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第15話 獣人国
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ヴァイスとリリカは遂に国境を超え、隣国へと足を踏み入れた。隣国は獣人王によって治められている獣人国であり、国民の大半は獣人族だった。王国との関係は悪くはないが、良くもないといった感じである。宗教は基本的には自然崇拝で太陽や月が信仰の対象になっており、教会の宗教を信仰するものは非常に少なかった。
だからこそ、ヴァイスは教会の聖女であるエスティナがこの地に滞在しているのには疑問を抱いていた。
(布教のため、というのはあり得そうだが、獣人族と教会の関係はいいとは言えないし、何の見返りもなく獣人王が許可を出すとは思えない。獣人王がエスティナの滞在を許すのには何か理由があるはずだ……)
以前、ヴァイスはルーフィにエスティナの目的を聞いたことがあったが、ルーフィは自分にも知らされていないと答えた。同じ聖女であるルーフィにも知らされていないのだから、それがよっぽど重要で極秘な任務ということは確かだった。
(……エスティナの背後にはあのイザリアがついている。きっとこの地で何か企んでいるに違いない)
ヴァイスはそう思いつつ、エスティナが滞在しているというこの国の首都へと向かった。
ヴァイス一行は国境から三日ほどかけて獣人国の首都へと到着した。荒っぽい性格をしていることで有名な獣人族がとても多く暮らす街ということだけあって、街の雰囲気はよく言えば活気で溢れている、悪く言えば乱雑としているといった印象だった。街の通りを少し外れて路地に入れば、悪そうな獣人に絡まれてもおかしくない雰囲気だ。
ヴァイスは宿を取ると、リリカを残してさっそく情報収集のために街へと繰り出した。
情報収集といえば酒場が基本だが、ヴァイスは懐に余裕があったので、この街の『情報屋』に接触することにした。ヴァイスは情報屋が街外れにある地下クラブにいるという情報を掴むと、さっそくその地下クラブへと向かった。
地下クラブは明らかに治安の悪そうなエリアにあり、人間であるヴァイスにはその辺でたむろしている悪そうな獣人たちの視線が突き刺さったが、ヴァイスは気にすることなく通りを歩いて行った。目当ての地下クラブに着くと、ヴァイスは入り口に立っている巨漢の獣人に入場料を払い、地下クラブへの階段を降りていく。
地下クラブの中に入ると、そこでは露出の多い服装をした若い女獣人のホステスたちが半個室のような席で裕福そうな獣人の男たちに接待をしていた。ヴァイスはこのような場所に来るのは初めてなので少し戸惑ったが、気にせず併設してあるバーのカウンター席へと向かう。
ヴァイスが席に座ると、バーテンダーの男がやってきてヴァイスに飲み物を何にするか聞いた。ヴァイスは適当なカクテルを頼むと、バーテンダーに話しかけた。
「……情報屋を探しているんだが」
すると、バーテンダーがぴくりと反応し、ヴァイスのことをじろじろと値踏みするように見た。バーテンダーはヴァイスのことを問題ないと判断したのか、ヴァイスに耳打ちしてくる。
「……旦那、それは裏メニューになってましてね。内容次第ですが、結構高く付きますぜ。相談するだけでこれぐらいかかりますが、大丈夫ですかい?」
そう言ってバーテンダーはメモ用紙に何やら書き込みヴァイスに見せる。そこには30分あたりの相談料が記されており、その価格は軽く今日の宿代分にもなるほどだった。しかし、ヴァイスは資金には余裕があったので特に問題なくそれを了承した。
すると、バーテンダーはヴァイスから見てカウンターの右奥の席に座っていた男の方へと行き、男に話しかけた。男は獣人族で外見は人間でいうところの30代半ばといった感じだった。男はバーテンダーと話しつつ、ちらりとヴァイスの方を見る。男は席を立ち、ヴァイスのそばまで来るとヴァイスの隣の席へと座った。
「……俺があんたの探している情報屋だ。何が知りたい?」
情報屋の男はそう言った。
「この国の最近の情勢と、この国に滞在している聖女の目的について」
ヴァイスがそう答えると、情報屋はピクリと反応して少しの間沈黙した。情報屋はバーテンダーにぶどう酒を頼むと、再度ヴァイスに向かって口を開く。
「……あんた、なかなか面白いことを言うな。先に後者の聖女の目的についてだが、あんたも知ってるかもしれないが、表向きはこの国と教会の親睦を深めるためってことになってる。それ以外の目的については……調査が必要な案件だから今は何も言えないな。前者のこの国の最近の情勢については……噂程度のレベルでいいなら今この場で答えられる。聞くか?」
情報屋はそう言った。エスティナの滞在の表向きの理由が、教会嫌いの獣人族との『親睦を深めるため』というのは面白いなとヴァイスは思いつつ、すぐに情報屋に返答をする。
「ああ、聞かせてくれ」
「……この国は最近、南のエルフ国と関係が悪化していてな。獣人王はエルフ国との戦の準備をしているっていうやつもいるほどだ。実際、エルフ国との国境沿いに配備されてる兵士の数が最近になって大幅に増加されたって噂もある。さすがに本当に戦になるかどうかは俺でもわからないが、まぁ最近のこの国の情勢ってことだと、これが一番重要な話になるだろう」
男はそう言うと、バーテンダーが持ってきたぶどう酒の入ったグラスへと口を付ける。一方ヴァイスは、獣人国とエルフ国が戦になるかもしれないという情報を聞いて、とても驚いていた。獣人国とエルフ国の関係悪化……そして獣人国に滞在している聖女……これは偶然なのかそれとも関係があるのか、ヴァイスにはまだわからなかった。
「それで、より詳しい調査はできそうか?」
ヴァイスはそう情報屋に問いかけた。
「……うーん、はっきり言って一介の街の情報屋が対処できるレベルを超えてるし、それは難しい相談だな。特に国の方針なんてのは俺の手には負えない。……ただ、聖女の方に関してはもしかしたら何か情報が得られるかもしれない。ちょっとしたツテがあるからな……。これぐらいの額があれば調査できるが……どうする?」
そう言って男はメモ用紙に必要な額をさらさらと書いた。それはヴァイスの現時点での全財産のおよそ半分に当たるほどの金額であったが、ヴァイスはそれほどの金額を払ってでも情報を得たいと考えていた。王国ならともかく、獣人国は自分にとっては完全に異国であり土地勘もなかった。であれば、現地人のサポートを受けた方が結果として時間や金の短縮に繋がるだろう……。ヴァイスはそう考えた。
「いいだろう。聖女関係の調査を頼む。特に獣人王と聖女の間に『裏』の繋がりがありそうなら、その辺を重点的に調べて欲しい」
「契約成立だな。……三週間後、ここにまた来てくれ。料金については総額の半分を二日以内にそこのバーテンダーに支払ってくれ。それが確認でき次第、調査に入る。残りの半分はその後に最終的な調査結果を報告したときに請求する」
「わかった」
ヴァイスがそう答えると男はニヤッと笑って地下クラブを出ていった。ヴァイスはバーテンダーを呼んで追加の酒を頼む。
「……あの情報屋、腕は確かなんだろうな?」
「ええ、もちろんでさ。でなければ、我々もここで斡旋したりはしませんよ」
バーテンダーはそう言ってニヤリと笑った。
だからこそ、ヴァイスは教会の聖女であるエスティナがこの地に滞在しているのには疑問を抱いていた。
(布教のため、というのはあり得そうだが、獣人族と教会の関係はいいとは言えないし、何の見返りもなく獣人王が許可を出すとは思えない。獣人王がエスティナの滞在を許すのには何か理由があるはずだ……)
以前、ヴァイスはルーフィにエスティナの目的を聞いたことがあったが、ルーフィは自分にも知らされていないと答えた。同じ聖女であるルーフィにも知らされていないのだから、それがよっぽど重要で極秘な任務ということは確かだった。
(……エスティナの背後にはあのイザリアがついている。きっとこの地で何か企んでいるに違いない)
ヴァイスはそう思いつつ、エスティナが滞在しているというこの国の首都へと向かった。
ヴァイス一行は国境から三日ほどかけて獣人国の首都へと到着した。荒っぽい性格をしていることで有名な獣人族がとても多く暮らす街ということだけあって、街の雰囲気はよく言えば活気で溢れている、悪く言えば乱雑としているといった印象だった。街の通りを少し外れて路地に入れば、悪そうな獣人に絡まれてもおかしくない雰囲気だ。
ヴァイスは宿を取ると、リリカを残してさっそく情報収集のために街へと繰り出した。
情報収集といえば酒場が基本だが、ヴァイスは懐に余裕があったので、この街の『情報屋』に接触することにした。ヴァイスは情報屋が街外れにある地下クラブにいるという情報を掴むと、さっそくその地下クラブへと向かった。
地下クラブは明らかに治安の悪そうなエリアにあり、人間であるヴァイスにはその辺でたむろしている悪そうな獣人たちの視線が突き刺さったが、ヴァイスは気にすることなく通りを歩いて行った。目当ての地下クラブに着くと、ヴァイスは入り口に立っている巨漢の獣人に入場料を払い、地下クラブへの階段を降りていく。
地下クラブの中に入ると、そこでは露出の多い服装をした若い女獣人のホステスたちが半個室のような席で裕福そうな獣人の男たちに接待をしていた。ヴァイスはこのような場所に来るのは初めてなので少し戸惑ったが、気にせず併設してあるバーのカウンター席へと向かう。
ヴァイスが席に座ると、バーテンダーの男がやってきてヴァイスに飲み物を何にするか聞いた。ヴァイスは適当なカクテルを頼むと、バーテンダーに話しかけた。
「……情報屋を探しているんだが」
すると、バーテンダーがぴくりと反応し、ヴァイスのことをじろじろと値踏みするように見た。バーテンダーはヴァイスのことを問題ないと判断したのか、ヴァイスに耳打ちしてくる。
「……旦那、それは裏メニューになってましてね。内容次第ですが、結構高く付きますぜ。相談するだけでこれぐらいかかりますが、大丈夫ですかい?」
そう言ってバーテンダーはメモ用紙に何やら書き込みヴァイスに見せる。そこには30分あたりの相談料が記されており、その価格は軽く今日の宿代分にもなるほどだった。しかし、ヴァイスは資金には余裕があったので特に問題なくそれを了承した。
すると、バーテンダーはヴァイスから見てカウンターの右奥の席に座っていた男の方へと行き、男に話しかけた。男は獣人族で外見は人間でいうところの30代半ばといった感じだった。男はバーテンダーと話しつつ、ちらりとヴァイスの方を見る。男は席を立ち、ヴァイスのそばまで来るとヴァイスの隣の席へと座った。
「……俺があんたの探している情報屋だ。何が知りたい?」
情報屋の男はそう言った。
「この国の最近の情勢と、この国に滞在している聖女の目的について」
ヴァイスがそう答えると、情報屋はピクリと反応して少しの間沈黙した。情報屋はバーテンダーにぶどう酒を頼むと、再度ヴァイスに向かって口を開く。
「……あんた、なかなか面白いことを言うな。先に後者の聖女の目的についてだが、あんたも知ってるかもしれないが、表向きはこの国と教会の親睦を深めるためってことになってる。それ以外の目的については……調査が必要な案件だから今は何も言えないな。前者のこの国の最近の情勢については……噂程度のレベルでいいなら今この場で答えられる。聞くか?」
情報屋はそう言った。エスティナの滞在の表向きの理由が、教会嫌いの獣人族との『親睦を深めるため』というのは面白いなとヴァイスは思いつつ、すぐに情報屋に返答をする。
「ああ、聞かせてくれ」
「……この国は最近、南のエルフ国と関係が悪化していてな。獣人王はエルフ国との戦の準備をしているっていうやつもいるほどだ。実際、エルフ国との国境沿いに配備されてる兵士の数が最近になって大幅に増加されたって噂もある。さすがに本当に戦になるかどうかは俺でもわからないが、まぁ最近のこの国の情勢ってことだと、これが一番重要な話になるだろう」
男はそう言うと、バーテンダーが持ってきたぶどう酒の入ったグラスへと口を付ける。一方ヴァイスは、獣人国とエルフ国が戦になるかもしれないという情報を聞いて、とても驚いていた。獣人国とエルフ国の関係悪化……そして獣人国に滞在している聖女……これは偶然なのかそれとも関係があるのか、ヴァイスにはまだわからなかった。
「それで、より詳しい調査はできそうか?」
ヴァイスはそう情報屋に問いかけた。
「……うーん、はっきり言って一介の街の情報屋が対処できるレベルを超えてるし、それは難しい相談だな。特に国の方針なんてのは俺の手には負えない。……ただ、聖女の方に関してはもしかしたら何か情報が得られるかもしれない。ちょっとしたツテがあるからな……。これぐらいの額があれば調査できるが……どうする?」
そう言って男はメモ用紙に必要な額をさらさらと書いた。それはヴァイスの現時点での全財産のおよそ半分に当たるほどの金額であったが、ヴァイスはそれほどの金額を払ってでも情報を得たいと考えていた。王国ならともかく、獣人国は自分にとっては完全に異国であり土地勘もなかった。であれば、現地人のサポートを受けた方が結果として時間や金の短縮に繋がるだろう……。ヴァイスはそう考えた。
「いいだろう。聖女関係の調査を頼む。特に獣人王と聖女の間に『裏』の繋がりがありそうなら、その辺を重点的に調べて欲しい」
「契約成立だな。……三週間後、ここにまた来てくれ。料金については総額の半分を二日以内にそこのバーテンダーに支払ってくれ。それが確認でき次第、調査に入る。残りの半分はその後に最終的な調査結果を報告したときに請求する」
「わかった」
ヴァイスがそう答えると男はニヤッと笑って地下クラブを出ていった。ヴァイスはバーテンダーを呼んで追加の酒を頼む。
「……あの情報屋、腕は確かなんだろうな?」
「ええ、もちろんでさ。でなければ、我々もここで斡旋したりはしませんよ」
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