未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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第三世代

麗編 亜光速ロケット

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「僕も、軍関係者としてその情報については多少は触れたつもりだったけど、やはり、軍でも正確な情報は掴めてなかったんだと改めて実感したよ」

<惑星ハイシャインの悲劇>について、タブレットで参加してた久利生くりうも険しい顔でそう応えた。久利生くりう達が現役だった当時には判明してなかったことも、研究家達の努力の賜物か、俺が人間社会にいた頃にはいくらか分かっていたからな。

「私は、それこそ都市伝説としての話しか聞いたことがありませんでした」

ビアンカの言葉に、久利生くりうが、

「そうだろうね。この話については、軍でも左官クラス以上にしか知らされていなかったと思う。さすがに地球圏にいる僕達にまでお呼びが掛かることはなかったと思うけど、万が一にも生存者が確認できた場合には救助活動が行われる予定はあって、代々、申し送られてきたんだ。まあ、僕達はもう元の社会においては<人間>じゃないし、帰れる当てもないから明かすけどね」

と説明する。一応は<軍の機密事項>に該当するものだったそうだ。

しかし、

「生存者が確認できた場合。って、生存者はいなかったんだろう?」

ふと疑問に感じたことを俺は口にした。

すると久利生くりうは、

「いや、一応は、生き延びている人々がいる可能性を考慮して、観測衛星を付けたそうなんだ」

と。

「ああ、なるほど」

腑に落ちてそう呟く。僅かな可能性とはいえ、ゼロじゃないならそれに備えるのは当然か……

少し重苦しい空気が流れたところに、今度はシモーヌが、

「<観測衛星>で思い出したけど、その当時の観測衛星って、退役した亜光速ロケットを再利用したものが多かったんだっけ…?」

そんなことを口にする。話題を変えようとしたようだ。

それに対して久利生くりうが応える。

「よく知ってるね。ああでも、惑星探査の歴史について学んでたら知ってても当然か。

そう。実は、<惑星ハイシャイン>に付けられた観測衛星も、まさしくその亜光速ロケットを再利用したものだったんだ。しかも、日本が放った惑星探査用亜光速ロケット<あさがお型>だったそうだ」

さらにビアンカが声を上げる。

「あ、それ、私も聞いたことあります。なんでも、当時の<惑星探査用亜光速ロケット>って、古くなって再資源化が決定したメイトギアを載せて運用されたんですよね?」

これにはシモーヌが、

「そうね。私が教わった話だと、当時は、亜光速ロケットでの入植が予定されてて、それが人体に与える影響を検証するために、人間に近い形をしたメイトギアが使われたってことだった。<あさがお型>ということは、まさにメイトギアを載せて運用されてた代表格の亜光速ロケットだよね」

解説をしてくれたのだった。

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