未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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第五世代

ルイーゼ編 まったく異なる肉体を持つ者

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ここ朋群ほうむに出来上がっていくであろう社会には、本当に多種多様な価値観が生まれるだろうという予感がある。と言うかそうでないとおかしいだろう。

ビアンカやルコアやメイガスは<地球人としてのメンタリティ>が元々備わっているから、それをベースにして変化していくだろうが、実際に変化していってるが、ひかりあかりは地球人である俺の影響を受けつつも、本質的には明らかに地球人とは異なるメンタリティを備えている。命のやり取りに躊躇がないし、<パートナーについての考え方>もかなり違っているしな。

あかりはまさしく今でもビアンカと二人で『久利生くりうを共有』してて、ひかりじゅんを独占しているもののかつてはあかりとで共有してもいいと考えていた。

地球人の中にもそういう考えを持つ者はいないわけではないにせよ、やはり一般的ではない<特殊な考え方>と言えるだろうさ。しかしここではむしろそれが<普通>になる可能性が高い。加えて命に対する考え方も地球人よりはずっとドライになる予感がある。まあ、地球人もかつて戦乱が当たり前だった時期には命は今よりはるかに軽かったんだろうが。

そういう意味では朋群ほうむ人社会もやがて命に対する考え方が変わっていく可能性も否定はできないし、パートナーに対する考え方も変わっていくかもしれない。ただ少なくとも百年やそこらでは変わらないんじゃないか?

その辺りはともかくとしても、地球人とはそもそもまったく異なる肉体を持つ者が地球人と同じ価値観を持つと考える方がやっぱり無理があると思うよ。

フィクションにおいては人間とはまるで異なる肉体を持つ<異形の者>が人間と同じような感性を発揮して交流していたりするが、さすがに俺はそれについてリアリティを見出すことはできないな。たとえ同じ言葉を使っていたとしてもそもそも<会話>が成立しないんじゃないか?

そのフィクションが何を描こうとしているかによって求められるものは違うだろうからどの程度のリアリティを追求するかも違ってくるだろうし、その辺をとやかく言うのは<野暮の極み>だというのも分かってるさ。

だからそれはいいんだ。あくまで現実の対応の参考にはならないというだけで。フィクションで描かれていた関係性をそのまま現実に当てはめようとするのは危険だというだけで。

だいたい、本来は同じ地球人であるはずのルイーゼでさえあれほど違ってるんだ。その違いすら認められなかったら、<朋群ほうむ人>を認めることなんてできないだろ。

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