「うふふ、これからよろしくね!で、暫くは付き添いになるんだけど、何か聞きたいことはある?」
アポロンはギルドについて聞きたい事があれば、と言ってた。しかしまだ規約を噛み砕いて読んでいないから、質問も思いつかない。
折角なら街を巡ってみるのもいいかもしれない。
「ギルドに関係ないことでもいい?街を見てみたい」
そう言うとトリッシュは親指を立てた。
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