ゴッドクエスト

紅蓮の焔

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12章 決戦!魔王との戦闘!

167話カオスとの戦闘

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「ど、どうなってんだこりゃ?」
レイン達の前には魔王軍の兵士がガヤガヤと集まってきていた
「少し隠れていてくれ」
「うん」
レインはリーナに頼んで幻覚で魔王軍に兵士の姿を見せて少しだけ後から来る者と前の者との間が空いた
「なあ、これはどうなっているんだ?」
「は!団長殿!今は魔王様と裏切り者の死霊団長が戦っている最中であります!」
その兵士から聞いたリュートは拳を硬く握った
「おい!行くぞ!」
「団長殿!今は魔王様に止められているのでもう暫くお待「かつての友人が裏切ったんだ、最後の姿位見せてくれ」…畏まりました」
兵士は周りの兵士に伝えそれが広まっていきリュートの周りを兵士達は空けて部屋までの道が出来た
「行くぞ」
リュートがそう言うとアリウス達も付いていき、少し遅れてその後ろにレイン達も幻覚で姿を変えて付いていった
リュートが中を見ると同時にシリが顔を掴まれた所だった





「じゃあね。楽しかった…よ!」
シリは頭からサラサラと灰になり跡形もなく消えていった
「う、そだろ?シリ…が?」
チルが驚いているとキルは切り落とした肩を押さえるのを止め、力を込めた
「ふん!」
すると傷口が蠢き始め、数十本の糸が現れ、それが徐々に腕の形を形成した
「やっぱり死神族の不老不死は面倒くさい、どうせシリも死んでないんだろ?」
「無視してんじゃ…ねえ!」
キルが血塗れの剣でカオスの横腹を斬りつけ、カオスはそれを触るが少し横腹から血が出た
「やっぱりな」
キルが嘲笑うと同時に入口がザワザワと騒がしくなった
「嘘だろ!魔王様に傷を!?」
「あの魔王様に!」
等の驚きの声が上がっていた
「…貴様…!これがどういう事か分かってやっているのか?」
その時カオスから物凄い量の殺気が滲み出た
「はああ!」
「ていや!」
それと同時にカオスは誰かに左右から足を引っ掛けられ、倒れた
「お前ら!絶対に許さない。許さないぞぉ!」
「やっぱり触れないと灰化は不可能らしいな」
「そうみたいね」
2人がすぐに距離を取ると同時にカオスが起き上がった
「ふぅ、ふぅ…ふぅ」
カオスは息を整えた
「落ち着かないと…」






「はあ、はあ、はあ…ど、どうなってるの?」
レインはやっとの事で突然押し寄せた兵士の波を押し退けリュートの肩を掴んだ
「ん?ああ、レインか」
「あれ誰?お母さんは分かったけど…」
「え~と…あの剣を持っている男がキルって名前の奴だ
そしてあの黄緑の髪の男がカオスだ
…サツキと一緒にいるあの子は分からない」
「…じゃああの黄緑の人が魔王?」
「そういう事にな「おい!今は魔王様に止められているんだ!止まれ!」は?」
リュートが話している途中でレインはカオスへ向かって飛び出した
「あんにゃろ!」
リュートはレインの手首を掴むと同時にレインは肘から下を切り落とした
「っ!」
リュートが驚いたと同時にレインは魔力で形を形成したが血は止まらない
「ハミちゃん、血、止めて」
「どうしたの?レインくん」
「早くして!」
「え?う、うん分かった」
ハミはレインの血を止めると同時にレインの顔を見た
レインは憎しみと怒りで歪みきった顔をしていた
「よくも…!」
カオスへ向かって走っていった
「こっちを向けぇ!」
カオスが振り向くと同時にレインがカオスの顔面を殴り付けた
「ぶへっ!」
カオスは闘技場の端へ吹っ飛んでいき壁にぶつかるとカオスは壁にめり込んでパラパラと壁が少し崩れる音を耳に入れると壁から右腕を抜き取り鼻を押さえると前を見詰めた
「お前だけは…ミルお姉さんの命を奪った原因のお前だけは許さない!」
レインは左腕に持っているホムラへ魔力を込めて火球をカオスへ飛ばした
「チッ」
カオスは直前で鼻を押さえていた腕を前へ振ると火球が灰へと化した
「死ね…!」
「もう喰らわないよ。迅雷の閃光」
するとレインの目の前からカオスから青い稲妻が発せられたと思うとカオスの姿はそこにはなかった
「…」
レインはすぐに振り返り思いきり足を蹴り上げた
「な、なんで…?」
「言ったろ?僕はお前を絶対に許さない…って」
「な、なんでこの速度に目が追い付くんだ!」
「知らないよ…それよりも天国でミルお姉さんに詫びて来い。そしたら墓くらいは造ってやる」
「くっ、なら雷帝の逆鱗!」
カオスが叫ぶと同時にレインは思いきりホムラを持ちながら全力で回転し始めた
「はぁぁあ!」
が、その上でカオスは笑っていた
(バカが!雷帝の逆鱗は迅雷の閃光よりも速く動けるんだ!追い付けないに決まってるだろ!)
カオスはレインの頭を掴もうと手を伸ばした
「させる訳ないだろ!」
突如として隣から聞こえてきた声につい振り向いてしまった
「お前はさっき僕の足を…!」
「儂のバカ弟子を殺らせる訳にはいかない」
サツキはカオスの腹を蹴り、ふっ飛ばすとレインの頭を掴んだ
「落ち着け」
サツキはレインの頭を殴って動きを止めさせようと拳を固く握った
「よくもミルお姉さんを…!」
レインは遠心力を利用してそのまま刀を持つ腕の角度を上げ、それと同時にわざと倒れ真上にいた者へ斬りかかった
「お母…さん?」
サツキは迫っていたホムラを右手で防御すると掌に深い裂傷が入った
「ぐっ…!」
「お母さん!?」
サツキが着地すると同時にレインはホムラを納めるとサツキに頭の高さを合わせてしゃがんだ
「何してるんだ!もっと冷静になれ!」
サツキは血が流れ出している手で拳を作りレインの頭を殴った
「ごめんなさい…」
レインは頭を押さえて申し訳無さそうにシュンとしてしまった
「ったく、復讐したいのは分かるがもうちょっと警戒心と言う物をだな…」

ドンッ!

「は?なんだ?」
突然横に吹き飛ばされたサツキはレインの方へ目を向けた
「っ!」
そこにはカオスが狂喜の笑いを浮かべながらレインへ飛び付いた所だった
「ま…!」
サツキが地面へ手を伸ばして止まろうとした時にはレインは左腕で防御した

サラサラサラ…

レインは二の腕まで迫ってきていた灰化を肩を削ぎ落とし血が吹き出た
「レ、レイン…?」
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