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13章 逃走!逃げた先は…?
180話見知らぬ森でサヨウナラ
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「ねえねえ、リーナちゃん、一旦離れよ?」
レインがリーナの肩をツンツンするとリーナはレインを見上げた
「どうしたのレインくん?」
「マニエルちゃんを良く見てみて?」
レインに言われてリーナはマニエルを見た
「…服は?」
「にゃ?」
マニエルは自分の体を見てみると服を着ていない事に気付いた
「私は平気にゃ?お父さんとお母さんしかいにゃいし」
「それでも着るの!」
レインに言われてマニエルは渋々と言った感じでドレスを再び着た
「やっぱりこれ動き辛いにゃ」
マニエルが嫌そうな顔をしてリーナを見るとリーナはよだれを垂らしてうっとりした目でマニエルを見ていた
「はぁ~、マニエルちゃんのお姫様姿…凄く可愛い…」
「うぅ~…」
マニエルはリーナを不服そうに睨むとレインの方に向き直った
「可愛い?」
「え?うん、可愛いと思うけど?」
マニエルは両手を上げて笑顔でピョンピョンと跳び跳ねた
「私は私は!」
「リーナちゃんも可愛いよ」
「やった~!」
レインの目の前で2人の少女は跳び跳ねたり走り回ったりして喜びを表現していた
「ねえねえ、それよりもここがどこか知りたいんだけど…」
リーナはピクッと動きを止めて今思い出した様にギギギとレインの方へ首を動かした
「あ、ああ~、そう言えば…」
「僕はここで待ってるから2人は街を探しに行っておいで」
「レインくん独りで本当に大丈夫なの?」
「…多分」
「心配なんだけど?」
「大丈夫だよ!ほら!今は魔王の身体だし!何も心配ないって!」
レインが必死で自己弁護するがリーナはジーッとレインを暫く見詰めて、マニエルもそれに気付いたのかリーナの真似事をし出した
「だ、大丈夫だって!1人でいる時は危険な事には首を突っ込まないから!」
しかしそれでもリーナは疑わしそうにレインを見詰める
「私達がいないからって危険な事もそうだけど…女の子にも注意してね?」
「え?」
「だってそうじゃない!考えてみてよ!レインくんの周り、男の子よりも女の子の方が多いでしょ!?」
レインそう言われ今まで行動を共にした事がある男と女の数を数えてみた
「男の子が1、2、3……12人で、女の子が1、2、3……13人、本当だ、女の子の方が1人多い…」
「ほらね!だから言ったじゃない!」
リーナはなぜか自慢気に無い胸を張った
その後、暫く沈黙が続くとリーナは段々と元の体勢に戻り、次第に項垂れた
そしてリーナの視界に入った胸を見てキッと睨んだ
「胸!?胸なの!?」
「え?違うよ!なんで胸になるの!?」
「胸が小さいからって!後500年もすれば大きくなるんだもん!」
と、涙目になりながらもレインを睨んでいる
「なんか知らないけどごめん!」
「もう良いもん!」
リーナはプンスカ怒りながらマニエルを連れて森の中へ消えていった
「気を付けて!ばいばーい!」
レインが手を振るとマニエルは手を振り返してくれた
「どうしたんだろ?もう訳が分かんないよ」
レインはリーナを見送りながら伸びをした
「さて、枝でも拾って野営の準備をしようかな」
レインは近くの木を1本倒そうと押し始めた
数分後…
「はあっ、はあっ、中々倒れないな…」
レインはカオスとの戦いの事を思い出しながらどうすればこれを倒せるか考え始めていた
「そうだ!何かあの黒い奴!あれで傷を治せるなら引っ付けてそれを引っ張れば…!」
レインはそこまで考えるとある事に気付いた
「どうやって出すんだろ」
「お母さん、良いの?喧嘩しちゃって」
「良いの!レインくんが悪いんだから!」
リーナがそう言うとマニエルは思った
(あれってただの八つ当たりじゃにゃいかにゃ…)
突然リーナが振り返った
「今『八つ当たりじゃ…』とか思わなかった?」
リーナの言葉にビクッとした
「思ってない思ってないにゃ!」
「なら良いけど」
リーナが再び進み出すと胸を撫で下ろした
(良かった~…お母さんなんでか勘は鋭いからにゃ~…)
マニエルは青い空を見上げてニコッと笑った
(この光は気持ち良いにゃね~!足も疲れてきたし…お母さんの頭で寝るにゃ!)
マニエルは再び猫の姿になるとリーナの頭に飛び乗り、丸くなって寝息を立て始めた
しかしリーナはそんな事には気付かず普通に歩いていた
レインがリーナの肩をツンツンするとリーナはレインを見上げた
「どうしたのレインくん?」
「マニエルちゃんを良く見てみて?」
レインに言われてリーナはマニエルを見た
「…服は?」
「にゃ?」
マニエルは自分の体を見てみると服を着ていない事に気付いた
「私は平気にゃ?お父さんとお母さんしかいにゃいし」
「それでも着るの!」
レインに言われてマニエルは渋々と言った感じでドレスを再び着た
「やっぱりこれ動き辛いにゃ」
マニエルが嫌そうな顔をしてリーナを見るとリーナはよだれを垂らしてうっとりした目でマニエルを見ていた
「はぁ~、マニエルちゃんのお姫様姿…凄く可愛い…」
「うぅ~…」
マニエルはリーナを不服そうに睨むとレインの方に向き直った
「可愛い?」
「え?うん、可愛いと思うけど?」
マニエルは両手を上げて笑顔でピョンピョンと跳び跳ねた
「私は私は!」
「リーナちゃんも可愛いよ」
「やった~!」
レインの目の前で2人の少女は跳び跳ねたり走り回ったりして喜びを表現していた
「ねえねえ、それよりもここがどこか知りたいんだけど…」
リーナはピクッと動きを止めて今思い出した様にギギギとレインの方へ首を動かした
「あ、ああ~、そう言えば…」
「僕はここで待ってるから2人は街を探しに行っておいで」
「レインくん独りで本当に大丈夫なの?」
「…多分」
「心配なんだけど?」
「大丈夫だよ!ほら!今は魔王の身体だし!何も心配ないって!」
レインが必死で自己弁護するがリーナはジーッとレインを暫く見詰めて、マニエルもそれに気付いたのかリーナの真似事をし出した
「だ、大丈夫だって!1人でいる時は危険な事には首を突っ込まないから!」
しかしそれでもリーナは疑わしそうにレインを見詰める
「私達がいないからって危険な事もそうだけど…女の子にも注意してね?」
「え?」
「だってそうじゃない!考えてみてよ!レインくんの周り、男の子よりも女の子の方が多いでしょ!?」
レインそう言われ今まで行動を共にした事がある男と女の数を数えてみた
「男の子が1、2、3……12人で、女の子が1、2、3……13人、本当だ、女の子の方が1人多い…」
「ほらね!だから言ったじゃない!」
リーナはなぜか自慢気に無い胸を張った
その後、暫く沈黙が続くとリーナは段々と元の体勢に戻り、次第に項垂れた
そしてリーナの視界に入った胸を見てキッと睨んだ
「胸!?胸なの!?」
「え?違うよ!なんで胸になるの!?」
「胸が小さいからって!後500年もすれば大きくなるんだもん!」
と、涙目になりながらもレインを睨んでいる
「なんか知らないけどごめん!」
「もう良いもん!」
リーナはプンスカ怒りながらマニエルを連れて森の中へ消えていった
「気を付けて!ばいばーい!」
レインが手を振るとマニエルは手を振り返してくれた
「どうしたんだろ?もう訳が分かんないよ」
レインはリーナを見送りながら伸びをした
「さて、枝でも拾って野営の準備をしようかな」
レインは近くの木を1本倒そうと押し始めた
数分後…
「はあっ、はあっ、中々倒れないな…」
レインはカオスとの戦いの事を思い出しながらどうすればこれを倒せるか考え始めていた
「そうだ!何かあの黒い奴!あれで傷を治せるなら引っ付けてそれを引っ張れば…!」
レインはそこまで考えるとある事に気付いた
「どうやって出すんだろ」
「お母さん、良いの?喧嘩しちゃって」
「良いの!レインくんが悪いんだから!」
リーナがそう言うとマニエルは思った
(あれってただの八つ当たりじゃにゃいかにゃ…)
突然リーナが振り返った
「今『八つ当たりじゃ…』とか思わなかった?」
リーナの言葉にビクッとした
「思ってない思ってないにゃ!」
「なら良いけど」
リーナが再び進み出すと胸を撫で下ろした
(良かった~…お母さんなんでか勘は鋭いからにゃ~…)
マニエルは青い空を見上げてニコッと笑った
(この光は気持ち良いにゃね~!足も疲れてきたし…お母さんの頭で寝るにゃ!)
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