未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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第四世代

ホビットMk-Ⅱ編 厳しく躾ける

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まずもって、

『厳しく躾ける』

とは、どういうことを言う? 

『強い言葉で叱責し、時には暴力を振るって、子供を親の意に添うように矯正する』

ことか? だから実際にそのようにして<躾と親が認識しているもの>を受けて育った人間が、

『他者の権利を侵害したりすることもある』

のは事実として確認されているんだ。つまり、<躾と称しているもの>が躾として機能していないということだ。効果を発揮していないということだ。

しかも、

『日常的に高い倫理観を発揮している』

とされる人間の中には、他者の些細な振る舞いに激高して過剰な対応を行うのもいるよな。

いわゆる、

<正義マン>

と称されるタイプの人間だ。そういう者達は、ルールやマナーに反することを異様に嫌いつつも、自らの行いがその<ルール>や<マナー>に反していないかどうかについては実に無頓着だったりするよな。

それはなぜか?

そういう行いをする人間について調査もなされたが、

『自分は親に厳しく躾けられた。だからちゃんと躾けられてない人間が許せない』

と証言した者と、

『自分の親は非常にいい加減な人間だった。だから自分はそうならないように心掛けている』

と証言した者との両方がいたそうだ。その比率は流動的で、調査を行う度に大きくブレるらしい。もちろんその調査データそのものを均していけば有意な結果は得られるのかもしれないが、

『調査を行う度に大きくブレる』

という事実は決して無視できるものじゃないとも。『ブレる』ということは、結局のところ、

<確定的な認識>

が成立してないからこそなんだそうだ。曖昧なんだよ。そもそも。だから明確な答が出ない。はっきりした基準が作れない。はっきりした基準が作れないからこそ、それぞれが常に『考える』必要があるわけだ。

自分の目の前にある状況に適した対応を行うためにも。

それを、

『面倒だ』

と疎んで考えることを放棄するのはまさしく<甘え>だよな。

<面倒なことは考えたくないという甘え>

だ。そしてそれは、

<努力したくないという甘え>

でもある。

『自分の目の前にある状況に適した対応を行うために考えることも<努力>の一つである』

ってことだな。

好きなんだろ? <努力>。だったらその大好きな努力を怠ることはしないよな?

自分はその努力を怠けておいて、どこかの誰かが努力を怠っていることを見下したりしないよな? そんな恥ずかしいことはできないよな?

ちなみに俺は、自分が努力を惜しむこともあるのを理解してるから、他人が努力できてないこと自体については馬鹿にするつもりもない。

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