未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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第五世代

陽編 母親には勝てないな

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『お互いに都合がいいだけの存在じゃない』

これは、それこそありとあらゆる状況において当てはまる話なんじゃないか? 他人との関係でもそうだし、家族相手でもそうだ。もちろん人間とそれ以外の生き物とでも当てはまるだろう。人間の道具であるはずのロボットでさえ、散々触れてきたように『何でも人間の言いなりになる』わけじゃないからな。主人がどんなに感情的になっても『人間を傷付ける』『危害を加える』ということには協力してくれないし。 

つまり『自分に都合がいいわけじゃない』ってことだろう? ロボットとの関係でさえそうなんだから人間同士ともなればなおさらだ。

ひなたまどかだってとても仲が良くて喧嘩なんかしそうにないように見えるが、実際、喧嘩らしい喧嘩はしないが、<すれ違い>はそれなりにあるんだよ。ひなたはすぐにでも子供が欲しいと思ってるものの、まどかはまだもう少し今の関係でいたいと思ってる。そして実はうららのことも本音ではヤキモチも妬いている。自分だけを見てほしいと、ひなたを独占したいと思ってる。

だがその一方で、うららのことも確かに好きなんだ。相手がうららだからひなたを『共有』することも受け入れられた。うららがいない自分達の関係は有り得ないとも考えてる。

酷い矛盾だ。だが、人間の心というのはそういうものだろう? 

何しろ先ほどは『ひなたの方がすぐにでも子供が欲しいと思ってる』と言ったが、まどかも心の片隅では『ひなたの子供ならすぐにも』と思っていたりするそうだ。

これは、二人がパートナーになるにあたってひかりも交えて何度も何度も話し合った中で語ったことなんだよ。そしてひなたも、すぐに子供が欲しいとは思いつつもまどかの気持ちを無視してまで自分の考えを押し通そうとは願ってない。

『できないならできないで今を楽しみたい』

とも思ってるそうだ。

そしてそこまでのことをひかりに打ち明けられているというのが、ひなたまどかひかりの関係性を物語ってるよな。それほどのことを話せる相手なんだよ。ひなたまどかにとってひかりは。

独立し自立したからといって、

『親とはなるべく関わりたくない』

とか思ってるわけじゃないし、だからといって、

『いつまででも親に甘えていたい』

だけでもない。二人にとってひかりは、

<最も信頼できる自分じゃない人間の一人>

なんだ。ひかりが自分の子供達とそういう関係を築けるようにしてきたんだ。だからこそいろんなことが話せる。いろんなことを聞いてほしいと思える。

『あの人なら聞いてくれる』

そう思ってもらえてるんだよ。

まあ俺もちゃんと聞こうとは思ってるが、さすがに<母親>には勝てないな。

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