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47話 カルス視点
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侯爵貴族のミュリナ達ドーマス家が、公爵家のローウォン家を警戒している。
そして――ローウォン家の三男ジャックは、パトリシアの新たな婚約者だ。
カルスは今までのことを、説明を求めていたミュリナに説明する。
――パトリシアがローウォン家と関わっていたとしても、ただの子爵令嬢だ。
ポーションの考案で目立っていたらしいも、カルスは未だにパトリシアを見下していた。
婚約破棄をしてから謝罪しても拒絶されたこと……その理由にローウォン家の名前を出してきたことを、カルスがミュリナに伝える。
そして……ミュリナは思案しながらも、楽しそうな表情を浮かべて。
「パトリシアは子爵令嬢だから詳しく調べなかったけど、ジャックと婚約していただなんて……お兄様に報告しないといけないわ!」
やけに上機嫌なミュリナに対して、カルスは気になったことを尋ねる。
「ミュリナ様、パトリシアの新たな婚約者がジャック様なのは、そこまで重要なのですか?」
「確かにパトリシアは子爵令嬢だけど……婚約者を痛い目に合わせれば、ローウォン家も警告だと気付くはずよ」
どうやらローウォン家は、ドーマス家にとってそこまでの障害らしい。
禁魔法を調査している貴族は複数存在していて、一番力が強い。
「特にジャック・ローウォンは率先して禁魔法の対処に動いている……婚約者のパトリシアに危害を加えれば、大人しくなりそうね!」
どうやらミュリナとしては、ローウォン家というよりも、率先して動いているジャックが邪魔な様子だ。
それよりも……カルスとしては、パトリシアに危害を加えると聞いて、内心嬉しくなっている。
「俺と再び婚約しなかったパトリシアが苦しむ……ミュリナ様、俺は協力を惜しみません!」
カルスが宣言して、最初は呆れた様子のミュリナが思案しながら呟く。
「そうね……無能な貴方にも、協力してもらうことになるわ」
ミュリナの発言を聞き、パトリシアに矛先が向いたことにカルスは喜ぶも――それがカルスにとって、最悪の事態を招くこととなっていた。
そして――ローウォン家の三男ジャックは、パトリシアの新たな婚約者だ。
カルスは今までのことを、説明を求めていたミュリナに説明する。
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婚約破棄をしてから謝罪しても拒絶されたこと……その理由にローウォン家の名前を出してきたことを、カルスがミュリナに伝える。
そして……ミュリナは思案しながらも、楽しそうな表情を浮かべて。
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どうやらローウォン家は、ドーマス家にとってそこまでの障害らしい。
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カルスが宣言して、最初は呆れた様子のミュリナが思案しながら呟く。
「そうね……無能な貴方にも、協力してもらうことになるわ」
ミュリナの発言を聞き、パトリシアに矛先が向いたことにカルスは喜ぶも――それがカルスにとって、最悪の事態を招くこととなっていた。
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