未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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第三世代

メイガス編 住み分けの必要性

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<食>に関する今のメイガスと俺達の感覚の違いが明らかになり、今後それについても考慮に入れないといけないことを改めて実感。

そして、

<感覚の違いを吸収するための住み分け>

の必要性を再確認し、<それぞれが安心して暮らせる集落>の構築が望まれることを、一層、思い知った。

しかし同時に、それらの集落が完全に交流を断って好き勝手にやってると、世代を重ねるうちに互いに、

<相互理解不可能な得体のしれない脅威>

ってことにもなりかねないので、孤立するのはまずいと思う。

それを補うためにもロボットの存在は欠かせないだろうな。人間同士だとついつい感情が先走って喧嘩腰になってしまうような状況でも、感情を持たないロボットは必要なことを淡々と行ってくれるから、情報交換の場には必須だと思う。しかも、人間は<嘘>を吐くが、ロボットにはそれがない。ロボットにそれをさせないように厳格な規定作りが必要だな。

人間(地球人)の社会においても、それは非常に厳しい規定の下で厳重に管理されてるそうだ。特定の勢力にだけ都合よく運用されないように、ある程度以上の機能を持つロボットには、複数の経済圏で製造されたAIを組み合わせることで一つのAIとしたものを搭載することが義務付けられている。そうしないと、自分達にだけ都合のいい考え方をするAIを作る可能性が高くなるからとのこと。

別々の経済圏で作られたAIには、それぞれの価値観というか感覚というかが多少なりとも反映されていて、その微妙な<差異>がAIに『違いというものを概念的に理解させる』効果をもたらしているとも聞いた。

自身が矛盾する思考を行うことで<矛盾するものが同時に存在する事実>を理解させるんだと。

もっとも、AIが行う<矛盾する思考>なんてのは、人間のそれに比べると些細な<思考の揺らぎ>程度のものでしかないから、人間のように悩んだりはしないけどな。

そんなわけで、ここに社会を成立させるためには、相反する価値観の緩衝役を務めてくれるAIとロボットの存在が欠かせないとの認識も新たにし、俺はメイガスを見守った。

彼女には、結論が出るまでの間、好きにしててもらう。彼女は俺達にとっては現時点では<お客さん>だ。それこそ観光客のようにここを満喫してもらえばいいさ。

加えて、彼女は今、ラケシスの育児もしなきゃならん。

とは言え、それはむしろ、『育児をしながらここの様子を見る』ということでもあり、子供を育てる上でここがどうなのかを判断するにも役立ちそうだな。

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