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5 王太子、ご立腹
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厳重にしたはずの警備をかいくぐり、例の刺客がまたやって来た。
話があるというので聞いてみたが、どうにも会話が噛み合わない。
刺客どうし話は通じると思っていたのだが、さては私をからかいに来ているのか?
王太子は二度とあの男としゃべるなとご立腹だ。
それならもっと腕の立つ警護を配置してほしい。
あの男がよりにもよって姫に告白してきた。
無礼にもほどがある。
一刀両断にすればよいものを、姫は辛抱強くあの男の話に耳を傾けてやっている。
姫は慈愛まで実装しているのか?
あの男の言葉を真に受けてはならぬと姫に忠告しておいたが、姫は表情ひとつ変えない。
……もし私が告白したら、姫は受け止めてくれるだろうか……?
仕留めるつもりで姫と向き合ったのに、姫の顔を見た途端、お前が好きだと告白してしまった。
だが姫は、私の何の技が好きなのだ、と問うてくる。
何度告白しても同じ回答だ。
恥ずかしさのあまり、答えをごまかしているのか?
よほどシャイなのだな。
よし、今度は恋文を送ろう。
字の猛練習をしなければ……
話があるというので聞いてみたが、どうにも会話が噛み合わない。
刺客どうし話は通じると思っていたのだが、さては私をからかいに来ているのか?
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あの男がよりにもよって姫に告白してきた。
無礼にもほどがある。
一刀両断にすればよいものを、姫は辛抱強くあの男の話に耳を傾けてやっている。
姫は慈愛まで実装しているのか?
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