未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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第五世代

未来編 決まりきった形を持つものじゃない

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『リアベという言葉自体は本来あくまで映画の中で使われていた宇宙船の名称だったが、それが何らかの理由で転用されて<空>を意味する単語として定着した』

それと似たような事例は地球人社会の歴史上無数にあったそうだ。『外来語が元々の意味とは変質して定着する』というのが典型だろうか。加えて『造語がそのまま一般的な単語として定着する』というのもあるのか。しかもその場合でも最初の意味からは変化したりもする。

どんなものであっても永久不変ということはないさ。特に<言葉>なんていうものは『なんとなくの感覚で使う』ことが多いからか、自分が普段当たり前に使っている言葉でさえ人によって受け取り方が違ったりするし、時代を経るごとにニュアンスが変遷していったりもすると。

<ヤバい>

って言葉なんかもかつてはあくまでネガティブな、それどころか『不法な』『危険な』的なそれこそ『よくない』意味で使われていたそうだが、いつしか単なる<感嘆詞>的なニュアンスで使われるようになったと聞く。『すごい!』の代わりに『ヤバい!』と言うようになったとか。俺なんかはそれこそ子供の頃から普通に聞いてたから何の違和感も持っていなかったが、それでも『かなりくだけた言い方だ』という認識はあった。

他にも、

<愛>

なんかも時代によって意味が変遷していった言葉の一つか。かつてはあくまで『かわいい』とかそんな感じのニュアンスでしかなかったものが<愛情>として多くのニュアンスを持たされたものに変わっていったとか。

それもこれも言葉を使う<人間>自身が決まりきった形を持つものじゃないからだろうなと感じるよ。ロボットと同じように、

『基本となる規格があった上で状況によって細かいバリエーションが持たされている』

だけならそんなことにはならないだろうし。ロボットに与えられるバリエーションというもの自体、

『想定された規格の範囲内で与えられる』

ものでしかないわけで。

そうだ。ロボットを制御しているAIは人間と違って『言葉の意味を自分なりに解釈する』ということがない。だからどんなに時代を経ようともAIが使っている言葉を自ら変化させることはないんだ。あくまで人間の側が自分達の使い方を情報として与えてAIの側がそれに合わせて更新していくというだけで。

この辺りも<人間が持つ心>と<AIの思考>の違いだろう。AIがもし心を持ってるとしても人間のそれとは根本的に違うという証拠だと感じる。

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