未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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第五世代

未来編 その事実を記録し続けてきた

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『関わったすべてのAIやロボットのデータに加工を施すことで証拠能力をなくす』なんて形で、

『自分達にとって都合の悪い記録を残さないようにする』

こともかつてはあったりしたそうだ。もちろんそれだと映像や音声は残る場合もあるものの<加工の痕跡>があることで信憑性が失われ、

『自分達を陥れようとする者の捏造だ。工作だ』

と言い張ることができてしまうと。もちろんそれだと<事実無根の証明>にもならないんだろうが、

<事実であるという証拠>

にもならないことで不毛な水掛け論に持ち込むことができるし、そこに持ち込めた時点で向こうの勝ちということになってしまう。だから、かつての、

<清く正しいと自称する者達が集まってできたコミュニティ>

の内部で何が起こったのかを正確に立証することはできなくなったそうだ。とはいえ、

『それらのコミュニティが今なお存続している事例は一件もない』

という事実から自ずと導き出されるものもある。

『そういう極端に先鋭化した適用できる範囲が狭すぎる価値観を基にしたコミュニティを存続させることは事実上不可能だ』

ということだろう。

『そんなことはない! 今まではたまたま上手くいかなかっただけだ!』

と考えるのもいるのは俺も分かるものの、そう考えるのは好きにすればいいとは思うものの、そういうのは『現実的とは言えない』とも思うんだ。<単なる夢想>でしかないと。

<夢想家>を『頭お花畑w』と嘲る人間は多いが、それを嘲ってる人間自身が実際には<実現不可能な思想>を持ってたりするなんてことも多かったように思うし、実際に多いそうだ。人間を見続けたAIやロボットは実に冷淡に客観的にその事実を記録し続けてきたわけで。

俺自身、自分を<清く正しい人間>だなんて欠片も思わないし、シモーヌやビアンカや久利生くりうやシオやレックスやルイーゼについても同じだと思ってる。清く正しい人間であることを期待もしていない。ただただ<俺とは別の人間>だとわきまえるように心掛けているだけだ。それにより、

『一方的に過剰な期待を寄せておいて自分の思い通りにならなかったからといって勝手に失望し裏切られたと考えることをしない。考える必要がない』

だけだ。そしてそれは子供達に対しても同じ。自分にとって都合のいい存在であることを一方的に期待したりしないだけなんだよ。子供が大人と同じようにできないのは『人生経験が圧倒的に不足してる』事実がある以上は当たり前のことだし。

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