未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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第三世代

ビアンカ編 ベーコンエッグ

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ともあれ、ビアンカは、モニカと共に朝食の用意を始めた。

「モニカ、ベーコンをお願い」

「分かりました」

どうやら今日はベーコンエッグのようだ。

ちなみに、ベーコンは、モニカが作ってくれている。ベーコンの作り方のデータはあったから、猪竜シシの肉で試してみたらこれが思いの外、いい感じにできて。

そして卵は、インパラ竜インパラのをいくつかいただいてる。ドーベルマンMPMがインパラ竜インパラの巣を回って、卵を太陽の光で透かして見て、孵る可能性のない<無精卵>を選んで持ち帰ってるんだ。

そこまで気を遣う必要もないとは思うものの、今じゃこっちもそれなりに余裕もあるからな。余裕があって、有精卵か無精卵か判別できる技術もあるなら、敢えてその手間を掛けるのも悪くないだろう?

ただ、一方で、肉を得るためにインパラ竜インパラ猪竜シシを狩ってるんだから、まあ、完全に詭弁の類だよな。

正直、それを気にしてるのは、俺だけだ。俺以外の誰もそこまで気にしていない。シモーヌ達コーネリアス号の乗員達は、もっと合理的に物事を考えられる。生きるために他の命を食すということを、ちゃんと理解してる。

だからこういう考え方は、たぶん、俺の代で消えると思う。もし、将来、朋群ほうむ人達にも同じような発想が生まれたとしてもそれはそれだと思うけどな。

ただこういう考え方は、それを是とするか否とするかで人間同士でも対立し、揉める原因にもなるのは歴史を見ても明らかだから、消えたままになってくれるならそれに越したことはないとしても、いろんな考え方が生まれること自体が、結局、人間という生き物の生存戦略の一つかもしれないし、となれば、やっぱり『違う考え方を持つ者がいる』ということを事実として向き合うことができるようになるのを心掛ける方が重要なのかもな。

自分と考えを異する者がいるという現実と向き合えないということは、それ自体が大きなリスクになるからな。

そのための<住み分け>なわけで、そのためのロボットなんだよ。人間社会で生じる矛盾や齟齬を一手に引き受けて、軋轢や衝突を緩和し中和し、致命的な事態に至らないように、緩衝材の役割をしてくれる。

ロボットにそれを押し付けていることを厭う声もあるものの、ロボットに頼らなくてもいられるようになるには、人間(地球人)の精神性がさらにもっと高い次元に至らないと難しそうだな。

朋群ほうむ人達についても、さすがにいきなりそのレベルには到達できないだろうし、決して完璧じゃない状態と向き合わなきゃいけないのは、変わらないか。

世知辛くはあるものの、フィクションのようにどこかで綺麗に区切りが付くわけでもないし、ハッピーエンドの大団円なんてのがないのも現実というものだ。

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