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第1章 ココどこですか?
地鎮祭は大切です?!
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3日前から、大忙しである。
と、言うのもドヤン達の拘りが炸裂した【我が家】が完成したのだ。
そこでやっぱり完成披露パーティをやる事にした。
よし、やるからには本気で行くぞ!!
①日本酒の樽は欠かせない
(運を開いて、幸せを分かち合うと言うならな。)
②紅白の垂れ幕とテープカット
③何より大切なのが神棚と神主様だ
地鎮祭は絶対にやる
④ま、全員これが目的かな
とにかく、ご馳走とお酒
マイホーム
呟いて、更に嬉しさが込上げる。
いい響きだ。しかも家族もいる。
子供たちは、それぞれ好きな部屋を見つけて大喜びで改造していた。
しかし、子供の成長は早いと言うのは本当だ。数ヶ月ぶりに100人の子供たちが、全員集まって分かった事がある。
高尾を始めリーダーたちが、急成長していたのだ。あの時は、まだ頭を撫でるのが簡単だったのに、俺より背が高くなっていたのだ。もちろん、喋り方も…。
『皆は種族毎に部屋割りをしました。6階から上は全て埋まりましたが大丈夫ですか?』正直、草薙より出来る部下って感じだ。畑仕事の手伝いは、皆を大人にしたのか。
でも、中には可愛らしい子達もいる。
手のひらサイズだ。
背中に羽の飾りなど付けて、中々オシャレだ。
褒めたら何か呟いている。小さいせいか声も小さくて聞こえないな。
『ま、矢作様だもの。』『そうそう、こんな感じだよ。』
1階はホール、事務所、応接室等お客対応
専用フロア
2階は来客用宿泊室
3階は風呂、ジム、子供たちの遊技場
4階は複数の食堂と超大型キッチン
5階は俺の部屋と、空き部屋
ちなみに俺の部屋は6畳くらい。これ以上大きな部屋は落ち着かない。
ドヤン達に文句を言われたが、仕方ない。
それと地下は秘密がぎっしり。ま、ドヤン達のカラクリだらけ。。という所だ。
(やり過ぎで、しかない。
とにかく、子供たちも村の人も立ち入り禁止にした。職人は拗らせると怖いもんだ…)
3日後の
お披露目パーティはもちろん、1階だ。
飾り付けや横断幕もバッチリだ。
だが、神棚だけは、自分で作った。
どうも、みんな変な顔をして協力してくれないのだ。
ご馳走は、村長の奥さんに頼った。
もちろん俺も参加したがとにかく、人数が多いのだ。数日前から作っては収納庫へ入れた。こんな時本当に便利だ。
参加者はとにかく多い。
家族も100人越えだし、村人も全員参加希望だ。更には増えつつある移住者に、見廻り隊(好青年の部下がいつの間にか入って人数がかなり増えていた。)諜報部隊は、ココを本拠地にする気じゃないのか?
良く王様が許してくれたな。と聞いたら。
『いいえ。許しなんてもらってないですよ。もちろん、独断ですよ。ふふふ』
うん臭さが成長しているな…好青年。
当日の警備は任せてOKらしい。
ほぼ、準備は整った。
サプライズ企画もバッチリだ。
楽しみだな。
*** ジル視点 ***
前代未聞の『カンセイヒロウパーティ』が開かれる。一国の王だとて、ここまで豪華な宴は開催出来まい。
美味しさと驚きと冷や汗の宴は一生忘れない。
集った大勢の人間が、ひとつの部屋に入れるのは、もう城だ。
単なる家とかではない。
ま、でもここまでは矢作さんのやる事。
仕方ない。
でもあの【焼酎】をわざわざ大きな木の入れ物に入れて木槌で割った時はド肝を抜かれた。と、、飛び散る!!
矢作さんは『お祝いとはこう言うものです』の一点張り。
貴重な【焼酎】はその後大盤振る舞いされ、更に机に並んだ料理にまたも固まる。
【特万能薬】を作る時に使う草がサラダに
ステーキや、カラアゲなど馴染みになった
肉料理の量は多すぎだ。
(牛確保の名目で捕まえた野生動物らしい
罠の数が異常だと部下に泣きつかれた。
なるほど、肉には事欠かない訳か…)
飲み物も貴重なスイなど果実のジュースが子供たちに配られている
最近、ココに配備した部下の1人が気が遠のきそうなのを必死に堪えていた。
それから長いテープの前に私と村長とドヤンもコルバが立たされて何故かそれを一斉に切る催しが行われた。
『拍手がないが、仕方ないな、』
不服そうな矢作さんの考えは分からない。
何か不可解な行事が続いた後が本番だった。
そう、ここまではお遊び。
規格外だと思い知る【地鎮祭】がその後始まったのだ。
キョウ様が、いて
ハク様もいる
他の神様に祈るなんてと青ざめるが神獣様方が止めないのなら仕方ない。
見守っていると、変わった洋服の矢作さんが、何やら呟きながら棒に白い紙が付いたものを振り回す。
即座、部下に目配せをした。
怒らせた?!
しかし、何やら儀式の途中。
お邪魔をして良いものやらと迷ったのはホンの一瞬。
ガタン!!!
神棚という机の上に見知らぬ男が現れた。
「い、いたぁぁ。、なんだ?
ここはどこだ。。あっ先輩!!」
見知らぬ言葉を叫ぶ男が現れた。
しかも、矢作さんを向いて叫んでる?
敵か味方か??
め、珍しく。
矢作さんが方が固まった。
「く、草薙?!」
と、言うのもドヤン達の拘りが炸裂した【我が家】が完成したのだ。
そこでやっぱり完成披露パーティをやる事にした。
よし、やるからには本気で行くぞ!!
①日本酒の樽は欠かせない
(運を開いて、幸せを分かち合うと言うならな。)
②紅白の垂れ幕とテープカット
③何より大切なのが神棚と神主様だ
地鎮祭は絶対にやる
④ま、全員これが目的かな
とにかく、ご馳走とお酒
マイホーム
呟いて、更に嬉しさが込上げる。
いい響きだ。しかも家族もいる。
子供たちは、それぞれ好きな部屋を見つけて大喜びで改造していた。
しかし、子供の成長は早いと言うのは本当だ。数ヶ月ぶりに100人の子供たちが、全員集まって分かった事がある。
高尾を始めリーダーたちが、急成長していたのだ。あの時は、まだ頭を撫でるのが簡単だったのに、俺より背が高くなっていたのだ。もちろん、喋り方も…。
『皆は種族毎に部屋割りをしました。6階から上は全て埋まりましたが大丈夫ですか?』正直、草薙より出来る部下って感じだ。畑仕事の手伝いは、皆を大人にしたのか。
でも、中には可愛らしい子達もいる。
手のひらサイズだ。
背中に羽の飾りなど付けて、中々オシャレだ。
褒めたら何か呟いている。小さいせいか声も小さくて聞こえないな。
『ま、矢作様だもの。』『そうそう、こんな感じだよ。』
1階はホール、事務所、応接室等お客対応
専用フロア
2階は来客用宿泊室
3階は風呂、ジム、子供たちの遊技場
4階は複数の食堂と超大型キッチン
5階は俺の部屋と、空き部屋
ちなみに俺の部屋は6畳くらい。これ以上大きな部屋は落ち着かない。
ドヤン達に文句を言われたが、仕方ない。
それと地下は秘密がぎっしり。ま、ドヤン達のカラクリだらけ。。という所だ。
(やり過ぎで、しかない。
とにかく、子供たちも村の人も立ち入り禁止にした。職人は拗らせると怖いもんだ…)
3日後の
お披露目パーティはもちろん、1階だ。
飾り付けや横断幕もバッチリだ。
だが、神棚だけは、自分で作った。
どうも、みんな変な顔をして協力してくれないのだ。
ご馳走は、村長の奥さんに頼った。
もちろん俺も参加したがとにかく、人数が多いのだ。数日前から作っては収納庫へ入れた。こんな時本当に便利だ。
参加者はとにかく多い。
家族も100人越えだし、村人も全員参加希望だ。更には増えつつある移住者に、見廻り隊(好青年の部下がいつの間にか入って人数がかなり増えていた。)諜報部隊は、ココを本拠地にする気じゃないのか?
良く王様が許してくれたな。と聞いたら。
『いいえ。許しなんてもらってないですよ。もちろん、独断ですよ。ふふふ』
うん臭さが成長しているな…好青年。
当日の警備は任せてOKらしい。
ほぼ、準備は整った。
サプライズ企画もバッチリだ。
楽しみだな。
*** ジル視点 ***
前代未聞の『カンセイヒロウパーティ』が開かれる。一国の王だとて、ここまで豪華な宴は開催出来まい。
美味しさと驚きと冷や汗の宴は一生忘れない。
集った大勢の人間が、ひとつの部屋に入れるのは、もう城だ。
単なる家とかではない。
ま、でもここまでは矢作さんのやる事。
仕方ない。
でもあの【焼酎】をわざわざ大きな木の入れ物に入れて木槌で割った時はド肝を抜かれた。と、、飛び散る!!
矢作さんは『お祝いとはこう言うものです』の一点張り。
貴重な【焼酎】はその後大盤振る舞いされ、更に机に並んだ料理にまたも固まる。
【特万能薬】を作る時に使う草がサラダに
ステーキや、カラアゲなど馴染みになった
肉料理の量は多すぎだ。
(牛確保の名目で捕まえた野生動物らしい
罠の数が異常だと部下に泣きつかれた。
なるほど、肉には事欠かない訳か…)
飲み物も貴重なスイなど果実のジュースが子供たちに配られている
最近、ココに配備した部下の1人が気が遠のきそうなのを必死に堪えていた。
それから長いテープの前に私と村長とドヤンもコルバが立たされて何故かそれを一斉に切る催しが行われた。
『拍手がないが、仕方ないな、』
不服そうな矢作さんの考えは分からない。
何か不可解な行事が続いた後が本番だった。
そう、ここまではお遊び。
規格外だと思い知る【地鎮祭】がその後始まったのだ。
キョウ様が、いて
ハク様もいる
他の神様に祈るなんてと青ざめるが神獣様方が止めないのなら仕方ない。
見守っていると、変わった洋服の矢作さんが、何やら呟きながら棒に白い紙が付いたものを振り回す。
即座、部下に目配せをした。
怒らせた?!
しかし、何やら儀式の途中。
お邪魔をして良いものやらと迷ったのはホンの一瞬。
ガタン!!!
神棚という机の上に見知らぬ男が現れた。
「い、いたぁぁ。、なんだ?
ここはどこだ。。あっ先輩!!」
見知らぬ言葉を叫ぶ男が現れた。
しかも、矢作さんを向いて叫んでる?
敵か味方か??
め、珍しく。
矢作さんが方が固まった。
「く、草薙?!」
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