未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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第四世代

焔と彩編 俺達の共通認識

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朋群ほうむ人は地球人とは大きく異なる種である』

のはまぎれもない事実だ。

身体能力が違う。

成長速度が違う。

メンタリティが違う。

その事実が大前提にある以上、地球人社会の仕組みをそのまま適用することは適切じゃない。と言うか、そもそも無理だ。成立しない。そこを無視してそんなことをすればただただ社会に大きなゆがみを生み出すだけだというのが、俺達の共通認識だ。

レックスも言う。

「私は、生き物の行動そのものから『生物の何たるか?』を知ろうとしていたが、だからこそかつての地球人社会の在り方の無謀さを実感させられてきた。<地球人という種>のいびつさを思い知らされてもきた。自分達の価値観のみを『正しい』と考えて他者に押し付けようとして反発されると暴力で抑え付けようとする。そのことに憤った時期もあったよ。

しかし、そのいびつさそのものが<地球人という種の特性>なのだと捉えられるようになると、かなり気持ちが楽になったね。

ここにできていく社会がどのようなものになるかは明確に予測することはできないけれど、私の知見がなにかの一助になるなら、協力は惜しまないつもりだよ。そして私も、地球人社会の在り方をそのまま導入すれば決して上手くはいかないだろうというのは強く感じるね。

私はあくまで<研究者>としての視点だから、彼らのあるがままの姿を見ていたいと思ってしまうというのもあるけれど、成体となればそこに生じる感覚も当然それに準じたものになるはずなんだ。それを地球人の感覚で抑え付けようとするのは彼らの生態を歪ませてしまうだろうと思う」

と。

<専門家>である彼がそう言うくらいなんだから、単なる俺の素人考えではないと安心する。

しかし同時に、<人間>として生きるなら野生の時よりもはるかに複雑で多くことを知らなければならなくなるから、そのための時間は必要になってくるはずなんだ。

「そうだね。私もそこは懸念としてある。単純に『惹かれあった者同士が求めあう』だけで済むのなら任せておけばいいにしても、人間社会はそれだけじゃないのも事実だよね」

とも言ってくれている。彼としても『自然のままがいい』という気持ちと、『人間として生きる限りは自然なままではいられない』という理性が衝突してるんだろうな、

ほむらさいあらたりんの件は、<血の繋がった兄妹>という点だけじゃなく、地球人の感覚でなら『幼すぎる』部分でもどうしても引っかかってしまうのはある。

本当に悩ましい問題だ。

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