未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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第三世代

保編 済んだ話

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そうして疎遠になってしまったたもつ茉穂まほだったが、茉穂まほの方は諦めがつかなかったようだ。

加えて、彼女のようなおとなしいタイプは、パパニアンの雄にとってはあまり魅力的ではないらしい。やはり積極的に餌なども奪いに行く生命力溢れた感じの雌の方が元気な子を産んでくれるという印象があるのかも。

だから彼女には、はっきり言って、他の雌から相手にされなかった<あぶれ者>の雄が、『仕方なく』アピールしてくる程度で、しかも彼女がそれを無視するものだから、結局、パートナーもできずに今まで過ごしてくることになった。

そうだな、人間で言うと、

『子供の頃に好きだった相手のことが忘れられず、言い寄る男もいないわけじゃなかったもののそれにはなびかず、気付けば蕾のままで女盛りの歳に』

って感じか。

まあこういう言い方をするといろいろな方面から怒られそうではあるものの、ただの一般論の比喩表現ということでご容赦願いたい。

俺は基本的に現実主義者でありたいだけで、<男尊女卑>という言葉も<女尊男卑>という言葉も嫌いなんだ。個別の事例を大雑把な括りで話すことは避けたいし。

相手に脈がないと思えばとっとと他の相手を探すというのも選択としてはアリだと思うし、逆に茉穂まほのように一人の人を一途に想い続けるというのもいいと思うんだ。そしてどちらの選択も、俺は馬鹿にする気は毛頭ない。

茉穂まほはたまたまそうだったってだけだ。

そもそも、人間社会に嫌気がさして惑星プラネットハンターになって逃げだしたような俺に、他人の選択をどうこういう資格があるとも思えない。

なのでそれはいいとして、茉穂まほはとにかくたもつへの想いを持ったまま、独り身を続けてたということだ。

う~む。これはひょっとしてひょっとするかもしれない。

パパニアンは、さすがに野生だからか、ほまれの元・第二夫人<しずか>がそうだったように、結構な高齢になってからの出産もそれほど珍しくない。

そうなると、みどりすばるとということになれば、それこそ今が女盛りな茉穂まほにだってチャンスは巡ってくる可能性はある。

正直、第三者の視点からすればそうなってくれるのが一番のように思えるものの、ただしそれには、たもつ茉穂まほのいる群れに合流する必要があり、もうすでにパパニアンとしてはいい歳のたもつがすんなりと受け入れてもらえるかという懸念材料もあるな。

縄張りを隣接しててお互いにそれなりに見知った間柄だから、なんとか穏便に……

というのは人間の考え方か。

こういう部分、野生はシビアだろうからな。

さて、どうなることやら……



と、俺はもう結果は知ってるけどな。すでに済んだ話だし。

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