未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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第四世代

メイフェア編 野生の獣

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いずれにせよ竜生りゅうきについては注視しつつも現状ではそこまで危険視する必要も感じない。

ただその様子については少し触れておこう。



竜生りゅうきは、シルエットこそ<鵺竜こうりゅう>よりも人間に近い印象はあるもののやはりその振る舞い自体は<獣>のそれだった。

その上で<例の不定形生物由来の生き物>の特徴である、

『顕現した時点で生きるための習性自体は備わっている』

のがよく分かる様子も見られるんだ。なにしろ『生まれたばかり』にも拘らず、誰かに教わったわけでもないはずにも拘らず、極めて的確に<狩り>を行ってみせるんだからな。

今も、パパニアンを襲って捕え、食っているところだ。マンティアンなどの<隠密性に優れる捕食者>を天敵に持つことでパパニアンの<危機察知能力>は決して低くない。危険が迫れば素早くそれを察してまんまと逃げおおせてみせる場合も少なくないんだ。

なのに竜生りゅうきはパパニアンの身体能力をはるかに上回るパフォーマンスを発揮、逃げるパパニアンに追いついて、巨大な顎で肩口に喰らい付き、一撃で仕留めてみせた。

<コスプレした人間>にも見えるパパニアンがただの獲物として貪られていく様は人間(地球人)の感覚だとあまりにも残酷かつグロテスクに思えるが、何度も言うように『野生に生きる』というのはこういうことだからな。むしろ人間(地球人)の方が特殊なんだ。そういう現実を見ないようにするために野生を可能な限り遠ざけようとするし、そしてそれが実際にできてしまう。

このことが果たして良いのか悪いのか俺には判断がつかないものの、これまた何度も言うように人間(地球人)は『強すぎる』から<野生の感覚>を持ったままでいるのは危険すぎるんだろうさ。野生は『他者を傷付ける』ことに躊躇いがないし、自分が生きるためなら<手加減>もしない。自身が使える力を惜しみなく使おうとするだろう。

人間(地球人)の場合はそれをしてしまうと最悪『人間(地球人)もろともすべてを滅ぼしてしまう』ことにもなりかねない。これを回避するためにはたとえ<自然の摂理>に反しようとも<野生の掟>に反しようとも、<人間(地球人)の道理>を優先する必要があるんだ。

しかし竜生りゅうきにはそういう様子はない。<老いて衰えたことで逃げ切れなかった個体>とはいえ今の今まで生きていた<コスプレした人間のようにも見えるパパニアン>をそのまま躊躇なく貪っていくのは<普通の人間(地球人)>にはできない。

その一方で人間(地球人)のように周囲の環境まで丸ごと破壊するほどのものでもないんだよ。

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