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47話「エピローグ〜懐かしさを感じる絵を探す旅へ」最終話
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旧トリヴァイン王国でのあれこれを終えた私達はリスベルン王国に帰ってきた。
マルタさんやギルド長さんに別れを告げ、私達は北の街道から北の端にある港を目指し旅立った。
旅立つとき、選別に沢山食べ物をいただいた。
街で有名になりすぎて食べ歩きは出来なかったけど、美味しいものが沢山食べられて幸せだ。
それから王都で馬車を購入した。
これで移動が楽になると思う。
クヴェルたんの背に乗って旅するのが一番楽だけど、それじゃあ味気ない。
クヴェルたんと壮麗な景色を眺めながら、ちょっとしたトラブルを乗り越えて、ゆっくりと旅するから楽しいんだもん。
◇◇◇◇◇
――数日後――
「アデリナ、馬車に乗らないの?」
クヴェルたんが御者席から尋ねてくる。
私は馬車の横をのんびりと歩いている。
「……いいの、歩くから」
「どうして?」
「だって……クヴェルたんが……。
ふっ、太ったって言うから……」
ここ数日、リスベルンで餞別にいただいたお菓子や干し肉を、馬車でだらだらしながら食べていた。
そしたら昨日クヴェルたんに「アデリナ、少し太った?」と言われてしまったのだ。
く、屈辱だわ……!
そりゃあ、旧トリヴァイン王国の問題が片付いてから食っちゃ寝してたけども……!
「あの言葉を気にしてたの?
大丈夫だよ、アデリナはもともと細いんだから、少しぐらいお肉がついた方が……」
「駄目ーー!
男の子の言う『ぽっちゃり』ってめちゃくちゃ細い子を指すの知ってるんだから!
『美味しそうに食べる君が好き』とか信じないんだから!」
このままぷくぷくに太ったらクヴェルたんに捨てられてしまう!
ダイエットしなくては……!
沢山運動して体系を引き締めないと……!
「僕はそんなつもりは……」
「とにかく、私は港まで歩くから!
クヴェルたんは気にしないで馬車で行って!」
「やれやれ、アデリナはこうなるとテコでも動かないんだから」
クヴェルたんは馬車を止めると、御者席から下りた。
「クヴェルたんは馬車から下りなくてもいいんだよ?」
「君が歩いてるのに、僕だけ馬車で移動するわけにはいかないよ。
君が歩くなら僕も歩く」
クヴェルたんは馬を引きながらゆっくりと歩を進める。
「馬車を買った意味なくなっちゃったね」
私は彼の隣に並び、彼の歩幅に合わせてのんびりと歩いた。
「それに、こいつにも会えたしね」
クヴェルたんが馬の鼻先を撫でると、馬が嬉しそうに嘶いた。
「そうだね。
新しい仲間も増えたね」
そろそろ馬の名前を考えてあげないとね。彼も私達の仲間なんだから。
「そう言えば船に馬車って乗せられるの?」
「大きな帆船なら大丈夫だよ。
トリヴァイン王国とリスベルン王国の渡し船にも馬車を乗せられただろ?」
そう言えばそうだったわね。
「もし、駄目って言われたらアイテムボックスに入れるから大丈夫だよ」
その手があったわね。生物も入れられるアイテムボックスって凄く便利ね。
「さしたる目的のない旅だ。
ゆっくり進もう」
「うん」
クヴェルたんの手を握ると、彼は私を見上げ微笑み、私の手を握り返してくれた。
「そう言えば、僕はもう子供の姿で旅する必要ないんだった。
大人の姿で旅してもいいかな?」
「ええっ……!!
なんで!!」
「なんでって……。
そのほうがアデリナに歩幅を合わせやすいし、アデリナを守りやすいし、アデリナの側にいても弟や従者に間違えられることもない。
アデリナの婚約者だって周りにアピールし易いから」
クヴェルたんはとても嫉妬深い性格だ。彼が大人の姿に戻って私との仲を周囲にアピールしたい気持ちもわかる。
わかるんだけど……。
「アデリナは僕が大人の姿で旅するのに反対なの?」
「反対ではないけど……。
ショタクヴェルたんの生足半ズボン姿が拝めなくなっちゃうから……」
「夜、宿屋で二人きりになったら子供の姿に戻るよ。
それじゃあ駄目なの?」
昼間は大人のクヴェルたんと旅して、夜は言葉のクヴェルたんと添い寝。
今までとは逆になるわけだ。
悪くはない。悪くはないよ。
ショタのクヴェルたんも、大人のクヴェルたんも、どっちも大好きだから。
だけど……寝る時はパジャマだから、生足半ズボンを堪能できないじゃない!!
ショタクヴェルたんの愛くるしい笑顔が見れないじゃない!!
「私は今まで通りがいいかなって……」
ショタ美少年の生足半ズボンが見れないなんて……! 私のモチベーションが下がってしまうわ!
「アデリナは大人の僕より子供の僕が好きなの?」
クヴェルたんが目を細め、じとっと私を睨む。
そんなちょっと生意気な表情も可愛い。
キュンキュンしてしまう!
「ショタのクヴェルも、大人のクヴェルもどっちも好きだよ」
なんか前にもこんなやり取りがあった気がする。
「僕は大人の姿をアデリナに愛してもらいたいし、一番だと思ってもらいたいんだけど」
「……え~~、それってショタのクヴェルたんを見れなくなっちゃうってこと……?」
ショタクヴェルたんが見れなくなったら、ご飯もお菓子もジュースも喉を通らないよ。
「アデリナ、泣きそうな顔しないでよ」
「だって、だって……クヴェルたんが悲しいこと言うから……」
クヴェルたんのあどけない笑顔とか、ツンとした表情とか、ぷにぷにのほっぺとか、細くてすべすべの足とか、そういうものに私がどれだけ癒されているか……!
大人のクヴェルたんはセクシーだし、かっこいいし、クールだし、艶っぽいし、男らしいんだけど、私が求めているものとは微妙に違うのだ。
「わかったよ。
これからも子供の姿のまま旅を続けるから……」
「本当……!?
ありがとうクヴェルたん……!!」
クヴェルたんに抱きつき、そのまま道に押し倒して、唇にキスをした。
「ちょっ、アデリナ……!
ここ、街道だから……!」
「クヴェルたん大好きだよ!
ずっとショタのままでいてね!」
「いや、夜には大人の姿に戻るから。
アデリナと婚約して暫くたつし、今まで以上にイチャイチャするから……!
覚悟してよね!」
クヴェルたんの頬が赤い。彼の目は真剣で強い意思を感じた。
私、夜になったら大人のクヴェルたんに何されちゃうの?
「お、お手柔らかにお願いします」
◇◇◇◇◇◇
徒歩と時々馬車で北の街道を移動すること約一カ月。
大陸の北の端にある港についた。
潮の香りが心地よく、漁師や、船に積み荷を積む人足や、市場の商人の声が響くにぎやかで活気のある街だった。
遠くからかもめの声が響いてくる。
「おおーー!
やっと着いた!
港町!」
屋台から貝や魚の焼ける香ばしい匂いが漂ってくる。
魚介入りのスープや、フルーツなどを売ってるお店もあるみたい。
花に吸い寄せられる蝶のようにふらふらと屋台に誘い込まれる。
「アデリナ、こっちに来て!」
そんな私の手を取り、クヴェルたんがあるレストランに入った。
今日のお昼ご飯はレストランで食べるのかしら? そんなことを考えていた私の目に、大きな一枚の絵が飛び込んできた。
夕日に染まる街道を歩く一人の女性の絵。彼女の視線の先には港町が描かれている。
その絵の隣には夕日をバックに微笑む淑女が描かれていた。
絵の中の女性にはなぜか見覚えがある気がした。
絵の右下に画家のサインがあり「Franz」と記されていた。
絵のタイトルは「我が最愛の妻オリガ」
オリガの結婚相手は画家のフランツさん。
間違いない! この絵のモデルは私の知っているオリガだわ!
そう、オリガもあの街道を抜け、港町に来たのね。
懐かしい人に再会したような気分になり、感動という名の暖かい気持ちが胸の奥からこみ上げてくる。
「クヴェルたん、ありがとう。
この絵を見つけてくれて」
私は涙を拭い、クヴェルたんに微笑みかけた。
クヴェルたんとのグルメ旅以外にも、オリガの旅の跡を辿るという楽しみもあったんだ。
「二人がどこの大陸に向かったのか、調べようか?」
「ううん、大丈夫。
二人にはまた会える気がするから」
きっとまた別の街でフランツさんと描いたオリガの絵に会える気がした。
オリガとフランツさん自身にもいつか会えるようなそんな気がした。
「クヴェルたん、今日のお昼はここで食べよう!
二人もここで食事をしたかもしれないしね?」
「そうだね」
クヴェルたんとののどかで幸せな旅はこれからも続いていく。
――終わり――
最後までお読みくださりありがとうございます。
感想や評価がいただけると嬉しいです。
執筆の励みになります。
後日譚(R18)が3話あります。
そちらもお読みいただけると嬉しいです。
※注意!!
後日譚はR18です。
ショタおね、おねショタ、ショタコンという言葉が苦手な方はブラウザバックしてくたさい。
マルタさんやギルド長さんに別れを告げ、私達は北の街道から北の端にある港を目指し旅立った。
旅立つとき、選別に沢山食べ物をいただいた。
街で有名になりすぎて食べ歩きは出来なかったけど、美味しいものが沢山食べられて幸せだ。
それから王都で馬車を購入した。
これで移動が楽になると思う。
クヴェルたんの背に乗って旅するのが一番楽だけど、それじゃあ味気ない。
クヴェルたんと壮麗な景色を眺めながら、ちょっとしたトラブルを乗り越えて、ゆっくりと旅するから楽しいんだもん。
◇◇◇◇◇
――数日後――
「アデリナ、馬車に乗らないの?」
クヴェルたんが御者席から尋ねてくる。
私は馬車の横をのんびりと歩いている。
「……いいの、歩くから」
「どうして?」
「だって……クヴェルたんが……。
ふっ、太ったって言うから……」
ここ数日、リスベルンで餞別にいただいたお菓子や干し肉を、馬車でだらだらしながら食べていた。
そしたら昨日クヴェルたんに「アデリナ、少し太った?」と言われてしまったのだ。
く、屈辱だわ……!
そりゃあ、旧トリヴァイン王国の問題が片付いてから食っちゃ寝してたけども……!
「あの言葉を気にしてたの?
大丈夫だよ、アデリナはもともと細いんだから、少しぐらいお肉がついた方が……」
「駄目ーー!
男の子の言う『ぽっちゃり』ってめちゃくちゃ細い子を指すの知ってるんだから!
『美味しそうに食べる君が好き』とか信じないんだから!」
このままぷくぷくに太ったらクヴェルたんに捨てられてしまう!
ダイエットしなくては……!
沢山運動して体系を引き締めないと……!
「僕はそんなつもりは……」
「とにかく、私は港まで歩くから!
クヴェルたんは気にしないで馬車で行って!」
「やれやれ、アデリナはこうなるとテコでも動かないんだから」
クヴェルたんは馬車を止めると、御者席から下りた。
「クヴェルたんは馬車から下りなくてもいいんだよ?」
「君が歩いてるのに、僕だけ馬車で移動するわけにはいかないよ。
君が歩くなら僕も歩く」
クヴェルたんは馬を引きながらゆっくりと歩を進める。
「馬車を買った意味なくなっちゃったね」
私は彼の隣に並び、彼の歩幅に合わせてのんびりと歩いた。
「それに、こいつにも会えたしね」
クヴェルたんが馬の鼻先を撫でると、馬が嬉しそうに嘶いた。
「そうだね。
新しい仲間も増えたね」
そろそろ馬の名前を考えてあげないとね。彼も私達の仲間なんだから。
「そう言えば船に馬車って乗せられるの?」
「大きな帆船なら大丈夫だよ。
トリヴァイン王国とリスベルン王国の渡し船にも馬車を乗せられただろ?」
そう言えばそうだったわね。
「もし、駄目って言われたらアイテムボックスに入れるから大丈夫だよ」
その手があったわね。生物も入れられるアイテムボックスって凄く便利ね。
「さしたる目的のない旅だ。
ゆっくり進もう」
「うん」
クヴェルたんの手を握ると、彼は私を見上げ微笑み、私の手を握り返してくれた。
「そう言えば、僕はもう子供の姿で旅する必要ないんだった。
大人の姿で旅してもいいかな?」
「ええっ……!!
なんで!!」
「なんでって……。
そのほうがアデリナに歩幅を合わせやすいし、アデリナを守りやすいし、アデリナの側にいても弟や従者に間違えられることもない。
アデリナの婚約者だって周りにアピールし易いから」
クヴェルたんはとても嫉妬深い性格だ。彼が大人の姿に戻って私との仲を周囲にアピールしたい気持ちもわかる。
わかるんだけど……。
「アデリナは僕が大人の姿で旅するのに反対なの?」
「反対ではないけど……。
ショタクヴェルたんの生足半ズボン姿が拝めなくなっちゃうから……」
「夜、宿屋で二人きりになったら子供の姿に戻るよ。
それじゃあ駄目なの?」
昼間は大人のクヴェルたんと旅して、夜は言葉のクヴェルたんと添い寝。
今までとは逆になるわけだ。
悪くはない。悪くはないよ。
ショタのクヴェルたんも、大人のクヴェルたんも、どっちも大好きだから。
だけど……寝る時はパジャマだから、生足半ズボンを堪能できないじゃない!!
ショタクヴェルたんの愛くるしい笑顔が見れないじゃない!!
「私は今まで通りがいいかなって……」
ショタ美少年の生足半ズボンが見れないなんて……! 私のモチベーションが下がってしまうわ!
「アデリナは大人の僕より子供の僕が好きなの?」
クヴェルたんが目を細め、じとっと私を睨む。
そんなちょっと生意気な表情も可愛い。
キュンキュンしてしまう!
「ショタのクヴェルも、大人のクヴェルもどっちも好きだよ」
なんか前にもこんなやり取りがあった気がする。
「僕は大人の姿をアデリナに愛してもらいたいし、一番だと思ってもらいたいんだけど」
「……え~~、それってショタのクヴェルたんを見れなくなっちゃうってこと……?」
ショタクヴェルたんが見れなくなったら、ご飯もお菓子もジュースも喉を通らないよ。
「アデリナ、泣きそうな顔しないでよ」
「だって、だって……クヴェルたんが悲しいこと言うから……」
クヴェルたんのあどけない笑顔とか、ツンとした表情とか、ぷにぷにのほっぺとか、細くてすべすべの足とか、そういうものに私がどれだけ癒されているか……!
大人のクヴェルたんはセクシーだし、かっこいいし、クールだし、艶っぽいし、男らしいんだけど、私が求めているものとは微妙に違うのだ。
「わかったよ。
これからも子供の姿のまま旅を続けるから……」
「本当……!?
ありがとうクヴェルたん……!!」
クヴェルたんに抱きつき、そのまま道に押し倒して、唇にキスをした。
「ちょっ、アデリナ……!
ここ、街道だから……!」
「クヴェルたん大好きだよ!
ずっとショタのままでいてね!」
「いや、夜には大人の姿に戻るから。
アデリナと婚約して暫くたつし、今まで以上にイチャイチャするから……!
覚悟してよね!」
クヴェルたんの頬が赤い。彼の目は真剣で強い意思を感じた。
私、夜になったら大人のクヴェルたんに何されちゃうの?
「お、お手柔らかにお願いします」
◇◇◇◇◇◇
徒歩と時々馬車で北の街道を移動すること約一カ月。
大陸の北の端にある港についた。
潮の香りが心地よく、漁師や、船に積み荷を積む人足や、市場の商人の声が響くにぎやかで活気のある街だった。
遠くからかもめの声が響いてくる。
「おおーー!
やっと着いた!
港町!」
屋台から貝や魚の焼ける香ばしい匂いが漂ってくる。
魚介入りのスープや、フルーツなどを売ってるお店もあるみたい。
花に吸い寄せられる蝶のようにふらふらと屋台に誘い込まれる。
「アデリナ、こっちに来て!」
そんな私の手を取り、クヴェルたんがあるレストランに入った。
今日のお昼ご飯はレストランで食べるのかしら? そんなことを考えていた私の目に、大きな一枚の絵が飛び込んできた。
夕日に染まる街道を歩く一人の女性の絵。彼女の視線の先には港町が描かれている。
その絵の隣には夕日をバックに微笑む淑女が描かれていた。
絵の中の女性にはなぜか見覚えがある気がした。
絵の右下に画家のサインがあり「Franz」と記されていた。
絵のタイトルは「我が最愛の妻オリガ」
オリガの結婚相手は画家のフランツさん。
間違いない! この絵のモデルは私の知っているオリガだわ!
そう、オリガもあの街道を抜け、港町に来たのね。
懐かしい人に再会したような気分になり、感動という名の暖かい気持ちが胸の奥からこみ上げてくる。
「クヴェルたん、ありがとう。
この絵を見つけてくれて」
私は涙を拭い、クヴェルたんに微笑みかけた。
クヴェルたんとのグルメ旅以外にも、オリガの旅の跡を辿るという楽しみもあったんだ。
「二人がどこの大陸に向かったのか、調べようか?」
「ううん、大丈夫。
二人にはまた会える気がするから」
きっとまた別の街でフランツさんと描いたオリガの絵に会える気がした。
オリガとフランツさん自身にもいつか会えるようなそんな気がした。
「クヴェルたん、今日のお昼はここで食べよう!
二人もここで食事をしたかもしれないしね?」
「そうだね」
クヴェルたんとののどかで幸せな旅はこれからも続いていく。
――終わり――
最後までお読みくださりありがとうございます。
感想や評価がいただけると嬉しいです。
執筆の励みになります。
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そちらもお読みいただけると嬉しいです。
※注意!!
後日譚はR18です。
ショタおね、おねショタ、ショタコンという言葉が苦手な方はブラウザバックしてくたさい。
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