未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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第五世代

陽編 適者生存

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ただその一方で、きっと話だけを聞いていれば、

『きっと素晴らしい社会なんだろうな』

と思ってしまうかもしれないものの、実際には生き難さを感じ息苦しさを感じ己を見失い破滅的な振る舞いをしてしまうような人間もいなくなったわけじゃない。そこまでじゃなくても、

『生きるってホントしんどい』

的な愚痴をこぼしネットで匿名の陰に隠れてどこかの誰かを攻撃する者もいなくなったわけじゃないんだ。だからきっと<完璧>にはまだまだ程遠いんだろうな。

『追い詰められる人間は確かに減った』

のだとしても。まあ俺自身、追い詰められて人間社会を見限って逃げ出した一人なわけで。

もしかすると昔の人間が今の地球人社会にタイムスリップでもしてきてそれで『こんな社会はクソだ!』とか言ってる人間を見たら、

『こんな恵まれた社会で生きてて何言ってんだ! 甘えるな!』

とか言うかもしれないな。だが、二十一世紀初頭頃の世界に、それこそ乱世の頃の人間がタイムスリップしてきても同じようなことを言う気がするよ。だから『昔に比べて』というのはあまり意味がないんだろう。あくまでその時点の社会に生きてる人間がどう感じているかの問題であって。

『ある問題が解決してもそれとは別の問題が表面化してきて結局は大変な思いをすることになる』

というのはあるのかもしれない。

<切腹>という<懲罰>にして<究極のけじめ>な風習が失われても、

<当人にとっては死んだも同然と感じる懲戒>

はあるわけだし、『それを恐れて帳尻を合わせよう隠蔽を図ろうとさらに罪を重ねる』なんてことが起こるくらいには『恐ろしい』ものだったんだろう?

だからどんな世にもそれなりに<つらいこと><苦しいこと><嫌なこと>はあるんだと俺も思う。ここにだってそれはある。あくまで家族同士人間同士で傷付け合い苦しめ合うことは回避するようにしてるだけだ。

<自分が生まれてきた意味>

なんて<荒唐無稽な虚構の概念>で悩まないで済むようにしてるだけだ。

だからヒスイにもそんなことで悩まないで済むように俺達は彼女を受け入れる。そんな本当に<一個の命として基礎も基礎>の部分で躓いてちゃもったいないだろう。<生まれてきた意味><生きる意味>なんてのは人間だけが拘っているだけのただの<まやかし>だ。<適者生存>という言葉もあるように、どんなに非力で怠惰で劣っているように見えてもしっかりと生き延びている種も存在する。

人間(地球人)は<知恵>と<工夫>で自分達を生かすんだ。

まさしく<適者生存>だよ。

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