未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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大家族

後始末(なんだか、こっちの方が大変に思えてきた)

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新暦〇〇〇七年六月二十七日



ボクサー竜ボクサーによる総攻撃は幕を閉じたが、実はその後も俺達はゆっくりはできなかった。何しろ、最終的には千五百余りのボクサー竜ボクサーの死骸を片付ける羽目になったのだから。

さっそく、セシリアとエレクシアが、奴らを倒すのに使ったナイフをそのまま使って、死骸をさばき始めていた。肉だけを取り出して干し肉を作る為だ。可能な限りは冷蔵庫や冷凍庫で保存するつもりだが、さすがにこの数は収まらない。

食品を常温で長期保存できる技術も確立してるから人間の世界でならそれ用の機械も手に入るものの、ここでは無理だからな。メイトギアに入っていた昔の保存食の作り方というデータが役に立った。まあ、人間社会では今じゃウンチク程度にしか使い道のない知識ではある。

セシリアとエレクシアが人間には真似のできない速度で次々とさばいていくボクサー竜ボクサーの肉を、俺とひかりが手分けして木陰に縦横無尽に張り巡らせたロープに次々と吊るしていく。本当は燻煙したり塩水に浸けたりして殺菌してからの方が望ましいんだが、この量を加工しきらないといけないので今回は一部腐っても仕方ないからとにかく干すだけで作る。ただ、干してあるそれをボノボ人間ボノボの群れが密林から手を伸ばしてかっさらっていったりもした。

だがまあ、力を貸してもらったお返しということで、好きにしてもらった。それに、干しても干してもなかなか減らないし。子供達が勝手につまみ食いするのも好きにさせた。さっさとしないと腐ってそれこそ大変なことになるからな。

現時点では使い道のない内臓や骨は穴を掘ってそこに埋めることにした。それ用の装置とかがあれば薬品や栄養補助食品とかも作れたりするんだが、ないからどうしようもない。ただ、冷蔵庫や冷凍庫で一部保存して、いろいろ役に立てる為の研究材料にもしようとは思っている。ここで作れるものは作っていきたい。

結局、肉をさばき終えたセシリアとエレクシアにも干すのを手伝ってもらって、ようやく干し終えた頃にはすっかり日が暮れていた。正直、ボクサー竜ボクサーの襲撃よりも大変だった気がする。最後の方は、セシリアが塩水に漬け込んで殺菌した後で干し、少し丁寧に作った干し肉にすることにもした。

夜の間にもちょこちょこと周囲の動物達がやってきては肉をかすめ取っていったが、それもまあ好きにさせた。

翌朝には半分くらいになっていたものの、それでもまだ見てるだけで腹がいっぱいになりそうな量なのだった。

ああそうそう、ボクサー竜ボクサーの肉は鶏肉によく似ていて、特に腿の部分を油で揚げると完全にフライドチキンだったりする。

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