5 / 13
第五話
しおりを挟む
前田利政がやって来たことを聞いた長宗我部盛親は彼を城に招待し、丁重に迎え入れた。
「長宗我部盛親と申します」
恐縮している盛親に利政は優しく話しかける。
「初めて、お目にかかります。私、前田利政と申します……能登22万石を治めていたとは言え、今は浪人。お気遣いなされぬよう……」
利政は周囲を見つめた。
「どうかなされましたか?」
盛親の疑問に利政は賞賛の言葉で返す。
「素晴らしい城……そして、町や村でございました。これ以上考えられぬほどの活気がある……」
頑固一徹で、人を褒めることがない利政。
彼からの賞賛に盛親は少し照れ臭くなった。
「ありがたき幸せにございます……これも土佐から私のためにやって来た家臣……そして、民の力にございます……」
土佐
そのキーワードは盛親自身の過去を振り返りさせるものだった。
「父上、兄上、亡くなった土佐の時の家臣……見てもらいたかった」
盛親は土佐のことや家臣たちのことを思い出し、感情が喉元まで込み上げ涙を流しそうになる。
……長宗我部盛親。
彼は関ヶ原では家康率いる大軍に怯えて、戦わずに逃亡。
その後、久武の罠に嵌められ兄を殺し……父の元親が大切にしていた土佐の地を奪われ、支えてくれていた家臣団は散り散りになり……夏の陣では藤堂高虎に引き取られた旧臣を何人も殺してしまった。
全ては自分の責任……盛親は耐えられず涙を流す。
利政は彼に近づき、優しく肩を撫でる。
「盛親殿……其方は立ち直ったではありませぬか? 自身をもっと褒めなされ。誇りに思いなされ」
ーー利政殿。秀頼公も同じことを……
盛親は旧臣たちの葬儀に出席した豊臣秀頼を思い出した。
その時、盛親は彼に優しく声をかけられた。
「申し訳ない。全ては私の力不足である。公約致す。盛親殿の土佐復帰……何よりも優先させよう……そして、盛親殿、其方は私を命をかけて守ってくれた。まさに武士の鑑。誇りに思ってくれ」
盛親は逃げて来た木村重成と共に高虎を討ち、追撃にきた井伊や榊原の軍勢と激戦を繰り返した。
自身も父から教えてもらった槍を振るい、父や兄を思わせるような闘いぶりを見せた。
至るところから聞こえる「討ち取ったぞ」という叫び声。
皆、聞いたことがある猛将たちだ。
もし、徳川家康が豊臣家に対する攻撃をしなければ、畳の上で家族や家臣たちと穏やかに人生を終えただろう。
盛親は彼らに対する同情を心の中に封じ込め、必死に戦い、家臣たちを鼓舞した。
そして、主君である秀頼を守り切ったのである。
土佐からの家臣たちから「長宗我部は向こう50年安泰」と言わせるほどの戦を見せ、徳川本陣を何度も驚かし、西国無双と呼ばれた立花宗茂を追い詰めた。
夏の陣が終わり、浅野長晟は藤堂高虎や本多忠朝が討ち取られると知ると、紀伊から京へと逃走した。
主君には見捨てられ、荒れ果てた紀伊の地……だが、その立て直しは土佐から来た人々の尽力により順調であった。
そして、利政は言う。
「宜しければ、私を仕官を認めてくださらぬか?」
彼の意外な申し出に盛親は驚く。
一方、罪人として板倉勝重は縄で拘束され大坂城にやってくる。
彼は豊臣家臣の調略を繰り返し、何人もの武将を寝返らせた。
「寝返った者たち、全員の名前を吐け!」
光も差さない地下室。
秀頼や大野治長、後藤又兵衛は拷問を激しく嫌っており、彼らのいない場所で行うしかないのである。
黙っていると、殴る蹴るは当然。さらに水が入った桶に顔をつけられる。
しかし、勝重が吐こうにも寝返った者たちは既にこの世にはいない。
豊臣家との交渉をスムーズに行うために秀忠が全員粛清しており、淀もそれに気づいている。
彼女は裏切り者など、すでにどうでもよく、治房や団右衛門の手で勝重を苦しませながら亡き者にしたいのだ。
治房……彼は戦を続行させるために兄である治長を暗殺しようとした男。
拷問の末、苦しませて殺すことにある種の快楽に似た気持ちを抱いており適任であった。
勝重は長時間の過酷な拷問から次第に長年仕えてきた徳川家に対して恨みを持つようになる。
ーー自分が尊敬した徳川家康公は戦に負け、廃人に近い……そして、秀忠は私を見捨てた。もはや、義理立てなどはない。吐けるものなら吐きたい……
そんな勝重に希望の声が聞こえてくる。
「治房……私は言ったはずだ。品格を下げる真似はやめろと」
秀頼の怒りが籠っている声。
彼は勝重に駆け寄り、声をかけ、竹筒に入った水を飲ませる。
「此度は申し訳ありませぬ。地下牢ではなく、其方にも屋敷を至急与えます。勝重殿は内政に優れたと聞きました。傷が癒えましたら2万石と多くはないが、紀伊を任せた長宗我部盛親のもとで働いてはくれぬか?」
秀頼の黒曜石のような大きく澄んだ瞳に嘘は感じられない。
勝重は涙を流して喜んだ。
ーー家康様が秀頼を恐れた理由がわかった。
彼は何度も頷き了承した。
「よかった。腹が減ってるであろう。粥が良いか? すぐに食わせよう」
「お待ちください!」
治房が秀頼に不満を吐き捨て始める。
「何を甘いことを! 此奴は豊臣家に調略を仕掛け、切り崩しを図ったのですよ! 苦しませて亡き者にせねば、また何をしでかすやらわかりませぬ! 秀頼様は太閤殿下を見習った方が良いかと!」
「見習う? 父上は各地で恨みを持たれていたのだ。だからこそ、此度の戦、誰も我々に味方しなかったのであろう?」
秀頼の反論に治房は言葉が出ない。
そして、さらに……
「父上は偉大ではあるが、破滅を導いておった。逆らう者は一族であろうと、亡き者にした。そのやり方では反発を招くだけ。理は家康殿にあったのだ。なぜ、わからぬ?」
秀頼の理路整然とした言葉に治房と團右衛門は黙り込む。
「言いたいことはそれだけですか?」
淀君の声が暗闇から発せられ、蝋燭の光と共に正体を現す。
「秀頼、殿下は何も悪くはありません。むしろ、貴方の甘い考えが此度の戦を引き起こし、私や貴方の妻である千も亡き者になりかけたのですよ? わからないのですか?」
淀君は冷たく瞳を光らせながら、勝重を見つめる。
ーー第六天魔王と呼ばれた叔父と同じ目だ。
勝重はその瞳に恐怖した。
そして、その瞳は勝重を見下しながら
「殺しなさい」
と冷たく言い放った。
秀頼はさらに反論しよう……勝重を守ろうとするが、治房と團右衛門は殺意を持っており、言葉では制御できそうにない。
だが……
「お待ちくだされ」
言葉のする方を見ると、真田大助と木村重成がいる。
「淀様、勝手に物事を決められては困ります。少なくとも、秀頼様や前線で徳川家康を追い詰めた又兵衛殿や信繁殿は板倉勝重の死罪に反対の意を示しています。まず話し合う必要がございます」
「話し合う? 何を言っているのですか? こうしている間も徳川家康は我らを亡き者にする作戦を考えておるに違いない! 遅い! 京に兵を送り、家康を討つのです」
淀君が狂気を露わにした形相で秀頼たちを怒鳴りつける。
しかし、
「母上、京に兵を送るなど帝への挑発となります。そして、今の家康殿に我らと戦う力はありません。何より私たちを15年もの間生かしたあのお方が我らを亡き者とは考えられませぬ。一度、皆と話し合うことが必要かと」
と、秀頼は反論する。
淀君は團右衛門を一瞬見た。冷たい殺意の視線である。
彼は全てを太刀を振りかぶり、理解して勝重を斬ろうとした瞬間。
「やめろ」
團右衛門の首元に刃が突き立てられている。
緊張感がその場を支配する。
暗闇から聞こえる淀君と似た殺意の声……冷酷な女性の声。
團右衛門はその刃の凍るような寒さに恐怖して、体を震わせる。
「彩女! やめろ! 人を殺すなと前に約束したはずだ」
女はスゥッと気配を消していく。
淀君は不機嫌を表情に出しながら
ーー徳川の雌犬の分際で……
という言葉を心の奥に詰め込み、蓋をする。
そして、一度ため息を吐いた後に
「良いでしょう。後日、天海や羅山の処遇と合わせて話し合いましょう」
と言い残して去っていく。
秀頼は戦場に出て、自分の意思で戦い人として……武士として成長していた。
ーー成長などせず、子どものままで良かったのに……
淀君は成長する秀頼を快く思わず天井を睨みつけながら階段を上がっていく。
続く
「長宗我部盛親と申します」
恐縮している盛親に利政は優しく話しかける。
「初めて、お目にかかります。私、前田利政と申します……能登22万石を治めていたとは言え、今は浪人。お気遣いなされぬよう……」
利政は周囲を見つめた。
「どうかなされましたか?」
盛親の疑問に利政は賞賛の言葉で返す。
「素晴らしい城……そして、町や村でございました。これ以上考えられぬほどの活気がある……」
頑固一徹で、人を褒めることがない利政。
彼からの賞賛に盛親は少し照れ臭くなった。
「ありがたき幸せにございます……これも土佐から私のためにやって来た家臣……そして、民の力にございます……」
土佐
そのキーワードは盛親自身の過去を振り返りさせるものだった。
「父上、兄上、亡くなった土佐の時の家臣……見てもらいたかった」
盛親は土佐のことや家臣たちのことを思い出し、感情が喉元まで込み上げ涙を流しそうになる。
……長宗我部盛親。
彼は関ヶ原では家康率いる大軍に怯えて、戦わずに逃亡。
その後、久武の罠に嵌められ兄を殺し……父の元親が大切にしていた土佐の地を奪われ、支えてくれていた家臣団は散り散りになり……夏の陣では藤堂高虎に引き取られた旧臣を何人も殺してしまった。
全ては自分の責任……盛親は耐えられず涙を流す。
利政は彼に近づき、優しく肩を撫でる。
「盛親殿……其方は立ち直ったではありませぬか? 自身をもっと褒めなされ。誇りに思いなされ」
ーー利政殿。秀頼公も同じことを……
盛親は旧臣たちの葬儀に出席した豊臣秀頼を思い出した。
その時、盛親は彼に優しく声をかけられた。
「申し訳ない。全ては私の力不足である。公約致す。盛親殿の土佐復帰……何よりも優先させよう……そして、盛親殿、其方は私を命をかけて守ってくれた。まさに武士の鑑。誇りに思ってくれ」
盛親は逃げて来た木村重成と共に高虎を討ち、追撃にきた井伊や榊原の軍勢と激戦を繰り返した。
自身も父から教えてもらった槍を振るい、父や兄を思わせるような闘いぶりを見せた。
至るところから聞こえる「討ち取ったぞ」という叫び声。
皆、聞いたことがある猛将たちだ。
もし、徳川家康が豊臣家に対する攻撃をしなければ、畳の上で家族や家臣たちと穏やかに人生を終えただろう。
盛親は彼らに対する同情を心の中に封じ込め、必死に戦い、家臣たちを鼓舞した。
そして、主君である秀頼を守り切ったのである。
土佐からの家臣たちから「長宗我部は向こう50年安泰」と言わせるほどの戦を見せ、徳川本陣を何度も驚かし、西国無双と呼ばれた立花宗茂を追い詰めた。
夏の陣が終わり、浅野長晟は藤堂高虎や本多忠朝が討ち取られると知ると、紀伊から京へと逃走した。
主君には見捨てられ、荒れ果てた紀伊の地……だが、その立て直しは土佐から来た人々の尽力により順調であった。
そして、利政は言う。
「宜しければ、私を仕官を認めてくださらぬか?」
彼の意外な申し出に盛親は驚く。
一方、罪人として板倉勝重は縄で拘束され大坂城にやってくる。
彼は豊臣家臣の調略を繰り返し、何人もの武将を寝返らせた。
「寝返った者たち、全員の名前を吐け!」
光も差さない地下室。
秀頼や大野治長、後藤又兵衛は拷問を激しく嫌っており、彼らのいない場所で行うしかないのである。
黙っていると、殴る蹴るは当然。さらに水が入った桶に顔をつけられる。
しかし、勝重が吐こうにも寝返った者たちは既にこの世にはいない。
豊臣家との交渉をスムーズに行うために秀忠が全員粛清しており、淀もそれに気づいている。
彼女は裏切り者など、すでにどうでもよく、治房や団右衛門の手で勝重を苦しませながら亡き者にしたいのだ。
治房……彼は戦を続行させるために兄である治長を暗殺しようとした男。
拷問の末、苦しませて殺すことにある種の快楽に似た気持ちを抱いており適任であった。
勝重は長時間の過酷な拷問から次第に長年仕えてきた徳川家に対して恨みを持つようになる。
ーー自分が尊敬した徳川家康公は戦に負け、廃人に近い……そして、秀忠は私を見捨てた。もはや、義理立てなどはない。吐けるものなら吐きたい……
そんな勝重に希望の声が聞こえてくる。
「治房……私は言ったはずだ。品格を下げる真似はやめろと」
秀頼の怒りが籠っている声。
彼は勝重に駆け寄り、声をかけ、竹筒に入った水を飲ませる。
「此度は申し訳ありませぬ。地下牢ではなく、其方にも屋敷を至急与えます。勝重殿は内政に優れたと聞きました。傷が癒えましたら2万石と多くはないが、紀伊を任せた長宗我部盛親のもとで働いてはくれぬか?」
秀頼の黒曜石のような大きく澄んだ瞳に嘘は感じられない。
勝重は涙を流して喜んだ。
ーー家康様が秀頼を恐れた理由がわかった。
彼は何度も頷き了承した。
「よかった。腹が減ってるであろう。粥が良いか? すぐに食わせよう」
「お待ちください!」
治房が秀頼に不満を吐き捨て始める。
「何を甘いことを! 此奴は豊臣家に調略を仕掛け、切り崩しを図ったのですよ! 苦しませて亡き者にせねば、また何をしでかすやらわかりませぬ! 秀頼様は太閤殿下を見習った方が良いかと!」
「見習う? 父上は各地で恨みを持たれていたのだ。だからこそ、此度の戦、誰も我々に味方しなかったのであろう?」
秀頼の反論に治房は言葉が出ない。
そして、さらに……
「父上は偉大ではあるが、破滅を導いておった。逆らう者は一族であろうと、亡き者にした。そのやり方では反発を招くだけ。理は家康殿にあったのだ。なぜ、わからぬ?」
秀頼の理路整然とした言葉に治房と團右衛門は黙り込む。
「言いたいことはそれだけですか?」
淀君の声が暗闇から発せられ、蝋燭の光と共に正体を現す。
「秀頼、殿下は何も悪くはありません。むしろ、貴方の甘い考えが此度の戦を引き起こし、私や貴方の妻である千も亡き者になりかけたのですよ? わからないのですか?」
淀君は冷たく瞳を光らせながら、勝重を見つめる。
ーー第六天魔王と呼ばれた叔父と同じ目だ。
勝重はその瞳に恐怖した。
そして、その瞳は勝重を見下しながら
「殺しなさい」
と冷たく言い放った。
秀頼はさらに反論しよう……勝重を守ろうとするが、治房と團右衛門は殺意を持っており、言葉では制御できそうにない。
だが……
「お待ちくだされ」
言葉のする方を見ると、真田大助と木村重成がいる。
「淀様、勝手に物事を決められては困ります。少なくとも、秀頼様や前線で徳川家康を追い詰めた又兵衛殿や信繁殿は板倉勝重の死罪に反対の意を示しています。まず話し合う必要がございます」
「話し合う? 何を言っているのですか? こうしている間も徳川家康は我らを亡き者にする作戦を考えておるに違いない! 遅い! 京に兵を送り、家康を討つのです」
淀君が狂気を露わにした形相で秀頼たちを怒鳴りつける。
しかし、
「母上、京に兵を送るなど帝への挑発となります。そして、今の家康殿に我らと戦う力はありません。何より私たちを15年もの間生かしたあのお方が我らを亡き者とは考えられませぬ。一度、皆と話し合うことが必要かと」
と、秀頼は反論する。
淀君は團右衛門を一瞬見た。冷たい殺意の視線である。
彼は全てを太刀を振りかぶり、理解して勝重を斬ろうとした瞬間。
「やめろ」
團右衛門の首元に刃が突き立てられている。
緊張感がその場を支配する。
暗闇から聞こえる淀君と似た殺意の声……冷酷な女性の声。
團右衛門はその刃の凍るような寒さに恐怖して、体を震わせる。
「彩女! やめろ! 人を殺すなと前に約束したはずだ」
女はスゥッと気配を消していく。
淀君は不機嫌を表情に出しながら
ーー徳川の雌犬の分際で……
という言葉を心の奥に詰め込み、蓋をする。
そして、一度ため息を吐いた後に
「良いでしょう。後日、天海や羅山の処遇と合わせて話し合いましょう」
と言い残して去っていく。
秀頼は戦場に出て、自分の意思で戦い人として……武士として成長していた。
ーー成長などせず、子どものままで良かったのに……
淀君は成長する秀頼を快く思わず天井を睨みつけながら階段を上がっていく。
続く
25
あなたにおすすめの小説
マルチバース豊臣家の人々
かまぼこのもと
歴史・時代
1600年9月
後に天下人となる予定だった徳川家康は焦っていた。
ーーこんなはずちゃうやろ?
それもそのはず、ある人物が生きていたことで時代は大きく変わるのであった。
果たして、この世界でも家康の天下となるのか!?
そして、豊臣家は生き残ることができるのか!?
四代目 豊臣秀勝
克全
歴史・時代
アルファポリス第5回歴史時代小説大賞参加作です。
読者賞を狙っていますので、アルファポリスで投票とお気に入り登録してくださると助かります。
史実で三木城合戦前後で夭折した木下与一郎が生き延びた。
秀吉の最年長の甥であり、秀長の嫡男・与一郎が生き延びた豊臣家が辿る歴史はどう言うモノになるのか。
小牧長久手で秀吉は勝てるのか?
朝日姫は徳川家康の嫁ぐのか?
朝鮮征伐は行われるのか?
秀頼は生まれるのか。
秀次が後継者に指名され切腹させられるのか?
If太平洋戦争 日本が懸命な判断をしていたら
みにみ
歴史・時代
もし、あの戦争で日本が異なる選択をしていたら?
国力の差を直視し、無謀な拡大を避け、戦略と外交で活路を開く。
真珠湾、ミッドウェー、ガダルカナル…分水嶺で下された「if」の決断。
破滅回避し、国家存続をかけたもう一つの終戦を描く架空戦記。
現在1945年夏まで執筆
もし石田三成が島津義弘の意見に耳を傾けていたら
俣彦
歴史・時代
慶長5年9月14日。
赤坂に到着した徳川家康を狙うべく夜襲を提案する宇喜多秀家と島津義弘。
史実では、これを退けた石田三成でありましたが……。
もしここで彼らの意見に耳を傾けていたら……。
対ソ戦、準備せよ!
湖灯
歴史・時代
1940年、遂に欧州で第二次世界大戦がはじまります。
前作『対米戦、準備せよ!』で、中国での戦いを避けることができ、米国とも良好な経済関係を築くことに成功した日本にもやがて暗い影が押し寄せてきます。
未来の日本から来たという柳生、結城の2人によって1944年のサイパン戦後から1934年の日本に戻った大本営の特例を受けた柏原少佐は再びこの日本の危機を回避させることができるのでしょうか!?
小説家になろうでは、前作『対米戦、準備せよ!』のタイトルのまま先行配信中です!
戦国終わらず ~家康、夏の陣で討死~
川野遥
歴史・時代
長きに渡る戦国時代も大坂・夏の陣をもって終わりを告げる
…はずだった。
まさかの大逆転、豊臣勢が真田の活躍もありまさかの逆襲で徳川家康と秀忠を討ち果たし、大坂の陣の勝者に。果たして彼らは新たな秩序を作ることができるのか?
敗北した徳川勢も何とか巻き返しを図ろうとするが、徳川に臣従したはずの大名達が新たな野心を抱き始める。
文治系藩主は頼りなし?
暴れん坊藩主がまさかの活躍?
参考情報一切なし、全てゼロから切り開く戦国ifストーリーが始まる。
更新は週5~6予定です。
※ノベルアップ+とカクヨムにも掲載しています。
【架空戦記】狂気の空母「浅間丸」逆境戦記
糸冬
歴史・時代
開戦劈頭の真珠湾攻撃にて、日本海軍は第三次攻撃によって港湾施設と燃料タンクを破壊し、さらには米空母「エンタープライズ」を撃沈する上々の滑り出しを見せた。
それから半年が経った昭和十七年(一九四二年)六月。三菱長崎造船所第三ドックに、一隻のフネが傷ついた船体を横たえていた。
かつて、「太平洋の女王」と称された、海軍輸送船「浅間丸」である。
ドーリットル空襲によってディーゼル機関を損傷した「浅間丸」は、史実においては船体が旧式化したため凍結された計画を復活させ、特設航空母艦として蘇ろうとしていたのだった。
※過去作「炎立つ真珠湾」と世界観を共有した内容となります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる