未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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第三世代

ルコア編 解析結果

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あの<サーペンティアンの少女>の細胞片の解析結果が出たということで、俺はそれに目を通した。

すると、外見こそはみずちとよく似ているものの、生物的な成り立ちについてはかなり違っていることが分かった。

と言うか、<ブラッシュアップ>されてるんだ。

みずちは、正直、生物としてはあまりにも無理がある構造をしていた。異常に成長が早く巨大化し、バランスを失って、遠からず自滅するのが、採取された細胞から判明したんだよ。

なのに、今回の<サーペンティアン少女>については、もちろん、普通の人間と比べるといささか無理がある構成ではあるものの、みずちと違って早々に破綻するようなそれじゃないのが、比較によって判明した。みずちという貴重なデータがあったからこそ分かったことだ。

「そうか……あの子は、みずちよりは長く生きられるってことだな…?」

俺の呟きに、

「もちろん、この少ないデータだけじゃ確定的なことは言えないけれど、少なくともみずちよりは<完成>に近付いた生物であることは窺えるかな。<完成>って言うか、『安定した』って表現した方が適切かもしれない。

このデータを見る限りじゃ、みずちが持ってた生物的な矛盾のほとんどが解消されてるみたい。それでも、『人間の上半身に蛇の下半身』なんて無茶苦茶な構造には少なからず無理もあるとは思うけど、それも今すぐ命に係わるようなものじゃないと思う。

まあ、彼女の協力が得られるなら、もっと詳しく調べてみたいけどね。

あと、機能するかどうかは不明だけど、みずちに見られた、<タングステン並みの強度を持つ鱗>を生成する構造の痕跡は確認できたけど、そちらも活性化はしてないみたい。今後、顕在化するかどうかも、今の時点じゃ何とも言えないかな。

それと、取り敢えず危険な病原体も検出されず。既知の常在細菌だけね。免疫機能も良好な数値。まずは健康そのものよ」

シモーヌが説明してくれた。

みずちとは明らかに<別の種>でありながら、一部、共通した部分もあるということか。いずれにせよ、本人の様子もやたらと攻撃的なわけでもないし、歓迎しても大丈夫ということだな」

俺もホッとしてしまう。

「あくまで、『今のところは』だけどね。さすがにいろいろ想定は必要だとしても、慌てて排除しなきゃならない懸念材料はなし。つまり、人間として彼女と良好な関係を築けるかどうかは、私達次第ってこと」

シモーヌの言葉を受けて、エレクシアにも尋ねてみる。

「どうだ? エレクシアならあの子と上手くやれるか?」

すると彼女は、いつもと変わらない冷めた視線のままで、

「マスターが望むのでしたら、私は自身にできることをするまでです」

と、彼女らしい冷淡な返答をくれたのだった。

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