未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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第三世代

新編 現実に則したロボット作り

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エレクシアは説明する。

「強度の確保と可動部の保護を兼ねて、各パーツはモノコック構造とし、それらをモジュール化して連動させる方式としました。基礎的な設計思想はドーベルマンMPMと共通しています」

彼女の言うとおり、使える素材が、鉄を基にした各種合金と代用プラスティックおよび銅などなので、強度を確保するにはかなり制限が多いんだ。それに対して、今のドーベルマンMPMに用いられている素材であれば、関節部でさえ、部品自体に、鉄を基にした合金では出せない強度を持たせられるため、生身の人間を上回るパフォーマンスを発揮しつつ軽量化と省スペースを実現でき、可動部に人間がうっかり指などを挟まれたりしないように代用プラスティックのカバーを付けるだけで済ませられたんだが、素材そのものの強度がそのレベルに達してないとなると、うん、なるほど関節部自体が大きくなってしまうよな。

こういう時、普通のフィクションならどんどん改良が進んでロボットの性能も上がっていくところなんだろうが、現実は世知辛い。性能を上げていくための材料が手に入らないなら、逆に材料の方に合わせていくしかないんだ。

そういえば、フィクションなんかでも、滅んだ文明が残したロボットみたいなのが、やけに古めかしいデザインだったりするが、あれも、衰退していく技術で何とか代替品を用意しようとして、その時点で実現可能なものを作った結果、デザインには拘れなかったりしたのかもしれないな。

まあ、そこまで考えてはなくて、ただ雰囲気重視なだけかもしれないが。

しかし、俺達がこれから作ろうとしてるロボットは、本当に、今現在手に入るもので作り上げようとしてるわけだから、必要に駆られて仕方なく妥協したが故のものなんだ。

ドーベルマンDK-aからアリスシリーズやドライツェンシリーズを開発し、一段階、ロボットとしてのステージを上ったものの、量産化するための体制が整わず、それを補うためにまたドーベルマンMPMに戻ってしまった。それでも、地道に改良を続け少しずつ性能を上げていったんだが、それすら、改めて限界が見えてしまった。

根本的な技術レベルが到底追いついてないという現実を超えられなかったんだ。

が、それを嘆いていても仕方ない。さらに先祖返りを起こすとしても、<マンパワー>としてのロボットの確保が優先される。それがなければ、素材となるものを発掘することさえままならない。

現状では、アリスシリーズとドライツェンシリーズを最上位とし、現実に則したロボット作りをしていこう。


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