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ハーレム
密(嫁二号、余裕でゲット)
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その白いふわふわの女の子っぽい<何か>を、俺は<密>と名付けて様子を窺うことにした。
人間を守ることを最優先するメイトギアのエレクシアAM10が殆ど警戒しない点でも分かるように、密はどうやら好奇心旺盛なだけで実質的には無害な生き物らしかった。
ウサギを思わせる白い体毛。耳は長く垂れていて、つぶらな目は長い前髪に隠れていたから、遠目では人間っぽく見えなかったんだな。だがこうやって間近で見てみると、完全にウサギのコスプレをしてる女の子って感じだ。俺とエレクシアのことが気になって様子を窺っていたらしい。でも、俺の方も密に対して敵対的な行動をしなかったことで、もっと近くで確認しようと思ったんだろう。
ただし、彼女には人間のような明確な知性はなさそうだった。サルとかその辺並みの知能はありそうなものの、言葉を喋る訳でもなく、明らかに意図を感じるコミュニケーションを取ろうともしてこなかった。
とは言え、ここまで人間に似た形態、特に顔の作りは毛皮を除けばほぼ人間のそれを思わせ、不自然ささえ感じさせた。
俺は別に生物学の専門家じゃないが、普通に考えると偶然にそういう形態になる確率は限りなくゼロに近いということくらい分かる。見た目はウサギっぽいが生態はサルに近い生物が人間の顔になる合理的な理由がない。
ということで俺は、一つの仮説を立てた。
密は、この惑星にかつて存在した人間型の生物の成れの果てなのではないかと。知性を失い文明を失い野生動物と化した人間なのではないかと。
もしそれが事実なら、ものすごい大発見だった。
数十年前にも、地球人類以外の知的生命体の遺跡らしいものが遺された惑星が発見されたものの、そこではとんでもない疫病が発生して調査どころか近付くことすらできなくなってしまったらしい。なので、地球人類以外の知的生命体の痕跡の発見はその手の学者にとってはそれこそ喉から手が出るほど欲してるものらしかった。ということは、もし、密が地球人類以外の人類の末裔であったりしたら、とてつもない大騒ぎになるはずだ。
「でも、この惑星を脱出し報告しなければそれこそ宝の持ち腐れというものですね」
思わずニヤニヤしながら独り言を並べてた俺に、エレクシアの辛辣なツッコミが。
「ぐはっ! 的確に抉ってくるな、エレクシア!!」
大袈裟に返す俺を、密が不思議そうに見詰めてた。
「面白いか?」
そう尋ねながら、そっと頭を撫でてみる。最初は少し怯えてる様子もあったが、今では気持ち良さそうに俺の手の感触を味わってる風なのだった。
人間を守ることを最優先するメイトギアのエレクシアAM10が殆ど警戒しない点でも分かるように、密はどうやら好奇心旺盛なだけで実質的には無害な生き物らしかった。
ウサギを思わせる白い体毛。耳は長く垂れていて、つぶらな目は長い前髪に隠れていたから、遠目では人間っぽく見えなかったんだな。だがこうやって間近で見てみると、完全にウサギのコスプレをしてる女の子って感じだ。俺とエレクシアのことが気になって様子を窺っていたらしい。でも、俺の方も密に対して敵対的な行動をしなかったことで、もっと近くで確認しようと思ったんだろう。
ただし、彼女には人間のような明確な知性はなさそうだった。サルとかその辺並みの知能はありそうなものの、言葉を喋る訳でもなく、明らかに意図を感じるコミュニケーションを取ろうともしてこなかった。
とは言え、ここまで人間に似た形態、特に顔の作りは毛皮を除けばほぼ人間のそれを思わせ、不自然ささえ感じさせた。
俺は別に生物学の専門家じゃないが、普通に考えると偶然にそういう形態になる確率は限りなくゼロに近いということくらい分かる。見た目はウサギっぽいが生態はサルに近い生物が人間の顔になる合理的な理由がない。
ということで俺は、一つの仮説を立てた。
密は、この惑星にかつて存在した人間型の生物の成れの果てなのではないかと。知性を失い文明を失い野生動物と化した人間なのではないかと。
もしそれが事実なら、ものすごい大発見だった。
数十年前にも、地球人類以外の知的生命体の遺跡らしいものが遺された惑星が発見されたものの、そこではとんでもない疫病が発生して調査どころか近付くことすらできなくなってしまったらしい。なので、地球人類以外の知的生命体の痕跡の発見はその手の学者にとってはそれこそ喉から手が出るほど欲してるものらしかった。ということは、もし、密が地球人類以外の人類の末裔であったりしたら、とてつもない大騒ぎになるはずだ。
「でも、この惑星を脱出し報告しなければそれこそ宝の持ち腐れというものですね」
思わずニヤニヤしながら独り言を並べてた俺に、エレクシアの辛辣なツッコミが。
「ぐはっ! 的確に抉ってくるな、エレクシア!!」
大袈裟に返す俺を、密が不思議そうに見詰めてた。
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そう尋ねながら、そっと頭を撫でてみる。最初は少し怯えてる様子もあったが、今では気持ち良さそうに俺の手の感触を味わってる風なのだった。
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