未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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第四世代

玲編 ホビットMk-Ⅱ

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で、新しい集落建設予定地に下ろされたホビットMk-Ⅱは、早速、一緒にコンテナに入れられていた電動チェーンソーをはじめとした各種装備を手に、まずは開墾を開始する。

予定としては、

<十人程度の住人が暮らしている集落>

という規模を想定している。しかも、

『生身の地球人よりはちょっと強い程度』

なホビットMk-Ⅱによって、

『生身の地球人がほぼ人力のみで集落を作り上げる』

形をめざす。ただし、ロボットであるがゆえに、生身の地球人にはできない完璧な連携が取れるために、おそらく作業効率は圧倒的に上になるだろう。その予測どおり、ニ十機のホビットMk-Ⅱは非常に無駄のない確実な連携を見せて、最高の効率で開墾を行っていく。

それでも、アリスシリーズやドライツェンシリーズに比べれば圧倒的にパフォーマンスの点で劣るのは明白だった。ニ十機合わせても、ようやくアリスシリーズとドライツェンシリーズを合わせたよりもわずかに早い程度かな。

性能差は絶望的なほどある。ホビットMk-Ⅱは、制御系とセンサーの一部に、コーネリアス号に備蓄されていた予備パーツを用いているだけで、それ以外はすべてここ朋群ほうむで確保した素材を基に組み上げられている。アリニドラニ村で斗真とうまが鍛えた<鋼>や、ボーキサイト鉱床やスカルン鉱床から採取された金属などを基に作られた合金及び代用プラスチック等で出来上がっていることで、アリスシリーズやドライツェンシリーズ並の性能を発揮できるだけの各部の強度が確保できていないんだ。

でも、<生身の地球人>並の能力さえ確保できたなら、後は、数を揃えれば立派に<マンパワー>として役に立つと思う。

それを証明するかのように、ホビットMk-Ⅱ達は休むことなく作業を続ける。だから、生身の地球人二十人よりも高い作業効率を発揮できているのも事実だった。

デザインはホビットMk-Ⅰとほぼ同じ。全体のシルエットは丸みを帯びつつ、各部はそれこそ箱のような形をしている。四本の脚にはタイヤを備え、平坦な場所では自動車のように走行できる。この辺りは基本的にアリスシリーズやドライツェンシリーズ及びドーベルマンMPMらと変わらない。ただ全体の印象として、

玩具おもちゃっぽい』

だけだ。また、個々の戦闘能力は、それこそ生身の地球人と変わらないだろう。加えて、ドーベルマンMPMのように、四本の脚の内の二本で立ち上がり、残る二本を腕のように使って格闘するという芸当も、今の時点ではできない。

すべてがドーベルマンMPMの下位互換なんだ。

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