未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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新世代

明編 不可侵の領域

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『英断だったのか単なる暴挙だったのか、その審判を受ける』

これは、決断し、ことを起こす立場の者にとって欠かすことのできない<義務>だと俺は感じてる。

俺と妹が住んでた惑星では、警察官はテーザー銃もしくはショックカノン(対サイボーグ用の大型のテーザー銃)を携行してたが、その使用には厳しい制限が設けられてて、使用した場合にはそれが本当に適切だったかどうかが厳しく検証されるそうだ。

これについては、

『そんなこと言って使用せずに被害が大きくなったら意味ないだろ!』

という批判も多いそうだが、今、自分が決断しなきゃならない立場になったからこそ、その決断が適切だったかどうかを検証することの必要性を痛感してる。

そして、たとえそうやって厳しく調べられることになるとしてもそうするしかないという場合のみ実行できるというタガと、厳しい目を向けられてもそれを実行できるようなタフな精神を、その種の<力>を行使できる立場の人間は持たなきゃいけないと感じるんだよ。

だから俺も、安易に決断をくださないようにいろいろ考えつつも、決めなければいけない時には決めるというのを忘れないようにしなくちゃって思ってるんだ。

正直、かなり大変ではある。

エレクシアやイレーネやセシリアやシモーヌやひかりあかりの支えがあるからなんとか持ちこたえられてる感じかな。

そしてそれも、彼女らの信頼を得られるように心掛けているからこそのものだという自負も実はある。

俺が、彼女らのことをただ力で支配し自分の思うように操ろうとしてるだけの人間だったら、暴君のような奴だったとしたら、そうはならなかったと思うんだ。

結局、自分の在り様ありようがそういうのを決めるんだろうな。

反感を覚えるようなタイプの相手じゃ、そこまで支えたいと思ってもらえないだろうし。

とは言え、これから人数が増えてくると、どう頑張ったって俺とはウマが合わない相手も出てくるだろう。そういう時にただ衝突してその結果決断が遅れるようなことがあっても困るから、今のうちに、俺とウマが合わない人間が住めるような場所も用意しておく必要があるかもしれないな。

その場合、そちらの方もここと同じくらいの生活レベルが維持できないと不満も出ると思う。

光莉ひかり号は元々俺の個人的な所有物だからこれは譲れないが、コーネリアス号については<共有財産>ということで、誰のものでもない、<不可侵の領域>という設定をしておかないといけないかもな。

が、実は、そうするには大きな<壁>がある。

コーネリアス号のAIが<人間>だと認めてくれているのは、認めてくれる要件を満たしているのは、俺一人ってことなんだよな。

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