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2章
84話
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私は邪神の魂と同調したことで知り得たラギルの行動の意味、ロウデスを宿していた理由を伝える。
皆に送った記憶は、私とカレンが転生者とか、そういった部分は隠すことができていた。
結果的に――今の私が強すぎて、復活した邪神が世界を滅ぼそうとしている。
依代の女性を生贄に、リリアンの力を利用して魔力領域の力を邪神ロウデスが得ていた。
「これはロウデスにとって次善の策のようだが……復活してしまったか」
「本来はリリアンさんを依代にしたかったみたいだね。そこは一安心かな」
ロイの発言に、私達が頷く。
それでも……私の闇魔力の素質を利用して、グリムラ魔法学園の魔力領域を最大限に引き出せていた。
更に次善とはいえ準備していたロウデス教の依代となる女性、ロウデス教団員の魔力を全て注ぎこんでの復活。
ゲームでは主役カレンを侮って未完成だったけど、今回は総力をあげて復活させていた。
「私の力が強すぎたから……ロウデス教は全力を、今日この時に注ぎ込んだのでしょう」
ゲームは続編を考慮してか、復活した邪神は未完成だった。
今は全戦力で攻めて完全復活した辺り、ここで全てを終わらせるつもりなのでしょう。
私が強くなり過ぎたせい――カレンは気を遣って違うと言ってくれた。
それでも私が強くなったせいだと考えてしまうと、カレンが話す。
「リリアン様。貴女の行動は素敵でした……後悔することなんてありません」
「カレンの言う通りだ。悪いのは全てロウデス教、その核である邪神に決まっている!」
今はゲームのように最終決戦となっているけど、過程は全然違う。
続編も何もない。
勝てばロウデス教が終わり、負ければ世界が終わってしまう。
「そうですね……ロウデスを倒し、全ての決着をつけましょう!」
不安になると魔法が乱れるから、ロウデスを倒すことに集中しよう。
話している間に魔法披露会の会場に登場して――上空で、私達は下の光景を眺めながら着地する。
ネーゼを筆頭にグリムラ魔法学園の先生、優秀な魔法士が一人の青年に魔法を繰り出していた。
「あれは――ラギルが、成長している!?」
レックス殿下が驚いているのは……コロシアムの中央に立つ美青年が、ラギルと瓜二つだからだ。
見た目こそはラギルに似ているも小柄ではなく、長身で長い髪をした優美な青年。
「体内にいたから、肉体の情報はラギルのものなのかもしれない」
ロイが呟くけど、その判断で間違いない。
成長したラギルのような青年――復活した邪神ロウデスは、ネーゼをリーダーとした魔法士の精鋭達と戦っている。
ネーゼはこの世界でも最高峰の魔法士だと聞いていたけど、邪神のロウデスは圧倒していた。
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結果的に――今の私が強すぎて、復活した邪神が世界を滅ぼそうとしている。
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「これはロウデスにとって次善の策のようだが……復活してしまったか」
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ロイの発言に、私達が頷く。
それでも……私の闇魔力の素質を利用して、グリムラ魔法学園の魔力領域を最大限に引き出せていた。
更に次善とはいえ準備していたロウデス教の依代となる女性、ロウデス教団員の魔力を全て注ぎこんでの復活。
ゲームでは主役カレンを侮って未完成だったけど、今回は総力をあげて復活させていた。
「私の力が強すぎたから……ロウデス教は全力を、今日この時に注ぎ込んだのでしょう」
ゲームは続編を考慮してか、復活した邪神は未完成だった。
今は全戦力で攻めて完全復活した辺り、ここで全てを終わらせるつもりなのでしょう。
私が強くなり過ぎたせい――カレンは気を遣って違うと言ってくれた。
それでも私が強くなったせいだと考えてしまうと、カレンが話す。
「リリアン様。貴女の行動は素敵でした……後悔することなんてありません」
「カレンの言う通りだ。悪いのは全てロウデス教、その核である邪神に決まっている!」
今はゲームのように最終決戦となっているけど、過程は全然違う。
続編も何もない。
勝てばロウデス教が終わり、負ければ世界が終わってしまう。
「そうですね……ロウデスを倒し、全ての決着をつけましょう!」
不安になると魔法が乱れるから、ロウデスを倒すことに集中しよう。
話している間に魔法披露会の会場に登場して――上空で、私達は下の光景を眺めながら着地する。
ネーゼを筆頭にグリムラ魔法学園の先生、優秀な魔法士が一人の青年に魔法を繰り出していた。
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ロイが呟くけど、その判断で間違いない。
成長したラギルのような青年――復活した邪神ロウデスは、ネーゼをリーダーとした魔法士の精鋭達と戦っている。
ネーゼはこの世界でも最高峰の魔法士だと聞いていたけど、邪神のロウデスは圧倒していた。
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